会   報


公益社団法人 日本水産学会
平成29年度第6回理事会議事録

1 開催された日時   平成29年12月9日(土) 13時00分〜15時44分
2 開催された場所   国立大学法人東京海洋大学品川キャンパス
2号館2階200A-2会議室(東京都港区港南4-5-7)
3 理事会総数及び定足数  総数 20名,定足数 11名
4 出席理事総数 17名
 (本人出席)  秋山秀樹,荒井克俊,荒井修亮,岡﨑恵美子,管野信弘,木島明博,佐藤秀一,青海忠久,
塚本勝巳,中田英昭,萩原篤志,山下伸也,山下 洋,山本民次,良永知義,和田時夫
 (途中出席)  黒倉 寿(決議事項 第1号議案「会費免除承認」審議中の13時2分に着席)
 (監事出席)  青木一郎,北田修一
 (幹事出席)  糸井史朗,岩田繁英,小林武志,近藤秀浩,芳賀 穣,浜崎活幸
5 議   案
  決議事項   第1号議案  「会費免除承認」の件
第2号議案  「理事の職務権限規程の一部改正」の件
第3号議案  「短時間勤務有期雇用職員就業規程の一部改正」の件
第4号議案  「平成29年度日本水産学会賞各賞受賞者の決定」の件
第5号議案  「Fisheries Scienceの契約更改」の件
第6号議案  「Fisheries Science 84巻における会員販売促進の継続」の件
第7号議案  「理事会主催シンポジウム」の件
第8号議案  「平成30年度日本農学賞受賞候補者の推薦」の件
第9号議案  「日本農学会 会長・副会長・監事候補者の推薦」の件
第10号議案  「平成30年度日本農学会評議員及び運営委員の選出」の件
第11号議案  「入会承認」の件
  報告事項   ①第5回理事会以降の職務執行の状況
②その他
6 議事の経過及びその結果
 (1)  定足数の確認等
塚本会長が定足数の充足を確認し,続いて本会議の議事進行について説明があった。
 (2)  議案の審議状況及び議決結果等
定款の規定に基づき,塚本会長が議長となり,本会議の成立を宣言し,議案の審議に移った。
(決議事項)

第1号議案
「会費免除承認」の件
 良永総務担当理事から,伊藤正一,大和田紘一,河合真一郎,川崎賢一,柴 眞,関 伸夫,高村 仁,中村幹雄,林 征一,山内晧平,山口 晧及び和田克彦,各会員の会員に関する規則第5条(1)に基づく会費免除申請について説明があった。審議の結果,申請のあった12名の会員の会費を平成30年度から免除することを出席理事全員一致で可決した。

第2号議案
「理事の職務権限規程の一部改正」の件(別紙1)
 良永総務担当理事から,原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。

第3号議案
「短時間勤務有期雇用職員就業規程の一部改正」の件(別紙2)
 良永総務担当理事から,原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。

第4号議案
「平成29年度日本水産学会各賞受賞者の決定」の件
 荒井(克)学会賞担当理事より,9月25日に開催された学会賞選考委員会において審議した平成29年度日本水産学会各賞の受賞者候補者について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で以下の通り可決した。
日本水産学会賞
  上田 宏 「太平洋サケの母川記銘・回帰機構に関する研究」
  佐藤秀一 「持続可能な水産養殖飼料の開発に関する研究」
日本水産学会功績賞
  該当者なし
日本水産学会進歩賞
  遠藤英明  「魚類の健康診断バイオセンサの創出に関する研究」
  澤山茂樹  「微細藻・菌類の分子育種等水産微生物学的研究」
  長井 敏  「有害・有毒プランクトンモニタリング技術の高度化と応用」
 水産学奨励賞
  井ノ口繭  「魚類の浸透圧調節における鰓塩類細胞の機能形態学的研究」
  黒木真理  「ウナギ属魚類の初期生活史に関する生態学的研究」
  澤山英太郎  「家系判別による養殖親魚の形質評価に関する研究」
  柴加田知幸  「赤潮プランクトンの光生物学的解析と赤潮軽減技術への応用」
  入路光雄  「小型浮魚類の生殖内分泌制御機構と繁殖特性に関する研究」
 水産学技術賞
  木村郁夫  「生体内ATPを利用した高品質冷凍水産物の製造・流通技術の開発」
  阪倉良孝  「海産仔魚の飼育環境制御技術に関する研究」
第5号議案   「Fisheries Scienceの契約更改」の件
 良永総務担当理事から,Fisheries Scienceの契約更改について新しい契約書案の説明があった。
 本議案について,以下の質疑応答があった。
 和田理事「著者負担金による収入は和文誌も含めての金額か。」
 良永理事「和文誌も含めてである。」
 北田監事「FSの掲載論文数とページ数は漸減している。一方,水産学会のRoyalty収入は論文数の減少にも関わらず2015年度まで増加しており,経営的には収入の見込めるジャーナルであることを示唆している。Royalty収入が2016年に急減し赤字に転落しているが,この理由はわからない。提示されたRoyaltyの割合は交渉する余地があろう。水産学会の主要事業の一つであるFSの出版契約にあたっては他社の見積りを含め,慎重に対応していただきたい。」
  黒倉理事「掲載論文数を上げると,出版社の収入が増える。論文のダウンロード数は不明。投稿数を増やして,掲載数を絞り,ダウンロード数を維持したほうが利益は上がる。団体会員等への配布部数を維持せずに,収支を考えるのも一案である。」
  良永理事「原案を認めるか,否決するかの選択肢しかない。原案の修正案はありえないであろう。議案として,出さないと結論が出ないため今回議案として提案した。原稿のまま維持して,他社に見積もりを取り一年後に契約更改を申し出るのも一案である。」
  青海理事「契約を更改または終了する場合には,前もって申し出る必要はあるか。」
  良永理事「新方式の申し出があったが,このような事案はいつでも起こりうる。どのタイミングで更改するかを考慮しておくべきであろう。契約終了1年前くらいに検討するのがよいか。」
  佐藤理事「3年または5年契約である。」
  青木監事「工業製品ではないので,安ければ良いわけではない。判断基準を前もって決めておいた方が良いのではないか。」
  佐藤理事「相見積を取る場合,日本の他学会がどうなっているかを調べておいた方が良い。アメリカ水産学会がTaylor & FrancisからWileyに変更した。どうなっているか尋ねてみる。」
  北田監事「ジャーナル全体を理解する上でウェブプラットフォームは重要であるが,SpringerよりもWileyのほうが標準的で,投稿ページへの導入も分かりやすい。」
  審議の結果,本議案は継続審議とし,印刷部数の変更や他社との比較を検討することを出席理事全員一致で可決した。
第6号議案  「Fisheries Science 84巻における会員販売促進の継続」の件
 良永総務担当理事から,Fisheries Science 84巻における会員購読促進の継続について説明があった。審議の結果,会員販売促進の継続を出席理事全員一致で可決した。
第7号議案
 和田将来計画担当理事から,理事会主催シンポジウムについて原案の説明があった。審議の結果,講演者の一部を修正の上,出席理事全員一致で可決した。
 本議案について次の質疑応答があった。
 塚本会長「シンポジウムを記録で残してほしい。」
 和田理事「和文誌に記録を掲載する。」
第8号議案  「平成30年度日本農学賞受賞候補者の推薦」の件
 荒井(克)学会賞選考担当理事より,平成30年度日本農学賞受賞候補者の推薦について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案の通り可決した。
第9号議案  「日本農学会 会長・副会長・監事候補者の推薦」の件
 良永総務当理事より,日本農学会会長・副会長・監事候補者の推薦について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案の通り可決した。
第10号議案  「平成30年度日本農学会評議員及び運営委員の選出」の件
 良永総務当理事より,平成30年度日本農学賞受賞候補者の推薦について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
 [選出]評議員 佐藤秀一,良永知義(平成30年3月28日以降に交代予定)
 [選出]運営委員 渡邊壮一
第11号議案  「入会承認」の件
 審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。

(報告事項)
@第5回理事会以降の職務執行の状況
・会長
  塚本会長より,次の報告があった。
1)  85周年記念国際シンポジウムの会期中に若手の会のシンポで基調講演を行った。
2)  12月2日に開催された「海とさかな」自由研究・作品コンクールの表彰式に出席し,日本水産学会会長賞を授与した。
・庶務関係
  良永担当理事より,次の報告があった。
1)  平成30年度支部幹事選挙結果が報告があった。
2)  理事候補者の選挙結果が報告があった。
3)  資格喪失者(会費未納)の会費納入による退会者への変更について報告があった。
千葉周作(正会員,平成28年度資格喪失)
4)  学会事務職員の期末手当について報告があった。
5)  協賛および後援について次の2件の報告があった。これらは,共催,協賛,後援の取り扱い申し合わせ3)を適用した。
 @第20回マリンバイオテクノロジー学会大会
   主催  マリンバイオテクノロジー学会
   協賛  化学工学会 他21学協会
   日程  平成30年5月26日(土)・27日(日)
   場所  フェニックス・シーガイア・リゾート・コンベンションセンター(宮崎県宮崎市)
   希望  協賛
   負担金 なし

 A第55回アイソトープ・放射線研究発表会
   主催  日本アイソトープ協会
   協賛  応用物理学会 他61団体(予定)
   日時  平成30年7月4日(水)〜6日(金)
   場所  東京大学農学部弥生講堂(東京都文京区)
   希望  後援
   負担金 なし

・企画広報関係
 佐藤担当理事より,第6回委員会を11月2日に開催し,通常の業務に加え,日本水産学会誌のEジャーナル化について議論したとの報告があった。

・財務関係
 萩原担当理事より,事業計画・予算書と事業報告・決算報告の提出期限について報告があった。

・編集関係
 黒倉担当理事より,次の報告があった。
1) Fisheries Science誌の表紙が変わる。
2) 論文賞の選考を行い1月に決定する。
・学会賞関係
 荒井(克)担当理事より,平成29年度日本農学進歩賞について推薦したが,受賞には至らなかったとの報告があった。
・シンポジウム関係
 木島担当理事より,次の報告があった。メール会議により平成30年度春季大会で2件のミニシンポジウム「タイラギの種苗生産の最新技術と養殖について」,「三陸サケの回帰技術の向上について」の開催が決定した。シンポジウムは2件決定済み。各委員会とのシンポジウム情報の共有を実施している。

・出版関係
 木島担当理事より,次の報告があった。
1)  水産学シリーズの後継について,Eブックとして出版する方向で委員会で検討を進めている。シンポジウムに加え,シンポジウム以外のものについても検討が必要である。出版時期について意見集約しており,次回委員会(1月9日)で検討する。
2)  水産学シリーズの英文化について。前向きな意見が多いが,費用の面などについて議論が継続中である。
・水産技術誌監修関係
 秋山担当理事より,次の報告があった。12月8日企画・編集委員会を開催した。水産研究・教育機構の編集事務局の作業が多いので編集の補助業務を外部委託することとする。レベルの維持と守秘義務を要件とする等指摘があり,次回委員会で検討する。
 本報告について次の発言があった。
 山下(洋)理事「外部委託費用はどうするか。」
 秋山理事「水産研究・教育機構が支出することとしている。」

・国際交流関係
 和田担当理事 特になし

・水産教育関係
 荒井(克)担当理事より,平成30年度春季大会における水産高校の先生方との協議会の開催について,及び第36回「海とさかな」自由研究・作品コンクールについて報告があった。

・水産政策関係
 黒倉担当理事 特になし。

・漁業・資源管理関係
 荒井(修)担当理事より,平成30年度漁業懇話会奨励賞の受賞者(3名)を決定したとの報告があった。

・水産利用関係
 菅野担当理事 特になし。

・水産増殖関係
 木島担当理事より次の報告があった。9月21日に委員会を開催し,平成30年度第1回講演会を決定した。テーマは「内水面漁業の現状と課題:漁場環境の再生に向けて」,3月30日に開催予定である。

・水圏環境関係
 山下洋担当理事より次の報告があった。
1)   12月8日にシンポジウム「我が国における沿岸域環境の現状と問題点,および将来展望」を沿岸環境関連学会連絡協議会と共催で開催した。
2)   シンポジウム「貝類の適正養殖(現状と将来への展望)」を3月26日に開催する。
男女共同参画関係
 岡﨑担当理事より,次の報告があった。
1)   男女共同参画学協会連絡会によるアンケート調査が終了した。アンケート総回答数は約18159人で,結果は公開されている。
2)   前回は分析して日本水産学会としても公開した。今後同様な対応を検討している。
本報告について次の発言があった。
佐藤理事「アンケートの解析は,東京海洋大学と協力するのか。」
岡﨑理事「東京海洋大学との協力は行えず,水産学会単独で解析を行う。3月の委員会で概要を報告する。」
社会連携関係
 塚本会長 特になし
将来計画関係
 青海担当理事より,各委員会からの将来に向けてのアンケートをふまえて理事会シンポジウムを企画している旨報告があった。
北海道支部,地域連携関係
 塚本会長より,12月9日・10日に北海道大学(札幌)にて支部大会,支部幹事会,若手の会主催講演会並びに公開シンポジウム「魚港(みなと)で漁業(いさり)を考える」を開催との報告があった。
東北支部,地域連携関係
 秋山担当理事より,次の報告があった。平成28年度日本水産学会東北支部大会,支部幹事・連絡調整員合同会議とミニシンポジウムを10月28日と29日に開催した。参加者総数47名であった。
 この件について以下の発言があった。
 黒倉理事「東北以外にも発信することを考えても良いのでは。」
 山下(洋)理事「東日本大震災災害復興支援検討委員会と連携して考えては。」
 塚本会長「そのような機会はあるか。」
 山下(洋)理事「委員会には,東北大学及び水産研究・教育機構からも委員に入ってもらっているので問題はない。」
関東支部,地域連携関係
 菅野担当理事より,平成30年度春季大会の準備状況について次の報告があった。)高校生の発表のための受付をメールでするのではなく,ウェブで申し込めるシステムをトーヨー企画とともに導入した。このシステムの導入については23万5千円の費用がかかる。
中部支部,地域連携関係
 塚本担当理事より,次の報告があった。
1)   支部大会および支部幹事会,支部総会,三重水産フォーラムを12月2日に開催した。
2)   シンポジウム「三重県における貝類増養殖の課題と展望」を12月2日に開催した。
近畿支部,地域連携関係
 荒井(修)担当理事より次の報告があった。平成28年度日本水産学会近畿支部特別講演会「先達の知恵と経験を若手・中堅水産研究者と技術者へ」および高校生のポスター発表を12月10日に開催する。高校生のポスター発表(5件)は初開催である。
中国・四国支部,地域連携関係
 山本担当理事より,次の報告があった。平成28年度日本水産学会中国・四国支部例会,幹事会,総会,ミニシンポジウムおよび高校生によるポスター発表会を12月2日・3日に岡山市で開催した。口頭発表22件,ポスター発表12件,5件(高校生のポスター発表(5件))参加者総数36名であった。受賞に関する条件として,共同発表者に学会員を含めることを決定した。
九州支部,地域連携関係
 中田担当理事より,次の報告があった。平成29年度日本水産学会九州支部支部大会・総会・例会を12月2日・3日に開催した。一般発表19題,高校生のポスター発表7題であった。シンポジウム「海洋生物の生理生態に及ぼす環境変動の影響 〜今,東シナ海で起きていること〜」を12月3日に開催した。参加者総数58名(学生31名)で,そのうち女性18名であった。
英文書籍監修委員会(特別委員会)
 佐藤担当理事より,9月に「Rotifers」が刊行され,次に竹内会員が編集したものが刊行予定との報告があった。
東日本大震災災害復興支援検討委員会(特別委員会)
 山下(洋)担当理事より,次の報告があった。
1)  3月30日にシンポジウム「原発事故7年後の現状と課題」を実施する。
2)  日本原子力学会が行っている連絡会のワークショップが9月に行われ,森田委員が参加した。
水産学若手の会
 塚本会長より,次の報告があった。日本水産学会創立85周年記念国際シンポジウムにおいてイブニングセッションを実施した。参加者数53人の内,20名が日本人であった。9月23日に委員会を実施した。ホームページの更新や月刊養殖ビジネスに寄稿など活動している。
日本水産学会創立85周年記念事業委員会(特別委員会)
 青海担当理事より,次の説明があった。記念式典,国際シンポが終了した。日本水産学会85年史の編纂を今後すすめる予定。決算を12月25日に行う。
財務検討委員会(特別委員会)
 萩原担当理事より,経費削減について委員会の人数の削減などの試算を実施中であるとの報告があった。
水産・海洋科学研究連絡協議会関係
 黒倉担当理事より,次の報告があった。平成29年度第2回協議会が10月31日に開催され,日本学術会議主催シンポジウム「沿岸地域を再生させるための水産業を考える」,名古屋議定書,水産・海洋科学研究連絡協議会の平成30年度以降の継続について議論された。
A その他確認事項
事業計画・予算書及び事業報告・決算報告の提出日程について
 良永総務担当理事より,平成29年度の決算処理等の日程について説明があり,日程に沿って各支部,懇話会及び委員会は対処するよう依頼があった。
引き継ぎ事項について
 良永総務担当理事より,次年度への引継ぎ事項について提出するよう依頼があった。
次回の理事会について
 良永総務担当理事より,平成29年度第7回理事会を2月10日13時より東京海洋大学品川キャンパスで開催するとの説明があった。

 以上をもって議案の審議等を終了したので,15時44分,議長は閉会を宣言し,解散した。

別紙1

理事の職務権限規程の一部改正(PDF)

短時間勤務有期雇用職員就業規程一部改正(PDF)


平成29年度日本水産学会九州支部総会・大会

日 時   平成29年12月2日(土) 13:00-17:45
場 所   長崎大学水産学部
プログラム
 13:00   総会
 13:30   大会 一般研究発表(口頭発表)
 16:30   大会 高校生による研究発表(ポスター発表)
 17:30   大会 表彰式

一般研究発表
 (第1会場)
 1-01  異なるDNA精製法が定量PCRに与える影響
°朝重紅音・菅向志郎・金井欣也(長大院水環)
 1-02  NanAシアリダーゼはEdwardsiella tardaの病原性を制御する
°都築利治・二神裕子・Vo Khanh Linh・Irandha CM Siahaan・小松正治・塩﨑一弘(鹿大水)
 1-03  酸化ストレスに伴うヒラメMn-SOD遺伝子の発現制御領域の解析
°石橋侑里香・吉田朝美・長富 潔(長大院水環)
 1-04  マダイ肉質軟化に関わるHABP2遺伝子の転写制御領域の解析
°上田茄奈・吉田朝美・長富 潔(長大院水環)
 1-05  E. tarda由来組換えflagellin暴露におけるヒラメCu, Zn-SOD遺伝子のプロモーター活性の解析
°玉田佳子・吉田朝美・長富 潔(長大院水環)
 1-06  緑色光照射による性転換メダカOryzias latipesの作出
°早坂央希・竹内 裕・小谷知也(鹿大水)
 1-07  シアリドーシスモデルとしてのneu1ノックアウトゼブラフィッシュの作製
°高瀬 諒・前田悠太郎・小松正治・塩崎一弘(鹿大水)
 1-08  キジハタの初回成熟にともなう生殖内分泌系の遺伝子解析
°真鍋颯一朗・徐 文剛(長大院水環,長大海セ)・南部智秀(山口水研セ)・高田武志(山口漁公)・征矢野清(長大海セ)
 1-09  異なる飼育水温におけるクロマグロ人工種苗の生残ならびに成長
°沖田光玄・橋本 博・高志利宣・樋口健太郎・相馬智史・江場岳史・久門一紀・森岡泰三・塩澤 聡・玄浩一郎・虫明敬一(水産機構西海水研)

(第2会場)
 2-01  南米ペルー沖におけるイカ類の漁獲効率解析
°庄野 宏(鹿大共通教育セ)・大崎涼平(鹿大水)・坂本 匠(鹿大水)・酒井光夫(JAFIC)
 2-02  ESDプログラム開発に向けた有明海産貝類の長期飼育の取組
°下山田隆(佐賀市立思斉中学校)
 2-03  クライゼル水槽によるタイラギ幼生飼育の試み
°圦本達也・長副 聡・栗原健夫・橋本和正・中野昌次・松山幸彦(水産機構西海水研)
 2-04  タイラギ浮遊幼生を用いた貧酸素曝露試験に向けた手法の検討
°長副 聡・圦本達也・栗原健夫・橋本和正・松山幸彦(水産機構西海水研)
 2-05  大村湾における貧酸素化と酸性化:2017年の観測からみた進行状況
°大塚健人(長大水)・東健太郎・鷲尾昂祐(長大院水環)・青島 隆(長大水)・石松 惇(長大海セ)・和田 実(長大院水環)
 2-06  鹿児島県産淡水紅藻数種のストレス環境下における光合成活性
°小園淳平(鹿大連農)・Gregory N. Nishihara(長大海セ)・遠藤 光(鹿大水)・寺田竜太(鹿大連農)
 2-07  光合成のストレス応答から探る奄美大島産熱帯性海草北限個体群の地域的特異性の検討
°島田菜摘(鹿大水)・Gregory N. Nishihara(長大海セ)・遠藤 光(鹿大水)・寺田竜太(鹿大連農)
 2-08  色落ちノリ由来硫酸化多糖体ポルフィランの低分子化による活性上昇
°柳戸彩奈・山口健一・小田達也(長大院水環)
 2-09  ハイタンアマノリ由来硫酸化多糖体ポルフィランの生物活性の検討
°武世雄・山口健一・小田達也(長大院水環)
 2-10  赤潮プランクトン(Heterocapsa.circularisquama)の抗菌活性に関する研究
°リ ウェンチェン・小田達也(長大院水環)

高校生による研究発表
 P-01  ヨロイイソギンチャクの白化メカニズムの解明を目指して
〜ヨロイイソギンチャクは海の砂漠化を食い止める鍵となるのか〜
°柿本拓海・°田中颯翔(長崎北陽台高校)
 P-02  アラレタマキビの生態に関する研究〜アラレタマキビのおんぶ行動の謎に迫る〜
°山本武蔵・渡邉克明・森 真大(長崎北陽台高校)
 P-03  タマキビの潮汐変化を認識するシステムと夏眠の謎を探る
°鶴田雅大・相川琉晴(長崎北陽台高校)
 P-04  アリアケカワゴカイの生殖行動について
°井上夏生・°中村輔(小浜高校)
 P-05  鯛のなか落ち身を利用した島原そうめんとの商品開発
°池田光辰・門田香月・佐藤陽良・本多竜也(長崎鶴洋高校)
 P-06  長崎県野母崎三和地区の水産業を守るB 〜マルソウダガツオを価値ある魚に〜
°坂本涼華・宮本稲舞・高原清翔・山口航平・吉原 佑(長崎鶴洋高校)
 P-07  カニ籠を仕掛けてわかったこと
°作元海音・林田仁雄・友永修造・野中祐汰・藤本樹紀・北村龍生・松本 涼・瀬戸口知弥・永山直季・谷脇脩都・下川龍星・浜端海渡・小山虎之介(長崎鶴洋高校)

会員の所属変更

 (平成30年1月・2月の会員からの異動連絡を元に作成していますので,実際の異動月とは異なる場合があります。)
会 員 名 異 動 前 異 動 後
渥 美 貴 史 三重水研 三重県東京事務所
一 色 竜 也 琵琶湖博 滋賀水試
今 井 祥 子 国立水俣病総合研究センター (公財)環境科学技術研究所
上 原 陽 平 静岡水研浜名湖 静岡水研
壁 谷 尚 樹 海洋大 東大院農
川 瀬 成 吾 近大農 大阪経済法科大
北 林 佳 織 県立広島大 比治山大学健康栄養学部
齊藤(北岡)千佳 戸板女子短期大学 麻生大学生命・環境科学部
津 田 裕 一 北大フィールド科セ 水産機構国際水研
橋 本   緑 水産機構中央水研 水産機構東北水研八戸
南   憲 吏 北大院水 島根大エスチュアリー研究センター


機関の住所変更

機 関 名 旧 住 所 新 住 所
(株)昌新 東京都中央区日本橋室町1-7-1
スルガビル6階
東京都中央区日本橋本町1-9-13
日本橋本町1丁目ビル6階


訃   報

下記の会員がご逝去された旨,ご連絡をいただきました。
ここに謹んで哀悼の意を表し,ご通知申し上げます。

名誉会員 落合 明 氏
(昭和55-56年度理事,昭和61年度秋季大会委員長)

このページのトップ