東日本大震災に関するお知らせ


公益社団法人日本水産学会に
おける東日本大震災への対応
および復興支援の関連活動
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東日本大震災への対応および復興支援の関連活動日本水産学会誌放射能関係既往文献リスト
重要なお知らせ東日本大震災関連
情報提供
東日本大震災による
水産業の被害実態と復興の足がかり
東北の水産業:東日本大震災からの復興と明るい未来に向けて

東日本大震災関連情報提供

支援情報
 ・ 復興庁「新しい東北」の創造について(先導モデル事業の募集:平成25年8月21日(水)17:00締切)
 ・ 【物品募集】採集・分析機器提供のお願い(岩手県)
 ・ 東日本大震災復興支援のための水産海洋学会PICES/ICES基金への提案募集開始について(情報提供:水産海洋学会)
 ・ 東日本大震災で被災するなど何らかの影響を受けた学生が復興まで案内にあった内容でアメリカで研究を続けたい場合(情報提供:国際交流委員会)
 ・ JAMBIOおよび全国臨海臨湖実験所長会議による東北関東大震災復興支援(情報提供:筑波大学稲葉先生)
 ・ 震災に対する全国大学水産実験所長会議声明(情報提供:東京大学金子先生)
 ・ 研究者に対するドイツの Leibniz Association からの支援(情報提供:三重大学木村先生)

その他の情報
 ・ ウッズホール研究所の web site に福島の放射能に関する情報が掲載されています(情報提供:アメリカ水産学会コーネル先生)

海岸構造物(防潮堤)敷設(嵩上げ)に関連した情報提供

 海有り県には、「海岸保全基本計画」が策定されています。東日本大震災を受け、その計画変更が議論され、早いところでは変更された計画に基づいて、事業が進められようとしています。
 すでに、日本水産学会(水産環境保全委員会)は、日本生態学会、植生学会と共同で、防潮堤の建設や復興工事にあたっては、生態系や生物多様性にも配慮す ることと、そのために学会として様々な面で協力する旨の要望書を、平成24年10月26日付けで、岩手県、宮城県、福島県の各知事に提出してあります。
http://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/COM/jsfs4.html#12
 この事業は、今後想定される大きな地震・津波に対応した防潮堤の嵩上げが中心ですが、嵩上げは敷設域の拡張=沿岸域の改変を伴います。沿岸域の海岸がど の様に変えられようとしているのか、震災復興に関連した情報提供=東日本大震災関連の防災事業:防潮堤敷設(嵩上げ)に関する情報提供を、「東日本大震災 に関するお知らせ」欄の「東日本大震災関連(支援情報)」に掲載しました。
 砂浜や岩礁など沿岸域の調査や研究に係わっておられる会員諸氏は、関係する海域がどの様になるか、是非一度ご覧ください。

▽▽海岸構造物(防潮堤)敷設(嵩上げ)に関連した情報提供▽▽
http://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/SHINSAI/info_shinsai-kanren.html

企画広報委員会 担当

(平成27年8月31日現在)
2014年 9月に国の「日本海における大規模地震に関する調査検討会」により日本海側の津波断層モデルが設定されました。

北海道
 総務部危機対策局危機対策課(011-204-5007:担当グループ直通)のホームページに、「日本海沿岸の津波浸水想定の点検・見直しに係る報告書が取りまとめられました(H25.3.21)」があります。そこから、「津波浸水予測図等について」というページが出てきます。
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/tunamisinnsuiyosokuzu.htm
 「平成23年の東北地方太平洋沖地震により津波防災対策が見直されたことから、最大クラスの津波を想定することとして、これまで作成した津波浸水予測図について点検・見直しを実施しており」、「平成24年6月に北海道太平洋沿岸について最大クラスの津波を想定し津波浸水予測図が作成され」た、とし   て、「北海道太平洋沿岸に係る津波浸水予測図について(H24.6)」に、「見直し」報告書と各地区の津波予測図が掲載されています(更新なし)

青森県
 河川砂防課河川・海岸グループ(017-734-9665)所管で、青森県海岸津波対策検討会を設置し、現在(平成27年8月31日)までに7回開催して、津波の予測や堤防の高さを「検証」しています。検討会の目的には、国の中央防災会議の『東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波に関する専門委員会』の報告に基づき、青森県沿岸における津波対策を実施するため、『海岸における計画堤防高』や『津波浸水想定』について技術的・専門的な見地から検討を行う」としています。
  http://www.pref.aomori.lg.jp/kotsu/build/tunami-kentokai.html
 更新日:2015年3月19日
 第2,3,5回検討会の「資料」に堤防の高さに関する検討状況が分かる図が記載されています。第7回検討会では、「日本海における大規模地震に関する調査検討会」で日本海側の津波断層モデルが設定されたことを受けて新たに『津軽沿岸、下北八戸沿岸の一部、陸奥湾沿岸の津波浸水 想定』について新たに設定または変更がなされた。

岩手県
 岩手県のホームページトップの「震災復興」―「復興の動き」―「安全なまちづくり」―「まちづくり」の 「主要な河川・海岸施設の津波災害に係る復旧・整備について」
 http://www.pref.iwate.jp/kasensabou/kasen/fukkyuu/008330.html
から、主な海岸施設の復旧計画などの工程表を見ることが出来ます。(河川課河川海岸担当:019-629-5901)(更新日:2015年7月21日)

宮城県関係
①仙台湾南部海岸堤防復旧プロジェクトなど国の事業
 <国土交通省>東北地方整備局 http://www.thr.mlit.go.jp/ 中の「震災伝承館」に行きます。「復興までの道のり」をクリックした後に表示されるページの一番上の「東日本大震災 復興に向けて」の中の4つめ「○仙台湾南部海岸堤防復旧プロジェクト」から海岸堤防の復旧に関する情報が得られます。
 直接は、以下のアドレスで(仙台河川国道事務所 022-248-4131TEL:022-248-4131 TEL:022-248-4131 TEL:022-248-4131 TEL:022-248-4131 )。
  http://www.thr.mlit.go.jp/sendai/kasen_kaigan/fukkou/index.html
 このページでは、左コラム欄に、「仙台湾南部海岸の概要と現状 (PDF849KB)」、「仙台湾南部海岸の被災状況(PDF2.27M)」、「仙台空港等の被災状況(PDF268KB)」、「仙台湾南部海岸の権限代行(PDF558KB)」、「緊急復旧工事の概要(PDF661KB)」、「本復旧工事の概要(PDF1.49KB)」などがあり、クリックすると関連の情報が得られます。
 さらに、この海域海岸部の復興計画の記載された資料も次のホームページで見ることが出来ます。
 
  http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00037/k00290/river-hp/kasen/shinsaikanren/data/10panerutou/2kaigan.pdf
 国土交通省の災害復旧事業に関連して、宮城県沿岸の長大な区間の堤防等の復旧を短期間に実施するため、事業着手にあたり、周辺の環境や景観及び自治体が策定する復興計画への配慮、連携のため、また、地域固有の環境や景観への配慮事項について各分野の専門家より技術的な助言・指導を受けることを目的に環境等検討委員会が設置されました。また、この委員会を受けて、名取川及び阿武隈川河口部並びに仙台湾南部海岸の堤防等の復旧事業を対象に、環境等に配慮すべき事項に関し、より具体的な指導・助言等を受けることを目的に「仙台湾南部海岸地区環境等検討懇談会」を宮城県が設立しました。
 国土交通省東北地方整備局のホームページに、関連する海域の被害状況や事業実施計画など、たくさんの資料が掲載されています。トップページ下の「復興までの道のり」にいくと復興に向けたこれまでの対応が掲載されています。
 
 上記の他、石巻・東松島地区 復興防災基盤連絡調整会議や三陸南沿岸・石巻海岸地区 環境等検討懇談会も設けられ、審議の内容は以下のホームページから知ることが出来ます。
  http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00037/k00290/river-hp/kasen/shinsaikanren/newpage1.html
②宮城県の各河川・海岸の復旧工事進捗状況について
 <宮城県>土木部河川課(海岸整備班022-211-3177)
 海岸の防潮堤などの工事状況が分かります。情報量は少ないですが、調査海域の関係で急ぎお知りになりたい場合は、直接連絡してみてください。
   http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kasen/levee.html
   (掲載日:2015年6月12日更新)

福島県
 福島県河川計画課(024-521-7482)のホームページには、平成23年10月11日に「沿岸における海岸堤防高さの設定を行いました」として、「福島県海岸における津波対策等検討会」のホームページに防潮堤の敷設計画などが記載されています。
   http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41045a/tunamitaisakukenntou.html
   (掲載日:2013年12月1日更新)
 同じく平成25年5月16日には、「『福島沿岸海岸保全基本計画』を変更しました。」として、福島沿岸海岸保全基本計画(平成16年11月策定 平成25年4月変更)のホームページがあり、各区域の海岸保全施設に関する資料が掲載されています。
   http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41045a/kaiganhozen00.html
   (更新日:2013年5月16日)
平成26年3月31日には、「『仙台湾沿岸海岸保全基本計画』について、福島県分の一部を変更しました」として『仙台湾沿岸海岸保全基本計画』を参照できるようになっています。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41045a/kaiganhozen20.html (掲載日2014年3月31日更新)

茨城県
 海岸保全基本計画が策定されていますが、東日本大震災を受けての改定は行われていないようです。
 http://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kasen/coast/031000.html
  (更新日:2015年2月12日)
 茨城県のホームページの「いばらきの海岸」(http://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kasen/coast/000000.html)では東日本大震災時の津波浸水実績と津波浸水予想が紹介されています。

千葉県関係(所属課室:県土整備部港湾課企画班,電話:043-223-3843)
 ①東京湾沿岸海岸保全基本計画検討委員会
  http://www.pref.chiba.lg.jp/kouwan/tokyouwan-keikaku/index.html
  (更新日:2013年6月28日)
  東京湾の沿岸域の海岸保全=防潮堤の敷設計画が分かります。各「検討委員会の開催結果」にも、
 「お知らせ−東京湾沿岸海岸保全基本計画の変更に関する意見募集について」の中にも、計画内容の分かる資料が掲載されています。
 ②千葉東沿岸海岸保全基本計画検討委員会
 https://www.pref.chiba.lg.jp/kasei/shingikai/higashiengan/
  (更新日:2013年8月28日)
  房総半島の太平洋岸における海岸保全計画の内容が紹介されています。
  「千葉東沿岸海岸保全基本計画の変更に関する意見募集の結果について」の最下段に「・・・の意見募集について」があり、その中に公表資料の紹介があります。同じ場所に「関連情報」として、「計画検討委員会」のコーナーがあり、開催された委員会ごとに、開催結果や会議資料・議事録などが掲載されています。

 国土交通省では、「東日本大震災で甚大な被害を受けた河川・海岸構造物の緊急的な復旧が短期間に行われること」となるとして、「施設の復旧にあたっては地域の景観に及ぼす影響に配慮することが重要」との視点で、平成23年11月に、河川・海岸構造物の復旧における具体的な景観配慮方法をとりまとめ、「河川・海岸構造物の復旧における景観配慮の手引き」を策定しました。
 https://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/kankyo/hukkyuukeikan_tebiki/index.html

 http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/daikibojishinchousa/
 「港湾における防潮堤(胸壁)の耐津波設計ガイドライン」が策定されました。防潮堤を敷設する際の敷設などに関わる基本的な考え方が平成25年1月に公表されています(平成25年9月改訂)。その後、第8回(平成26年8月26日)まで検討会が実施され、それらの報告がなされています。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/port05_hh_000058.html
  以上、太平洋沿岸の北海道から千葉県までの津波対策を目的にした防潮堤の敷設計画を拾ってみました。平成27年度までに設置する旨の計画が多く見られましたが平成27年8月31日現在には未完了である地域が少なくありません。これからも双方向で情報提供できればと考えていますので、情報等は日本水産学会事務局までお寄せください。

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