シンポジウム「水生動物の防疫を考える」開催案内

主 催: 日本魚病学会
協 賛: 東京大学海洋アライアンス
日 時: 平成23年3月26日(土)13:30〜17:05
場 所: 東京大学農学部弥生講堂(東京メトロ南北線「東大前」駅より徒歩1分)
(東京大学農学部ホームページ(http://www.a.u-tokyo.ac.jp/index.html)キャンパスガイド参照)
趣 旨: 多種の養殖用種苗、観賞魚、生きた食用魚介類が大量に輸入されている。こうした輸入魚介類に付随して、これまで日本に存在しなかった病原体も持ち込まれ、養殖場や天然水域に定着・蔓延し、魚介類にしばしば大きな被害をもたらしてきた。こうした事態に鑑み、水産資源保護法を一部改正し、あらたに持続的養殖生産確保法を制定して、水産防疫が制度化された。しかし、その後も外来の病原体の侵入が続いている。本シンポジウムでは、水産防疫制度ができて10年以上が経過したのを期に、植物や陸生動物といった、水生動物とは異なる分野における防疫と比較し、また、韓国における水生動物防疫制度と対比させることによって、日本の水生動物防疫を再考したい。
プログラム:
13:30開会のあいさつ 日本魚病学会会長 小川和夫
13:35竹葉有記(農林水産省消費・安全局)「我が国の水産防疫制度の現状」
14:05小川和夫(東京大学大学院 農学生命科学研究科)「日本の水産防疫の現状」
14:35朴 守一(釜慶大学校水産科学大学)
 「National system for aquatic animal disease control in Republic of Korea」
 (韓国の水産動物疾病管理制度)
15:05〜15:20 (休憩)
15:20坂本研一(動物衛生研究所海外病研究部)「日本でなぜ口蹄疫が発生するのか」
15:50西尾 健(法政大学生命科学部)「日本の植物検疫」
16:30総合討論
17:00閉会のあいさつ 東京海洋大学 岡本信明
参加費: 無料
  シンポジウムのみに参加の場合、無料。参加の事前申し込みは必要ありません。直接会場においでください。なお、本シンポジウムは日本魚病学会春季大会の一部として開催されます。日本魚病学会大会にも参加される場合は、大会参加費が必要になります。
問合先: 東京大学大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻魚病学研究室内 平成23年度日本魚病学会春季大会事務局 良永知義
電話・ファックス: 03-5841-5284  E-mail: atyoshi@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp