【全国アマモサミット2018 in 阪南 シンポジウム(11月2日)】
第 35 回沿岸環境関連学会連絡協議会ジョイントシンポジウム
「大阪湾における藻場再生の意義と可能性」
<世話人 大塚耕司・岩井克巳・堀 正和・古川恵太・田中丈裕・今井一郎>
<趣旨>
浅場や藻場、アマモ場が非常に少ない大阪湾では、藻場やアマモ場に対しての認識が低くその必要性などが十分に認知されていない。本シンポジウムでは、アマモ場を含む藻場の重要性や発展性、大阪湾での再生のあり方について、産官学がどの様に連携していくべきか、地域へどの様に還元していくべきかを産官学それぞれの取組をもとにディスカッションする。
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開会挨拶(09:30〜09:40) |
全国アマモサミット2018 in 阪南 実行委員会副委員長 大塚耕司
沿岸環境関連学会 代表 今井一郎 |
趣旨説明(09:40〜09:45) |
全国アマモサミット2018 in 阪南 実行委員会副委員長 岩井克巳 |
導入(09:45〜10:05) |
第32回沿岸環境関連学会連絡協議会ジョイントシンポジウムの議論を踏まえて
田中丈裕(NPO 里海づくり研究会議) |
第1部 藻場の持つ機能や可能性、将来性(10:05〜14:00) ※30分×6題
<キーワード:ブルーカーボン/ブルーエコノミー/ワイズユーズ> |
1.アマモ場を含めた藻場の機能と役割(仮称) |
堀 正和(瀬戸内水研) |
2.水産における藻場とアマモ場の重要性(仮称) |
吉田吾郎(水産研究・教育機構 瀬戸内海区水産研究所) |
3.藻場とアマモ場による赤潮及び貝毒プランクトンの抑制効果 |
今井一郎(琵琶湖博物館) |
−休憩(11:35〜12:30)− |
4.造成干潟・藻場の価値および持続可能性の定量化(案) |
岡田知也(国土技術政策総合研究所) |
5.ブルーカーボンとしてのアマモ場の可能性(仮称) |
桑江朝比呂(港湾空港技術研究所) |
6.沿岸域総合管理とブルーエコノミー(仮称) |
古川恵太(NPO海辺つくり研究会) |
第2部 藻場とアマモ場を取り巻く施策と再生技術の現状(14:15〜15:15)※15分×4題
<キーワード:水産資源/国家施策/民間技術> |
7.水産庁の取り組み(仮称) |
水産庁漁港漁場整備部整備課課長補佐(設計班担当) 不動雅之 |
8.瀬戸内海における藻場とアマモ場再生(仮称) |
環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室室長 山本郷史 |
9.環境修復再生技術の事例紹介① |
(東洋建設株式会社) |
10.環境修復再生技術の事例紹介② |
(新日鐵住金株式会社) |
第3部 大阪湾の現状と地域行政の取組み(15:30〜16:20) ※20分×1題+15分×2題
<キーワード:大阪湾の藻場/大阪湾沿岸の施策・事例> |
11.大阪府の取り組み |
(大阪府水産課) |
12.大阪湾再生の取組 |
(国土交通省近畿地方整備局) |
13.大阪湾における藻場再生・環境再生の現状 |
吉村直孝(一般社団法人生態系工学研究会) |
第4部 |
総合討論(16:30〜17:30) |
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〜大阪湾における藻場再生の現状と将来性〜 |
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コーディネーター:大阪府立大教授 大塚耕司 |
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※結果を翌日以降のアマモサミットや高校生サミットに引継ぎ、最終的な宣言文にも反映させる |
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※登壇者は、1.〜6.および11.〜13.(計9名) |
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*SDGsやカーボンオフセットなど国際的な流れも踏まえた将来性 |
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*技術の適用による大阪湾全域での藻場再生の可能性 |
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*地域や行政、企業との連携/産官学の各立場でできる事 |
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*企業を巻き込んだ再生の意義と可能性(企業にとってのメリット) |
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閉会挨拶(17:30) |
水産学会水産環境保全委員会委員長 門谷茂 |
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