平成19年度日本水産学会中部支部大会の開催について

中部支部支部長 加納 哲

 平成19年度日本水産学会中部支部大会を,福井県立大学海洋生物資源学科協力のもと,下記のとおり開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 平成19年11月23日(金・祝日)09:30〜17:30
会 場 福井県立大学小浜キャンパス 交流センター
〒917-0003 福井県小浜市学園町1-1 TEL:0770-52-6300
詳細なアクセスについては福井県立大学小浜キャンパスホームページ(http://www.s.fpu.ac.jp/kaiyou/marine.htm)の交通案内をご参照ください。JR小浜駅からタクシーまたはバス利用。
申し込み方法 支部会員の皆様には,封書にてご案内をお送りいたします。その他の方は下記中部支部事務局にお問い合わせください。
参加・講演申し込み締め切り 平成19年10月26日(金)

プログラム
1) ミニシンポジウム「トラフグ養殖研究の展望」
  趣旨: 1980年代より盛んになった日本のトラフグ養殖産業は,近年中国産トラフグとの価格競争によって大きな打撃を蒙ってきた。大消費地向けに大量に生産してきた地域でその影響は甚大であった。そのような厳しい状況にあっても,長崎県は第1位の生産を維持している。一方,福井県若狭地方では民宿が小規模な養殖を行い,宿泊客にトラフグ料理を提供しているため,価格競争の影響は軽微であった。とはいえ,その影響は無視できない状況となっている。本シンポジウムでは,長崎県と福井県のトラフグ養殖の現状,および付加価値の高いトラフグを生産する技術について紹介し,現況の事態を打開する方策を模索する機会としたい。
  ・長崎県におけるトラフグ養殖の現状と課題

高見生雄(長崎水試)

  ・福井県におけるトラフグ養殖の現状と課題

矢野由晶(福井県嶺南振興局)

  ・ゲノム育種によりトラフグの優良品種作出をめざす

菊池潔・甲斐渉・末武弘章・゜鈴木譲(東大院農水実)

  ・養殖および天然トラフグの肉質

横山芳博(福井県大生物資源)

2) 一般研究発表(口演)
3) その他
  ・平成19年度中部支部評議員会
  ・平成19年度中部支部総会
  ・懇親会(大会終了後会場で開催予定)
大会参加費 500円(講演要旨代を含む,当日会場にて申し受けます)
問い合わせ先 日本水産学会中部支部事務局(三重大学大学院生物資源学研究科内)
庶務係 神原(こうばら) 淳 Tel:059-231-9534 Fax:059-231-9540
e-mail: kohbara@bio.mie-u.ac.jp