崔 銀珠,高 恵娟,申 智恵,金 美愛, 孫 永昌(韓国江陵大海洋生命工) |
絶滅が危惧されている Manchurian trout Brachymystax lenok の生殖腺刺激ホルモン(GTH)のサブユニット cDNA をクローニングするとともに,遺伝子組換え体タンパク質の生産を試みた。その結果,GTHα,FSHβ,および LHβ は,それぞれ 114,137,及び 142 個のアミノ酸をコードしており,サケ科魚類のそれと高い相同性が認められた。RT-PCR 法により,各 GTH サブユニット遺伝子は脳下垂体で特異的に発現していることが明らかとなった。また,LH および FSH の一本鎖組換え体タンパク質を CHO 細胞を用いて発現させたところ,FSH は細胞抽出液に LH は培養液中から検出された。
畠山 類(東大海洋研),西村大介(長崎水試), 白藤徳夫,河村知彦,渡邊良朗(東大海洋研) |
キビナゴの生殖腺の初期発達過程を組織学的に調べた。卵黄期仔魚から後屈曲期仔魚の生殖腺は,性的に未分化であった。鰭条数が定数化した直後の稚魚の生殖腺は,卵巣と精巣への分化を開始した。本種の成熟体長とされる 60 mm 以上の個体では,生殖腺末端が肛門付近の生殖輸管に達して癒合した機能的な生殖腺とそうでない生殖腺がみられた。また,前者の生殖腺は発達した生殖細胞を持ち,後者はそれらを持たなかった。これらの結果は,キビナゴが成熟や産卵する体長に大きな個体差を持つことを示唆している。
仲 浩章(海洋大),廣野育生(海洋大), 黒川 顕(奈良先端大),青木 宙(海洋大) |
Photobacterium damselae subsp. piscicida のゲノムサイズの 37.5% に相当する塩基配列を決定した。相同性解析の結果,GenBank に登録されている既知の ORF(タンパク質翻訳領域)と相同性を示す 2,055 の領域が検出された。このうち既知の病原性に関与する遺伝子と相同性を示す ORF として,37 個の定着因子,5 個の外毒素および 6 個のリポ多糖体合成に関する遺伝子と相同性を示す ORF がそれぞれ同定された。
C. A. Gray, M. K. Broadhurst, D. D. Johnson, D. J. Young(豪州ニューサウスウェールズ水産局) |
豪州ニューサウスウェールズ汽水域での底刺網漁業について,コチ類 Platycephalusu fuscus と非対象魚の漁獲に及ぼす漁具構成の影響を検討するために,縮結,網高さ,網糸太さ,材質を変化させた 3 通りの操業試験を行った。網糸太さと縮結の変化については有意な差は認められなかったが,網糸材質についてはモノフィラメントに対してマルチフィラメントでの混獲種の減少が認められた。網高さを低くした場合,コチ類の漁獲についての影響はないが,混獲を半減させることが確認され,今後の底刺漁業の管理手法として漁具構成の変更を利用できることが示された。
(文責 有元貴文)
Miguel Vazquez Archdale,桑原 治(鹿大水) |
イシガ二は商業的漁獲の一方,イシガ二が外来侵入種である水域ではこれを排除する目的で漁獲される。本研究では漁獲試験操業によって 2 種のかご(漏斗状に開口した入り口 2 つを向かい合う位置に持つ楕円形底面のドーム型かご A と,スリット状の入り口を両側面に 2 つ持つ方形かご B)の漁獲特性を調べた。試験操業は鹿児島湾に接続する海水路で行った。A では選択的に大型の個体(甲幅 8 cm 以上)が漁獲され,B では小型個体も含む漁獲総数が多かった。混獲物は B より A で顕著に少なかった。これらの漁獲結果の差は入り口の形状と開口部の大きさによるものすると判断された。
中山達哉,野村名可男,松村正利(筑波大生命環境) |
今までビブリオの毒性,発光については様々な報告があるが,毒性と発光を関連づける論文は今までになかった。そこで,本研究ではビブリオの発光と毒性の関連性を検証した。その結果,発光のピークは最も毒性の強い時期に比べてより早くに現れた。しかしながら,ビブリオの毒素は 12 時間ほど効果が保たれるために,毒性が強かった時間帯は毒素の蓄積によるものだと推測でき,毒素発現が高い時間帯はより早い時間帯であると考えられる。よってビブリオの発光発現と毒素発現はおよそ同時期にあたることから,関連性がうかがえる。
S. Chatzifotis, I. E. Papadakis, P. Divanach (Hellenic Center for Mar. Res.) |
ギダイの成長と摂餌に対する飼料効果を検討するため,飼料中の含水率 7 %(市販飼料),20% および 40%(市販飼料に脱イオン水を混合して作製したペレット)の 3 レベルを設定し,自発給餌,ベルト給餌(12 時間間隔),および手撒き給餌(1 日 2 回飽食まで)の 3 種類の方法で 151 日間の飼育試験を行った。飼料中の含水率の違いによる各区の間の飼料効率および日間摂餌量に差異はなかったが,20% 区の成長率が優れていた。また,給餌方法の違いによる魚の成長に影響はなかった。飼料中 20% の含水率がギダイの成長に有効であると判断された。
(文責 竹内俊郎)
下田 徹(水研セ西海水研),藤岡義三(国際農研セ), チュンポン・スリトン(タイ・カセサート大), チティマ・アユタカ(タイ・カセサート大) |
エビ養殖池とマングローブ域との間で水を循環させる実験を,タイ,カセサート大学水産学部,サムソンクラム実験場で行った。10,000 尾のエビ稚仔を収容し,マングローブ域と水を循環させた池の 136 日間の実験期間中の生残率はコントロール池の生残率より有意に高かった。実験期間中,マングローブエンクロージャーを持つ池のリン輸送量は,0.41 kgP および 0.18 kgP であり,底泥中のリンの増加が抑えられた。コントロール池の収支結果と比較し,マングローブエンクロージャーをもつ当養殖法の環境負荷低減効果が確認され,6.2 および 8.9 ヘクタールのマングローブ域が 1 ヘクタールの養殖池のリンを処理するのに必要であると概算された。
李 英周(國立台灣大), 西田 勤(水研セ遠洋水研),毛利 雅彦(水大校) |
GLM などによるまぐろはえ縄 CPUE 標準化で,1 鉢あたりの枝縄数は重要な効果となっている。その情報がない場合,普通・深はえ縄の 2 タイプに分類し代用する方法がある。普通・深はえは,枝縄数により分類されるが,その情報がないため,本研究ではメバチ漁獲組成率を用いた分類法を開発し,インド洋の台湾はえ縄漁業データへ適応を試みた。探索的データ解析法により,4 種組成率の範囲を枝縄数(即ち普通・深はえ縄タイプ)が既知なラーニングデータセット(n=46,590)を用い判別能力を検証した。その結果,0.8≦BET/(BET+ALB)≦1.0 が深はえ縄,0.0≦BET/(BET+ALB+SWO)≦0.4 が普通はえ縄へ,約 68% の確率で判別できることが判明した(BET:メバチ,ALB:ビンナガ,SWO:メカジキ)。
Johnny Budiman,不破 茂,江幡恵吾, Miguel Vazquez Archdale(鹿大水) |
回流水槽実験で,小型籠の周辺の流速分布を測定し,材質と形状による影響を考察した。実験には,5 種類の籠(カワハギ籠,フグ籠,ハート型籠,エビ籠,折りたたみ籠)を使用した。籠の目合,網糸直径は異なっており,網糸直径は 0.55 mm~1.00 mm であった。籠の空隙率と流速分布との関係について考察した。
カワハギ籠と折りたたみ籠では,籠後方に減速域が広がっており,その幅は籠から遠ざかるにつれて増加していた。ハート型籠の空隙率は最も大きく,後流の減速も最も大きかった。
村下幸司(高知大農),久保田賢(高知大院黒潮圏), Patricia Yumi Morimoto Kofuji, 細川秀毅,益本俊郎(高知大農) |
トリプシンが再貯蔵されるまでの時間を明らかにするため,絶食 24, 48 および 72 h と,それぞれの絶食期間ののちに給餌した 6 h 後にブリ幽門垂のトリプシン活性,量ならびに遺伝子発現量を調べた。トリプシンの活性と量は絶食期間の延長に伴い増大し,絶食 48 h では絶食 72 h とほぼ同等になった。またそれらの活性と量は摂餌後 6 h で減少した。一方,遺伝子発現量は活性や量とは逆の変動を示した。これらより,トリプシンは摂餌により分泌された後に合成が始まり,最大限の貯蔵には 48 h 程度の間隔が必要であることが明らかとなった。
谷津明彦(水研セ中央水研), 佐々千由紀(水研セ西海水研), 杢 雅利(水大校),木下貴裕(水研セ日本水研) |
春季の黒潮親潮移行域の水深 0~100 m において浮魚類稚仔と中層性魚類の夜間の鉛直分布を解明するために,1995 年 5 月に表中層トロールの水平曳きを水深を変えて 11 回,傾斜曳きを 1 回行った。マイワシとカタクチイワシは主に水深 20 m 以浅,サバ属は 80 m 以浅に分布した。一方,中層性魚類ではハダカイワシ科,フウライカマス,ソコイワシ,ヤベウキエソが主に 20 m 以深で多獲された。水深 20 m 以浅ではカタクチイワシが魚類の総湿重量の 60% を占め,次いでイタハダカ(3 %),ゴコウハダカ(2 %)とナガハダカ(2 %)の順に多かった。
Ji Hoon Lee, Chun Woo Lee, Bong Jin Cha(釜慶大) |
まぐろ延縄漁具の水中形状と釣針の水深は漁獲性能を決定する重要な要因である。本研究では延縄漁具の水中形状を推測できる物理モデルを開発し,漁具に作用する潮流の速力と方向を変えながら解析を行った。そして,物理モデルの精度を確認するために回流水槽において模型実験を実施し,最後に実物漁具のシミュレーションを行った。この方法により,潮流の影響を考慮しないこれまでの漁具形状の解析する方法を改善することができ,潮流および漁具の仕様(短縮率や針数)と漁具形状の変化の関係を解明できた。
(文責 松下吉樹)
神山孝史(水研セ東北水研), 山内洋幸,岩井拓郎(宮城水開研セ), 花輪精一(宮城内水試), 松山幸彦,有馬郷司(水研セ瀬戸内水研), 小谷祐一(水研セ中央水研) |
二枚貝養殖場の効率的な利用に資するため,西部広島湾と宮城県荻浜湾のマガキ養殖場で環境条件を調査し,荻浜湾よりも広島湾の方が,塩分が低く,栄養塩濃度,クロロフィル a 濃度,微小動物プランクトン出現密度が高いことが把握された。各海域の沖合での環境条件との違いから,広島湾では河川水,荻浜湾では湾外からの海水流入が重要と推察された。両湾のマガキ養殖が,特に夏季の沖合域を広島湾ではその清浄性,荻浜湾ではその餌料供給の受けやすさを重視して利用する点で,各環境特性と密接に関係していると考えられた。
Nur Rahmawaty Arma,廣野育生,青木 宙(海洋大) |
ヒラメの脾臓 cDNA ライブラリーよりランダムに 1,010 クローンを選択し,expressed sequence tag (EST) 解析を行った。全クローン中 618 クローンは既知の配列と相同性を示し,その内,105 クローンは免疫に関与する遺伝子と相同性であった。これら 105 クローンの内,21 種類の cDNA はヒラメでは始めてクローン化されたものであった。これまでのヒラメ EST 解析データより免疫関連遺伝子の発現を比較したところ,各臓器における免疫関連遺伝子の発現パターンの違いが見られた。
李 慶美,金子豊二,会田勝美(東大院農) |
トラフグ稚魚の低塩分耐性を明らかにするため,様々な塩濃度の希釈海水にトラフグを移行し,生残率および移行 3 日目の血液浸透圧を調べた。10~100% 海水中ですべての個体が生存し,血液浸透圧は 320~380 mOsm/kg の生理的範囲内に維持されたが,鰓の塩類細胞に差は見られなかった。一方,5 % 海水以下の塩濃度では死亡する個体が見られ,生残した個体では血液浸透圧が下方限界と考えられる 300 mOsm/kg 以下の低い値を示した。また 25% 海水に 7 日間馴致してから移行しても,低塩分耐性が高まることはなかった。
山本昌幸(香川水試),富永 修(福井県大生物資源) |
1999~2001 年の 5~8 月に香川県の燧灘大浜海岸において,ヒメハゼ,ネズッポ類,アラメガレイの食性を調べた。3 魚種は主に小型甲殻類を摂餌していたが,餌の組成は少し違っていた。ヒメハゼとネズッポ類はアミや小型のエビジャコを主に食べていたが,アラメガレイは表在性のアミ Nipponomysis ornata を好んで摂餌していた。3 魚種の主な餌は同海岸に出現するヒラメ稚魚と同じくアミとエビジャコであり,この餌の大きさもほぼ同じであったことから,これら 3 魚種はヒラメ仔稚魚の競争種である可能性が示唆された。
Aibin Zhan, Zhenmin Bao, Xiaolong Wang, Jingjie Hu(中国海洋大) |
イタヤガイの EST ライブラリーからの 2,038 配列のうち 3.9% が,91 のマイクロサテライトを含んでいた。2 塩基(TA,GA,CA 配列),3 塩基(GAT,GGT 配列)の繰り返し領域は総マイクロサテライトのおよそ 62.1% を占めた。2, 3, 4 および 5 塩基の繰り返し領域を持つ 19 配列の PCR プライマーを作製し,それらのうち 16 プライマーは効率よく PCR 産物を増幅した。11 プライマーは遺伝子座あたり平均 PIC 値 0.5028,3.1 個の対立遺伝子で多型を示した。
(文責 青木 宙)
大迫一史(長崎水試),Mohammed Anwar Hossain (Bangladesh Fisheries Research Institute), 桑原浩一,岡本 昭(長崎水試), 山口敦子,故野崎征宣(長大水) |
低未利用魚である粗脂肪含量の高いカタクチイワシおよびアイゴの有効利用のため,生あるいは加熱したこれらの肉の魚醤油に対する適性を調べた。魚肉の主成分は水分を除き,粗タンパク質(16.0-17.8%)であった。魚醤油中の遊離アミノ酸,ペプチドおよび有機酸分析の結果から,生原料から調製した魚醤油の呈味性は原料魚により異なるものの,仕込み前に加熱することにより,これら魚醤油はほぼ同等の呈味性を有し,魚醤油の原料となり得ることがわかった。
糸井史朗,中谷操子,金子元,近藤秀裕, 瀬崎啓次郎,渡部終五(東大院農) |
種特異的 TaqMan MGB プローブを用いた PCR によるウナギ類 2 種 Anguilla japonica および A. anguilla の迅速かつ簡便な判別法を開発した。本法では,ミトコンドリア DNA の 16S rRNA 遺伝子を対象とし,両種に共通のプライマーおよび A. japonica および A. anguilla にそれぞれ特異的なプローブを用いて PCR を行った。1 試料につき特異的および非特異的プローブをそれぞれ含む 2 本の反応液を用意し,特異的プローブによって生ずる蛍光を UV 照射下で観察した。
村岡大祐,斉藤憲治(水研セ東北水研) |
褐藻ワカメとヒロメについて,ミトコンドリア 23S リボソーム DNA の遺伝子解析に基づく種判別を試みた。この領域の長さはワカメで 2707 bp,ヒロメで 2708-2709 bp であった。塩基配列を比較した結果,ワカメ(主なタイプ)とヒロメ間では,15-20 の塩基置換と,1-2 塩基の gap を認めた。両種のシーケンス結果に基づき,PCR/RFLP による種判別を試みた。制限酵素として HinfI を用いたところ,ワカメとヒロメでは異なる泳動パターンがみられ,PCR/RFLP が両種の判別に利用しうることが示された。
鈴木敏之(水研セ東北水研),神 毅統(青森環保セ), 城田由里(日冷検),三津谷 正(青森水総研セ), 奥村 裕,神山孝史(水研セ東北水研) |
国内産二枚貝の主要下痢性貝毒成分を対象に,LC-MS 法による簡便な一斉分析法を開発した。主要生産海域から二枚貝 200 検体以上を収集し,毒組成を LC-MS 法により調べた結果,ホタテガイの主要毒成分はペクテノトキシン 6 であるのに対して,イガイ類のそれはジノフィシストキシン 1 であった。また,いずれの二枚貝からもエッソトキシン群が検出された。同一試料に対する LC-MS 法とマウス毒性試験(公定法)を比較した結果,LC-MS 法が二枚貝の毒力の監視に適応しうることが明らかになり,マウス毒性試験の代替法として有望であることが示された。
清水昭男,内田和男,阿部信一郎, 宇田川美穂(水研セ中央水研), 佐藤年彦,桂 和彦(山形内水試) |
山形県鼠ヶ関川において,秋期に両側回遊型アユを捕獲し生殖腺を調べた。産卵期後期の 11 月上旬に排卵個体が 4 尾採取され,これらはいずれも排卵直後の濾胞の他に古い排卵後濾胞を含んでいたことから,本河川のアユが多回産卵を行っていることが確認された。また,この時期にはその他の雌においても新旧 2 種類の排卵後濾胞を持つ個体が大部分を占め,鼠ヶ関川においては多回産卵が普遍的な現象であることが明らかとなった。新旧 2 種類の排卵後濾胞と胚胞移動期の卵母細胞を持つ個体の存在から,3 回以上の産卵を行う個体の存在も示唆された。
張 朝輝(海洋大,中国海洋大), 田代有里,松川真吾,小川廣男(海洋大) |
Porphyra-334 溶液の pH および温度変化に対する安定性を調べた。pH 3 以下の強酸性条件下では porphyra-334 の最大吸収波長 λmax は短波長側へ遷移し,吸光度もわずかに減少した。この変化は pH 可逆的であった。また,室温において,porphyra-334 は pH 12 以上では分解したが,それ以下の溶液では安定であった。温度が上昇すると,とくに 60℃ 以上では porphyra-334 の分解が促進され,酸性溶液および塩基性溶液ともに吸光度が減少した。
南 潤勤,趙 永善,Buyl Nim Choi, 金 起弘,金 星九,金 東秀(釜慶大) |
飢餓による抗酸化物質の減少が抗酸化酵素の転写レベルに与える影響をイシダイについて検討した。肝臓のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT),グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST),グタチオンペロオキシダーゼ(GPX)について調べたところ,飢餓処理 4 日目あるいは 7 日目以降に,SOD, CAT, GST の mRNA の増加が認められた。一方,腎臓では飢餓処理 4 日目あるいは 7 日目に SOD と GPX の mRNA の一過性の増加が,また鰓では飢餓処理 7 日目以降に GPX の mRNA の増加が認められた。
(文責 豊原治彦)