平成20年度 日本水産学会中部支部大会の開催について

日本水産学会中部支部
支部長  魚住 雄二

 平成20年度日本水産学会中部支部大会を,中央水産研究所上田庁舎の協力のもと,下記のとおり開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

1.日時 平成20年11月21日(金)10:00〜17:30(受付開始9:30)
2.会場 上田温泉ホテル祥園
〒386-0024 長野県上田市大手1-2-2 TEL:0268-22-2353
<交通> 長野新幹線上田駅 お城口から徒歩3分
詳細なアクセスについては上田温泉ホテル祥園ホームページ(http://www.ueda.ne.jp/~shoen/ )の交通案内をご参照ください。
3.プログラム
 (1) 一般研究発表(一部) 10:00〜11:45
 (2)平成20年度日本水産学会中部支部総会 13:00〜13:30
 (3)シンポジウム 13:30〜16:00
 「カワウの食害対策と個体群管理」 企画者:箱山 洋、村上眞裕美
 近年、カワウの水産資源に対する食害が懸念されており、漁場保護・追い払い・繁殖抑制・駆除などによって捕食圧の低減や個体数管理を行う必要がある。一方で、外来魚の食害と異なり、カワウを減らしすぎてはいけない。このため、食害の低減と個体数の持続性について十分に考慮したカワウ管理計画が求められている。個体群管理の観点では、広域(日本)を扱う必要があり、食害については地域に着目した漁場をそれぞれ扱う必要がある。我々の研究グループでは、広域・食害地域のスケール特性に対応した調査・モデリングを行い、また、地域管理に関しては食害対策の効果を検証することも併せて行ってきた。本シンポジウムでは、プロジェクトの中間報告として、その取組みを紹介し、広域管理の一部としての地域管理への指針作りや全体のカワウ管理計画策定について論議したい。
    1) カワウ4コロニーにおける繁殖成功 新妻靖章・井上裕紀子・藤井英紀
    2) 千曲川に冬期飛来したカワウの食性 棗田孝晴・鶴田哲也・井口恵一朗
    3) 銃で撃てばカワウから安全・安心を奪えるかー接近可能距離による評価 藤岡正博・富永光・有馬智子
    4) カワウ被害軽減のためのコロニー・ねぐら管理手法の検討 石田朗・日野 輝明・亀田佳代子
    5) カワウ個体群モデルと管理手法の開発 箱山洋
    6) 総合討論
(4)一般研究発表(二部) 16:00〜17:30
4. 懇親会 18:00〜20:00
発表会場と同じ建物内(変更になる可能性があります)。
(会費5,000円を予定。当日会場にて申し受けます。)
5. 大会参加費 500円(講演要旨代を含む。当日会場にて申し受けます。)
6. 参加・講演申し込み等
(1) 申し込み方法
大会参加希望者は,郵便,FAX,E-mailのいずれかにて,別添の参加申込書に氏名・所属・連絡先,研究発表の有無および懇親会の出欠を記載の上,お知らせ下さい。また,研究発表希望者は演題および氏名・所属(共同発表者も含む)をお知らせ下さい。
(2) 発表方法
パワーポイント(OHPは使用できません)。
発表データはCDもしくはUSBメモリーで大会受付時に係にお渡し下さい。
(3) 申し込み先・問い合わせ先
〒386-0031 上田市小牧1088
中央水産研究所 内水面研究部 箱山 洋
E-mail:hako@affrc.go.jp
TEL:0268-22-0594 FAX:0268-22-0544
(4) 締め切り 平成20年10月31日(金)必着
7. 講演要旨(シンポジウム,一般研究発表者)
(1) 書式 ダイレクト印刷をしますので,別紙作成要領により作成して下さい。
   枚数は図表も含めてA4用紙2枚以内として下さい。
(2) 送付先 参加申し込み先と同じ(必ず郵送して下さい。)
(3) 締め切り 平成20年11月4日(月)必着
8. 発表時間(厳守して下さい)
シンポジウム 1題につき25分(質疑応答5分を含む)
一般研究発表 1題につき15分(質疑応答3分を含む)
*なお,一般研究発表の申し込みが多数の場合は,発表時間を短縮することがありますので,ご了承下さい。この場合事前にご連絡いたします。
9. 平成20年度中部支部評議員会(評議員のみ)
会場:大会会場内 「ロマン」 12:00-12:50
10. 平成20年度中部支部総会
会場:大会会場内 「光の間」 13:00-13:30
11. 宿泊 各自インターネット等でご予約願います。

平成20年度日本水産学会中部支部大会 参加申込書 (PDF)
講演要旨作成要領 (PDF)