平成15年度日本水産学会東北支部評議員・幹事合同会議 議事録

期 日: 平成15年11月14日(金)17:05〜17:45
場 所: 北里大学水産学部(岩手県大船渡市)
出席者: 中野 広(支部長 東北水研)
五十嵐輝夫(宮城県産業経済部)、大森迪夫(東北大院農)、児玉正昭(北里大水)、佐藤 実(東北大院農)、関口勝司(岩手水技セ)、谷口順彦(東北大院農)、長久英三(北里大水)、小坂善信(代理出席、青森県水総研セ増養研)、西洞孝広(岩手水技セ)、小池一彦(北里大水)、中村 修(北里大水)、中野俊樹(東北大)、角田 出(石巻専修大)、山田潤一(秋田県水産振興センター)

佐古 浩、杉崎宏哉、神山孝史、鈴木敏之(事務局 東北水研)

議 事
1.中野支部長からの挨拶があった。
2.事務局の進行のもとで議事が進められた。
3.議題

(1)平成17年度北海道・東北合同支部大会について
 平成17年度に東北大学で開催されることになった北海道・東北合同支部大会の準備として、14年度に開催された第1回合同大会運営についての資料を事務局から東北大学関係者に送付した旨の報告があった。標記大会への準備はまだ行っていないが、責任をもって対応する旨、東北大評議員から発言があった。
(2)支部事務局の担当機関について
 単独の東北支部大会を県機関が持ちまわりで開催幹事となることについて、事務局から各県の対応状況を説明した。本件への対応が困難である青森県の幹事(代理)から、会員が県内の機関に分散していること、開催する際の予算拠出と会員以外の協力について機関トップの了解を得ることが難しい旨説明があった。今後も東北全県で対応可能となるよう時間をかけて調整していくことになった。(補足:支部大会を開催する際の会場費等の予算は、原則として支部事務局が計画した予算を超えない範囲で負担するが、不足が見込まれる場合についての対応は、支部大会参加者から徴収する等、開催幹事に委ねられている。)
(3)平成16年度支部大会の開催地・開催幹事について
 平成16年度支部大会の開催幹事を東北水研が担当することで了承された。また、開催に向けて東北水研から関係機関に対して協力の依頼があった。
(4)平成15年度支部例会について
 本支部例会での特別講演対象者を従来の大学退官者や学会賞受賞者だけに絞らず幅広くすることで了承された。事務局から12月末までに候補者を推薦してほしい旨お願いした。
(5)その他
 1)支部学会賞について
支部学会賞を創設することについて、東北支部担当理事(谷口順彦氏)から、本部の見解について説明があり、本部では積極的に進めてほしいこと、支部細則の変更が必要であれば理事会に提案してほしいこと、変更の必要がなければ自由に実行してほしいということについて説明があった。本件に関する論議の結果、支部大会開催時のポスター賞や研究発表賞というような比較的軽く、参加者が楽しめるようなものを創設するということで合意された。詳細については事務局が原案を作成し、次回の評議員会で論議することになった。
 2)会報の名簿について
事務局から会報の名簿の差し替え作成、送付に関する経緯が報告された。
 3)連絡事項(東北支部担当理事から)
谷口順彦東北支部担当理事から、理事会での論議内容についての報告があった。日本水産学会大会が現在年一回開催ということで試行中であり、今後現行のやり方で実施するか年二回に戻すかにつき論議が行われ、支部としても論議して意見を本部に出す必要がある旨指摘があった。また、Fisheries Scienceへの投稿論文が減少しているため、支部会員各位に投稿を促してほしいこと、僅かではあるがそのインパクトファクターは上昇していることについて報告があった。
東北支部担当企画広報委員(大越健嗣氏)から評議員・幹事への依頼事項について、事務局から2点説明があった。1点目は、日本水産学会誌の支部のページへ掲載するため、本年度の東北支部大会への参加記を2名の会員に執筆してもらうことにしているが、もう1名追加したいので立候補または適当な人の推薦をしてほしいということ、2点目は、最近地方で出版され、その地域でしか入手できない水産関連書物があれば紹介してほしいということであった。
東北大幹事から、本部でのFisheries Scienceのオンライン投稿予定についての検討状況についての質問があり、谷口理事から9月から試行を実施している旨説明があった。