会   報


公益社団法人 日本水産学会
平成 28 年度第 5 回理事会議事録

1 開催された日時   平成 28 年 10 月 8 日(土) 13 時 03 分〜14 時 55 分
2 開催された場所   国立大学法人東京海洋大学
品川キャンパス 2 号館 2 階 200A-2 会議室(東京都港区港南 4-5-7)
3 理事総数及び定足数 総数 17 名,定足数 9 名
4 出席理事数  16 名
 (本人出席)   秋山秀樹,荒井克俊,荒井修亮,菅野信弘,木島明博,黒倉 寿,古丸 明,佐藤秀一,青海忠久,
塚本勝巳,中田英昭,萩原篤志,山下 洋,山本民次,良永知義,和田時夫
 (監事出席)   青木一郎,北田修一
 (幹事出席)   荒川久幸,鈴木直樹,芳賀 穣,糸井史朗,二見邦彦,小林武志
 (オブザーバー) 岡﨑惠美子(理事候補者),重 義行(理事候補者,第 2 号議案の審議中の 13 時 07 分に着席),山下伸也(理事候補者)
 5 議   案
  決議事項  第 1 号議案  「編集委員会委員交代」の件
 第 2 号議案  「日本水産学会誌記事の編集方針」の件
 第 3 号議案  「平成 29 年度春季大会運営委託業者」の件
 第 4 号議案  「平成 29 年度春季大会募金目論見書」の件
 第 5 号議案  「平成 29 年度日本農学賞受賞候補者の推薦」の件
 第 6 号議案  「共催及び後援」の件
 第 7 号議案  「入会承認」の件
  報告事項  ① 第 1 回臨時理事会以降の職務執行の状況
 ② その他
6 議事の経過及びその結果

 議事に先立ち,塚本会長より理事候補者の紹介があった。
 (1)   定足数の確認等
塚本会長が定足数の充足を確認し,続いて本会議の議事進行について説明があった。
 (2)   議案の審議状況及び議決結果等
定款の規定に基づき,塚本会長が議長となり,本会議の成立を宣言し,議案の審議に移った。
(決議事項)
第 1 号議案 編集委員会委員交代」の件
  佐藤総務担当理事から,編集委員会委員の交代について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
  [辞任]有路昌彦   [選出]大石太郎
第 2 号議案 「日本水産学会誌記事の編集方針」の件(別紙 1)
  良永企画広報担当理事より,企画広報委員会が作成した日本水産学会誌記事編集方針の原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。さらに,良永理事より,日本水産学会誌等に掲載予定であるとの説明があった。
第 3 号議案 「平成 29 年度春季大会運営委託業者」の件
  菅野関東支部担当理事から,平成 29 年度春季大会委託運営業者について 2 社の見積書の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で,トーヨー企画に平成 29 年度春季大会の運営を委託することを可決した。
第 4 号議案 「平成 29 年度春季大会募金目論見書」の件
  菅野関東支部担当理事から,平成 29 年度春季大会募金目論見書の原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 5 号議案 「平成 29 年度日本農学賞受賞候補者の推薦」の件
  荒井(克)学会賞担当理事から,平成 29 年度日本農学賞受賞候補者の推薦について原案の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案の通り可決した。
第 6 号議案 「共催及び後援」の件
  佐藤総務担当理事から,共催及び後援の説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
①  公開シンポジウム「成熟社会における持続可能な水産業のあり方とその中長期戦略」
主催 日本学術会議食料科学委員会水産学分科会
共催 水産・海洋科学研究連絡協議会 他 3 団体(予定)
後援 大日本水産会 他 16 団体(予定)
日程 平成 28 年 11 月 18 日(金)
場所 日本学術会議講堂(東京都港区)
希望 共催
負担金 なし
②  シンポジウム「稚魚研究の明日をひらく-沖山先生をこえて」
主催 稚魚研究会
後援 日本魚類学会 他 5 学会
日程 平成 28 年 11 月 26 日(土)・27 日(日)
場所 東京海洋大学大講義室(東京都港区)
希望 後援
負担金 なし
第 7 号議案 「入会承認」の件
  審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。

(報告事項)
① 第 1 回臨時理事会以降の職務執行の状況
・会長
 塚本会長 特になし。
・庶務関係
 佐藤総務担当理事より,次の報告があった。
1)  平成 28・29 年度会長指名理事候補者の諾否結果について
支部幹事のうち 94 名が回答し,会長指名理事候補者として次の 3 名が承諾された。
岡﨑惠美子(東京海洋大学),重 義行(大日本水産会),山下伸也(日本水産(株))
2)   平成 29・30 年度学会賞選考委員会委員選挙結果について
平成 29・30 年度学会賞選考委員会委員選挙開票結果について次の通り報告があった。
水圏生産科学 A:山本民次,今井一郎,中田英昭,笠井亮秀,(次点)帰山雅秀
水圏生産科学 B:東海 正,板倉良孝,八木信行,片山知史,(次点)北田修一
水圏生命科学:金子豊二,潮 秀樹,岡崎惠美子,尾島孝男,(次点)小林牧人
分野なし:佐藤秀一,黒倉 寿,松山倫也,(次点)良永知義
3)   除名者(会費未納)及び資格喪失者(会費未納)の会費納入による退会者への変更について
   金 眞久(外国会員,平成 21 年度除名)
   出羽慎一(正会員,平成 27 年度資格喪失)
4)   学会事務職員の期末手当について
学会事務職員の期末手当を支給する。
5)   短時間勤務有期雇用職員の退職と採用について
8 月 31 日に退職した職員に替わり,10 月 1 日より週 4 日勤務となる職員を新たに雇用した。
6)   協賛について
共催,協賛,後援の取り扱い申し合わせ 3)を適用した。
 ① 第 58 回海中海底工学フォーラム
主催 海中海底工学フォーラム運営委員会
共催 東京大学生産技術研究所(生研研究集会)
協賛 日本船舶海洋工学会 他 6 団体
日時 平成 28 年 10 月 14 日(金)
場所 東京大学大気海洋研究所(千葉県柏市)
希望 協賛
負担金 なし
 ② 海洋調査技術学会第 28 回研究成果発表会
主催 海洋調査技術学会
協賛 海中海底工学フォーラム 他 19 団体
日時 平成 28 年 10 月 25 日(火)・26 日(水)
場所 日本大学理工学部駿河台キャンパス 1 号館 121 号室(東京都千代田区)
希望 協賛
負担金 なし
 ③ 第 16 回基準油脂分析試験法セミナー
主催 日本油化学会
協賛 日本農芸化学会 他 5 学会
日時 平成 28 年 11 月 24 日(木)・25 日(金)
場所 油脂工業会館(東京都中央区)
希望 協賛
負担金 なし
7)   日本農学会法人化対応委員会の委員推薦について
日本農学会法人化対応委員会として,良永知義(東大院農)を推薦した。
企画広報関係
良永担当理事より,第 4 回委員会を 7 月 2 日に,第 5 回委員会を 9 月 10 日に開催した旨報告があった。
財務関係
山下担当理事より,会計担当者を対象とする会計事務の研修会を 9 月 9 日に開催したと旨報告があった。
編集関係
黒倉担当理事より,9 月 10 日に開催した委員会について,次の報告があった。
1)   Fisheries Science 83 巻表紙デザインを決定した。
この件について,以下の質疑応答があった。
北田監事:被写体となっている人物に対する許可を得ているのか。
黒倉理事:撮影者と被写体となっている人物は承諾済みである。
2)   日本水産学会誌原稿の書き方を次の通り改定する。
 a)   日本水産学会誌の被引用数がインパクトファクターに反映されるように,著者名と雑誌名を英語表記とする。
 b)   DOI による引用も認める
 c)   83 巻 1 号掲載分から適用する。
  この件について,以下の質疑応答があった。
 良永理事: 改正案では,英語以外の言語で書かれた文献に英訳タイトルがない場合,タイトルを記載しないことになっている。しかし,英語以外の言語で書かれた博士論文の場合,タイトルも記載しないと,識別性が悪くなるのではないか。
 黒倉理事: 大学名,著者名や発行年等から該当論文を確定できると思われるが,どのように扱うべきか編集委員会で検討する。
学会賞関係
 荒井(克)担当理事より,次の報告があった。
1)   第 2 回委員会を 9 月 8 日に開催した。
 a)   日本水産学会賞,日本水産学会功績賞,水産学進歩賞,水産学奨励賞および水産学技術賞の候補者を選考した。
 b)   各賞の受賞題目について各候補者に確認を依頼した。
 c)   日本農学賞の候補者の推薦を選考した。
 d)   次年度以降の各賞の推薦書式について,継続審議とした。
2)   第 15 回日本農学進歩賞の選考結果について
 加藤豪司(海洋大) 「魚類独自の免疫機構を利用した新しい水産用ワクチン技術の開発」
 この件について,荒井(克)理事より,本候補者の受賞が決定したとの補足説明があった。
シンポジウム関係
 木島担当理事より,9 月 10 日に開催した委員会について,次の報告があった。
1)   平成 29 年度日本水産学会春季大会のシンポジウム企画案 3 件,ミニシンポジウム企画案 4 件を協議し,了承した。
2)   平成 29 年の日本水産学会秋季大会は国際シンポジウムとなるので,同時期に委員会を開催せず,書面による審議とする。
3)   シンポジウムの企画提案書にある水産学シリーズへの出版希望の有無を削除する。
出版関係
木島担当理事より,7 月 12 日に開催した委員会について,次の報告があった。
1)   副委員長に横田会員が就任した。
2)   平成 29 年 3 月刊行予定の水産学シリーズの原稿の査読報告と審議を行った。
3)   平成 29 年 9 月刊行予定の水産学シリーズの企画提案書について協議し,条件付き採択となった。
4)   水産学シリーズの電子書籍化の体制について,次回の委員会で検討する。
5)   次回委員会を平成 29 年 1 月 10 日に開催する。
水産技術誌監修関係
 秋山担当理事より,次の報告があった。
1)   水産技術 9 巻 1 号(「アサリの垂下養殖技術」に関する特集号)の刊行のため,企画編集委員会を 10 月下旬から 11 月上旬に開催する。
2)   水産技術 9 巻 2 号に掲載予定の投稿原稿の内,5 報が査読済みである。
3)   水産技術 9 巻 1 号と 2 号の刊行に向け,12 月末までに第 1 回水産技術誌監修委員会を開催する。
国際交流関係
和田担当理事より,次の報告があった。
1)   第 146 アメリカ水産学会に国際交流委員会の佐藤委員長を派遣した。
2)   国際水産学協議会の会計処理,今後の対応等について,同協議会の会長,事務局長および次期副会長と協議した。
3)   平成 28 年度日本水産学会秋季大会に中国水産学会の事務局長と国際協力委員長が参加した。
4)   平成 28 年 11 月 3 日から 5 日に開催される中国水産学会に,国際交流委員会の萩原副委員長と胡委員を派遣する
水産教育関係
荒井(克)担当理事より,次の報告があった。
1)   9 月 8 日に第 2 回委員会を開催した。
a)   JABEE の動向と国内 8 大学での教育の現状について,(財) 農学会において技術士に関する勉強会を企画中である旨報告があった。
b)   朝日新聞社・朝日学生新聞社主催の『海とさかな』自由研究・作品コンクールに講師を派遣する。
c)   平成 29 年度日本水産学会春季大会において,ミニシンポジウム(実験実習再考)を開催する。
2)   9 月 8 日にミニシンポジウム(水産教育の現場から次世代育成を考える)を開催した。
水産政策関係
黒倉担当理事 特になし。
漁業・資源管理関係
荒井(修)担当理事より,次の報告があった。
1)   委員会を 9 月 8 日に開催し,平成 29 年度日本水産学会春季大会の講演会のテーマを,改良漁具に関する取り組みとすることとなった。
2)   講演会(クロマグロの持続的利用に向けた漁業技術研究)を 9 月 8 日に開催した(発表件数:5 件,参加人数:51 人)。
水産利用関係
菅野担当理事より,次の報告があった。
1)   講演会(ハラールにおける水産物利用の展望)を 7 月 11 日に開催した。
2)   第 2 回講演会のテーマを検討中である。
水産増殖関係
木島担当理事より,9 月 8 日に第 2 回委員会を開催し,平成 29 年度日本水産学会春季大会の講演会のテーマ(沿岸資源の増殖と管理の最前線 その現状と展望)について審議した旨報告があった。
水圏環境関係
山下担当理事より,次の報告があった。
1)   第 2 回委員会を 9 月 11 日に開催した。
2)   研究会(水圏環境の変動に対する植物プランクトンの応答とその影響)を 9 月 11 日に開催した。
男女共同参画関係
良永担当理事より,次の報告があった。
1) 第 2 回委員会を 9 月 9 日に開催した。
2) 第 4 回科学技術系専門職の男女共同参画実態調査のとりまとめや報告書の作成費用の負担を,日本水産学会に,予算要求をする。
 この件について,岡崎理事候補者より,つぎの補足説明があった。
a)   第 3 回男女共同参画実態調査報告書は男女共同参画学協会連絡会のウェッブページで公開されている。
b)   第 4 回男女共同参画実態調査への協力依頼があった。
社会連携関係
古丸担当理事 特になし。
将来計画関係
青海担当理事 特になし。
北海道支部,地域連携関係
塚本会長より,平成 28 年度日本水産学会北海道-東北合同支部大会の開催について報告があった。
東北支部,地域連携関係
秋山担当理事より,次の報告があった。
1)   平成 28 年度日本水産学会北海道-東北合同支部大会を 10 月 22 日,23 日に開催する。
2)   10 月 27 日に開催される全国水産・海洋系高等学校生徒研究発表東北地区大会で支部長奨励賞を授与する。
3)   第 2 回幹事会をメール会議にて開催した。
4)   幹事会と連絡調整員の合同会議を 10 月 22 日に開催する。
関東支部,地域連携関係
菅野担当理事より,7 月 26 日に開催した幹事会について,次の報告があった。
1)   春季大会の運営担当順を変更した。
2)   平成 30 年度春季大会の開催を東京大学大気海洋研究所が担当する予定である。
3)   若手の会への支援のあり方について,今後,学会本体で予算を立てることを検討する。
中部支部,地域連携関係
古丸担当理事より,次の報告があった。
1)   支部大会を 12 月 3 日に開催する。
2)   幹事会と支部総会を 12 月 3 日に開催する。
3)   平成 31 年度秋季大会の開催を福井県大学が担当する予定である。
近畿支部,地域連携関係
荒井(修)担当理事より,次の報告があった。
1)  平成 28 年度秋季大会を,近畿大学奈良キャンパスで,9 月 8 日から 11 日に開催した(ミニシンポジウム:4 件,シンポジウム:1 件,懇話会講演会:2 件,研究会:1 件,口頭発表:197 題,ポスター発表:154 題,高校生による発表:12 題,機器展示:25 団体,参加人数:561 人,シンポジウム等を含む述べ参加人数:約 870)。
2)  支部例会を 12 月 18 日に開催する。
中国・四国支部,地域連携関係
山本担当理事より,次の報告があった。
1)   支部例会を平成 28 年 10 月 22 日・23 日に開催する
2)   中国・四国支部ミニシンポジウム「瀬戸内海の漁業資源のいまとこれから」を 10 月 23 日に開催する。
3)   平成 30 年度秋季大会の開催を福山大学と瀬戸内海区水産研究所が共同で担当する予定である。
九州支部,地域連携関係
中田担当理事より,支部大会,総会および例会を 12 月 10 日・11 日に開催する旨報告があった。
英文書籍監修委員会(特別委員会)
佐藤担当理事 特になし。
東日本大震災災害復興支援検討委員会(特別委員会)
山下担当理事より,9 月 10 日に開催した第 18 回委員会について,次の報告があった。
1)   災害復興支援拠点を,今後も継続して東北大学に設置する。
2)   シンポジウムを開催する(開催時期未定)。
3)   平成 25 年 6 月に発行した小冊子の続編を発行する。
水産学若手の会(特別委員会)
塚本会長より,次の報告があった。
1)   北海道-東北合同支部大会で講演会に若手の会のメンバーが企画責任者の一人として参画する。
2)   「秋の学校 in 館山」を年度内に開催する。
3)   平成 29 年度春季大会でミニシンポジウム(サバ 資源・養殖・加工・ブランド化をシームレスにつなぐ若手研究者の集い)を開催する。
日本水産学会創立 85 周年記念事業委員会(特別委員会)
青海担当理事より,次の報告があった。
1)   第 1 回国際シンポジウムプログラム委員会を 9 月 9 日に開催した。
a)   プログラムの基本方針が説明された
b)   要旨集,プロシーディングの作成について検討した。
c)   海外の発表者,著名な研究者の招請に対し旅費を補助する。
d)   ベスト プレゼンテーション アワードを設ける。
e)   国際シンポジウムを開催へのタイムスケジュール案が示された。
2)   日本水産学会創立 85 周年記念事業について,次の報告があった。
各支部の寄附担当委員が挙げた企業や団体に寄附の趣意書と申込書を送付した。
個人会員に学会誌とともに寄附の趣意書と申込書を送付した。
3)   企業の協賛・展示の案内と申込書を関連企業等に送付した。
記念事業ついて,以下の質疑応答があった。
  中田理事:記念誌の原稿はいつまでに集めればよいのか。
  青海理事:記念事業が終了した段階までの成果をまとめるので,それ以降となるはずである。
財務検討委員会(特別委員会)
山下担当理事 特になし。
水産・海洋科学研究連絡協議会関係
塚本会長より,日本学術会議主催公開シンポジウム(成熟社会における持続可能な水産業のあり方とその中長期戦略)が 11 月 18 日に開催される旨報告があった。

② その他確認事項
次回の理事会について
佐藤総務担当理事より,平成 28 年度第 6 回理事会を 12 月 10 日 13 時より東京海洋大学品川キャンパスで開催するとの説明があった。

 以上をもって議案の審議等を終了したので,14 時 55 分,議長は閉会を宣言し,解散した。

別紙 1

日本水産学会誌記事の編集方針

 日本水産学会誌(以下,日水誌)は,報文,各種記事及び学会からの連絡事項から構成される。このうち,報文は編集委員会が,学会からの連絡事項は理事会・学会事務局等が編集を担当する。記事については一部を除き企画立案から日水誌の刊行に至る編集作業工程を企画広報委員会の責任により執り行う。

 企画広報委員会が編集を担当する記事について,以下のとおり編集方針を定める。

○編集方針

企画広報委員会(以下,委員会)は,広く会員が求め役に立つ情報を記事として日水誌に掲載することにより,会員へのサービス向上に寄与する。記事には,水産学の科学技術的側面だけでなく,水産に関係した政治,経済,社会,国際的動向,法律,環境問題等に関連したものについても,幅広く取り上げる。専門外の会員が理解できるよう,わかりやすく読みやすい文章にした記事を掲載するよう努める。

記事の募集要項を日水誌の会告に年 1 回掲載するとともに,学会ホームページに掲載し,会員からの提案・投稿を広く呼びかける。委員会においても記事の発掘に努め,積極的な企画提案を行う。

提案された記事案について,委員会の協議により掲載の可否を決定し,記事ごとに個別に定めた編集方針・作業手順に従い編集作業を行う。

(平成 28 年 10 月 8 日 理事会承認)

新 入 会(平成 28 年 10 月 8 日承認)

正 会 員 (7 名)   北海道 佐橋玄記 関東 田中優平,根井大介 近畿 波部 斉 中国・四国 真鍋諒太朗
九州 池永隆徳,鈴木 圭
賛助会員 (1 名)   日本農産工業(株)水産技術センター
外国会員 (2 名)   呉 允暉,OH, SO-YOUNG
学生会員 (66 名)   北海道 板垣大介,稲葉倫子,上田格平,閻 乃筝,大内裕佳,兼安敬久,勘林優樹,小出凜太郎,
越田 有,五味伸太郎,紫藤勇磨,島 文華,富安 信,室谷 稜,李 文玲 東北 植松康成,内山智史,角張博聡,
北島湧太,國政実里,舘野 僚,中山 凱 関東 縣 竜治,Ana C. Nogueira Vasconcelos,Anna Octavera,石川雄都,
賈 茹,梶田貴之,黒田真央,周 金鑫,菅原 崚,武沙央梨,武井美月,藤森 翔,保谷龍一,山田晃樹,渡邉未来
中部 石川大祐,岩瀬真哉,小栗佑真,加藤亜花梨,三枝史晃,高桑勇太,柳田大地 近畿 上田果奈,日下貴裕,
小林桃子,辻 貴大,藤井ひかる,山本祥壱 中国・四国 木下 翼,木下智貴,Teguh Nur. Rohman,中辻伸嘉,
長谷川拓也,平尾優介,房前尊盛,藤川稔晃,本間千穂,米岡真実 九州 石丸真美,伊藤芽以子,杉山周平,玉田佳子,
本田晃伸,前田大輝

平成 28 年度日本水産学会秋季大会

 平成 28 年度日本水産学会秋季大会の研究発表およびシンポジウムは,9 月 8 日(木)から 9 月 11 日(日)まで,近畿大学農学部奈良キャンパス(奈良県奈良市)において,秋季大会ホームページ上に掲載されたプログラムにより開催いたしました。

 なお,研究発表に関する変更ならびに各講演の座長氏名は下記の通りです。

発表取消
123   2015 年の琵琶湖 10 流入河川におけるビワマス産卵床の流程分布
○尾田昌紀(三重大院生資/鳥取県)・淀 太我(三重大院生資)
137   耳石の酸素安定同位体比分析によるマイワシ対馬暖流系統群の回遊履歴の検証
○尾田昌紀(鳥取水試)・大内 翔・石村豊穂(茨城高専)・南條暢聡(富山水研)・安田十也・福若雅章(水産機構西海水研)
966   Management effectiveness by Cyclina sinensis in Taijiang National Park
○黃大駿(台灣嘉藥環管)・邱郁文(台灣海生館)・梁世雄(台灣高師大生物系)・謝寶森(台灣高醫大生物系)

講演要旨訂正
323   培養された渦鞭毛藻 Karenia mikimotoi のクロマグロ幼魚に対する致死性の検討
永江 彬・ ○松山幸彦(水産機構西海水研)・高見生雄・平江 想・山砥稔文・吉川壮太(長崎水試)・石田直也(対馬水産普及セ)

座長名一覧表

 第 1 会場
講演番号 氏 名 所 属
101〜105 米山 和良 鹿大水
106〜108 加藤 雅也 水研セ中央水研
109〜112 石崎 宗周 鹿大水
113〜115 川崎 潤二 水大校
116〜119 梶川 和武 水大校
120〜123 清野 聡子 九大院工
124〜126 越智 洋介 水研セ水工研
127〜130 澤田 浩一 水研セ水工研
131〜134 南  憲吏 北大院水
135〜138 今泉 智人 水研セ水工研
139〜143 河邊  玲 長大院水環

 第 2 会場
講演番号 氏 名 所 属
201〜204 清水 昭男 水研セ中央水研
205〜208 天野 勝文 北里大海洋
209〜212 北野  健 熊大院自然科学
213〜215 井尻 成保 北大院水
216〜219 兵藤  晋 東大大気海洋研
220〜223 足立 伸次 北大院水
224〜227 尾島 信彦 水研セ中央水研
228〜229 水澤 寛太 北里大海洋
230〜233 吉崎 悟朗 海洋大院
234〜237 横井 勇人 東北大院農
238〜241 鈴木  徹 東北大院農
242〜245 棟方 有宗 宮城教育大
246〜248 上田  宏 北大フィールド科セ
249〜251 北川 貴士 東大大気海洋研

 第 3 会場
講演番号 氏 名 所 属
301〜304 渡辺 伸一 福山大生命工
305〜307 揖  善継 和歌山県自然博
308〜309 内田 和男 水研セ
310〜312 斉藤 憲治 水研セ中央水研
313〜315 福田野歩人 水研セ増養殖研
316〜319 斎藤 寿彦 水研セ北水研
320〜323 春日井 潔 道さけます内水試
324〜326 大泉  宏 東海大海洋
327〜329 吉田 英可 水研セ国際水研
330〜331 池田  譲 琉球大理
332〜335 内川 和久 水研セ日水研
336〜339 阪地 英男 水研セ瀬水研
340〜343 團  重樹 水研セ瀬水研
344〜346 田和 篤史 水研セ国際水研
347〜350 高須賀明典 水研セ中央水研
351〜354 入路 光雄 水研セ中央水研
355〜358 高津 哲也 北大院水
359〜361 上村 泰洋 水研セ中央水研
362〜366 藤浪祐一郎 水研セ西海水研
367〜370 笠井 亮秀 北大院水
371〜374 渡邊  俊 日大生物資源

 第 4 会場
講演番号 氏 名 所 属
401〜403 河村 知彦 東大大気海洋研
404〜406 中村 洋路 水研セ中央水研
407〜409 佐藤 矩行 OIST・マリンゲノミックス
410〜412 本多 直人 水研セ日水研
413〜414 加藤 秀弘 海洋大
415〜418 加藤 秀弘 海洋大
419〜424 張  成年 水研セ中央水研
425〜428 和田 敏裕 福島大
429〜433 吉田 英可 水研セ国際水研
434〜438 木村 里子 京大フィールド研セ

 第 5 会場
講演番号 氏 名 所 属
501〜502 清水 大輔 水研セ東北水研
503〜505 高木 基裕 愛媛大南水研セ
506〜509 横山佐一郎 鹿大水
510〜512 木南 竜平 静岡水技研
513〜514 大原 一郎 水研セ中央水研
515〜517 兼松 正衛 水研セ瀬水研
518〜521 岡松 一樹 フィード・ワン(株)水産飼料部
522〜525 萩原 篤志 長大院水環
526〜527 滝井 健二 近大水研
528〜530 杉浦 省三 滋賀県立大
531〜534 栗原 健夫 水研セ西水研
535〜538 伊藤  篤 水研セ瀬水研
539〜541 山本 民次 広大院生物圏科
542〜544 崎山 一孝 水研セ日水研
545〜546 伏屋 玲子 水研セ水工研
547〜550 白石 智孝 和歌山水試
551〜554 阪倉 良孝 長大院水環
555〜557 樋口健太郎 水研セ西水研
558〜560 米田 道夫 水研セ瀬水研
561〜564 菅谷 琢磨 水研セ瀬水研
565〜567 徳田 雅治 水研セ増養殖研

  第 6 会場
講演番号 氏 名 所 属
601〜603 田角 聡志 東大院農水実
604〜605 安池 元重 水研セ中央水研
606〜610 加藤 豪司 海洋大院
611〜614 筒井 繁行 北里大海洋
615〜617 山野 恵祐 水研セ瀬水研
618〜621 嶋田 幸典 水研セ増養殖研
622〜625 今井 秀行 琉球大理
626〜629 阿川 泰夫 近大水研
630〜633 細谷  将 東大院農水実
634〜636 竹内  裕 海洋大
637〜641 藤本 貴史 北大院水
642〜646 浅川 修一 東大院農
647〜651 中嶋 正道 東北大院農

 第 7 会場
講演番号 氏 名 所 属
701〜704 山口 峰生 水研セ瀬水研
705〜708 西川 哲也 兵庫水技セ
709〜712 今井 一郎 北大院水
713〜715 山口 晴生 高知大農
716〜718 外丸 裕司 水研セ瀬水研
719〜722 小檜山篤志 北里大海洋
723〜726 北口 博隆 福山大生命工
727〜729 坂見 知子 水研セ東北水研
730〜733 伊藤 克敏 水研セ瀬水研
734〜737 重信 裕弥 水研セ中央水研
738〜742 安元  剛 北里大海洋

 第 8 会場
講演番号 氏 名 所 属
801〜803 山下 倫明 水研セ中央水研
804〜807 齋藤 洋昭 石川県大生資環
808〜811 尾島 孝男 北大院水
812〜815 近藤 秀裕 海洋大
816〜820 舩原 大輔 三重大院生資

 第 9 会場
講演番号 氏 名 所 属
901〜904 宮崎 泰幸 水大校
905〜909 舩津 保浩 酪農学園大
910〜913 西塔 正孝 女子栄養大
914〜917 木村 郁夫 鹿大水
918〜920 橋本加奈子 千葉水総研セ
921〜924 大泉  徹 福井県大海洋生資
925〜928 松川 雅仁 福井県大海洋生資
929〜933 松嶋 良次 水研セ中央水研
934〜938 落合 義博 東北大院農
939〜943 鈴木 敏之 水研セ中央水研
944〜947 岡﨑惠美子 海洋大
948〜951 金庭 正樹 水研セ中央水研
952〜954 及川  寛 水研セ瀬水研
955〜958 長 由扶子 東北大院農
959〜962 平山  真 広大院生物圏科
963〜967 真鍋 祐樹 京大院農
968〜972 酒井 隆一 北大院水

 第 10 会場
講演番号 氏 名 所 属
1001〜1004 西村  明 水研セ中央水研
1005〜1009 宮腰 靖之 道さけます内水試
1010〜1013 白木原国雄 東大大気海洋研
1014〜1017 由上 龍嗣 水研セ中央水研
1018〜1021 山下 夕帆 水研セ北水研
1022〜1025 平松 一彦 東大大気海洋研
1026〜1028 渡邊千夏子 水研セ中央水研
1029〜1033 宮田  勉 水研セ中央水研
1034〜1038 小川  健 専修大経済
1039〜1040 若松 宏樹 水研セ中央水研
1041〜1043 若松 宏樹 水研セ中央水研
1044〜1048 多田  稔 近大農
1049〜1052 堀井 豊充 水研セ中央水研


平成 28 年度日本水産学会北海道-東北合同支部大会

日 程   平成 28 年 10 月 22 日(土)・23 日(日)
場 所   北海道大学大学院水産科学研究院(北海道函館市港町 3-1-1)

プログラム

10 月 22 日(土)
 13:00-15:30  一般研究発表
(A 会場:第 1 講義室;B 会場:第 3 講義室;C 会場:第 4 講義室)
 15:45-16:45  若手の会講演会(C 会場:第 4 講義室)
 16:45-17:45  北海道支部幹事会(A 会場:第 1 講義室)
東北支部幹事・支部連絡調整員合同会議(C 会場:第 4 講義室)
 18:00-19:30  会員交歓会(厚生会館 北海道大学水産学部生協食堂)
10 月 23 日(日)
 9:00-11:30  一般研究発表
(A 会場:第 1 講義室;B 会場:第 3 講義室;C 会場:第 4 講義室)
 12:00-13:00  北海道支部総会(C 会場:第 4 講義室)
 13:00-13:30  北海道支部最優秀講演賞の授賞式(D 会場:大講義室)
 13:30-16:30  シンポジウム(D 会場:大講義室)

一般研究発表
 A 会場(第 1 講義室)
 10 月 22 日(土)
 座長:後藤友明(岩手大三陸水研セ)
 A-01   放流は本当に魚を増やすのか?:斜里川水系におけるサクラマスふ化放流事業の事例から
○佐橋玄記(北大 FSC)・森田健太郎(水産機構北水研)
 A-02   網走湖に棲息するシロザケ稚魚の食性―無給餌放流と給餌放流の比較―
○永田光博・浅見大樹(網走水試)
 A-03   北海道えりも沿岸におけるサクラマス降海幼魚の胃内容物および胃内に観察された二生類(吸虫類)の寄生状況
○浅見大樹(網走水試)・隼野寛史・真野修一(道さけます内水試道東センター)・永田光博(網走水試)
 A-04   本州太平洋系サケ稚魚の成長・生残の水温応答
○八谷三和・佐々木系・岡田義郎(水産機構東北水研)・加藤 毅(水産機構北水研)・渡邉伸昭(水産機構東北水研)・
羽賀正人(水産機構日水研)・大本謙一(水産機構北水研)・藤浪祐一郎(水産機構西海水研)
 座長:中野俊樹(東北大院農)
 A-05   有機溶媒分画によるホタテウロ由来 EPA 高含有油脂の製造
○森 翔平・井上慎五(北大院水)・川浪拓磨(北大水)・福永健治(関大化生工)・吉岡武也(道工技セ)・高橋是太郎(北大院水)
 A-06   ホタテガイウロ油脂の工業的生産の可能性
○川浪拓磨(北大水)・森 翔平・井上慎五(北大院水)・吉岡武也(道工技セ)・高橋是太郎(北大院水)
 A-07   イカミールからの高齢者向け機能性食品乳化剤の開発
狩野栄詩(北大院水)・永尾寿浩(大阪市工研)・栗原秀幸(北大院水)・福永健治(関西大化生工)・○高橋是太郎(北大院水)
 A-08   n-3 ドコサペンタエン酸(DPA)の代謝解析及び活性化マクロファージに対する抗炎症作用
○田雁竹・澤田有希・細川雅史・宮下和夫(北大院水)・Romanazzi Donato(Cawthron RI)
 10 月 23 日(日)
 座長:落合芳博(東北大院農)
 A-11   紅藻ダルス由来フィコエリスリン摂取による老化促進モデルマウス SAMP10 の脳機能改善作用
○佐藤直登(北大院水)・足立亨介(高知大農)・安井 肇・岸村栄毅(北大院水)
 A-12   紅藻ウップルイノリ由来フィコビリタンパク質の ACE 阻害作用と一次構造特性との関係
○勝倉 哲(北大院水)・清水健志(道工技セ)・安井 肇・岸村栄毅(北大院水)
 A-13   Development and characterization of sandwich ELISA for detection of fish allergen Parvalbumin
○Wenling Li, Yutaka Shimizu, Hiroki Saeki (Faculty of Fisheries Sciences, Hokkaido University)
 A-14   海洋性カロテノイドのエネルギー代謝因子制御機構の解明
○大内裕佳・宮下和夫・細川雅史(北大院水)
 座長:栗原秀幸(北大院水)
 A-15   活締めと野締め処理によるギンザケ肉質の比較
○鈴木英勝・栁瀬英太郎・荒井修武(石巻専修大理工)
 A-16   魚骨脆弱化を及ぼす電磁波照射の影響について
○菅野俊太郎・山口敏康・中野俊樹・佐藤 実・落合芳博(東北大院農)
 A-17   化学物質がギンザケのストレス関連バイオマーカーに及ぼす影響について
〇中野俊樹・長嶺慶美・山口敏康・落合芳博(東北大院農)
 A-18   宮城県沿岸域底質に含まれる化学物質の分布と消長について
○難波拓真・関 亜希・山口敏康・中野俊樹・金子健司・山内晶子・落合芳博(東北大院農)
 B 会場(第 3 講義室)
 10 月 22 日(土)
 座長:巣山 哲(水産機構東北水研)
 B-01   函館周辺海域におけるイシガレイ稚魚の成長履歴と成育場環境
○佐藤義崇(北大院水)・中屋光裕(北大水)・浦杉朝子((株)うおいち)・藤田智哉・高津哲也(北大院水)
 B-02   陸奥湾産アサリの貝殻断面における透明帯形成周期について
杉浦大介(青森水総研)
 B-03   噴火湾におけるキタクシノハクモヒトデの腕骨輪紋の年齢形質としての有効性
○折野和樹・石金晃介・鈴木孝太(北大院水)・中屋光裕(北大水)・髙津哲也(北大院水)
 座長:服部 努(水産機構東北水研)
 B-04   道東オホーツク沿岸域における植物プランクトンのサイズ別基礎生産力と種組成の季節変動
○今里翔真・塩本明弘(東京農業大学)
 B-05   オウゴンムラソイ Sebastes nudus の初期形態発達様式
○石金晃介(北大院水)・中屋光裕(北大水)・鈴木孝太・髙津哲也(北大院水)
 B-06   スケトウダラの卵サイズ選択的生残
○梶原慧太郎・鈴木孝太(北大院水)・鹿野陽太(東通村)・中屋光裕(北大水)髙津哲也(北大院水)
 B-07   青森県周辺海域におけるキアンコウの食性と栄養状態
○竹谷裕平(青森水総研/北大院水)・髙津哲也(北大院水)・中屋光裕(北大水)
 座長:櫻井 泉(東海大生物)
 B-08   魚の移動が海域別の魚の放射性 Cs 濃度を攪乱する影響について
○山田 学・水野拓治・早乙女忠弘・伊藤貴之・佐久間徹(福島水試)
 B-09   大地震と津波発生から 5 年間にわたる宮城県七北田川河口域における底生生物群集の時空間的変動
○中山 凱・近藤智彦・西谷 豪・遠藤宜成・大越和加(東北大院農)
 B-10   松島湾における養殖カキに対する付着汚損生物の除去
○伊藤 博(宮城水技セ)・押野明夫(気仙沼水試)
 10 月 23 日(日)
 座長:安間洋樹(北大院水)
 B-11   地盤沈下と護岸工事がアラメ群落とそれに関わる生物群集に与えた影響
○鈴木はるか(東北大院農)・青木智也(シャトー海洋調査)・久保祐貴・青木優和・遠藤 光・吾妻行雄(東北大院農)
 B-12   ガラモ場における葉上動物の個体数変動要因について
○宮崎弘樹(東海大院理工)・櫻井 泉(東海大生物)
 B-13   東北地方太平洋沖地震前後の宮城県大型定置網の漁獲物組成
○片山知史・金戸悠梨子(東北大院農)
 座長:中屋光裕(北大水)
 B-14   米代川水系小様川に早期放流されたアユの釣れ具合
○佐藤正人(秋水振セ)・坪井潤一(水産機構中央水研)
 B-15   北海道東部海域におけるハダカイワシ科魚類の分布と生物量の経年変化
○小出凜太郎(北大院水)・貞安一廣(水産機構開発セ)・船本鉄一郎・田中寛繁(水産機構北水研)・大島慎也・木村暢夫・前川和義・安間洋樹(北大院水)
 B-16   計量魚群探知機を用いた噴火湾周辺海域におけるソウハチガレイとスケトウダラ稚魚の調査―エコーグラムにおける特徴―
○閻乃筝・向井 徹(北大院水)・山本 潤(北大フィールド科セ)
 座長:片山知史(東北大院農)
 B-17   超音波テレメトリー手法を用いたニシン親魚の産卵回遊追跡
○富 安信(北大院環)・白川北斗(北大 FSC, JST, CREST)・飯野佑樹(北大水)・宮下和士(北大 FSC, JST, CREST)
 B-18   エゾメバル(Sebastes taczanowskii)の鳴音の音響特性,および鳴音受信頻度と個体密度の関係
○松原直人・坂本 誠(北大院水)・片倉靖次(紋別市役所)・赤松友成(水研セ中央)・高橋竜三工(水研セ水工研)・藤森康澄・木村暢夫・前川和義・安間洋樹(北大院水)
 B-19   タイ王国の水産資源管理政策
〇吉村美香・安間洋樹・木村暢夫(北大院水)・宮田 勉(水研セ中央水研)
 C 会場(第 4 講義室)
 10 月 22 日(土)
 座長:泉ひかり(弘前大・食料科学研究所)
 C-01   次世代シーケンサーを用いた遺伝子発現プロファイリングによるヒラメの体色異常に関与する遺伝子の解析
國政実里・◯横井勇人(東北大院農)・青海忠久(福井県大海洋生資)・鈴木 徹(東北大院農)
 C-02   アムールチョウザメの形態的未分化生殖腺における新規性分化関連遺伝子の探索
○須山喜市・松原薫子・萩原聖士・石野魁盛・後藤直英・山本真也・井尻成保・足立伸次(北大院水)
 C-03   GnRH 投与によるエゾメバル雌の性成熟促進
○紫藤勇磨(北大院水)・川崎琢真(道栽水試)・莚平裕次・平松尚志・東藤孝(北大院水)
 座長:浦 和寛(北大院水)
 C-04   北海道日本海北部沿岸のエゾバフンウニの配偶子形成におよぼす水温の影響
○合田浩朗(道総研釧路水試)・遠藤 光・吾妻行雄(東北大院農)
 C-05   冬季から春季のマコンブ給餌によるキタムラサキウニ生殖巣の品質改善
○髙木聖実(東北大院農)・村田裕子(水産機構中央水研)・猪股英里・遠藤光・青木優和・吾妻行雄(東北大院農)
 C-06   キタムラサキウニ稚仔の成長に及ぼすエクストルーダで処理したスサビノリの食物としての効果
○猪股英里・髙木聖実・遠藤光・青木優和・吾妻行雄(東北大院農)
 座長:尾定 誠(東北大院農)
 C-07   北海道寿都町沿岸におけるクボガイ Chlorostoma lischkei の生殖周期
○小野寺理恵(東海大院理工)・櫻井 泉(東海大生物)
 C-08   バカガイの着底および飼育に適した砂の粒径に関する研究
○川崎琢真・村上 修(道栽水試)
 C-09   岩手県沿岸ふ化場におけるサケ人工種苗生産の特徴
後藤友明(岩手大三陸水研セ)
 10 月 23 日(日)
 座長:池田 実(東北大フィールド研セ)
 C-11   温度処理による雄性発生半数体ニジマスの誘起
○島 文華・浅沼 黎・兼安敬久(北大院水)・三坂尚行(道さけます内水試)・高橋英佑・山羽悦郎(北大フィールド科セ)・藤本貴史・荒井克俊(北大院水)
 C-12   チョウザメ科種間雑種の発生/孵化および仔魚の生残における雑種強勢の可能性
○萩原聖士・山中智樹・須山喜市・橋本富夫・井尻成保・足立伸次(北大院水)
 C-13   シロザケ×アメマス異質三倍体の生存性回復と淡水での飼育特性
○兼安敬久・浅沼 黎・島 文華(北大院水)・高橋英佑・山羽悦郎(北大フィールド科セ)・藤本貴史・荒井克俊(北大院水)
 座長:藤本貴史(北大院水)
 C-14   クロガレイ Pseudopleuronectes obscurus とクロガシラガレイ P. schrenki との種間交雑の可能性
○白井 滋・高本 悠・山本瑛也(東農大・アクア)
 C-15   天然魚を用いて生産されたヒラメ人工種苗の遺伝的多様性評価
○安藤大樹・槇宗市郎(東北大フィールド研セ)・菅谷琢磨・片町太輔・小畑泰弘(水研セ瀬戸内)・木島明博・池田 実(東北大フィールド研セ)
 C-16   マコガレイ集団におけるミトコンドリア DNA のハプロタイプ分類について
○山本佑樹・池田 実(東北大フィールド研セ)・後藤友明(岩手大三陸水研セ)・髙梨愛梨・横澤祐司(岩手水技セ)・木島明博(東北大フィールド研セ)
 座長:白井 滋(東農大・アクア)
 C-17   北海道網走地方及び石川県能登島地方におけるクローンドジョウの出現とその野生集団との遺伝的関係
○稲葉倫子(北大院水)・石山尚樹(石川水総セ)・松原 創(東京農大アクア)・藤本貴史・荒井克俊(北大院水)
 C-18   同一河川内に生息するヌマエビ 2 グループ間の遺伝的分岐
○槇宗市郎・池田 実(東北大フィールド研セ)
 C-19   「閖上赤貝」を含む仙台湾産アカガイと他地域産アカガイの遺伝的・形態的差異
○佐藤 仁・池田 実・西峰千晴(東北大フィールド研セ)・西川正純(宮城大)・千葉郁雄(晃和工業)・鈴木貢治(宮城水技セ)・木島明博(東北大フィールド研セ)

シンポジウム
テーマ:   北海道・東北の水産を支える人材育成─産業・研究・教育・社会連携の視座から
企画責任者:  荒井克俊(北大院水)・安井 肇(北大院水)・秋山秀樹(東北水研)
 開会の挨拶 安井 肇(北大院水)
 シンポジウム趣旨説明 荒井克俊(北大院水)
 座長 荒井克俊(北大院水)
 S1. 地域の求める水産人材(北海道から) 中尾博己(函館国際水産・海洋都市推進機構)
 S2. 東北地域の求める水産人材 關 哲夫 (全水技協)
 S3. 一教諭が経験した水産高校における人材育成の変遷 我妻雅夫(北海道函館水産高等学校)
 (休憩)
 座長 秋山秀樹 (東北水研)
 S4. 新たな岩手大学の水産人材育成 田中教幸(岩大・農 三陸水産研究センター)
 S5. 震災後の女川フィールドセンター,そしてこれから 池田 実(東北大フィールド科セ)
 座長 安井 肇 (北大院水)
 S6. 北海道立総合研究機構水産研究本部における人材育成 夏目雅史(道中央水試)
 S7. 福島県における水産研究職員人材育成の取り組み 山廼邉昭文(福島水試)
 (休憩)
 総合討論
 閉会の挨拶 岩崎俊秀 (東北水研)

若手の会講演会プログラム
 テーマ:  クロマグロの資源管理と漁業者・加工業者が生き残る道
 企画責任者:  高橋 潤(東京農大生物産業)・竹谷裕平(青森水総研)

 開会の挨拶・趣旨説明 竹谷裕平(青森水総研)
 座長 竹谷裕平(青森水総研)
 クロマグロの資源管理と漁業者・加工業者が生き残る道 野呂英樹((株)ホリエイ・(株)あおもり海山)
 閉会の挨拶 高橋 潤(東京農大生物産業)


平成 28 年度日本水産学会中国・四国支部例会
日  程   平成 28 年 10 月 22 日(土)・23 日(日)
場  所   広島大学生物生産学部(〒739-8528 広島県東広島市鏡山 1-4-4)

プログラム
10 月 22 日(土)
 11:30〜   受付開始
 12:00〜12:50   幹事会(C305)
 13:00〜15:52   一般口頭発表(C314)
 15:55〜16:30   一般ポスター発表・高校生ポスター発表(2F ロビー)
 16:40〜17:00   総会・表彰式(C314)
 18:00〜20:00   懇親会
10 月 23 日(日)
  8:30〜   受付開始
  9:00〜12:00   ミニシンポジウム(C314)

一般口頭発表
 開会挨拶
 (座長 野田幹雄)
 101   中海浚渫窪地内の環境改善に関する研究
○米岡真実(広大生物生産)・山本民次(広大院生物圏科)・及川隆仁(中国電力エネルギア総合研究所)
 102   海域用固形肥料の開発
○平尾優介(広大生物生産)・山本民次(広大院生物圏科)
 103   瀬戸内海におけるメバル属 3 種の遺伝変異
○奥谷健太・湯元達海・笘野哲史・海野徹也(広大院生物圏科)
 (座長 関 伸吾)
 104   広島湾におけるクロダイ卵の出現と環境要因
○河合賢太郎・海野徹也(広大院生物圏科)
 105   DNA バーコーディングによるクロダイ稚魚の餌料生物の解明
○谷口良太・河合賢太郎・笘野哲史・海野徹也(広大院生物圏科)
 106   次世代シークエンスを用いたアオブダイの餌生物の解明に向けた PCR 条件の検討
○本間千穂・井口大輝・山口晴生・足立真佐雄(高知大農)
 107   短期間の飼育環境制御によるクマエビのアスタキサンチン高含蓄化の試み
○川龍祥子(高知大農)・上田幸男(徳島農水技セ)・足立亨介・森岡克司(高知大農)
 休憩
 (座長 長澤和也)
 108   高知県須崎市野見湾におけるリアルタイム PCR 法を用いた海産白点虫 Cryptocaryon irritans の分布動態の解析
○門野真弥(高知大農)・森光一幸(カネイ水産)・合田 輝(高知大院農)・梅﨑拓也(高知大農)・内海愛優理(高知大農)・
久保栄作(久保水産)・今城雅之(高知大農)
 109   高知県野見湾の養殖カンパチに対するカプサラ科単生類 2 種の寄生の季節的変化
○合田 暉(高知大院農)・森光一幸(カネイ水産)・久保栄作(久保水産)・今城雅之(高知大農)
 110   愛媛県松山市小野川のコイを対象にしたコイヘルペスウイルスの検出状況について
○志水将人(高知大院農)・山崎憲一(高知大院農)・仲山 慶(愛媛大沿岸研セ)・畑啓 生(愛媛大理)・北村真一(愛媛大沿岸研セ)・今城雅之(高知大農)
 (座長 南 卓志)
 111   イガイの二酸化炭素分圧と炭酸水素イオン濃度の算出
○半田岳志・山元憲一(水産大学校)
 112   マダイの電気刺激による鎮静化の試み
○前田俊道・植田陽子・谷口成紀(水産機構水大校)
 113   野菜乾燥粉末の添加が加熱ゲルの破断強度に及ぼす影響について
○谷口成紀・下田真紀・武分秀平・前田俊道(水産機構水大校)

一般ポスター発表
 P101   日本産ハス属 2 種(オイカワ,ハス)に寄生する単生類の分類学的検討および両魚種の日本産寄生虫目録
○新田理人・長澤和也(広大院生物圏科)
 P102   サザエの口腔内に寄生するサザエノハラムシ(甲殻類:カイアシ類)の生態学的研究
○内海隼人・橋本周一郎・片岡 聖・近藤裕介・岩崎貞治・大塚 攻(広大院生物圏科)・小池香苗(広大自然科学セ)
 P103   Oyster competitors in Hiroshima Bay: Development of prey-predator numerical model
○Wahyudin Putrasasmita・Tamiji Yamamoto (Biosph. Sci., Hirohsima Univ.)
 P104   真空パックに包装された煮魚の未開封・非破壊硬さ計測
○田添由真,川井清司,羽倉義雄(広大院生物圏科)
 P105   生シラスの力学的物性測定による鮮度評価の可能性
○平良佳雅,川井清司,羽倉義雄(広大院生物圏科)
 P106   視覚機能からみたトビハゼとマハゼの捕食戦略
○瀧山 智・吉田将之(広島大院生物圏科)
 P107   広島県における外来種カラテナガエビの流通状況および河川での生息状況
○斉藤英俊・山﨑愛子・渡部純平・河合幸一郎(広大院生物圏科)

高校生ポスター発表
 P201   アユの走流性における視覚と流れの感覚の関係
永江栞奈,奥山真生,仁熊三也美,宮田大地,村上ほのか,寺内崇人(岡山理科大学附属高等学校)
 P202   香川県の干潟で生きた化石を採集
木下香穂,庄司宜永(香川県立多度津高等学校)
 P203   これからの 10 次産業について
亀澤 築,山内 柊(京都府立海洋高等学校)
 P204   魚たち跳ね踊る美しい川を守るための活動
今津良太,松田 仁(兵庫県立香住高等学校)
 P205   海洋資源調査実習報告 日本海の探求航海
濱田大樹,米倉悠貴(兵庫県立香住高等学校)
 P206   徳島県海部郡美波町志和岐港内における藻場再生についての検討
藤本ほのか,桝井厚志(徳島科学技術高等学校)

ミニシンポジウム
 テーマ:   瀬戸内海の漁業資源のいまとこれから
 コンビーナー:   山本民次(広大院生物圏科),今井千文(水産機構水大校),関 伸吾(高知大農)
 開会挨拶 山本民次(日本水産学会中国・四国支部長)
 座長 今井千文(水産機構水大校)
 浮魚資源の動向と諸問題 石田 実,河野悌昌,髙橋正知(水産機構瀬水研)
 底魚資源の動向と諸問題 阪地英男,山本圭介(水産機構瀬水研)
 人工魚礁の蝟集・増殖機能とその発現過程について 野田幹雄(水産機構水大校)
 休憩
 座長 関 伸吾(高知大農)
 山口県神代地先における岩礁性藻場造成とその効果 杉本憲司(宇部高専)
 数値モデルによる人工藻場の供給サービス(漁業的価値)に関する評価の試み 山本民次(広島大院生物圏科)
 総合討論 今井千文(水産機構水大校),関 伸吾(高知大農)
 閉会挨拶 山本民次(日本水産学会中国・四国支部長)


会員の所属変更

 (平成 28 年 11 月・12 月の会員からの異動連絡を元に作成していますので,実際の異動月とは異なる場合があります。)

会 員 名 異 動 前 異 動 後
遠 藤 博 寿 東大大気海洋研 筑波大学生命環境系
小 林   元 福島県立医科大 国際医療福祉大学
佐 藤 茉 菜 海洋大 東大水実
髙 尾 芳 三 水産機構本部 水産機構水工研
田 口 美緒子 水産機構国際水研 (一財)日本鯨類研究所
竹 内   裕 海洋大 鹿大水
中 村 政 裕 東大院農 水産機構正水研伯方島
藤 井 陽 介 千葉水総研 水産機構水大校
藤 本   賢 水産機構中央水研 水産庁
古 川 史 也 宮崎大農 北里大海洋
莚 平 裕 次 北大院水 長大海洋未来イノベーション機構
渡 邊   俊 日大生物資源 近大農

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