会   報


公益社団法人 日本水産学会
平成29度第5回理事会議事録

1 開催された日時   平成29年9月21日(木)9時00分–11時02分
2 開催された場所   国立大学法人東京大学弥生講堂アネックス(東京都文京区弥生1-1-1)
3 理事総数及び定足数   総数20名,定足数11名
4 出席理事総数   17名
 (本人出席)  秋山秀樹,荒井克俊,荒井修亮,管野信弘,木島明博,黒倉 寿,古丸 明,佐藤秀一,重 義行,青海忠久,
塚本勝巳,中田英昭,萩原篤志,安井 肇,山下 洋,良永知義,和田時夫
 (途中出席)  山本民次(第12号議案「学会誌の出版費用の軽減に向けたFisheries Science及び日本水産学会誌の発行に関する方針」の審議中の9時32分に着席)
 (監事出席) 北田修一
 (幹事出席) 岩田繁英,小林武志,近藤秀裕,芳賀 穣
5 議 案
  決議事項   第1号議案  「日本水産学会創立85周年記念式典における感謝状の贈呈」の件
第2号議案  「水産学若手の会の常設化に伴う規程の一部改正」の件
第3号議案 「水産学若手の会委員会運営規程の制定」の件
第4号議案 「水産利用懇話会委員会委員の交代」の件
第5号議案 「水産増殖懇話会委員会委員の交代」の件
第6号議案 「平成30年度春季大会運営委託業者」の件
第7号議案 「平成30年度春季大会募金目論見書」の件
第8号議案 「平成30年度秋季大会」の件
第9号議案 「会員管理システム保守委託業者」の件
第10号議案 「平成29年度日本農学進歩賞受賞候補者の推薦」の件
第11号議案 「第39回(平成29年度)沖縄研究奨励賞受賞候補者の推薦」の件
第12号議案 「学会誌の出版費用の軽減に向けたFisheries Science及び日本水産学会誌の発行に関する方針」の件
第13号議案 「International Symposium “Understanding changes in transitional areas of the Pacific”の協賛金」の件
第14号議案 「入会承認」の件
  報告事項   @ 第4回理事会以降の職務執行の状況
A その他
6 議事の経過及びその結果
 (1)  定足数の確認等
塚本会長が定足数の充足を確認し,続いて本会議の議事進行について説明があった。
 (2)  議案の審議状況及び議決結果等
定款の規定に基づき,塚本会長が議長となり,本会議の成立を宣言し,議案の審議に移った。

(決議事項)
第1号議案 「日本水産学会創立85周年記念式典における感謝状の贈呈」の件
 良永総務担当理事より,創立85周年記念事業の一環として,名誉会員,70歳以上かつ50年以上の正会員歴を持つ者(平成29年度末),賛助会員ならびにその他理事会が適当と認める者に感謝状を贈呈する件について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案のとおり可決した。今後,必要に応じて贈呈者を追加する場合は,理事会で改めて審議することも出席理事全員一致で可決した。
第2号議案 「水産学若手の会の常設化に伴う規程の一部改正」の件(別紙1)
 塚本会長より,原案について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。
第3号議案 「水産学若手の会委員会運営規程の制定」の件(別紙2)
 塚本会長より,原案について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。
第4号議案 「水産利用懇話会委員会委員の交代」の件
 良永総務担当理事より,水産利用懇話会委員会委員交代について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
       [選出] 前川貴浩   [辞退] 兼田典幸
第5号議案 「水産増殖懇話会委員会委員の交代」の件
 良永総務担当理事より,水産増殖懇話会委員会委員交代について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
       [選出] 内田和男   [辞退] 大越徹夫
       [選出] 長谷川敦子  [辞退] 小野 淳
第6号議案 「平成30年度春季大会運営委託業者」の件
 菅野関東支部担当理事より,平成30年度春季大会運営委託業者について,2社の見積もりの説明があった。審議の結果,トーヨー企画(株)に平成30年度春季大会の運営を委託することを出席理事全員一致で可決した。
第7号議案 「平成30年度春季大会募金目論見書」の件
 菅野関東支部担当理事より,平成30年度春季大会募金目論見書の原案について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第8号議案 「平成30年度秋季大会」の件
 塚本会長より,平成30年度秋季大会について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。なお,運営委託業者については,実行委員会が数社の見積もりをとって理事会へ提案する。
 日 程  平成30年9月15日–18日または9月14日–17日
 場 所  広島大学生物生産学部
 担当機関  福山大学及び水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所
 大会委員長  南 卓志(福山大学)
第9号議案  「会員管理システム保守委託業者」の件
 良永総務担当理事より,会員管理システム保守委託業者について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第10号議案  「平成29年度日本農学進歩賞受賞候補者の推薦」の件
 荒井(克)学会賞担当理事より,平成29年度日本農学進歩賞受賞候補者の推薦について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案のとおり可決した。
第11号議案  「第39回(平成29年度)沖縄研究奨励賞受賞候補者の推薦」の件
 荒井(克)学会賞担当理事より,第39回(平成29年度)沖縄研究奨励賞受賞候補者の推薦について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案のとおり可決した。
第12号議案  「学会誌の出版費軽減に向けたFisheries Science及び日本水産学会誌の発行に関する方針」の件
 良永総務担当理事から方針の原案について説明があった。事前に寄せられた方針に対する理事の意見および企画広報委員会委員の意見を紹介した。
 この件について以下の質疑応答があった。
 和田理事 「ニュースレターの出版費用を海洋学会に訊ねるか?」
 良永理事 「お願いしたい」。
 和田理事 「著者負担金はさげられないということか? 日本水産学会誌のEジャーナル化のメリットは会費の引き上げをしなくてもよいということか?」
 良永理事 「科研費がなくなっても会費を上げずに学会活動を維持できることがメリットである。」
 和田理事 「そのメリットを意識した説明を会員向けにしたほうが良い。」
 萩原理事 「発行部数,発行回数及び印刷頁数を減らすシミュレーションはあるか?」
 良永理事 「シミュレーションはある。印刷頁数を減らすことはないが,発行部数年4回に減らすと発送費が6分の4になるので,さらに減額できる見込みである。再度見積もりを依頼すれば12月に間に合う。」
 黒倉理事 「世の中のトレンドは? 投稿数を増やさないと質の維持は困難である。投稿料は増える方向になる。質の維持の観点から長期的な計画が必要では?」
 塚本会長 「和文誌と英文誌及び情報のみのニュースレターで,企画記事などを考慮しなくてもよいのでは?」
 良永理事 「ホームページを充実させれば,情報の配信はできる。」
 黒倉理事 「会長のいわれるようにシンプルに考えるのが良い。」
 和田理事 「Eジャーナル化すれば,掲載が早いなどのメリットはないのか?」
 良永理事 「現在もオンラインファーストでFSは公開しており,日水誌も公開されている。」
 良永理事 「掲載料ゼロに向かっていくべきではないか? 他の事業を減らしてでも実施するのが研究者のメリットではないか? 掲載料をゼロにすることが研究者のアクティビティーがあがるのではないか? そのほうが水産学会のプレゼンスが上がるのではないか?」
 山下理事 「委員会を減らすのが,出費を減らすことにつながる。事務局からは毎年検討を求められている」
 塚本会長 「将来的に掲載料を無料にする方向でよいか」。
 審議の結果,出席理事全員一致で原案のとおり可決した。また,会員から意見集約をするために日本水産学会創立85周年記念国際シンポジウムで受付にブースを設置すること,会員へメールを配信することを出席理事全員一致で可決した。
第13号議案 「International Symposium “Understanding changes in transitional areas of the Pacific”の協賛金」の件
 和田担当理事より本シンポジウムに対する協賛金について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案のとおり可決した。
第14号議案 「入会承認」の件
 審議の結果,出席理事全員一致で原案のとおり可決した。
(報告事項)
@ 第4回理事会以降の職務執行の状況
会長
塚本会長より次の報告があった。
1)  イギリス諸島水産学会の50周年記念シンポジウムに参加。イギリス諸島水産学会の運営は7割の予算が会誌の収入である。
2)  8月28–26日にフロリダ州タンパ市で行われたアメリカ水産学会大会に参加して,プレナリー講演を実施した。大会は,各セッションに分かれて実施され参加者がやや少なかった。
3)  佐藤理事と同道し,WCFSの会議にも出席した。
佐藤理事より次の補足説明があった。
1)  第8回WFCが10月中旬にアデレードで開催予定である。WFCの実行組織がAFSではなく,アメリカ国内のNPOとして発足予定である。
庶務関係
良永担当理事より,次の報告があった。
1)  資格喪失者(会費未納)の会費納入による退会への変更について
山本雄三(正会員,平成28年度資格喪失)
2)  協賛について
共催,協賛,後援の取り扱い申し合わせ3)を適用した。
@ 第15回高付加価値食品開発のためのフォーラム
主催 日本食品・機械研究会
後援 日本栄養・食糧学会 他15団体
日程 平成29年9月15日–16日
場所 帝人アカデミー富士(静岡県裾野市)
希望 協賛
負担金 なし
A 第17回基準油脂分析試験法セミナー
主催 日本油化学会
後援 日本農芸化学会 他4学協会
日程 平成29年10月19日–20日
場所 油脂工業会館(東京都中央区)
希望 協賛
負担金 なし
B 第60回海中海底工学フォーラム
主催 海中海底工学フォーラム運営委員会
共催 東京大学生産技術研究所(生研研究集会)
後援 日本船舶工学会 他5団体
日程 平成29年10月20日
場所 東京大学大気海洋研究所(千葉県柏市)
希望 協賛
負担金 なし
C 第29回研究成果発表会
主催 海洋調査技術学会
後援 海中海底工学フォーラム 他19団体
日程 平成29年10月20日
場所 東京大学大気海洋研究所(千葉県柏市)
希望 協賛
負担金 なし
企画広報関係
佐藤担当理事より次の報告があった。
1)  第4回委員会を7月11日に,第5回委員会を9月4日に開催した。
2)  日水誌のEジャーナル化を検討した。冊子体を求める声もあった。ニュースレターの方針が未定なので検討できない。理事会で決定後に検討したい。
財務関係
 萩原担当理事 特になし。
編集関係
 中田担当理事より次の報告があった。
1)  第2回委員会を開催した。
2)  FSの表紙デザインを検討して,候補を絞り込んだ。シュプリンガーに改定を依頼して,9月中に決定する。
3)  春季大会で投稿セミナーを実施予定。担当ワーキングで開催案内を検討している。
4)  学協会コンソーシアムに加入して査読システムを導入することに関して情報収集を行い,その利点や欠点を検討している。
学会賞関係
 荒井(克)担当理事より次の報告があった。
1)  メール会議で日本農学進歩賞及び沖縄研究奨励賞の受賞候補者推薦について審議した。
2)  9月25日に委員会を実施予定である。
シンポジウム関係
木島担当理事より次の報告があった。
1) 8月1日に委員会を開催した。来年度の企画案2件を検討している。
2) シンポジウムの開催案情報の一元化を議論しており,規約を変えずに実施できるかを検討している。
3) 委員会を開催予定である。
出版関係
木島担当理事より次の報告があった。
1) 委員会を7月10日に海洋大で開催した。また,メール会議も実施した。
2) 水産学シリーズの後継を電子出版の方向で検討している。電子出版の委託企業などは未定である。
水産学シリーズの外国語版出版について検討している。成山堂から出版されているベルソーブックスの韓国語版のオファーがある。
  この件について以下の質疑応答があった。
 山下理事 「水産学シリーズは終了するのか。」
 木島理事 「水産学シリーズの終了はすでに決定済みで後継のものを電子版で検討している。」
 山下理事 「後継のものはシンポジウムの内容か。」
 木島理事 「シンポジウムも含めて検討している。」
 塚本会長 「水産学シリーズの終了は経済的な理由か。」
 木島理事 「その通りである。電子出版なら出版可能と聞いている。」
水産技術誌監修関係
  秋山担当理事より第10巻を編集校閲中であり,10月には完成予定であるとの報告があった。
国際交流関係
 佐藤担当理事より日本水産学会創立85周年記念国際シンポジウムにアメリカ,英国,中国,韓国,WCFS代表が参加予定であり,シンポジウムで各国代表から講演をいただくとの報告があった。
水産教育関係
  荒井(克)担当理事 特になし。
水産政策関係
 黒倉担当理事より水産政策委員会にてアメリカから有識者とのワークショップを実施するとの報告があった。
漁業・資源管理関係
 荒井(修)担当理事より,漁業懇話会では秋の講演会を開催せず,日本水産学会創立85周年記念国際シンポジウムの会期中には委員会のみ実施予定であるとの報告があった。
水産利用関係
  菅野担当理事より,次の報告があった。
1)   7月3日に水産利用懇話会委員会を開催した。
2)  7月3日に水産利用懇話会講演会も開催し,参加者は57名であった。
水産増殖関係
木島担当理事より次の報告があった。
1)  水産増殖懇話会委員会を9月21日に開催する。
2)  水産増殖懇話会第2回講演会を9月21日に東京海洋大学で開催する。講演会の内容は,増養殖研究の未来像である。
3)  次の講演会「内水面漁場の課題―内水面漁場の再生にむけて―」を開催予定である。
水圏環境関係
山下担当理事より,12月に沿岸環境関連学会連絡協議会ジョイントシンポジウムを神戸市または岡山市にて開催予定であるとの報告があった。
男女共同参画関係
良永担当理事より次の報告があった。
1)  科学技術系の大型アンケートを実施した。今後,日本水産学会のデータ集計を実施する。
2)  10月14日に開催される第15回男女共同参画学協会連絡会に参加予定。
社会連携関係
安井担当理事よりJSTなどの社会連携企画との連携を模索中であるとの報告があった。
将来計画関係
1) 和田担当理事より,アンケート調査を踏まえたシンポジウムを計画しているとの報告があった。
 ここで,和田理事より理事会主催シンポジウムを平成30年度春季大会において開催する件について審議したいとの動議が出され,本動議の審議を行うことについて出席理事全員一致で可決した。審議の結果,理事会主催シンポジウムを平成30年度春季大会で開催することを出席理事全員一致で可決した。

北海道支部,地域連携関係
  安井担当理事より12月9日に北海道大学にて北海道支部大会を予定であるとの報告があった。
東北支部,地域連携関係
  秋山担当理事より次の報告があった。
1)  10月28-29日に福島大学環境放射能研究所にて東北支部大会を開催する予定である。1日目はミニシンポジウム「津波と原発事故による水産業への影響と復興への取り組み」を2日目は一般の研究発表を行う。
関東支部,地域連携関係
  菅野担当理事より次の報告があった。
1)  7月13日に幹事会を開催した。平成31年度春季大会の運営機関は海洋大Bが担当する予定である。
2)  日本水産学会創立85周年記念国際シンポジウムに会場係を派遣する。
中部支部,地域連携関係
古丸担当理事より,次の報告があった。
1)  12月2日に支部大会を開催し,一般公演,幹事会,総会,シンポジウム,ミニシンポジウムを実施する。
2)  日本水産学会誌のEジャーナル化等ついて支部内で意見集約中である。
近畿支部,地域連携関係
荒井(修)担当理事より12月10日に後期例会を開催し,特別講演,一般公演。高校生のポスター発表を実施予定であるとの報告があった。
中国・四国支部,地域連携関係
山本担当理事より12月2-3日に支部大会及び総会を開催し,シンポジウムと支部幹事会を実施予定であるとの報告があった。
九州支部,地域連携関係
中田担当理事より次の報告があった。
1)  12月2–3日に長崎大学水産学部にて支部大会及び総会を開催し,例会シンポジウム「海洋生物の生理生態に及ぼす環境変動の影響〜今,東シナ海で起きていること〜」等を実施する予定である。
2)  7月29日に水産海洋研究若手交流会を実施した。60名の参加者があり,若手の会の会員も参加した。
英文書籍監修委員会(特別委員会)
佐藤担当理事 特になし
東日本大震災災害復興支援検討委員会(特別委員会)
山下担当理事 特になし
水産学若手の会(特別委員会)
 塚本会長より日本水産学会創立85周年記念国際シンポジウムでイブニングセッションを実施予定であるとの報告があった。
日本水産学会創立85周年記念事業委員会(特別委員会)
  青海担当理事より次の報告があった。
1) 9月21日午後から日本水産学会創立85周年記念式典があり,9月22日からシンポジウムを開催する。
2)  8月19日と9月9日に委員会を開催した。日本水産学会85年史の刊行とデジタル版水産学用語辞典の準備中で順調に進行中である。収支は,寄付金が700万円,学会から1500万円,企業展示,協賛広告を合わせて135万円で,支出は500万あまりで,1200万円程度黒字となる予定である。
  佐藤理事より次の補足説明があった。
1) 日本水産学会創立85周年記念国際シンポジウムには,30の国から825名の参加登録があった。296名が外国からの参加者である。学生が292名である。発表は口頭436件,ポスター396件である。
2) 日本水産学会創立85周年記念事業が黒字の場合は,創立100周年の記念事業費への積み立てる見込みである。
  この件について以下の質疑応答があった。
 良永理事 「創立100周年の記念事業費について,来年度の予算編成に入れなくてはならない。」
青海理事 「了解した。」
財務検討委員会(特別委員会)
萩原担当理事より次の報告があった。
1) 日本水産学会誌Eジャーナル化を含めた学会誌の刊行費用を見直すワーキンググループに参加した。
2) 事務局のモノクロレーザープリンターの購入を承認した。
水産・海洋科学研究連絡協議会関係
塚本会長 特になし。
A その他確認事項
 (1)  次回の度理事会について
 良永総務担当理事より平成29年度第6回理事会を12月9日(土)13:00から東京海洋大学品川キャンパスにて開催する予定であるとの説明があった。

 以上をもって議案の審議等を終了したので,11時02分,議長は閉会を宣言し,解散した。

別紙1

委員会等設置規程の一部改正

現  行 改  正
(常設委員会)
第2条  この法人に次の常設委員会を置く。編集委員会,企画広報委員会,学会賞選考委員会,シンポジウム企画委員会,出版委員会,水産環境保全委員会,漁業懇話会委員会,水産利用懇話会委員会,水産増殖懇話会委員会,国際交流委員会,選挙管理委員会,水産教育推進委員会,水産技術誌監修委員会,水産政策委員会,男女共同参画推進委員会。
(常設委員会)
第2条  この法人に次の常設委員会を置く。編集委員会,企画広報委員会,学会賞選考委員会,シンポジウム企画委員会,出版委員会,水産環境保全委員会,漁業懇話会委員会,水産利用懇話会委員会,水産増殖懇話会委員会,国際交流委員会,選挙管理委員会,水産教育推進委員会,水産技術誌監修委員会,水産政策委員会,男女共同参画推進委員会,水産学若手の会委員会。
(全文追加) 第18条 水産学若手の会委員会は委員若干名をもって構成し,水産学若手の会担当理事の監督の下で,水産と水産学に係わる若手研究者や学生の研究・交流の促進に関する諸事項を審議し関連業務を行う。
(委員会幹事)
第18条  本規程で規定されている委員会に次の幹事を置く。編集委員会幹事2名,企画広報委員会幹事2名,出版委員会幹事1名,シンポジウム企画委員会幹事1名,懇話会等幹事4名(水産環境保全委員会担当,漁業懇話会委員会担当,水産利用懇話会委員会担当,水産増殖懇話会委員会担当各1名),国際交流委員会幹事2名,水産教育推進委員会幹事1名,水産技術誌監修委員会幹事1名,水産政策委員会幹事1名,男女共同参画委員会幹事1
(委員会幹事)
第19条  本規程で規定されている委員会に次の幹事を置く。編集委員会幹事2名,企画広報委員会幹事2名,出版委員会幹事1名,シンポジウム企画委員会幹事1名,懇話会等幹事4名(水産環境保全委員会担当,漁業懇話会委員会担当,水産利用懇話会委員会担当,水産増殖懇話会委員会担当各1名),国際交流委員会幹事2名,水産教育推進委員会幹事1名,水産技術誌監修委員会幹事1名,水産政策委員会幹事1名,男女共同参画委員会幹事1名,水産学若手の会委員会幹事1名
(幹事の報酬)
19
(改 廃)
第20
(幹事の報酬)
20
(改 廃)
第21
附 則 本規程は,平成26年9月19日から施行する。
(平成23年9月17日 一部改正)
(平成23年12月10日 一部改正)
(平成25年3月28日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年3月13日 一部改正)
附 則 本規程は,平成26年9月19日から施行する。
(平成23年9月17日 一部改正)
(平成23年12月10日 一部改正)
(平成25年3月28日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年3月13日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

編集委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第5条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第5条及び第19条に拠り運営する。

附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成23年6月4日 一部改正)
(平成24年2月4日 一部改正)
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成25年12月7日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年2月6日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成23年6月4日 一部改正)
(平成24年2月4日 一部改正)
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成25年12月7日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年2月6日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

企画広報委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条   本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第6条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第6条及び第19条に拠り運営する。

附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

シンポジウム企画委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第8条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第8条及び第19条に拠り運営する。

附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成24年6月2日 一部改正)
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成24年6月2日 一部改正)
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

出版委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第9条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第6条及び第19条に拠り運営する。

附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

水産環境保全委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第10条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第10条及び第19条に拠り運営する。
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年3月13日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年3月13日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

漁業懇話会委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第11条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第11条及び第19条に拠り運営する。
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月18日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

水産利用懇話会委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第11条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第11条及び第19条に拠り運営する。

附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年3月13日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年3月13日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

水産増殖懇話会委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第11条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第11条及び第19条に拠り運営する。

附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

国際交流委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第12条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第12条及び第19条に拠り運営する。
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

水産教育推進委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第14条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第14条及び第19条に拠り運営する。

附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

水産技術誌監修委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第15条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第15条及び第19条に拠り運営する。
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

水産政策委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第16条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第16条及び第19条に拠り運営する。
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年12月10日 一部改正)
附 則  本規程は,公益認定を受け移行の登記を行った日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成28年12月10日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

男女共同参画推進委員会運営規程一部改正

現  行 改  正
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第17条及び第18条に拠り運営する。
(委員会の運営)
第1条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第17条及び第19条に拠り運営する。
附 則  本規程は,平成24年3月1日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
附 則  本規程は,平成24年3月1日から施行する。
(平成25年6月8日 一部改正)
(平成27年2月28日 一部改正)
(平成29年9月21日 一部改正)

別紙2

水産学若手の会委員会運営規程

(委員会の運営)
第1条   本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第2条,第18条及び第19条に拠り運営する。
(委員長及び副委員長)
第2条   本委員会に委員長1名,副委員長1名を置く。
委員長及び副委員長の選出は,委員会等設置規程第2条第3項の規定に拠る。
委員長および副委員長の任期は1年とし,原則として1回のみ再任を可とする。
(委員長の職務)
第3条  委員長は委員会を招集し,議長を指名する。委員長に支障がある場合は,副委員長がその職務を代行する。
2 委員長は,議事録を委員全員に配付する。
3 委員長は,審議の結果を水産学若手の会担当理事に報告する。
(委員会の開催)
第4条  委員会は,原則として年2回開くほか,必要に応じ随時開催する。なお,書面による審議をもって委員会の開催に代えることができる。
(委員の任期)
第5条  委員の任期は2年とし,原則として2回まで再任を可とする。
(委員会の職務)
第6条  本委員会は,次に掲げる各号の業務を担当する。
(1) 水産と水産学に係わる若手研究者や学生のネットワーク「水産学若手の会」を形成する。
(2)  「水産学若手の会」における研究・交流の促進に必要な事項を審議し,関連業務を行う。
(改 廃)
第7条  この規程の改廃は,理事会の決議を経て行う。
附 則 本規程は,平成30年3月1日から施行する。

新 入 会(平成29年9月21日承認)
正 会 員(12名)   北海道 大串伸吾,室﨑喬之 関東 大谷 みゆ,清田雅史,小林隼人,竹内亮太,
竹村紫苑,楢﨑友子,半沢祐大,広瀬雅人 九州 長谷川隆真,村田良介
学生会員(2名)   関東 野呂 梢,平山拓弥

平成29年度日本水産学会東北支部大会

日 程   平成29年10月28日(土)–29日(日)
場 所   福島市・福島大学環境放射能研究所(福島県福島市金谷川1番地)
プログラム
10月28日(土)
13:00 開会
13:00–13:05 主催者挨拶 神山孝史(支部長・水産機構東北水研)
13:05–13:10 開催地挨拶 河合 孝(福島水試)
13:10–17:00 ミニシンポジウム
17:05–17:45 支部幹事・連絡調整員合同会議
18:00– 交歓会

10月29日(日)
8:30–14:00  一般研究発表
14:00 閉会

ミニシンポジウム
 テーマ   津波と原発事故による水産業への影響と復興への取り組み」
 コンビーナー   和田敏裕(福島大)・渡邉昌人(福島水試)・岩﨑俊秀(水産機構東北水研)
 開会
 主催者挨拶 神山孝史(支部長・水産機構東北水研)
 開催地挨拶 河合 孝(福島水試)
 趣旨説明  和田敏裕(福島大)
 I.福島県の沿岸漁業の現状と課題(座長:和田敏裕(福島大))
 S–1.   福島県における放射性物質モニタリング調査の概要 根本芳春(福島水試)
 S–2.   原発事故後における福島県の水産資源の増大と変化 鈴木 聡(福島水試)
 S–3.   福島県の沿岸漁業の復旧状況 伊藤貴之(福島県水産事務所)
 休憩
 II.津波被害を受けた各県の漁業復興への取り組み(座長:神山孝史(水産機構東北水研))
 S–4.   茨城県の漁業復興・資源の現状と課題 松井俊幸(茨城水試)
 S–5.   宮城県の漁業復興・資源の現状と課題 永島 宏(宮城水技セ)
 S–6.   岩手県の漁業復興・資源の現状と課題 後藤友明(岩手大三陸水研セ)
 S–7.   青森県の漁業復興・資源の現状と課題 野呂恭成(青森水総研)
 S–8.   東北海域における漁業復興の現状と課題 片山知史(東北大院農)
 休憩
 総合討論 (座長:藤田恒雄(福島水試)・岩﨑俊秀(水産機構東北水研))
 閉会 秋山秀樹(支部担当理事)
一般研究発表(☆支部長賞の選考対象を示す。)
  座長 片山知史(東北大院農)
 ☆01   青森県小川原湖における北限域のニホンウナギの生物学的特性
 °松谷紀明・静 一徳(青森内水研)・横内一樹・福田野歩人・山本祥一郎・關野正志・山本敏博(水産機構中央水研)
  02   2012〜2016年における寄生性カイアシ類Pennella sp.のサンマへの寄生状況
 °巣山 哲・冨士泰期・宮本洋臣・木所英昭(水産機構東北水研)・中神正康(水産機構本部)
  03   海水からヒラメへのストロンチウムの移行
 °石川義朗・谷  亨・多胡靖宏・高久雄一・久松俊一(環境科学技術研究所)
  04   青森県太平洋沿岸における震災前後のウバガイ稚貝の出現状況
 杉浦大介(青森水総研)
 座長 後藤友明(岩手大三陸水研セ)
  05  ヤマメ人工種苗のサイズによる137Cs蓄積の違い
  °中久保泰起(福島内水試)・森下大悟(福島水試)・和田敏裕(福島大)・佐藤利幸・川田 暁・松本育夫(福島内水試)
 ☆06  福島県におけるヤマメ,イワナの放射性セシウム濃度 〜原発事故6年目の現状と課題〜
  °古田悠真(福島大)・森下大悟(福島水試)・川田 曉(福島内水試)・難波謙二・和田敏裕(福島大)
  07  福島県の湖沼におけるウグイの137Cs濃度
 °鷹﨑和義(福島内水試)・和田敏裕(福島大)・冨谷 敦(福島県水産事務所)・中久保泰起・
佐藤利幸・川田 暁・松本育夫(福島内水試)
  08  飼育環境下のウグイにおける放射性セシウムの取込および排出
  °寺本 航・佐々木恵一(福島内水試)・稲富直彦・野村浩貴・渡邉幸彦(海生研)・和田敏裕・
難波謙二(福島大)・佐藤太津真(福島内水試)
 座長 神山孝史(水産機構東北水研)
  09  活締めと野締め処理によるギンザケ肉質の比較–II
  °鈴木英勝・佐々木愛・大友一生・小野里正寛(石巻専修大理工)
 ☆10  ギンザケ非可食部加水分解物の抗酸化性の評価
  °三浦 峻・山内晶子・中野俊樹・山口敏康・落合芳博(東北大院農)
 ☆11  褐藻エゾノネジモク由来メラニン合成阻害物質の探索
  °太田光一郎・山内晶子・中野俊樹・山口敏康・落合芳博(東北大院農)
 ☆12  東北海域のズワイガニ雄における最終脱皮サイズの地理的変異
  °森川英祐・服部 努・成松庸二・柴田泰宙・鈴木勇人・永尾次郎・矢野寿和(水産機構東北水研)
 座長 和田敏裕(福島大)
 ☆13   秋から冬にかけてのサンマの成熟に及ぼす外部環境要因の検討
  °冨士泰期・巣山 哲(水産機構東北水研)
 ☆14   ミトコンドリアDNA分析によって検討した日本列島沿岸におけるマコガレイの遺伝的グループ
  °山本佑樹・池田 実・木島明博(東北大フィールド研セ)
 昼食
  座長 野呂恭成(青森水総研)
  15  宮城県におけるカキ浮遊幼生の発生状況と稚貝の付着状況
  伊藤 博(宮城水技セ)
 ☆16  女川湾におけるヒメエゾボラの成長様式及び年齢組成
  °愛宕克哉・片山知史(東北大院農)
 ☆17 三陸内湾域におけるヨーロッパザラボヤの分布特性
°大場由貴(岩手大院水産業革新プログラム)・後藤友明(岩手大三陸水研セ)・渡邉成美・田中一志(岩手水技セ)
  18   深度・水温ロガーによるホシガレイの産卵回遊生態の解明
野田琢嗣(統数研)・°和田敏裕(福島大)・佐藤太津真・松本育夫(福島内水試)・
藤田恒雄(福島水試)・堀 友彌・高木淳一(京大院情報)・荒井修亮(京大フィールド研セ,CREST, JST)・
三田村啓理(京大院情報,CREST, JST)

平成29年度日本水産学会中部支部大会

日 時   平成29年12月2日(土)
場 所   三重大学メディアホール(総合研究棟II1階)(〒514–8507 三重県津市栗真町屋町1577)
プログラム
 11:00–16:30   ポスター発表(メディアホール横ピロティー)
(11:00–12:00 説明時間,12:00–13:00 昼休み)
 12:10–12:50   平成29年度中部支部幹事会(幹事のみ)(生物資源学部2階中会議室)
 13:00–13:30   平成29年度日本水産学会中部支部総会(メディアホール)
 13:40–16:30   シンポジウム(メディアホール)
 17:30–19:30   懇親会(三重大学生協第1食堂2階)
シンポジウム
 主 催   日本水産学会中部支部,三重地域水産研究連絡協議会
 テーマ   三重県における貝類増養殖の課題と展望
 シンポジウムプログラム
 開会挨拶
 1) 三重県における水産業の現状と課題〜貝類の増養殖を中心に〜 舘  洋(三重水研)
 2) 三重県内での天然種苗を用いたマガキ養殖 松本才絵(水産機構増養殖研)
 3) 天然海域におけるアサリの餌料環境評価についての課題と展望 伯耆匠二(三重大院生資)
 4) 三重県におけるアワビ増殖について 竹内泰介(三重水研)
 5) 総合討論
 閉会挨拶

ポスター発表プログラム
番号 演  題  名 筆頭演者 所  属
P–1 タイラギ殻の人工微孔を通した血リンパ採取法 徳 田 雅 治 水産機構増養殖研
P–2 真珠形成母貝アコヤガイの殻黒変化を引き起こす細菌Tenacibaculum sp. Pbs–1株のキャラクタリゼーション 酒 徳 昭 宏 富山大院理工
P–3* 種苗生産現場での利用を想定したRhodomonas sp. HF–1株の培養 大 和 礼 奈 三重大生資
P–4* 若狭湾産海藻類における生理活性成分の研究〜抗アレルギー成分について〜 五十嵐 彩 香 福井県大海洋生資
P–5* 乾燥海苔に含まれる残留有機塩素系化合物量に関する研究 日 高 樹 生 東海大院海洋
P–6* ミズクラゲ飼育に適した脂肪酸条件の検討 大 西 はるか 三重大院生資
P–7 マイゲン氏染色によるアコヤガイ養殖真珠と貝殻の結晶多形の比較 佐 藤   友 三重大院生資
P–8 二枚貝中間育成における自律運用管理プロセスの確立 瀬 戸 雅 文 福井県大
P–9 マガキに蓄積するエクトイン類縁体の定量と構造推定 細 井 公 富 福井県大海洋生資
P–10* 餌料用微細藻類Rhodomonas sp.の栄養価に関する検討 有 瀧 悠 大 三重大院生資
P–11* 示差走査熱量測定によるドチザメ・ライトメロミオシンの尿素抵抗性部位の探索 小 栗 佑 真 三重大院生資
P–12* アコヤガイ筋肉タンパク質の立体構造の予測と結晶化条件の検討 玉 野 隼 治 三重大院生資
P–13 ハモ骨エタノール抽出エキスの抗腫瘍効果 伊 藤 智 広 三重大院生資
P–14* クロマグロ養殖生簀に付着するイボヤギの有効利用について 藤 田 信 吾 三重大生資
P–15* 浅海性無脊椎動物のエラにEpsilonproteobacteria綱細菌は生息しているのか? 水 谷 雪 乃 三重大院生資
P–16 低品質ノリ由来成分の機能性に関する研究 柿 沼   誠 三重大院生資
P–17 紅藻スサビノリ尿素輸送体アイソフォームの機能特性 柿 沼   誠 三重大院生資
  *学生による発表


平成29年度日本水産学会中国・四国支部例会

日 程  平成29年12月2日(土)–3日(日)
場 所  オルガビル4階会議室(〒700–0026 岡山県岡山市北区奉還町1–7–7)

プログラム
12月2日(土)
 11:30–12:30   幹事会
 12:00–   受付開始
 13:00–15:30   一般口頭発表)
 15:40–16:30   一般ポスター発表・高校生ポスター発表
 16:40–17:00   総会・表彰式
 18:00–20:00   懇親会

12月3日(日)
  8:30–   受付開始
  9:00–12:00   ミニシンポジウム

口頭発表
A会場
開会挨拶
 OA1   親魚の年齢が仔魚の生物特性に及ぼす影響
◎後藤直登(広大生物生産)・米田道夫・津崎龍雄(水産機構瀬水研)・
入路光雄(水産機構中央水研)・冨山 毅(広大院生物圏科)
 OA2   クロダイの年齢と成長に関する研究
◎山下裕太郎・津行篤士・海野徹也(広大院生物圏科)
 OA3   シロギスの産卵期が長期にわたる要因について
◎中根康介・南 卓志(福山大生命工)
 OA4   潜在的な被食リスクの異なる条件における大型海藻2種に対するアイゴ稚魚の採餌選択性
〇野田幹雄・岡本訓明(水産機構水大校)
 OA5   受精状況がキンギョの鰾形成と形態異常発現に及ぼす影響
◎中優 希・山本 敏・橋野俊太郎・有瀧真人(福山大生命工)
 OA6   鰾の開腔操作によるキンギョの体型変化(II)
◎山本 敏・中優 希・橋野俊太郎・有瀧真人(福山大生命工)
休憩
 OA7   ブラジル産アルテミアノープリウスの給餌がコウライアカシタビラメの形態形成に与える影響
◎高橋智宏・細越嵯千・大古一太(福山大学生命工)・草加耕司(岡山水研)・
有瀧真人(福山大学生命工)
 OA8   コウライアカシタビラメの着底状況と変態後の形態
◎大古一太・高橋智宏・細越嵯千・(福山大生命工)・草加耕司(岡山水研)・
有瀧真人(福山大生命工)
 OA9   コウライアカシタビラメの産卵状況と卵質評価
◎細越嵯千・高橋智宏・大古一太(福山大学生命工)・草加耕司(岡山水研)・
有瀧真人(福山大生命工)
 OA10   シロギスの人工種苗生産における課題:形態異常と共喰いについて
◎藤川稔晃・隈村僚太・末石芳幸・有瀧真人(福山大生命工)
 OA11   クロチョウガイ酸素摂取に及ぼす低酸素の影響
〇半田岳志・荒木 晶・山元憲一(水産機構水大校)
B会場
 OB1   礫相当の粒径における見かけ密度と底質硬度との関係
〇梶原直人(水研セ瀬水研)
 OB2   鉄鋼スラグ底質改善材を用いた海域環境改善技術
〇宮田康人(JFEスチール)・山本民次(広大院生物圏科)・卜部憲登(福山市環境経済局)
 OB3   硝酸塩センサーを用いた栄養塩の動態把握とノリ養殖におけるデータ活用
〇山下泰司(岡山水研)・高木秀蔵・渡辺新(岡山県庁)
 OB4   Gambierdiscus属新奇種に特異的な定量PCR法の開発ならびに本邦沿岸域におけるその発生状況の検討
◎谷井勇太・三村克哉・橋本佳奈・舩木 紘・西村朋宏(高知大農)・田中幸記(高知大海洋研)・
柳田一平(NPO法人INO)・山口晴生・足立真佐雄(高知大農)
 OB5   有害ラフィド藻Chattonella marinaの光応答増殖
◎鶴森友太郎(高知大院)・山口晴生・足立真佐雄(高知大農)
 OB6   高知県二級河川鏡川で2017年に発生したアユの異型細胞性鰓病の疫学調査
◎加藤佑亮・山下はづき(高知大農)・門野真弥(高知大院農)・大崎靖夫・
片岡榮彦(鏡川漁協)・今城雅之(高知大農)
休憩
 OB7   高知県二級河川鏡川のダム上流におけるアユ細菌性冷水病の疫学調査研究
◎山下はづき・加藤佑亮(高知大農)・門野真弥(高知大院農)・長岩理央・
占部敦史(高知県内水面漁業セ)・大崎靖夫・片岡榮彦(鏡川漁協)・今城雅之(高知大農)
 OB8   香川県小豆島のアサリRuditapes philippinarumを対象にしたパーキンサス属原虫の疫学調査
◎福嶋 淳・加藤佑亮(高知大農)・門野真弥(高知大院農)・佐藤周之・今城雅之(高知大農)
 OB9   愛媛県西条市馬渕川・サラサラ川水系におけるリアルタイムPCR法を用いたコイヘルペスウイルス感染拡大の実態調査
◎門野真弥(高知大院農)・畑 啓生(愛媛大理)・仲山 慶(愛媛大沿岸研セ)・北村真一(愛媛大沿岸研セ)・
吉藤晃太(高知大農)・山本貴仁(西条自然学校)・今城雅之(高知大農)
 OB10   オリーブ油添加ホルマリン不活化Aeromonas veronii菌体を接種したニシキゴイの腹腔内浸出細胞の特性
〇河原栄二郎・井本 卓(福山大内海研)
 OB11   マダイ筋原線維結合型セリンプロテアーゼの基質特異性
〇大久保誠・谷口成紀・近藤昌和・前田俊道(水産機構水大校)
◎:35歳以下の表彰審査対象者

ポスター発表
 P1  餌料の制限がイカナゴの成長と再生産に及ぼす影響
◎葛原裕恒(広大院生物圏科)・米田道夫・津崎龍雄・高橋正知・河野悌昌(水産機構瀬研)・
冨山毅(広大院生物圏科)
 P2  馴致水温がマコガレイ稚魚の高温耐性および至適水温に及ぼす影響
◎櫻井玄人(広大生物生産)・高橋聡史・吉田侑生・冨山 毅(広大院生物圏科)
 P3  リン循環解析による中海の環境改善に関する研究
◎森川 豪・山本民次(広大院生物圏科)・中本健二(中国電力)
 P4 人工藻場に形成される生態系の食物連鎖構造に関する研究
◎米田賢史・山本民次(広大院生物圏科)・宮田康人(JFEスチール)・
杉本憲司(宇部工専)
 P5 三津湾に設置した間伐材魚礁の費用便益分析関する研究
◎中村晴香・山本民次・海野徹也・Jamaluddin Fitrah Alam(広大院生物圏科)・
中原真哉(広島県環境保健協会)
 P6 施肥によるノリの色落ち回復に関する研究
◎山口晴子・山本民次・平尾優介・Teguh Nur Rohman(広大院生物圏科)・
三上 裕・本多威暁(松田産業)
 P7 エビ篭の入口サイズが外来種アメリカザリガニの捕獲個体数に及ぼす影響
◎福井大希・中田和義(岡山大・院・環境生命)
 P8 カンパチ幼魚の飢餓ストレス試験
◎森下菜穂・安藤 仁・東福拓磨・山下倫明・近藤昌和(水産機構水大校)
 P9 エソ類内臓からのセレノネイン濃縮物の試作
〇山下倫明・安藤 仁・清水渓介・東福拓磨・森下菜穂(水産機構水大校)・
山下由美子(水産機構中央水研)
 P10 エソ未利用部位のエキス抽出における高圧前処理について
〇谷口成紀・大久保誠・中西湧耶・岩野周平・前田俊道(水産機構水大校)
 P11 マガキ体液の二酸化炭素分圧の算出
〇半田岳志・荒木 晶・山元憲一(水大校)
 P12 西日本3県で新たにチュウゴクスジエビを確認
〇今井 正(水産機構瀬水研)・中曽雅之(クロレラ工業)・
張 成年(水産機構中央水研)・野原健司・大貫貴清(東海大海洋)
◎:35歳以下の表彰審査対象者

高校生ポスター発表
 HP1 アマモ場造成に関する諸問題の解明―アマモ種子初期発芽機構の解明―
大井夢美・竹内紗那・杉田理紗・二貝泉音・西山茉優・土井啓明・福田富男(岡山県立備前緑陽高等学校)
 HP2 アマモ場造成に関する諸問題の解明―アマモ場に生息する生物群集―
能勢 建・小山巧真・竹林涼太郎・中村将規・藤本優史・土井啓明・福田富男(岡山県立備前緑陽高等学校)
 HP3 アマモ場造成に関する諸問題の解明―アマモ場の存在が漁業に与える影響の考察―
岡野直央・佐々木惇・平垣伊吹・酒井啓吾・谷本葉月・土井啓明・福田富男(岡山県立備前緑陽高等学校)
 HP4 海洋資源調査報告〜日本海のひみつ! ヒレグロの正体に迫る〜
佐藤洋平・中村海渡・牧之瀬出海(兵庫県立香住高等学校)
 HP5 航海船舶コースの取組について
内山航輝・尾崎秀典・得野 海(京都府立海洋高等学校)

ミニシンポジウム
 テーマ  西日本に出現した水生外来生物等の現状と問題
 コンビーナー  斉藤英俊,冨山 毅,山本民次(広大院生物圏科)

 開会挨拶 山本民次(日本水産学会中国・四国支部長)
  座長 関 伸吾(高知大農)
 外来釣り餌動物チュウゴクスジエビの国内への侵入状況および流通に及ぼす新輸入防疫制度の影響
斉藤英俊(広大院生物圏)
 外来種アメリカザリガニが在来生態系に与える影響と有効な駆除手法
中田和義(岡山大院環境生命)
 外来淡水魚類に関わる諸問題とその利用
河合幸一郎(広大院生物圏)
 休憩
  座長 野田幹雄(水産機構水大校)
 徳島県沿岸におけるアイゴの大量出現とその影響
棚田教生(徳島水研)・和田隆史(徳島県農林水産部)
 周防灘におけるナルトビエイの駆除・調査の実施状況と今後の課題
和西昭仁(山口水研セ)・野副 滉(福岡水海技セ)・白樫 真(大分水研)・斎藤克弥(JAFIC)
 総合討論 山本民次(広大院生物圏科)
 閉会挨拶 山本民次(日本水産学会中国・四国支部長)

会員の所属変更

(平成29年11月・12月の会員からの異動連絡を元に作成していますので,実際の異動月とは異なる場合があります。)

会 員 名 異 動 前 異 動 後
折 野 和 樹 北大院水 鰺ヶ沢水産事務所
川 上 達 也 東大院農 東大大気海洋研国際沿岸海洋研究センター
黒 田   丹 日生研(株) EAファーマ(株)
酒 井 敬 一 宮城水総セ 宮城県庁
坂 見 知 子 水産機構東北水研 水産機構本部
田 中 寛 繁 水産機構北水研 水産機構国際水研
西 田 一 也 水産機構国際水研 国立環境研究所琵琶湖分室
人 羅 勇 気 理化学研究所 熊本大生命科学
峰 岸 有 紀 東北大院農 東大大気海洋研大槌
宮 武 弘 文 近大水産養殖種苗センター (株)ツナドリーム五島
山 下 亜 純 愛媛水試 愛媛県庁
與世田 兼 三 水産機構 (公財)海外漁業協力財団


機関の名称変更

変   更   前 変   更   後
日本澱粉工業(株) (株)サナス


訃   報

下記の会員がご逝去された旨,ご連絡をいただきました。
ここに謹んで哀悼の意を表し,ご通知申し上げます。

正会員 中部支部    林 善敬 氏
正会員 中国・四国支部 小田直樹 氏
正会員 九州支部    山本義博 氏

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