国際シンポジウム
「水産生物及び海洋生態系への気候変動の影響予測および対応策」


国内世話役:伊藤進一(水研セ東北水研),山中康裕(北大),谷津明彦(水研セ西水研)ほか
開催日:2010年4月25日〜29日
会 場:仙台国際センター(〒980-0856仙台市青葉区青葉山無番地TEL:022-265-2211)
主 催:水産総合研究センター,ICES,PICES,北海道大学,などを予定
趣 旨:IPCCの第4次報告の発表(2007)以降,農林水産分野における温暖化の影響の正確な評価・予測と,それに基づく対応策の検討が各国の主要な関心事項になっている.その中で,PICES(北太平洋海洋科学機関)は昨年の年次会議において,PICES/ICES共同作業部会を設置し,IPCC第5次評価報告書に海洋・水産分野における地球温暖化の影響予測と適応策をもりこむことを目的として,2010年に国際シンポジウムの開催を決定した.また,水産総合研究センターは「地球温暖化対策研究戦略」を策定した.本シンポジウムを通じて気候変動の影響予測と対応策の検討が広く行われ,水産現場への貢献が期待される.

日程とセッション(案)
4月25日IPCC-AR5温暖化シナリオに関するワークショップ
4月26日開会式,全体セッション「影響予測:気候から魚類へ、魚類から市場へ」
4月27日分科会セッション4つ「生態系応答」,「種特異的な応答」など
4月28日分科会セッション4つ「漁業と沿岸住民への影響」,「不確実性の同定」など
4月29日全体セッション「地球温暖化状況下での持続戦略」,パネルディスカッション,閉会式

詳細はホームページをご覧ください.
http://www.pices.int/climatechange2010.aspx