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漁場となる海に、どんな種類の魚が、どれくらいの大きさで、どれくらいいるのか。
海の中を一度に見ることはできないし、数えることもできない。
そこで、捕まえた魚のいろいろなデータをもとに予測しなければならない。
そのための調査や研究をするところなんだ。

なんなの、このポスター!?
まるでゴマサバが犯人みたいだね。
それに、なに?
リボンつきサンマって?

これは、漁港や漁協の建物に行くと
見ることができる。
このゴマサバの背びれには
タグピンがついていて
それが目印になっているんだよ。
このタグピンのついたゴマサバを
捕まえた人、市場で見た人は
連絡をして欲しいという
お願いなんだ。

みんな総出で10万匹にタグをつけたこともある。

研究所などで育てた幼魚に
タグピンをつけて、海に放流する。
それが大きくなって、捕まえられたときに、
何年後にどのくらいの大きさになっているか、
どこに泳いでいくかを調査するんだ。
標識放流といって、日本全国の研究所で
いろいろな種類の魚で実施されているよ。

今日も網を手に市場へ現れた怪しい男。
何をしに来たのかな?
答えは、魚の身体測定をしにやってきた、
水産試験場の人でした。
できるだけ新しい魚のデータを集めるために、こうやって方々の市場をたびたび
訪問するんだ。
板にメジャーをはりつけた測定板に
魚を乗せて、大きさを計る。
ときには暴れるヒラメに、
ガブリとかまれることもあるらしい。

これが測定グッズだ。

売り物にする魚だから、
ていねいにあつかうんだよ。

ヒラメは凶暴なので、要注意。

港でも測定

船の中でも測定