平成22年度 日本水産学会近畿支部前期例会

題 目:「琵琶湖の魚とその利用 ふなずしを作ろう!」
主 旨:ふなずしは、滋賀県琵琶湖を代表する伝統食品であり、寿司の原型とも言われている。ふなずしを含むなれ寿司は、日本人に馴染み深い水産加工食品であり、地域により各家庭で自慢の味が存在したが、徐々にその文化が失われつつある。今回は、「琵琶湖の魚とその利用 ふなずしを自分で作ろう!」と題して、琵琶湖の魚とその利用法に焦点を絞ってシンポジウムを開催する。さらに、ふなずしを実際に自分たちで作成し、今後の水産加工食品との付き合い方やそれをはぐくんできた琵琶湖の姿について知識を深めたい。折から、日本水産学会も公益法人化を目指しており、産官学が一体となった取り組みの緒となることを願う。
日 時:平成22年7月24日(土)9:00〜17:00 (開場:8:30)
場 所:近畿大学農学部キャンパス
企画者:江口 充・藤岡 康弘
9:00〜9:10開会挨拶 江口 充(近畿大・農)
9:10〜12:00ふなずしを作ろう!「前半 フナの洗浄」
 担当者 酒井 明久(滋賀水試)
12:00〜13:00休憩
13:00〜15:00シンポジウム「琵琶湖の魚とその利用」座長 江口 充(近畿大・農)
 1.藤岡 康弘(滋賀水試)「琵琶湖と魚」
 2.國宗 義雄(近畿大院・農)「超音波テレメトリーを用いた琵琶湖のフナの行動研究」
 3.川崎 賢一(近畿大・農)「食品としての琵琶湖の魚と加工法」
 4.質疑応答
15:00〜17:00ふなずしを作ろう!「後半 飯漬け」
 担当者 酒井 明久(滋賀水試)
17:00〜17:10閉会の挨拶 江口 充(近畿大・農)
参加費:無料 (但し、ふなずしを自分で漬ける場合は、実費負担。詳細は近畿支部HPを参照。)
問い合わせ先〒631‐8505 奈良市中町3327−204
近畿大学農学部水産学科
水族環境学研究室内
日本水産学会近畿支部事務局(担当:永田 恵里奈)
Tel&Fax:0742-43-6106
E-mail:erina_nagata@nara.kindai.ac.jp