平成18年度日本水産学会東北支部大会の開催について

東北支部長 児玉正昭

本年度の東北支部大会を下記のとおり開催いたしますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 程平成18年11月24日(金)・25日(土)
場 所秋田県農林水産技術センター水産振興センター
〒010-0531 秋田県男鹿市船川港台島字鵜ノ崎8番地の4
TEL (0185) 27-3003
プログラム
 (1) ミニシンポジウム 「東北地方における地域特産水産資源の現在・展望」
 11月24日(金) 13:00-16:00
 【趣旨】 本来、水産資源は地域性が強いものである。それは、対象水産資源が水温、海流などの物理的特性や種の生物的特性により分布が限定されるほか、利用する側にとっても伝統漁法や食文化などの歴史性が反映されるからである。
この地域性こそが、我々の生活と文化を豊かにしている根源である。東北地方を見た場合、例えば、青森県のウスメバル、岩手県のサメ類、秋田県のハタハタ、イシモズクやアカモクなど我々は多くの地域特産水産資源を持っていることに気づく。そして、これら水産資源の背景には、いわゆるコマネージメント(地域コミュニティーベースの管理)が有効に機能していたり、その水産資源に適した合理的な利用形態が存在していたりする。
一方、グローバリゼーションの名のもとに、同一規格、同一生産物の大量生産、大量消費が意図的に喧伝され、我々の地域性そのものが崩壊しようとしているのも事実である。
このような中にあって、我々は地域における漁業や文化の価値を高く評価する立場から、地域性が強い各種の水産資源について、その生態、管理、利用法などさまざまな側面から現状を把握するとともに、その将来方向について検討することとしたい。
 (2)一般発表(演題数によって変更の可能性あり)
 11月25日(土) 9:00-15:00
 (3)その他
 11月24日(金) 16:30-17:00 支部評議員・幹事合同会議
 17:00-17:30 支部総会
 18:00-20:00 交歓会
申し込み方法
 1).氏名、2).所属、3).連絡先(住所および電話番号)、4).e-mailアドレス、5).一般研究発表の有無、6).演題、7).水産学会HP・支部のページへの要旨掲載の可否、8).シンポジウム出欠、9).総会出欠および 10).交歓会出欠を下記の申し込み先(事務局)にe-mailにてお知らせください。一般研究発表者は、同メールに下記の様式に従って作成した要旨を添付してください。
一般研究発表における発表方法
 一般研究発表は口頭発表で、一題15分(発表12分、質疑3分)を予定しています。発表の際に使用できる機器は、液晶プロジェクタとWindows版PowerPoint 2003です。
要旨作成
 演題、氏名および所属機関を記載の上、【目的】、【方法】、【結果】の順で小見出しを付け、分かりやすく記述し、以下の要領で作成してください。事務局でレイアウトを編集して要旨集を作成します。ファイルは、Text形式かMS-Word形式にしてください。
 ・ 総字数は700字程度とする。
 ・ 著者が連名の場合は「・」で連ね、講演者の左側に_を付ける。
 ・ 一般講演の要旨は文字のみとし、図表は使わない。
申し込み・要旨提出締切日平成18年10月20日(金)
参加費等
  参加費支 部 会 員:無料
 非支部会員:2,000円
 交歓会費 4,000円程度
申し込み先(事務局)
 〒022-0101 岩手県大船渡市三陸町越喜来字烏頭160-4
北里大学水産学部 日本水産学会東北支部事務局総務担当
                   佐藤繁・神保充
TEL (0192) 44-1920 (佐藤) 1923 (神保) FAX (0192) 44-2125
e-mail: jsfs-tb@kitasato-u.ac.jp