ISSN 0021-5392
NSUGAF 82(5) 673-882 (2016)
| 追悼文 | ||
| 野村 稔先生のご逝去を悼む | ||
| 竹内俊郎 | 673 | |
| 巻頭言 | ||
| 海の恵みの永続的利用のために | ||
| 佐藤 實 | 675 | |
| 報文 | ||
| 資源管理スケジュールが管理効果に及ぼす影響 | ||
| 依田真里,渡邊千夏子,由上龍嗣,福若雅章 | 676 | |
| 小型いか釣り漁業データを用いたスルメイカ冬季発生系群の CPUE の標準化 | ||
| 岡本 俊,山下紀生,加賀敏樹 | 686 | |
| 日本海の舞鶴湾におけるアサリ資源の再生産および減耗要因の検討 | ||
| 高橋宏司,澤田英樹,益田玲爾 | 699 | |
| イシガニによるアサリ捕食のメカニズムとその対策 | ||
| 高橋宏司,澤田英樹,益田玲爾 | 706 | |
| ミトコンドリア DNA の調節領域と ND2 遺伝子のタイピングによるヒラメ集団のハプロタイプ鑑定精度の向上 | ||
| 安藤大樹,池田 実,關野正志,菅谷琢磨,片町太輔,與世田兼三,木島明博 | 712 | |
| 飼育塩分がクロダイ幼魚の成長,魚体成分および耳石 Sr:Ca 比に及ぼす影響 | ||
| 甲田和也,津行篤士,海野徹也,竹下直彦,辻村浩隆 | 720 | |
| アコヤガイ真珠養殖におけるマイクロサテライト DNA 解析による遺伝的多様性と成長,生残率および真珠品質への影響 | ||
| 森 拓也,小田原和史,尾野裕基,本宮麻紀,高木基裕 | 727 | |
| 英虞湾に発生した渦鞭毛藻 Karenia mikimotoi 赤潮のアコヤガイへの影響 | ||
| 郷 譲治,永井清仁,瀬川 進,本城凡夫 | 737 | |
| インピーダンスを用いたブリおよびマアジの脂肪量の非破壊測定 | ||
| 久保久美子,松本欣弘,桑原浩一,岡部修一,谷山茂人,橘 勝康,村田昌一 | 743 | |
| 近赤外分光分析法による養殖クロマグロの脂質含量測定 | ||
| 広瀬あかり,吉武政広,小野寺純,大場邦夫, 榊原卓哉,伊藤 暁,芦田慎也,椎名康彦 |
753 | |
| アジの糠味噌炊きによるにおいの改善 | ||
| 宮崎泰幸,河邉真也,山下翔大,小島綾夏,臼井将勝 | 763 | |
| ヒラメ Paralichthys olivaceus 成魚からの筋肉生検による粘液胞子虫ナナホシクドア Kudoa septempunctata の新検査法(短報) | ||
| 井上誠章,佐藤 純,米加田徹,西岡豊弘,森広一郎 | 771 | |
| ワカサギにおける放射性セシウムの生物学的半減期の推定(短報) | ||
| 鈴木究真,小野関(湯浅)由美,田中英樹,松岡栄一,久下敏宏,角田欣一, 相澤省一,森 勝伸,野原精一,藥袋佳孝,岡田往子,長尾誠也 |
774 | |
| ノリの色落ち原因珪藻 Asteroplanus karianus のブルームピーク時期の予察(短報) | ||
| 松原 賢,三根崇幸,伊藤史郎 | 777 | |
| シンポジウム記録 | ||
| 三陸沿岸における水産業の復興と新たな水産人材育成 ―3 大学連携三陸水産研究教育拠点形成事業の成果と今後の展望― | ||
| はじめに | ||
| 田中教幸,東海 正,菅野信弘 | 780 | |
| I.森,川,海の環境の変化と保全 | ||
| 1. 集水域・河川・河口域での生態系調査について | ||
| 竹原明秀 | 781 | |
| 2. サクラマスを活用した市民参加型モニタリング | ||
| 佐々木剛 | 782 | |
| II.復興に向けた新たな増養殖技術の開発と普及 | ||
| 1. 三陸における魚介類の増養殖と技術開発 | ||
| 梶原昌五 | 783 | |
| 2. 三陸におけるクエの閉鎖循環式養殖について | ||
| 遠藤雅人 | 784 | |
| 3. シロサケ稚魚の健苗生産に向けた腸内細菌研究 | ||
| 清水恵子 | 785 | |
| III.新たな食品加工素材・加工技術の成果と活用 | ||
| 1. 三陸沿岸に求められる水産食品製造の技術革新 | ||
| 三浦 靖 | 786 | |
| 2. 岩手県産ワカメのブランド化に寄与する基礎研究 | ||
| 菅野信弘 | 787 | |
| 3. 岩手県産水産加工品の開発・商品化を目指した技術研究 | ||
| 鈴木 徹 | 788 | |
| IV.出口を見据えたマーケティング戦略の展望 | ||
| 1. 被災企業等に対するマーケット支援・パッケージングデザイン等の支援について | ||
| 田中隆充 | 789 | |
| 2. 三陸ブランドの創出と知財戦略について | ||
| 和泉 充 | 790 | |
| V.水産人材の育成 | ||
| 1. 新たな水産人材(水産プロモーター)の育成 | ||
| 田中教幸 | 791 | |
| 魚類人工種苗の形態異常:これまでとこれから | ||
| はじめに | ||
| 有瀧真人,田川正朋,征矢野清 | 792 | |
| I.異体類における体色・眼位異常の防除と理解 | ||
| 1. 異体類の体色・眼位異常研究のこれまで | ||
| 青海忠久 | 793 | |
| 2. カレイ類の体色・眼位異常は左右不相称性の異常である | ||
| 有瀧真人 | 794 | |
| 3. ウシノシタ類に発現する体色・眼位異常 | ||
| 草加耕司 | 795 | |
| 4. 異体類の体色・眼位異常におけるホルモン系関与の可能性 | ||
| 田川正朋 | 796 | |
| II.重要魚類における形態異常の現状と防除の試み | ||
| 1. ヒラメに発現する脊椎骨および顎顔面骨格の異常 | ||
| 芳賀 穣 | 797 | |
| 2. マハタ・クエに発現する脊椎骨等の異常 | ||
| 辻 将治,中田 久 | 798 | |
| 3. ブリに発現する頭部骨格等の異常 | ||
| 堀田卓朗 | 799 | |
| 4. ニホンウナギの種苗生産過程で発現する様々な形態異常 | ||
| 田中秀樹 | 800 | |
| 5. マダイにおける骨格異常と胚発生環境との関わり | ||
| 澤田好史 | 801 | |
| III.形態異常研究における新たな視点 | ||
| 1. 異体類における左右不相称性異常の分子発生機構 | ||
| 鈴木 徹 | 802 | |
| 2. 形態異常を卵質という古くて新しい課題から考える | ||
| 征矢野 清 | 803 | |
| 3. 形態異常における研究手法の現状と今後 | ||
| 宇治 督 | 804 | |
| 地下水・湧水を介した陸―海のつながり:沿岸域における水産資源の持続的利用と地域社会 | ||
| はじめに | ||
| 小路 淳,杉本 亮,富永 修,小林志保,本田尚美,谷口真人 | 805 | |
| I.地下水・湧水の調査手法,歴史的展開 | ||
| 1. 水文学と水産学の接点および世界の研究動向 | ||
| 谷口真人 | 806 | |
| 2. 陸域の地形および地下水流動に基づく海底湧水の評価 | ||
| 齋藤光代,小野寺真一,清水裕太 | 807 | |
| 3. ラドン,トロンによる海底湧水環境評価 | ||
| 杉本 亮 | 808 | |
| 4. 陸域の水・物質循環モデルの発展と課題 | ||
| 大西健夫 | 809 | |
| II.地下水・海底湧水と水産資源のつながり | ||
| 1. 地下水海底湧水による海域への栄養塩供給 | ||
| 本田尚美 | 810 | |
| 2. 低次生産と地下水・海底湧水 | ||
| 小林志保 | 811 | |
| 3. 二枚貝類の生物生産に対する地下水・海底湧水の寄与評価 | ||
| 富永 修 | 812 | |
| 4. 魚類の群集構造,生産,多様性への影響 | ||
| 小路 淳 | 813 | |
| III.地域社会における地下水・湧水活用とコンフリクト | ||
| 1. 東北における地下水・湧水を介した取り組み | ||
| 王 智弘 | 814 | |
| 2. 御食国―小浜の地下水を活かしたまち作り | ||
| 田原大輔 | 815 | |
| 3. 水利用とエネルギー利用のトレードオフ〜温泉水利用,河川生態系などの側面を中心に〜 | ||
| 山田 誠 | 816 | |
| 4. アジア太平洋地域の水―食料と安全保障:水産政策研究 海域における行政界設定の可能性 | ||
| 遠藤愛子 | 817 | |
| ミニシンポジウム記録 | ||
| エリアケイパビリティーアプローチによる漁村開発 | ||
| はじめに | ||
| 石川智士,有元貴文,黒倉 寿,江幡恵吾 | 818 | |
| 1. エリアケイパビリティー ―資源利用者が主体となった資源利用とケアの両立を目指して― | ||
| 渡辺一生,石川智士 | 819 | |
| 2. フィリピン国パナイ島北部バタン湾の沿岸社会と小規模漁業 | ||
| 宮田 勉,神山龍太郎,アリス・フェラー | 820 | |
| 3. フィリピン国バタン湾における“つくる漁業”とエリアケイパビリティーの向上 | ||
| 黒倉 寿 | 821 | |
| 4. タイ国ラヨーン沿岸の小規模漁業の多様性と重要性 | ||
| 江幡恵吾 | 822 | |
| 5. タイ国ラヨーンにおける定置網導入によるエリアケイパビリティーの向上 | ||
| 有元貴文 | 823 | |
| 6. タイ国漁村におけるエコツーリズムとエリアケイパビリティーの向上 | ||
| 堀 美菜 | 824 | |
| 東北の水産業:東日本大震災からの復興と明るい未来に向けて | ||
| 東北の被災地水産業の現状と復興への道筋 | ||
| 田中晋太郎 | 825 | |
| 東日本大震災発生から 5 年が経過して 宮城県水産技術総合センターの現状と課題 | ||
| 永島 宏 | 827 | |
| 懇話会ニュース | ||
| 水産増殖懇話会 | ||
| 830 | ||
| 水産環境保全委員会 | ||
| 834 | ||
| 水産研究のフロントから | ||
| 水産総合研究センター第 13 回成果発表会を開催 | ||
| 角埜 彰 | 838 | |
| 新刊書紹介 | ||
| 839 | ||
| 有害有毒プランクトンの科学(今井一郎・山口峰生・松岡數充 編) | ||
| Beyond the Tragedy in Global Fisheries(D. G. Webster 著) | ||
| 海の生き物からの贈り物〜薬と毒と〜(塩入孝之 著) | ||
| 水産学シリーズ 183 魚介肉内在性プロテアーゼ 最新の生化学と食品加工への応用(長富 潔・吉田朝美・原 研治 編) | ||
| 国際資源管理認証 エコラベルがつなぐグローバルとローカル(大元鈴子・佐藤 哲・内藤大輔 編) | ||
| 新・食品衛生学(藤井建夫・塩見一雄 著) | ||
| 第 3 版 水産海洋ハンドブック(竹内俊郎・中田英昭・和田時夫・上田 宏・有元貴文・渡部終五・中前 明・橋本 牧 編) | ||
| 水産総合研究センター叢書 魚たちとワシントン条約 マグロ・サメからナマコ・深海サンゴまで(中野秀樹・高橋紀夫 編) | ||
| 話題 | ||
| 第 34 回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの紹介 | ||
| 窪川かおる | 843 | |
| 水産研究・教育機構の発足―次世代へ向けた研究開発と人材育成へのチャレンジ | ||
| 和田時夫,酒井治己 | 846 | |
| 水産科学の分野で活躍する女性たち 38 | ||
| 海にでて研究すること | ||
| 黒木真理 | 849 | |
| 企業だより | ||
| 調和のとれた漁場づくりをめざして | ||
| 株式会社アルファ水工コンサルタンツ | 850 | |
| 日本水産学会誌 第 82 巻 第 5 号掲載報文要旨 | ||
| 852 | ||
| Fisheries Science Vol. 82, No. 4 掲載報文要旨 | ||
| 855 | ||
| 理事会だより | ||
| 858 | ||
| 会告・会報 | ||
| 859 | ||
| 正誤表 | ||
| 880 | ||