平成25年度の九州支部の活動案内


平成25年度日本水産学会九州支部総会・大会の開催について

平成25年度日本水産学会九州支部例会


平成25年12月13日

日本水産学会九州支部
会 員 各 位

日本水産学会九州支部長
 松山 倫也

平成25年度日本水産学会九州支部総会・大会の開催について

 標記総会・大会を下記のとおり開催しますので、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。九州支部正会員の方で総会にご欠席の場合は、必ず委任状(同封のハガキ)をご返送ください。

日 時:平成26年1月11日(土)13:00〜13:30 総会
13:30〜14:30 高校生による発表
14:30〜17:00 大会(一般講演)
場 所: 九州大学中央図書館視聴覚ホール(九州大学箱崎キャンパス理系地区附属図書館)
一般講演の申し込み
申 込 先 : 〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1 望岡典隆 宛
申込期限: 平成25年12月26日(木)17:00
申込資格: 申込者は、日本水産学会九州支部正会員または学生会員に限ります。ただし、会員以外の方が会員との連名で講演を行うことは可能です。
申込方法: 演題、氏名、所属機関、連絡先を記載した申込書(所定の書式はございません)に以下の要領で作成した講演要旨を添えて、「申込先」にご送付ください。E-mailで申し込まれる場合は、演題、氏名、所属機関、連絡先を記載のうえ、講演要旨(リッチテキスト形式)を添付して送信してください。受付アドレスは mochioka@agr.kyushu-u.ac.jpです。
講演要旨作成要領
1) 用紙はA4版を縦に使用してください。
2) 左右それぞれ2.5 cm、上2.5 cm、下16 cmの余白をとってください。
3) 題名と氏名は中央に揃え、氏名の後に所属の略記を( )で囲んで入れてください。連名の場合は・印で連ね、講演者の左肩に゜印をつけてください。題名と演者氏名の後はそれぞれ1行ずつあけてください。
4) 題名はゴシック体(14 pt)、その他は明朝体(11 pt)で記してください。
5) 本文は【目的】、【方法】、【結果】に分けて700字程度で記述してください。
その他
1. 正会員の方は、平成26年1月9日までに、同封のハガキ(出欠票兼委任状)にて出席の可否をお知らせください。総会成立には、委任状を含めて正会員の1/10以上の出席が必要です。
2. 本大会では優秀な発表をした学生会員に優秀発表賞を授与します。学生会員の発表申し込みは自動的にノミネートされますが、希望しない場合はメールでお知らせください。
問い合わせ先:
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1 九州大学大学院農学研究院
       日本水産学会九州支部 庶務幹事 望岡典隆
       TEL & FAX:092-642-2891 E-mail:mochioka@agr.kyushu-u.ac.jp


平成25年度日本水産学会九州支部例会

日 時: 平成25 年12 月6 日(金)13:15〜17:15
場 所: 大分県庁新館14階大会議室
内 容: シンポジウム「地域水産業に貢献する試験研究 〜大分県の事例を通して考える〜」
企画責任者: 壽 久文・景平真明(大分水研)・望岡典隆・松山倫也(九大院農)

はじめに          松山倫也(九大院農)・日隈邦夫(大分県農林水産部) 13:15-13:25
趣旨説明                    景平真明(大分水研) 13:25-13:30
第一部:大分県の漁船漁業を支える研究      座長:井本有治(大分水研)
 1.豊予海峡周辺海域に生息するマアジの資源生態  西山雅人(大分水研) 13:35-14:00
 2.タチウオひきなわ漁業に係る機器開発と社会連携 広瀬太郎 (水研セ開発セ) 14:00-14:25
第二部:大分県の養殖業を支える研究       座長:福田 穣(大分水研)
 3.赤潮発生予察による漁業被害軽減への取り組み 宮村和良(大分水研) 14:30-14:55
 4.高水温耐性ヒラメの作出と今後の展開     名古屋博之(水研セ増養殖研) 14:55-15:20
    休 憩 15:20-15:40
第三部:大分県のブランドを支える研究・取り組み 座長:横松芳治(大分水研)
 5.ブランド魚のおいしさの科学的根拠−「関さば」の特徴について
                        望月 聡(大分大教育福祉) 15:40-16:05
 6.「The・おおいた」ブランドの水産物流通について
                     平澤敬一(大分県漁業管理課) 16:05-16:30
第四部:総合討論                座長:壽 久文(大分水研)
 これからの大分県の水産業の発展に求められる試験研究とは 16:35-17:10
   〜漁業者・水産関係団体を交えての意見交換〜
閉会あいさつ                  金塚秀夫(大分農林水研セ) 17:10-17:15

趣旨: 日本の水産業はこれまで主要なタンパク供給源として日本人の食を支え、日本の発展とともに栄えてきた。しかし、近年の水産業を取り巻く環境は厳しさを増す一方で、消費者の魚離れや価格の低迷、海水温の上昇に伴う磯焼けの進行や漁海況の変動、燃油や飼料価格の高騰による経営の悪化など、漁業者の自己努力では対処し難い難問が次々と押し寄せている。その様な背景のもと、水産業を支える試験研究には、いち早く現場の課題を抽出し、課題解決のための的確な方法を立案し、研究予算を確保し、着実に研究成果を挙げつつ、速やかに現場へ普及還元を図ることが求められている。
 本シンポジウムでは時代のニーズに即した試験研究のあり方を探るため、第一部から三部においては、大分県水産業の主要分野における試験研究事例を題材にしてその成果の確認と検証を行い、試験研究の役割について議論を深める。第四部の総合討論では、これまでの試験研究の取組、成果等に関して、漁業現場からの率直な意見、評価、また、現場が直面する諸課題の提示を受け、関係者相互の意見交換と情報の共有を通して幅広く議論し、今後の試験研究の方向性について展望することとした。
主催: 日本水産学会九州支部
共催: 大分県農林水産部