PDFファイル作成方法 Macintosh Acrobat 4.0 PDFファイル作成方法TOPへ


Acobat4.0 (Macintosh) の場合,日本語 のフォントを埋め込みをできない場合があります。
詳しくは下記のAdobe社のホームページ(サポートホーム)を参考にして下さい。
埋め込みが許可された CID フォントを保持している場合のみ、下記の手順を参考にしてください。
フォント埋め込みが実装できない場合、Acrobat のバージョンアップをお勧めします。


   作成手順
(1) AppleTalk の使用設定
(2) ジョブオプションの設定
(3) PDFファイルの作成
(4) PDFファイル作成後の確認


(1) AppleTalk の使用設定

PDFファイルを作成する前に、AppleTalk を使用する設定をします。

  1. [アップル] メニューから [セレクタ] を開き、 AdobePS のアイコンを選択します。
    AppleTalk が 「不使用」 の場合は、必ず 「使用」 にしてください。
    Acrobat PDFWriter で PDF を作成しないようにしてください。 Acrobat PDFWriter 4.0 は、Acrobat PDFWriter 3.0x と同様に、漢字フォントを含む PDF ファイルを作成することができません。


    AppleTalk の使用設定
  2. AppleTalk が起動していない場合にはAppleTalk が必要な旨のダイアログが表示されます。
    [OK] ボタン を押すと AppleTalk が起動します。


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(2) ジョブオプションの設定

  1. Adobe Distiller4.0を起動します。

  2. [ジョブオプション] 欄を、 「Print Optimized」 にします。

    ジョブオプションの設定


  3. [設定] - [ジョブオプション] を指定します。

    ジョブオプションの設定


  4. [一般] タブの、 [互換性のある形式] 欄を、「Acrobat 4.0」 にし、 [解像度]を 600 dpi にします。

    ジョブオプションの設定


  5. [圧縮] タブは、通常はデフォルトのままで構いませんが、PDFファイルを作成した時に文章中の画像が不鮮明になった場合、このタブでカラービットマップ画像、グレースケールビットマップ画像のリサンプル解像度を上げてからPDFを作成します。
    但し、解像度を上げますとファイルサイズが大きくなりますので、下図のように設定してください。

    ジョブオプションの設定


  6. [フォント] タブから 「全フォントを埋め込む」「サブセットの全フォントに対する割合」 にチェックをして、[保存] ボタンを押します。

    ジョブオプションの設定


  7. 「別名で保存」 欄が自動的に 「Print Optimized(1)」 となりますが、そのまま [保存] ボタンを押します。

    ジョブオプションの設定


  8. 「ジョブオプション」 欄が 「Print Optimized(1)」 であることを確認します。

    ジョブオプションの設定


  9. [ファイル] - [終了] で終了します。


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(3) PDFファイルの作成

※ 以上(1)〜(2)の設定を行った後に、PDFファイルの作成を行ってください。
※ PDFファイル作成にはいくつかの方法がありますが、一般的な方法を下記に記します。

  1. PDFファイルに変換したいドキュメントファイル(例:Microsoft Wordなど)を開きます。


  2. ドキュメントファイルの「ファイル」-「用紙設定」を指定します。

    PDFファイルの作成


    「ページ属性」の「プリンタ」欄を「Acrobat PDF」に指定します。

    PDFファイルの作成


    次に、「PostScriptオプション」で「プリントオプション」欄の 各項目 を 全てOFF にして [ OK ] ボタンを押します。

    PDFファイルの作成


  3. ドキュメントファイルの [ ファイル ] から [ プリント ] (または、[ 印刷 ] ) を指定します。
    「プリンタ」が、[ Acrobat PDF ] になっていることを確認します。

    次に、「ファイル保存」で、「フォントデータ」欄を「すべてを含める」を選択します。

    PDFファイルの作成

    「プリンタ固有機能」では、Resolusion を [ 600dpi ] と選択してください。

    PDFファイルの作成

    確認後、「Distill」ボタンを押します。

    PDFファイルの作成

    ファイル名と保存先を指定し、[ 保存 ] ボタンを押します。
    PostScript ファイルが保存され、自動的に Distiller が起動してPDFへ変換します。
    Distiller が起動した時に、 ジョブオプションが 「Print Optimized(1)」 であることを確認してください。


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(4) PDFファイル作成後の確認

  1. 作成されたPDFファイルで開き方の注意点があります。
    [ファイル] - [文書情報] - [開き方の設定] を指定します。

    PDFファイル作成後の確認


  2. ここで、「初期画面」 欄の 「ページのみ」 をチェックします。 他の項目はデフォルトで構いません。
    「ウインドウオプション」 、 「ユーザインタフェイス」 欄は 何もチェックしない で下さい。
    設定しましたら [OK] ボタンを押します。

    PDFファイル作成後の確認


  3. 次に、フォントの埋め込みがされているかをチェックします。
    [ファイル] - [文書情報] - [フォント] を指定します。

    PDFファイル作成後の確認


  4. 「使用フォント」 欄が全て 「埋め込みサブセット」 となっていれば、フォントが埋め込まれています。

    PDFファイル作成後の確認
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