会   報


公益社団法人 日本水産学会
平成 26 年度第 5 回理事会議事録

1 開催された日時   平成 26 年 9 月 19 日(金) 9 時 30 分〜14 時 33 分
2 開催された場所   国立大学法人九州大学箱崎キャンパス
共通講義棟 305 教室(福岡県福岡市東区箱崎 6-10-1)
3 理事総数及び定足数   総数 17 名,定足数 9 名
4 出席理事数   17 名
 (本人出席) 吾妻行雄,荒井克俊,荒井修亮,飯田貴次,香川浩彦,金子豊二,木島明博,嵯峨直恆,青海忠久,
関 伸吾,東海 正,時村宗春,古谷 研,松山倫也,山下 洋,渡邊良朗,渡部終五
 (途中出席) 木島明博(定足数確認後の 9 時 33 分に着席)
 (監事出席) 青木一郎,瀬川 進
 (幹事出席) 遠藤英明,田代有里,石田真巳,鈴木美和,塩出大輔
 (途中退席) 松山倫也(定足数確認後の 9 時 33 分〜報告事項①
第 4 回理事会以降の職務執行報告中の 13 時 10 分まで退席)
 (オブザーバー) 伊藤文成(理事候補者),佐竹幹雄(理事候補者)
5   議   案
  決議事項  第 1 号議案 「職員給与規程及び職員育児・介護休業規程の一部改正」の件
 第 2 号議案 「短時間勤務有期雇用職員の賞与(平成 26 年度冬季)」の件
 第 3 号議案 「関東支部運営規程及び大会規程の一部改正」の件
 第 4 号議案 「学会賞授賞規程の一部改正及び学会賞選考委員会運営規程の新設」の件
 第 5 号議案 「寄附金の使途」の件
 第 6 号議案 「シンポジウム企画委員会委員交代」の件
 第 7 号議案 「出版委員会委員辞退」の件
 第 8 号議案 「水産利用懇話会委員会委員追加」の件
 第 9 号議案 「水産学若手の会(特別委員会)委員追加」の件
 第 10 号議案 「平成 27 年度春季大会委託運営業者」の件
 第 11 号議案 「平成 27 年度春季大会募金目論見書」の件
 第 12 号議案 「平成 27 年度春季大会における要旨集の配布方法と参加費の一部変更」の件
 第 13 号議案 「平成 28 年度春季大会担当機関」の件
 第 14 号議案 「平成 28 年度秋季大会担当支部」の件
 第 15 号議案 「水産学若手の会(特別委員会)からの要望書」の件
 第 16 号議案 「日本学術会議主催公開シンポジウム実行委員会の設置及び委員長・副委員長・委員選出」の件
 第 17 号議案 「日本学術会議主催公開シンポジウム募金目論見書」の件
 第 18 号議案 「創立 85 周年記念事業の計画」の件
 第 19 号議案 「幹事手当増額」の件
 第 20 号議案 「第 13 回日本農学進歩賞受賞候補者推薦」の件
 第 21 号議案 「2014 年度朝日賞(自然科学)受賞候補者推薦」の件
 第 22 号議案 「共催,協賛及び後援の取り扱い」の件
 第 23 号議案 「協賛」の件
 第 24 号議案 「入会承認」の件
 第 25 号議案 「正会員から学生会員へ会員資格変更の承認」の件
  報告事項  ①第 4 回理事会以降の職務執行の状況
 ②その他
6 議事の経過及びその結果
 (1)   平成 26 年度秋季大会委員長の挨拶
 渡部会長の挨拶の後,九州大学松山倫也大会実行委員長より挨拶があった。本大会では,口頭発表 370 題とポスター発表 149 題で発表総数 519 題,シンポジウム 2 件,ミニシンポジウム 3 件,研究会主催の講演会 3 件及び高校生のポスター発表 15 件が行われるとの報告がされた。
 (2)   定足数の確認等
 渡部会長が定足数の充足を確認し,続いて本会議の議事進行について説明があった。
 (3)   議案の審議状況及び議決結果等
 定款の規定に基づき,渡部会長が議長となり,本会議の成立を宣言し,議案の審議に移った。
(決議事項)
第 1 号議案 「職員給与規程及び職員育児・介護休業規程の一部改正」の件(別紙 1)
 東海総務担当理事より,職員給与規程及び職員育児・介護休業規程の一部改正について説明があった。審議の結果,原案を一部字句を修正した上で,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。
第 2 号議案 「短時間勤務有期雇用職員の賞与(平成 26 年度冬季)」の件
 渡邊財務担当理事より,短時間勤務有期雇用職員の賞与について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 3 号議案 「関東支部運営規程及び大会規程の一部改正」の件(別紙 2)
 東海総務担当理事より,関東支部運営規程及び大会規程の一部改正について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。
 なお,春季大会における関東支部の運営機関が 6 機関となったことから,今後の春季大会の運営方法について,各支部において意見聴取を行い,次回理事会において検討することとなった。
第 4 号議案 「学会賞授賞規程の一部改正及び学会賞選考委員会運営規程の新設」の件(別紙 3)
 荒井(克)学会賞担当理事より,学会賞授賞規程の一部改正案及び学会賞選考委員会運営規程の新設について説明があった。また,東海総務担当理事より,これについての追加説明があった。審議の結果,原案を一部修正の上,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。
第 5 号議案 「寄附金の使途」の件(別紙 4)
 渡邊財務担当理事より,寄附金の使途について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。
  本議案について以下の質疑応答があった。
香川理事「公 1,公 2,共通,法人の違いは何か。」
東海理事「公益認定等評価委員会への報告の予算分類がこのようになっている。研究発表会及び学術講演会等の開催と研究業績の表彰を公 1 として,学会誌及び学術図書の刊行を公 2 としてとりまとめている。」
 金子理事「寄付者が使途を指定してしない場合は共通としている。ただし,その半分以上を公 1,公 2 で使わねばならない。」
第 6 号議案 「シンポジウム企画委員会委員交代」の件
 東海総務担当理事より,シンポジウム企画委員会委員交代について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
    [選出] 山田秀秋   [辞退] 青野英明
第 7 号議案 「出版委員会委員辞退」の件
 東海総務担当理事より,出版委員会委員辞退について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
    [辞退] 森  徹
第 8 号議案 「水産利用懇話会委員会委員追加」の件
 東海総務担当理事より,水産利用懇話会委員会委員追加について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
     委員  佐藤 繁
第 9 号議案 「水産学若手の会(特別委員会)委員追加」の件
 東海総務担当理事より,水産学若手の会(特別委員会)委員追加について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
     委員  小島大輔,馬久地みゆき,吉永龍起,橋本加奈子
第 10 号議案 「平成 27 年度春季大会委託運営業者」の件
 時村関東支部担当理事より,平成 27 年度春季大会委託運営業者について,数社の見積もりを検討した結果,トーヨー企画(株)に決定したいとの提案があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 11 号議案 「平成 27 年度春季大会募金目論見書」の件
 時村関東支部担当理事より,平成 27 年度春季大会募金目論見書の案をもとに,平成 27 年度日本水産学会春季大会実行委員会において平成 26 年 10 月 3 日から平成 27 年 2 月 28 日までの間,寄附(協賛)金の募集を行う旨説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 12 号議案 「平成 27 年度春季大会における要旨集の配布方法と参加費の一部変更」の件
 時村関東支部担当理事より,平成 27 年度春季大会における要旨集の配付方法として PDF ファイルのダウンロードによるものを加えること,及び冊子体の要旨集を希望しない者の参加費を 500 円減額することについて提案があった。また,東海理事より,各会場の無線 LAN の整備状況および要旨の PDF 配布に関する検討結果について説明があった。
 本議案について以下の質疑応答があった。
渡部会長「要旨集は図書館等での保存の希望があるので,冊子体の作成も継続するのか。」
 東海理事「図書館での保存や業績等の確認用として,冊子体が必要な場合が想定されるため,今後も冊子体は必要であると考える。」
 古谷理事「無線 LAN のキャパシティは充分なのか。」
 東海理事「1 ステーションにつき,50 回線くらいは可能だと思う。」
 古谷理事「教室の大きさによって回線数の違いはあるのか。」
 東海理事「同じであったと思う。」
 荒井(克)理事「PDF 要旨は,大会期間中のみのダウンロードになるのか。」
 東海理事「まだそこまで詰めていないが,ダウンロードサイトとして想定される大会ホームページが大会終了後に閉鎖されているので,そうなると考えられる。ただし,大会以降もダウンロードの希望が有る場合は,学会ホームページからダウンロード可能とする方法もあると考えている。」
 荒井(克)理事「できれば,その方向を希望する。」
 東海理事「PDF 要旨は誰でも見られるようにしたらどうか,という意見もあった。しかし冊子体を 3500 円で販売しているので,期間中は抑えた方がよいという意見もあった。」
 青海理事「3500 円で販売されている冊子体要旨の販売数はどれくらいか。」
 東海理事「前回の春の大会では 89 冊販売され,31 万円の売り上げがあった。」
 金子理事「冊子体は 3500 円で,冊子体を購入しない PDF ファイルの場合は 500 円のみの減額というのは妥当な金額なのか」
 東海理事「試算によれば 1000 円減額すると赤字になる。」
 金子理事「減額しないで PDF ダウンロードするのはいかがか。」
 古谷理事「編集等の手がかかっているので 500 円程度の減額は意味があると考える。」
 荒井(克)理事「大会後のダウンロードについては,新たな経費がかかるのか。」
 東海理事「日本水産学会のホームページにファイルを置くことにはコストはかからない。J-STAGE 上に置く場合は,編集にお金がかかるが,必要な経費は見積りをとってみないと分からない。」
 審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 13 号議案 「平成 28 年度春季大会担当機関」の件
 時村関東支部担当理事より,平成 28 年度春季大会は水産総合研究センター中央水産研究所と日本大学生物資源学部が担当機関となり,主担当は中央水産研究所で,会場は東京海洋大学とする旨提案があり,審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 14 号議案 「平成 28 年度秋季大会担当支部」の件
 荒井(修)近畿支部担当理事より,平成 28 年度秋季大会日程及び大会会場として,平成 28 年 9 月 8 から 11 日の間,近畿大学において開催を予定している旨提案があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。なお,大会委員長は次回理事会において提案することとした。
 本議案に関連して,以下の質疑応答があった。
渡邊理事「平成 30 年春季大会担当機関は東大農ではなく,東大海洋研ではないか。」
 渡部会長「確認しておく。」
第 15 号議案 「水産学若手の会(特別委員会)からの要望書」の件
 渡部会長から,水産学若手の会(特別委員会)からの二件の要望書について説明があった。
 まず,春季大会におけるミニシンポジウムへの支援の要望については,海外から演者を招聘するための旅費の支援として,理事会から国際交流委員会に依頼して 5 万円,関東支部から 5 万円の計 10 万円が提案された。
 また,時村関東支部担当理事からは,支部幹事会での議論では,関東支部への貢献を明確にする必要がある等の意見が出され,それを受けて,シンポジウム内容を再検討した修正案が若手の会から提示されたことから,学会本部と相談しながら支援することにしたとの説明があった。
 本議案に関連して,以下の質疑応答があった。
古谷理事「演者をわざわざ海外から呼ぶ理由が要望書からは分からない。」
 時村理事「若手の会に問い合わせたところ,現在,海外に行っている人のホットな情報が得られること及び演者が女性研究者の立場で情報提供できるという理由が説明された。」
 古谷理事「その内容を要望書に盛り込んでほしい。」
 荒井(修)理事「この演者が活躍している機関は世界中から若手が集まる場所なので,ホットではある。」
 古谷理事「それも要望書に盛り込んでほしい。」
 渡部会長「若手の会の担当者にコメントを伝える。」
 東海理事「若手の会の中でしっかり議論して運営してほしい。」
 香川理事「来年度以降は若手の会の支援の予算組をするのか。」
 渡部会長「その予定はない。その都度理事会に諮って検討したい。今回の様子を見て決めたい。予算化するのはまだ時期が早いと考える。」
 香川理事「九州支部では若手の会の設立の動きがあり,支部に支援の要望が来ている。」
 渡部会長「それは支部で判断していただきたい。支部ではなく,全体での場合は理事会で対応すべきだと考える。」
 審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。なお,渡部会長から全額負担はしない根拠として,これまで海外から招聘する場合,国際交流委員会で旅費は支援しているが,登録料や参加費などは自己負担をお願いしている例があることが説明された。
 次に,若手の会への参加呼びかけのための学会会員情報提供についての要望について,渡部会長から説明があった。また,東海総務担当理事より,日本水産学会のプライバシーポリシーについて紹介があり,本会のお知らせメールは希望者のみに配信していることが報告された。若手の会における個人情報管理及び若手への呼びかけ方については不明な点が多く,問題が生じる可能性があることから,議論保留とした。このことを若手の会に伝え,会長と総務担当理事とで協議して進めることとした。
第 16 号議案 「日本学術会議主催公開シンポジウム実行委員会の設置及び委員長・副委員長・委員選出」の件
 東海総務担当理事より,日本学術会議主催公開シンポジウム実行委員会の設置及び委員長・副委員長・委員選出について説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
     委員長   竹内俊郎
     副委員長   佐藤秀一
     委 員   佐野元彦,森田貴己,八木信行
第 17 号議案 「日本学術会議主催公開シンポジウム募金目論見書」の件
 東海総務担当理事より,日本学術会議主催公開シンポジウム募金目論見書について,寄附(協賛)金の募集を行う旨説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 18 号議案 「創立 85 周年記念事業の計画」の件
 渡部会長から,創立 85 周年記念事業の計画について説明があり,特別委員会の組織案について提案があった。審議の結果,出席理事全員一致で次の通り可決した。
事業組織委員会
   委員長 渡部終五(現,会長)(会長交代時には新会長が務める)
国際シンポジウム実行委員会
   委員長 佐藤秀一(現,国際交流委員会委員長)
資料編纂委員会
   委員会 東海 正(現,総務担当理事)
研究の動向編集委員会
   委員長 古谷 研(現,副会長)
デジタル版水産用語辞典編集委員会
   委員長 金子豊二(現,総務担当理事)
記念式典実行委員会
   委員長 青海忠久(現,副会長)
第 19 号議案 「幹事手当増額」の件
 東海総務担当理事より,幹事手当について説明があり,業務量の多い企画広報委員会幹事ならびに庶務幹事(副)の幹事手当を現行の 2 万円から 3 万円に増額することが提案された。また,渡邊財務担当理事より,幹事手当増額に関する財務的な面からの説明があった。審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 20 号議案 「第 13 回日本農学進歩賞受賞候補者推薦」の件
 東海総務担当理事より,第 13 回日本農学進歩賞受賞候補者として下記の会員を推薦したことの説明があった。審議の結果,出席理事全員一致でこの推薦を可決した。
   竹内 裕(海洋大)
   「精原細胞移植技術を用いた海産魚における代理親魚技術の開発」
第 21 号議案 「2014 年度朝日賞(自然科学)受賞候補者推薦」の件
 荒井(克)学会賞担当理事より,2014 年度朝日賞(自然科学)受賞候補者として下記の会員を推薦したとの説明があった。審議の結果,出席理事全員一致でこの推薦を可決した。
   野口玉雄(東京医療保健大学),荒川 修(長大水),長島裕二(海洋大),橋本周久(東大名誉教授)
   「フグの毒化機構解明と無毒フグの作出」
第 22 号議案 「共催,協賛及び後援の取り扱い」の件(別紙 5)
 東海総務担当理事より,共催,協賛,後援の取り扱いについて,現状と問題点について説明があり,これらの取り扱いの申し合わせが提案された。審議の結果,出席理事全員一致で別紙の通り可決した。
第 23 号議案 「協賛」の件
 東海総務担当理事より協賛希望 3 件について説明があり,審議の結果,出席理事全員一致で以下の協賛を可決した。
   ①第一回農業電化シンポジウム
    主 催  農業電化協会
    後 援  農林水産省
    協 賛  日本農業工学会 他 19 学協会
    日 程  平成 26 年 10 月 3 日(金)
    場 所  東京大学弥生講堂(東京都文京区)
    希 望  協賛
    負担金 なし
   ②第 14 回基準油脂分析試験法セミナー
    主 催  日本油脂化学会
    協 賛  日本農芸化学会 他 4 学会
    日 程  平成 26 年 12 月 8 日(月)・9 日(火)
    場 所  油脂工業会館(東京都中央区)
    希 望  協賛
    負担金 なし
   ③第 54 回海中海底工学フォーラム
    主 催  海中海底工学フォーラム運営委員会
    共 催  東京大学生産技術研究所
    協 賛  日本船舶海洋工学会 他 6 団体
    日 程  平成 26 年 10 月 17 日(金)
    場 所  東京大学大気海洋研究所講堂(千葉県柏市)
    希 望  協賛
    負担金 なし
 本議案に関連して,以下の質疑応答があった。
 渡邊理事「① は水産と関係しているのか。」
 東海理事「調べたところ,当該機関は,農林水産省,経済産業省を主務官庁とする特例社団法人であったことであり,かつ本会会員が受賞した例もあるので問題ないと考えている。」
第 24 号議案 「入会承認」の件
 審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。
第 25 号議案 「正会員から学生会員へ会員資格変更の承認」の件
 審議の結果,出席理事全員一致で原案通り可決した。

(報告事項)
① 第 4 回理事会以降の職務執行の状況
・庶務関係
 東海担当理事より次の報告があった。
1) 協賛及び後援の件(平成 26 年 6 月 30 日書面決議)
 a)  日本学術会議主催学術フォーラム「初等中等教育における海洋教育の意義と課題―海洋立国を担う若手の育成に向けて―」を後援すること。
 b)  2014 年度日本冷凍空調学会年次大会を協賛すること。
2) 平成 26・27 年度会長指名理事候補者の諾否結果
         [支部幹事 161 名]
        理事候補者  諾  否  無効
        大越和加   94   1   0
        伊藤文成   94   1   0
        佐竹幹雄   94   1   0
3) 平成 27・28 年度学会賞選考委員会選挙結果
 学会賞担当理事が選考委員となった場合,委員長に就任するのは避けてほしいとの依頼があった。
4) 除名者,資格喪失者(会費未納)の会費納入による退会者への変更
        青山善一(正会員,平成 3 年度除名)
        井上清和(正会員,平成 20 年度除名)
        南 誓子(正会員,平成 25 年度資格喪失)
        ZHU, BEIWEI(外国会員,平成 25 年度資格喪失)
5) 平成 26・27 年度支部幹事の変更
   九州支部   松岡達郎 [選出]  有瀧真人[中国・四国支部に異動]
6) 事業計画・予算書及び事業報告・決算報告の提出日程(平成 26 年度)
 公益社団法人として会計処理及び総会を適切に行うために,遺漏なきように,1 月末に決算処理をしておくことについて,各理事へ準備の依頼があった。
7) その他
 支部担当理事に異動等があった場合でも,その支部に籍を残すようにして,できるだけ担当理事を継続してもらいという依頼があり,またその場合には,支部の運営に実質的に支障がないように支部長を別に選出することができることが紹介された。
企画広報関係
 金子担当理事より,平成 26 年 9 月 21 日(日)に企画広報委員会が開催されることが報告された。
財務関係
 渡邊担当理事 特になし
編集関係
 古谷担当理事より,次の報告があった。
1) 2015 年度 Fisheries Science(81 巻)のカバーページの写真とデザインの決定
   「MOC-MOHT(multiple layer opening/closing-the Matsuda-Oozeki-Hu Trawl)ネットの操業風景」
胡 夫祥(海洋大)
   「養殖ビワマス:醒井養鱒場で開発された全雌三倍体ビワマスで,2012 年 8 月に水産庁の確認を受けた」
   菅原和宏(滋賀水試)
   「能登半島における乾燥ワカメの生産」
木谷洋一郎 (ヌールラン大)
   「フグ毒結合タンパク質遺伝子を導入・発現したメダカ」
大嶋雄治(九大)
   「中国の日照市の漁港近くの露店で売っていたヒザラガイの干物」
東海 正(海洋大)
   「クロマグロ卵」
高木 力(近畿大)
2) 平成 26 年度科研費国際情報発信強化事業について
 a) 英文総説の執筆者および Fisheries Science 誌の海外エディターの紹介があった。
 b) 平成 26 年 8 月 17 日(日)よりカナダ・ケベックシティにおいて開催されたアメリカ水産学会 144 回年次大会において,日本水産学会のプロモーション活動を行い,Fisheries Science 見本誌 1 号から 4 号まで各 10 冊,とグッズ等を配布した。
3) Fisheries Science 誌の 2013 年度インパクトファクターは 0.855 であった。
4) 平成 26 年 9 月 21 日(日)に編集委員会を開催する。
学会賞関係
 荒井(克)担当理事より,平成 26 年 9 月 19 日(金)に学会賞選考委員会を開催する予定であることが報告された。
シンポジウム関係
 松山担当理事より,平成 26 年 9 月 19 日(金)にシンポジウム企画委員会を開催する予定であり,平成 27 年度春季大会および秋季大会において開催されるシンポジウムならびにミニシンポジウムについて検討することが報告された。また,これに関連して木島理事より平成 27 年度秋季大会において,東日本大震災災害復興支援検討委員会(特別委員会)の企画でシンポジウムの開催を検討していることが報告された。
出版関係
 木島担当理事より,平成 26 年 7 月 9 日(水)に開催された第 1 回出版委員会およびメール審議について次の報告があった。
1)  水産学シリーズは No. 179 まで刊行されており,今後は No. 182 まで刊行される予定となっている。
2)  今後の水産学シリーズ(特に 85 周年記念号の企画)については,理事会での報告や他の委員会との連絡を行いながら検討していくことが確認された。
3)  副委員長に岡﨑惠美子会員(海洋大)を選出した。
水産技術誌監修関係
 時村担当理事より,次の報告があった。
1)  学会賞選考委員会から「水産技術誌が日本水産学会の学術刊行物に含まれるかどうか」の問い合わせに対し,学術刊行物の位置付けで不都合はない旨回答した。
2)  第 7 巻は 2 号までの刊行予定である。
3)  第 1 回水産技術誌監修委員会が平成 26 年 9 月 24 日(水)に開催予定である。
ベルソーブックス関係
 松山担当理事より,平成 26 年 6 月 27 日(金)に開催された第 1 回委員会において,ベルソーブックスの今後の展開について議論が進められているとの報告があった。これについて金子理事より補足説明があり,今年度末でベルソーブックス委員会の活動を終了し,出版委員会内にベルソーブックス担当を置き,引き継ぐことを考えていること,出版社としては一定の知名度があったので「ベルソーブックス」の名称を維持したい方針であることが報告された。
 ここで,職務執行状況の報告を一時中断し,渡部会長から理事候補者の伊藤文成会員(水研セ),佐竹幹雄会員(日本海洋事業)の紹介があった。
国際交流関係
 古谷担当理事より,次の報告があった。
1)  平成 26 年 8 月 17 日(日)からカナダ・ケベックシティにおいて開催されたアメリカ水産学会 144 回年次大会に参加し,日本水産学会のプロモーション活動を行った。
2)  イギリス諸島水産学会との学術交流協定を平成 26 年 8 月 19 日(火)に締結した。
3)  平成 26 年 8 月 18 日(月)にアメリカ水産学会 144 回年次大会と併催された第 2 回日英米水産学会合同シンポジウム “Common Challenges and Opportunities for Global Fisheries: An International Perspective” に参加し,日本水産学会から渡部終五会長,帰山雅秀会員,宮腰靖之会員,牧野光琢会員が講演した。
4)  平成 26 年 9 月 21 日(金)に国際交流委員会が開催予定である。
水産教育関係
 荒井(克)担当理事より,次の報告があった。
1)  第 2 回水産教育推進委員会が平成 26 年 9 月 20 日(金)に開催予定である。
2)  平成 26 年 9 月 19 日(金)に勉強会を開催予定である。
水産政策関係
 山下担当理事より,平成 26 年 9 月 21 日(日)に水産政策委員会を開催予定であることが報告された。
漁業・資源管理関係
 渡邊担当理事より次の報告があった。
1)  平成 26 年 9 月 19 日(金)に漁業懇話会委員会を開催した。
2)  平成 26 年 9 月 19 日(金)に第 64 回講演会を開催した。
3)  学部学生に対する奨励賞を平成 27 年度から新設することを検討している。
水産利用関係
 渡部担当理事より次の報告があった。
1)  第 1 回水産利用懇話会委員会が 6 月 20 日(金)に開催され,秋に講演会を水産総合研究センター中央水産研究所で開催することとなった。
2)  委員 1 名の氏名が名簿から漏れていたため,委員追加の審議を理事会に依頼した。
水産増殖関係
 木島担当理事より,平成 26 年 3 月 28 日(金)に開催された第 1 回水産増殖懇話会委員会において,平成 25 年度第 2 回講演会が天候の都合で延期となったことが報告された。
 次いで,荒井(克)副担当理事より,次の報告があった。
1)  平成 26 年 9 月 19 日(金)に開催された第 2 回水産増殖懇話会委員会において,平成 27 年度秋季大会での講演会の内容が検討された。
2)  平成 26 年 9 月 19 日(金)に,「西日本における海藻養殖の現状と課題」をテーマとして第 1 回講演会が開催された。
水産環境関係
 山下担当理事より,次の報告があった。
1)  平成 26 年 3 月 27 日(木)に,シンポジウム「地震・津波から 3 年後の東北地方太平洋沿岸域の現状―天災による自然攪乱と修復による人為的攪乱―」を開催した。
2)  シンポジウムと重なる時間帯に,別会場において類似テーマで勉強会が開催されたことから,できるだけこのような状況は今後避けるべきとの要望があった。
3)  平成 25 年度春季大会において開催された水産環境保全委員会企画シンポジウム「水産環境における放射性物質の汚染とその影響」の成果が,『海洋と生物』212 号(Vol. 36, No. 3)に 8 編の論文として掲載された。
4)  平成 26 年 9 月 19 日(金)に,企画研究会「有明海における二枚貝資源量回復をめざして,その現状と対策」を開催した。
 次いで,松山副担当理事より,平成 26 年 9 月 19 日(金)に開催された水産環境保全委員会について,次の報告があった。
1)  平成 26 年度春のシンポジウムについて
2)  平成 27 年春季大会期間中においてシンポジウムを開催予定であり,現在テーマを検討中である。
3)  平成 27 年度秋季大会期間中において開催を予定している研究会の内容を検討中である。
4)  平成 26 年度委員の交替があった。
社会連携関係
 嵯峨担当理事 特になし
将来計画関係
 古谷担当理事より,次の報告があった。
1)  85 周年事業の特別委員会が第 4 回理事会で承認された。
2)  前年度の理事会で提示された“水産学が今後の日本社会構築にどのような役割を果たすのか”については,今の段階では報告はない。
男女共同参画関係
 金子担当理事より,平成 26 年 9 月 20 日(土)に男女共同参画推進委員会が開催予定であることが報告された。
北海道支部
 嵯峨担当理事より,支部大会を函館市国際水産・海洋総合研究センターにおいて開催予定であることが報告された。
東北支部
 吾妻担当理事より,次の報告があった。
1) 平成 26 年 7 月 26 日(土)から 8 月 1 日(金)の間,支部幹事会メール会議を開催し,平成 26 年 11 月 7 日(金)開催の支部大会のミニシンポジウムの内容を決定した。
2)  平成 27 年度秋季大会の準備進捗状況については,大会期間中に他学会も開催されるため,旅行代理店等を通して宿泊先の確保を進める。
関東支部
 時村担当理事より,平成 26 年 6 月 12 日(木)に開催された支部幹事会,及びその後の経過について次の報告があった。
1)  平成 27 年度の春季大会開催後に,関東支部内での春季大会運営担当機関の順番(東京海洋大学 B の順番を一つ遅らせるかどうか)については,平成 29 年度の支部幹事会で検討する。
2)  若手の会(特別委員会)から平成 27 年度春季大会期間中のイベント(i 出展企業のプレゼンテーション,ii ナイトポスター)の支援の要望があった。i については,関東支部から“若手の会からの要望”として理事会に提案し,検討していただくことを希望する。ii については,若手の会の独自企画として実施することとなった。
3)  都県の水産研究機関の研究ニーズに対応したシンポジウム等を開催する方針で,テーマによっては平成 27 年度の開催になる。水産総合研究センターが集約中である水産研究機関の研究ニーズのうち関東都県のニーズを見て判断する予定である。
 以上の報告のうち,2)の“若手の会からの要望”については理事会終了後,業務執行会議において検討することとした。
中部支部
 飯田担当理事より,支部大会および研究発表会を平成 26 年 11 月 8 日(土)にしいのき迎賓館(金沢市)で開催し,一般研究発表,七尾湾の漁業に関するミニシンポジウム,支部幹事会,支部長賞および優秀発表賞の表彰,支部長賞記念講演を行う予定であることが報告された。
近畿支部
 荒井(修)担当理事より,支部例会を平成 26 年 11 月 22 日(土)に開催予定であり,2 題の特別講演を企画していること,一般講演においては若手研究者に優秀発表賞を表彰する計画があることが報告された。
中国・四国支部
 関担当理事より,支部大会および総会を平成 26 年 11 月 29 日(土),30 日(日)に高知大学農学部において開催予定であり,支部大会では,研究発表会,養殖魚の付加価値化に関するシンポジウムを予定しているとの報告があった。
九州支部
 香川担当理事より,平成 26 年 7 月 26 日(土)に開催された支部幹事会について次の報告があった。
1)  平成 26 年 11 月 8 日(土)に支部例会,公開シンポジウム「九州における攻めの水産業(戦略的養殖業)の現状と将来」を開催する。
2)  これまで支部例会と支部大会を分けて開催してきたが,今後は年 1 回 2 日間の例会・大会として開催することが承認された。
3)  水産学若手の会の第 1 回目を 11 月に行う予定である。
英文書籍監修委員会(特別委員会)
 東海担当理事より,2014 年 8 月 14 日(木)にシュプリンガーとの英文書籍出版の契約締結完了および契約内容の概要について次の報告があった。
1)  “Fisheries Science Series” という名称で,著作権は学会と出版社が有する。
2)  委員会は企画案を出版社に提案し,出版社が Peer review を行う。
3)  出版費用は出版社が持つ。
4)  出版社は原稿の英文校閲を行う。
5)  査読者への謝礼として,200 ユーロ分のシュプリンガーの書籍を寄贈する。
6)  編者は出版社と別途契約を結び,印税についてはここに明記される。
7)  出版社は,企画ひとつごとに学会へ報酬 50,000 円を支払う。
 なお,現在 3 件の企画が進行中であることと,今後,委員会を特別とするか,常設とするか,あるいは既存の別の委員会に委ねるかを検討する必要があることが報告された。
 本報告に関連して,以下の質疑応答があった。
古谷理事「年 2 冊を出版することを目標としているが,契約の拘束力はあるのか?」
東海理事「目標値であることで了解されている。」
古谷理事「出版が遅れた場合に罰金等はあるのか。」
東海理事「特にない。」
庶務関係
 東海担当理事より,庶務関係の追加報告として,会員管理のデータベースのバックアップをクラウド上に置く作業中であるが,会員管理ソフトの保守管理会社との契約時間が終了したため,契約を追加する旨の報告があった。
東日本大震災災害復興支援検討委員会(特別委員会)
 渡部会長から平成 26 年 9 月 19 日(金)に開催された委員会について,次の報告があった。
1)  平成 27 年度秋季大会において東日本大震災災害復興支援検討委員会(特別委員会)の企画でシンポジウムの開催を検討している。
2)  学会ホームページ内の災害復興支援拠点ページに最新の情報を掲載する。
3)  福島県への支援を進める必要があることから,福島水試とともにプロジェクトを立てる提案があったが,すでに多くの機関で行われているため調整の必要がある。
4)  平成 26 年度春季大会において,水産環境保全委員会主催の震災関連シンポジウムと企画広報委員会主催の勉強会の内容と開催日時が重複したため,今後は情報を整理して同じことにならないようにする必要がある。
水産・海洋科学研究連絡協議会関係
 東海担当理事より,次の報告があった。
1)  日本学術会議主催の公開シンポジウム「東日本大震災からの水産業および関連沿岸社会・自然環境の復興・再生に向けて(第 2 回)―日本学術会議の第二次提言を踏まえて―」が水産・海洋科学研究連絡協議会の共催で開催予定である。
2)  平成 26 年 11 月 17 日(月)に第 2 回水産・海洋科学研究連絡協議会が開催予定である。
3)  生物多様性条約・名古屋議定書に関する最新情報がメーリングリストで発信されているので,今後,本会に情報を流すことを考えている。

以上の報告事項に関連して,追加で以下の質疑応答があった。
青木監事「シュプリンガーと学会との契約を編者に見せてもよいか?」
東海理事「問題ない。」
荒井(修)理事「水産総合研究センターが集約中である全国の水産研究機関の研究ニーズについて,例えば,近畿関係の結果を見せていただくことは可能か。」
時村理事「持ち帰って相談する。」

② その他
次回理事会の開催について
 東海総務担当理事より,次回第 6 回理事会は平成 26 年 12 月 6 日(土)13 時から,国立大学法人東京海洋大学品川キャンパスで開催する予定である旨確認があった。

以上をもって議案の審議等を終了したので,14 時 33 分,議長は閉会を宣言し,解散した。


別紙 1

職員育児・介護休業規程一部改正

現  行 改  正
(育児休業の給与の取扱い)
第 9 条  本章で定める育児休業をしている期間は無給とする。
(全文追加)
(育児休業の給与の取扱い)
第 9 条  本章で定める育児休業をしている期間は無給とする。
2  ただし,上記の期間内において勤務をした場合は,勤務時間に応じた賃金を支払うものとする。
附則  本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。
附則  本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。

(平成 26 年 9 月 19 日 一部改正)

職員給与規程一部改正

現  行 改  正
第 3 章 給与の特例等
(全文追加)
第 3 章 給与の特例等
(育児又は介護短時間勤務職員についての基本給の特例)
第 16 条 育児又は介護短時間勤務職員の基本給は,適用されるその額に,承認を得ている週当たりの育児又は介護短時間勤務時間を 38 時間 45 分で除して得た数(以下「算出率」という)を乗じて得た額とする。
第 4 章 諸手当
16
17
18
第 4 章 諸手当
17
18
19
(超過勤務手当)
19
 就業規程第 23 条の規定により所定の勤務日(次条の規定により休日出勤手当が支給されることとなる日を除く。)に業務上の必要により所定の勤務時間以外の時間に勤務することを命じられた職員には,所定の勤務時間以外の時間に勤務した全時間に対して,勤務 1 時間につき,第 7 条に規定する勤務 1 時間当たりの給与額に 100 分の 125(その勤務が深夜において行われた場合は,100 分の 150)の割合を乗じて得た額を超過勤務手当として支給する。
(超過勤務手当)
20
 就業規程第 23 条の規定により所定の勤務日(次条の規定により休日出勤手当が支給されることとなる日を除く。)に業務上の必要により所定の勤務時間以外の時間に勤務することを命じられた職員には,所定の勤務時間以外の時間に勤務した全時間に対して,勤務 1 時間につき,第 7 条に規定する勤務 1 時間当たりの給与額に 100 分の 125(その勤務が深夜において行われた場合は,100 分の 150)の割合を乗じて得た額を超過勤務手当として支給する。
(全文追加)
2   育児又は介護短時間勤務職員が,承認された勤務時間(以下この項目において「正規の勤務時間」という)を超えてしたもののうち,その勤務時間とその勤務した日における正規の勤務時間との合計が 7 時間 45 分に達するまでの間の勤務にあっては,同条に規定する勤務時間 1 時間当たりの給与額に 100 分の 100(その勤務が深夜である場合には 100 分の 125)を乗じて得た額とする。
20
21
22
21
22
23
(退職手当)
23
 退職手当は,6 ヶ月超えて勤務した職員が退職した場合に,別表に定める退職手当をその者(死亡により退職した場合にはその遺族)に支給する。ただし次の各号のいずれかに該当する場合には,退職手当は支給しない。
(1)  就業規程第 14 条第 2 項第 2 号の規定により解雇された場合
(2)  就業規程第 41 条の規定により懲戒解雇された場合(退職等した後,在職期間中の行為に関して懲戒解雇相当との決定がされた場合を含む。)
(全文追加)
(退職手当)
24
 退職手当は,6 ヶ月超えて勤務した職員が退職した場合に,別表に定める退職手当をその者(死亡により退職した場合にはその遺族)に支給する。ただし次の各号のいずれかに該当する場合には,退職手当は支給しない。
(1)  就業規程第 14 条第 2 項第 2 号の規定により解雇された場合
(2)  就業規程第 41 条の規定により懲戒解雇された場合(退職等した後,在職期間中の行為に関して懲戒解雇相当との決定がされた場合を含む。)
2   育児休業期間については,当該育児休業に係る子が 1 歳に達した日の属する月までの期間にあってはその月数の 3 分の 1,それ以外の期間についてはその月数の 2 分の 1 の期間を除算して勤務年数を計算する。
3   介護休業期間については当該介護休業に係る対象家族の各々が介護を必要とする一つの継続する要介護状態について,総計 6 ヶ月に達した日の属する月までの期間にあってはその月数の 2 分の 1,それ以外の期間についてはその月数を除算して勤務年数を計算する。
附則 本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。

 (平成 23 年 12 月 10 日 一部改正)

附則 本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。

 (平成 23 年 12 月 10 日 一部改正)
 (平成 26 年 9 月 19 日 一部改正)

別表 4
期末手当
1   第 2 条に定めた給与の計算期間及び給与支給日の基準日前 1 か月以内に退職し,もしくは就業規程第 16 条に該当して解雇された職員又は死亡した職員についても,同様とする。
2   期末手当の額は,6 月に支給する場合においては 100 分の 125,12 月に支給する場合においては 100 分の 150 を乗じて得た額に,基準日前 6 月以内の期間におけるその者の在職期間の次の各号に掲げる区分に応じ当該各号に定める割合を乗じて得た額とする。
一 6 か月 100分の100
二 5 か月以上 6 か月未満 100 分の 80
三 3 か月以上 5 か月未満 100 分の 60
四 3 か月未満 100 分の 30
3   前項の期末手当基礎額は,それぞれその基準日現在(退職し,もしくは解雇され,又は死亡した職員にあっては,退職し,もしくは解雇され,又は死亡した日現在)において職員が受けるべき俸給及び扶養手当の月額ならびにこれらに対する地域手当の月額の合計額とする。
4   俸給表の適用を受ける職員で職務の複雑,困難及び責任の度等を考慮してこれに相当するものとして会長が定めるものについては,前項の規定にかかわらず,同項に規定する合計額に,俸給の月額ならびにこれに対する地域手当の月額の合計額に職制上の段階,職務の級等を考慮して 100 分の 20 を超えない範囲内の割合を乗じて得た額を加算した額を第 2 項の期末手当基礎額とする。
(全文追加)
別表 4
期末手当
1   第 2 条に定めた給与の計算期間及び給与支給日の基準日前 1 か月以内に退職し,もしくは就業規程第 16 条に該当して解雇された職員又は死亡した職員についても,同様とする。
2   期末手当の額は,6 月に支給する場合においては 100 分の 125,12 月に支給する場合においては 100 分の 150 を乗じて得た額に,基準日前 6 月以内の期間におけるその者の在職期間の次の各号に掲げる区分に応じ当該各号に定める割合を乗じて得た額とする。
一 6 か月 100 分の 100
二 5 か月以上 6 か月未満 100 分の 80
三 3 か月以上 5 か月未満 100 分の 60
四 3 か月未満 100 分の 30
3   前項の期末手当基礎額は,それぞれその基準日現在(退職し,もしくは解雇され,又は死亡した職員にあっては,退職し,もしくは解雇され,又は死亡した日現在)において職員が受けるべき俸給及び扶養手当の月額ならびにこれらに対する地域手当の月額の合計額とする。
4   俸給表の適用を受ける職員で職務の複雑,困難及び責任の度等を考慮してこれに相当するものとして会長が定めるものについては,前項の規定にかかわらず,同項に規定する合計額に,俸給の月額ならびにこれに対する地域手当の月額の合計額に職制上の段階,職務の級等を考慮して 100 分の 20 を超えない範囲内の割合を乗じて得た額を加算した額を第 2 項の期末手当基礎額とする。
5   2 項に掲げる在職期間は,この規程の適用を受ける職員として在職した期間とし,その算定については次の期間を除算する。
一 停職にされていた期間
二 職員育児・介護休業規程第 2 条に規定する育児休業の期間,同第 12 条に規定する介護休業の期間
三 休職期間の 2 分の 1
四 育児又は介護短時間勤務職員として在職していた期間については,当該期間から当該期間に算出率を乗じて得た期間を控除して得た期間の 2 分の 1
別表 5
勤勉手当
1   前 6 か月以内の期間におけるその者の勤務成績に応じて,支給日に支給する。これらの基準日前 1 か月以内に退職し,もしくは就業規程第 16 条に該当して解雇された職員又は死亡した職員についても,同様とする。
2   勤勉手当の額は,勤勉手当基礎額に職員の勤務期間による割合に職員の勤務成績による割合を乗じて得た額とする。この場合において,勤勉手当基礎額にそれぞれその基準日現在(退職し,もしくは解雇され,又は死亡した職員にあっては,退職し,もしくは解雇され,又は死亡した日現在。次項において同じ。)において受けるべき扶養手当の月額ならびにこれに対する地域手当の月額の合計額を加算した額に 100 分の 70 を乗じて得た額の総額を超えてはならない。
3   前項の勤勉手当基礎額は,それぞれその基準日現在において職員が受けるべき俸給の月額ならびにこれに対する地域手当の月額の合計額とする。
(全文追加)
別表 5
勤勉手当
1   前 6 か月以内の期間におけるその者の勤務成績に応じて,支給日に支給する。これらの基準日前 1 か月以内に退職し,もしくは就業規程第 16 条に該当して解雇された職員又は死亡した職員についても,同様とする。
2   勤勉手当の額は,勤勉手当基礎額に職員の勤務期間による割合に職員の勤務成績による割合を乗じて得た額とする。この場合において,勤勉手当基礎額にそれぞれその基準日現在(退職し,もしくは解雇され,又は死亡した職員にあっては,退職し,もしくは解雇され,又は死亡した日現在。次項において同じ。)において受けるべき扶養手当の月額ならびにこれに対する地域手当の月額の合計額を加算した額に 100 分の 70 を乗じて得た額の総額を超えてはならない。
3   前項の勤勉手当基礎額は,それぞれその基準日現在において職員が受けるべき俸給の月額ならびにこれに対する地域手当の月額の合計額とする。
4   2 項に掲げる勤務期間は,この規程の適用を受ける職員として在職した期間とし,その算定については次の期間を除算する。
一 停職にされていた期間
二 職員育児・介護休業規程第 2 条に規定する育児休業の期間,同第 12 条に規定する介護休業の期間
三 休職の期間の 2 分の 1
四 育児又は介護短時間勤務職員として在職した期間から当該期間に算出率を乗じて得た期間を控除して得た期間

別紙 2

関東支部運営規程一部改正

現  行 改  正
(春季大会の運営)
第 5 条  大会規程第 3 条第 2 項に定めるとおり,関東支部で春季大会を担当するときは,以下のように運営する。
(1)  開催業務は,東京大学,東京海洋大学 A,東京大学大気海洋研究所,東京海洋大学 B,日本大学・中央水産研究所の順に担当することを基本とするが,事情により支部幹事会での承認を経て,順番の変更を認める。

附則  本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。

(春季大会の運営)
第 5 条  大会規程第 3 条第 2 項に定めるとおり,関東支部で春季大会を担当するときは,以下のように運営する。
(1)  開催業務は,東京大学,東京海洋大学 A,東京大学大気海洋研究所,東京海洋大学 B,日本大学・中央水産研究所,北里大学の順に担当することを基本とするが,事情により支部幹事会での承認を経て,順番の変更を認める。

附則  本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。

 (平成 26 年 9 月 19 日 一部改正)

大会規程一部改正

現  行 改  正
(大会の担当支部の決定及び担当支部の責務)
第 3 条  春季大会及び秋季大会は学会各支部が持ち回りで担当し,その担当支部はあらかじめ理事会で決議する。
2 前項春季大会は関東支部の 5 機関(海洋大 2,東大,東大大気海洋研,中央水研・日大)の持ち回りとし,その間に 1 回は関東支部以外の支部が東京あるいは当該支部の担当機関所在地で開催する。

附則  本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。

 (平成 25 年 6 月 8 日 一部改正)
 (平成 25 年 12 月 7 日 一部改正)
(大会の担当支部の決定及び担当支部の責務)
第 3 条  春季大会及び秋季大会は学会各支部が持ち回りで担当し,その担当支部はあらかじめ理事会で決議する。
2 前項春季大会は関東支部の 6 機関(海洋大 2,東大,東大大気海洋研,中央水研・日大,北里大)の持ち回りとし,その間に 1 回は関東支部以外の支部が東京あるいは当該支部の担当機関所在地で開催する。

附則  本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。

 (平成 25 年 6 月 8 日 一部改正)
 (平成 25 年 12 月 7 日 一部改正)
 (平成 26 年 9 月 19 日 一部改正)

別紙 3

学会賞授賞規程一部改正

現  行 改  正
(学会賞選考委員会)
第 5 条  学会賞選考委員会(以下,「選考委員会」という。)は,学会賞選考委員(以下,「選考委員」という。)15 名をもって構成する。
2   選考委員は支部幹事の投票により決定する。支部幹事は指定された 3 分野(A, B, C)について各 4 名以内を,また,分野にとらわれず推薦したい人の枠(D)について 3 名以内を全国的視野に立ち投票する。ただし,A〜D を重複して同一人名を記載することはできない。
(委員の選出手続き)
第 5 条  学会賞選考委員会(以下,「選考委員会」という。)は,学会賞選考委員(以下,「選考委員」という。)15 名をもって構成する。
2   選考委員は支部幹事の投票により決定する。選考委員選挙の事務は選挙管理委員会がこれを行う。支部幹事は指定された 3 分野(A, B, C)について各 4 名以内を,また,分野にとらわれず推薦したい人の枠(D)について 3 名以内を全国的視野に立ち投票する。ただし,A〜D を重複して同一人名を記載することはできない。
3  前項の分野は,科研費細目の 3 分野に対応させて,
A:水圏生産科学 A(環境,物質循環,生物,生態系),
B:水圏生産科学B(漁業,資源,増養殖,経済),
C:水圏生命科学(水産化学,生化学,生理,食品)とする。
3  前項の分野は,科研費細目の 3 分野に対応させて,
A:水圏生産科学 A(環境,物質循環,生物,生態系),
B:水圏生産科学B(漁業,資源,増養殖,経済),
C:水圏生命科学(水産化学,生化学,生理,食品)とする。
4   選考委員の選出は次の手続により行う。
(1)  同一機関からの選出者は委員総数の 3 分の 1 未満とし,これを越える場合は総得票順に別機関から選出するものとする。
(2)  A〜C の 3 分野については分野ごとに高得票数順に 4 名を選出する。ただし,複数分野での選出は認めず,高得票を得た分野での選出とする。
(3)  次に総得票順数順に 3 名を選出する。同一人が A〜D の分野・枠にまたがって得票した場合は,その総数をもって得票数とする。
(4)  すべての選出において得票数が同数の場合は,年長者とする。
(5)  各号の定めのない事項については,選挙管理委員会の決定によるものとする。
4   選考委員の選出は次の手続により行う。
(1)  同一機関からの選出者は委員総数の 3 分の 1 未満とし,これを越える場合は総得票順に別機関から選出するものとする。
(2)  A〜C の 3 分野については分野ごとに高得票数順に 4 名を選出する。ただし,複数分野での選出は認めず,高得票を得た分野での選出とする。
(3)  次に総得票順数順に 3 名を選出する。同一人が A〜D の分野・枠にまたがって得票した場合は,その総数をもって得票数とする。
(4)  すべての選出において得票数が同数の場合は,年長者とする。
(5)  各号の定めのない事項については,選挙管理委員会の決定によるものとする。
5   選考委員の任期は 2 年とし,引き続き再任することはできない。
6   理事会で選任された学会賞担当理事は,選考委員改選年次にまたがる引継ぎ事項を管理し,次期選考委員会に申し送る。ただし,学会賞担当理事は選考には加わらない。
7   学会賞選考委員長(以下,「選考委員長」という。)及び副選考委員長は,次の手続きにより選考委員の互選で定める。
(1)  選考委員長及び副選考委員長は 1 年ごとに投票により改選する。
選考委員は選考委員長候補者 1 名を記名して投票する。有効投票の最多数を得た者のうち,前年度の選考委員長と異なる分野に属する者を選考委員長とする。副選考委員長選出も同様の手続きによる。
(2)  最多同一得票者 2 名以上の場合は,年長者とする。
8   選考委員長は選考委員会を招集し,その議長となる。選考委員長に事故ある時は,副選考委員長がその職務を代行する。
9   選考委員会は年 2 回以上開く。又,選考委員現在総数の 3 分の 1 以上から事由を付して請求があった時には,これを開かなければならない。
10  選考委員会は選考委員現在総数の 2 分の 1 以上の出席をもって成立する。
11  選考委員は,欠席する場合,議事について予め書面をもって意見を述べることができる。
12  選考委員会は所定の手続きによって推薦された者を対象とし,第 3 条及び第 4 条にしたがって各賞ごとに定めた受賞候補者を選考する。
13  選考委員長がやむを得ない事情と認めた時には,書面連絡をもって選考委員会の審議に代えることができる。
14  選考委員長は,選考の結果を書面により会長に報告する。
15  選考委員長は,選考委員会の議事録を作成し,その写しを選考委員全員に送付する。
16  その他必要な事項は,学会賞選考委員会内規で定める。
(5〜16 全文削除)
(受賞候補者の推薦)
第 6 条  正会員は所定の形式に従い日本水産学会賞,日本水産学会功績賞,水産学進歩賞,水産学奨励賞及び水産学技術賞の受賞候補者を広い視野に立って推薦することができる。ただし,学会賞選考委員は推薦者となることはできない。
2   受賞候補者の推薦にあたっては,各賞 1 件以内の候補者を選び所定の用紙により 1 件ごとに推薦理由及び候補者の略歴を付して選考委員長あてに送付する。推薦理由書は 1 頁以内とする。なお,日本水産学会賞については該当業績のみを,また日本水産学会功績賞についてはすべての業績目録を添付する。
3   受賞候補者推薦の期限は 7 月末日とする。
4   選考委員長は,被推薦者の一覧表を作成し,選考委員に配布する。
(5, 6 全文追加)
(受賞候補者の推薦)
第 6 条  正会員は選考委員会が別に定める形式に従い日本水産学会賞,日本水産学会功績賞,水産学進歩賞,水産学奨励賞及び水産学技術賞の受賞候補者を広い視野に立って推薦することができる。ただし,選考委員は推薦者となることはできない。
2   受賞候補者の推薦にあたっては,各賞 1 件以内の候補者を選び所定の用紙により 1 件ごとに推薦理由及び候補者の略歴を付して選考委員長あてに送付する。推薦理由書は 1 頁以内とする。なお,日本水産学会賞については該当業績のみを,また日本水産学会功績賞についてはすべての業績目録を添付する。
3   受賞候補者推薦の期限は 7 月末日とする。
4   選考委員長は,被推薦者の一覧表を作成し,選考委員に配布する。
5   選考委員会は,被推薦者を対象として,理事会に推薦する学会賞受賞候補者を選考する。
6   その他推薦,選考に関して必要な事項は,学会賞選考委員会内規で定める。
附則 本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。
 (平成 24 年 9 月 14 日 一部改正)
附則 本規程は,公益認定を受け移行の登記をした日から施行する。
 (平成 24 年 9 月 14 日 一部改正)
 (平成 26 年 9 月 19 日 一部改正)


学会賞選考委員会運営規程
(委員会の運営)
第 1 条  本委員会は,公益社団法人 日本水産学会委員会等設置規程第 2 条及び第 7 条に基づき設置し,その運営に関して必要な事項を定める。

(委員及び委員長,副委員長)
第 2 条  本委員会は 15 名の委員によって構成され,委員長 1 名と副委員長 1 名を置く。
 (1)  委員は,委員会等設置規程および学会賞授賞規程に従い選出される。
 (2)  委員の任期は 2 年とし,引き続き再任することはできない。
 (3)  委員長及び副委員長は 1 年ごとに,委員による投票によって改選する。
 委員は,委員長候補者 1 名を記名して投票する。有効投票の最多数を得た者のうち,前年度の委員長と異なる分野に属する者を委員長とする。最多同一得票者 2 名以上の場合は,年長者を委員長とする。副委員長選出も同様の手続きによる。

(委員長の職務)
第 3 条  委員長は委員会を招集し,その議長となる。委員長に事故ある時は,副委員長がその職務を代行する。
2  委員長は,委員会の議事録を作成し,その写しを委員全員に送付する。
3  委員長は,審議の結果を学会賞担当理事に報告する。

(学会賞担当理事の職務)
第 4 条  理事会で選任された学会賞担当理事は,委員改選年次にまたがる事項を引継ぎ,次期委員会に申し送る。ただし,学会賞担当理事は選考には加わらない。

(委員会の開催)
第 5 条  委員会は年 2 回以上開催する。又,委員現在総数の 3 分の 1 以上から事由を付して請求があった時には,これを開かなければならない。
2  委員会は委員現在総数の 2 分の 1 以上の出席をもって成立する。ただし,委任状をもって出席に代えることができる。
3  委員は,欠席する場合,議事について予め書面をもって意見を述べることができる。
4  委員長がやむを得ない事情と認めた時には,書面連絡をもって委員会の審議に代えることができる。

(委員会の審議事項)
第 6 条  委員会は,学会賞授賞規程及び学会賞選考委員会内規に従い,所定の手続きによって推薦された者を対象とし,学会賞受賞候補者及び日本農学賞その他の受賞候補者を選考する。
2  委員長は,選考の結果について選考理由を付記した書面により理事会に報告する。

(幹事)
第 7 条  本委員会の幹事は,庶務幹事の中の 1 名が担当する。

(改 廃)
第 8 条  この規程の改廃は,理事会の決議を経て行う。

附 則  本規程は,平成 26 年 9 月 19 日から施行する。


別紙 4

寄附金の使途

寄附金使用内容 会計区分 金 額 備   考
災害復興支援(日本学術会議主催公開シンポジウムへの補助) 公 1 40,328  
日本水産学会誌印刷費 公 2 190,000 共通から 140,000 円振替て充当
管理費用(システム保守) 法人 180,000 共通から振替て充当
日 付 摘   要 寄  附  金 合 計
公 1 公 2 共 通 法 人
H26.9.19 寄附金残高 40,328 50,000 320,000 0 410,328
H26.9.19 振替   140,000 △320,000 180,000 410,328
H26.9.19 災害復興支援(シンポジウム補助) △40,328       370,000
H26.9.19 日本水産学会誌印刷費   △190,000     180,000
H26.9.19 管理費用(管理システム保守)       △180,000 0
H26.9.19 寄附金残高 0 0 0 0 0

別紙 5

共催,協賛,後援の取り扱いの申し合わせ

 1)  これらは理事会の議を経て決定するものとして,原則として理事会の決議の前には依頼者に回答できないものとする。
 2)  特に負担金のあるものについては,理事会の審議を経ることなく承認することはしない。必要であれば,書面審議を行う。
 3)  負担金がなく,毎年,あるいは定期的に開催される事業(シンポジウム,フォーラム,セミナー,大会など)については,事前に依頼が来ることを予定して,前年の年度末 2 月の理事会において事前に承認しておくことができるものとする。
 4)  日本学術会議,農林水産技術会議,日本農学会,(公財)農学会,日本農学アカデミー,日本学術会議登録学協会,関係大学,水産総合研究センター(およびこれらに準ずる機関)が主催する事業については,会長と総務理事が検討して問題がなければ,承認予定として回答することができる。

新 入 会 (平成 26 年 9 月 19 日承認)

正 会 員 (37 名)  北海道 遠藤哲也 東北 石川哲郎,伊東親哉,佐々木美智子,高木浩一,高木基樹,松岡有樹,三好 扶,八谷三和
関東 足立賢太,伊藤信夫,井上清和,太田康博,大村文乃,佐藤茉菜,福田信二,南 誓子,山本真也,横塚哲也
中部 阿部秀樹 近畿 檜垣彰吾 中国・四国 風間健宏,Sipra Mohapatra,宮田昌明,森 拓也
九州 石橋洋平,浦 環,加藤美奈子,小枝圭太,齋藤友則,竹内直子,田和篤史,長野昌子,中村愛子,藤井由希子,
柳瀬一尊,山田勝雅
外国会員 (5 名)  Gao Jian, Chih-Wei Chang, Bei-Wei Zhu, Marc Lawrence Jamisola Romero, Yuh-Wen Chiu
学生会員 (161 名)  北海道 上野あゆみ,上村麻梨子,楠元彩香,黒田真道,鈴木孝太,田谷惣一郎,張 㬢,
中西誠人,中村志恵,Marin Alan,宮川寛貴,望月昭吾 東北 角張博聡,菊地拓矢,佐藤大仁,滝浦佑輔,
松野林太,松本 陽,三浦修一,八幡亘也 関東 青木良徳,飯野祐大,Udom Khrueniam,上杉 綾,
内堀湧太,太田 晶,大滝千尋,大歳 光,岡崎 樂,小川 翼,恩田拓尭,柿崎博美,笠根 岳,川島聖史,
川下一成,倉石 祐,齋藤 淑,齊藤草一,齋藤俊樹,坂本洋平,笹岡美紀,佐藤愛美,杉浦映美,杉岡浩行,
鈴木輝久,関 洋子,筒井健太,綱島忠相,程 若冰,陶 格斯,冨岡春香,中川拓朗,中村真由子,Nant Kay Thwe Moe,
西野 亮,糠信元太郎,根本真希,野際はるか,法月諒太,羽根由里奈,Feroudj Holger,藤谷直矢,別納彩子,
松原和裕,三木花織,宮本裕貴,明瀬太志,山田真之,Li Qian,路 偉,渡邊 麗 中部 伊藤洸太朗,伊藤理紗,
犬木義文,井下 眞,小野史恵,加藤千明,河波茉奈,河端美香,幸谷剣志,志賀将雄,嶋根大海,鈴木大地,瀬川 叡,
田中佑季,丹澤俊介,坪井佑太,中廣篤人,西野雄紀,牧野沙紀,山田昇平,吉 貴博 近畿 大前公保,加賀俊生,
金子三四朗,岸本謙太,佐々木つかさ,白井敦史,中 志織,西山智貴,笛田えりか,山口真以,山崎哲也,綿井博康
中国・四国 淺井貴恵,阿部翔太,石山雄大,Winnie Naa Adjorkor Sowah,宇都宮達也,加藤めい子,北川雄也,
甲田和也,近藤史崇,﨑村祥太郎,塩山恭平,重松勇也,鈴木雄太,千賀翔太,田中俊也,戸田慎平,新野洋平,林 大地,
藤川明広,向井幸樹,安田真旺,吉田拓音,渡辺裕磨 九州 足立隼人,荒木卓真,池間 智,井坂章吾,石井琢哉,
泉 周作,大嶋慎吾,岡村琴江,河野龍海,小泉翔平,國分翔伍,小久保洋平,後藤洋加,菅原亮太,杉原直樹,瀬川豊太,
世古優太,外山義典,Song Jing,田口伸剛,畳谷伊織,中園 聡,野田 樹,原﨑裕介,Punchai Peeraporn,平田大樹,
古川あさひ,Petros Chiguwechokha,松本直人,松本 萌,松森皇士郎,
Mercedes Pates, Lumayno Sanny David Pacheco,渡邉裕基


平成 26 年度日本水産学会東北支部大会

日 程  平成 26 年 11 月 7 日(金)・8 日(土)
場 所  秋田市 アキタスクエア(秋田市中通 4-14-16)

プログラム
11 月 7 日
 13:30〜17:00 ミニシンポジウム
テーマ 東北沿岸の磯根漁業の再生に向けた新たな取り組みと研究の現状
コンビナー 中林信康(秋田水振セ)・堀井豊充(東北水研宮古)・吾妻行雄(東北大院農)

趣 旨
東日本大震災後,大学,水研,水試の各機関によって東北太平洋沿岸の磯根漁場の被害の実態とその回復過程がこれまでになく広域にモニタリングされてきた。藻場を構成するコンブ目とヒバマタ目の大型褐藻および有用種であるウニ,アワビなどについて,個体,個体群,群集のレベルでさまざまな知見が得られつつある。一方,東北日本海沿岸では磯根漁業による生産の向上を図るために新たな取り組みがなされている。
本シンポジウムは,震災後 3 年を経過して,東北沿岸の磯根漁場における新たな取り組みと研究の現状について意見交換して,復興と将来に向けた漁業生産の維持・増大への可能性を探る。
 13:00  開会
 13:00〜13:05  主催者挨拶   吾妻行雄(東北支部長)
 13:05〜13:10  開催地挨拶   中村彰男(秋田水振セ)
 13:10〜13:20  趣旨説明   中林信康(秋田水振セ)
 13:20〜13:50  〈基調報告〉   座長:片山知史(東北大院農)
   1. エゾアワビの資源管理と評価  堀井豊充(東北水研宮古)
 13:50〜16:20  〈事例研究報告〉
座長:青木優和(東北大院農)
   2. イワガキ増産への新たな取り組み  中林信康(秋田水振セ)
   3. 山形県沿岸域における藻場の現状と藻場保全の取り組みについて  櫻井克聡(山形水試)
   4. 津波による磯根資源の被害と回復過程  大村敏昭(岩手水技セ)
座長:堀井豊充(東北水研宮古)
   5. 福島県における漁場生産力向上対策事業の概要について  榎本昌宏(福島水試)
   6. 茨城県のアワビ漁業〜震災の影響と資源管理のための取り組みについて〜  松井俊幸(茨城水試)
   7. 磯焼け発生要因の包括的再検討〜海藻の被食防御に対する海況条件の影響  遠藤 光(東北大院農)
 16:20〜17:00 〈総合討論〉座長:コンビーナー
 17:00 閉会
 17:05〜17:45 支部幹事・連絡幹事合同会議
 18:00 交歓会

11 月 8 日(土)
 9:00〜15:30  一般研究発表
座長:朝日田卓(北里大学海洋生命科学部)
 9:00  01  漁獲されたヒラメの血縁関係を DNA 分析によって推定することは可能か?
 安藤大樹・池田 実・木島明博(東北大院農)・菅谷琢磨・片町太輔・藤井徹生(水研セ・瀬戸水研)
 9:15  02  2013 年冬春季に宮城県大型定置網で漁獲された若齢スルメイカの発生時期の推定
 増田義男(宮城水技セ)
 9:30  03  岩手県盛川における東日本大震災後のアユの天然遡上数と日齢組成の変化
 浅川崇典・片寄 剛・朝日田卓(北里大海洋)
 9:45  04  米代川におけるアユ産卵場の形成要因
 °佐藤正人(秋水振セ)
座長:神山孝史(水研セ東北水研)
 10:00  05  エゾイソアイナメ(Phyiculus maximowiczi)とチゴダラ(P. japonicus)の分類学的再検討
 三宅隆人・池田 実・片山知史(東北大院農)
 10:15  06  天然タコ幼生の胃内容物から検出した遺伝子配列
 西谷 豪・Ian G. Gleadall(東北大院農)・上原一晃(熊本県上天草市役所)・
 松原圭史(株式会社ホットランド)・阿部正美(有限会社グルメイト)・
 秋山信彦(東海大海洋)・西川正純(宮城大食産業)
 10:30  07  岩手県大船渡湾における有毒渦鞭毛藻 Alexandrium tamarense により毒化した二枚貝およびマボヤの毒化状況について
 加賀新之助・加賀克昌・内記公明・渡邊志穂(岩手水技セ)
 10:45  08  名取川河口域における物理環境特性とアサリ資源の現状
 吉田宗史・守岡良晃・高橋大介・片山亜優・庄子充広・伊藤絹子・佐々木浩一・片山知史(東北大院農)
座長:大越和加(東北大院農)
 11:00  09  秋田県産ガザミのエラに付着する共生性フジツボ(Octolasmis 属)の分子分類と接着部位の性状
 小林桃子・岡野桂樹(秋田県立大学)
 11:15  10  秋田沖と鳥取沖のハタハタにおける腹腔内の寄生虫の比較
 甲本亮太(秋田水振セ)・志村 健(鳥取水試)・山田潤一(秋田水振セ)
 11:30  11  LCA 法による仙台湾アカガイ漁業の環境影響評価
 渡邊一仁(気仙沼振興)
 11:45  12  北海道羅臼沿岸に分布拡大したキタムラサキウニの生物生産と再生産
 成田佳寿美・市村満優子・木下順二・猪股英里・堀越彩香・遠藤 光・青木優和・吾妻行雄(東北大院農)
昼食
座長:甲本亮太(秋田県水産振興センター)
 13:00  13  全国 6 産地の養殖ワカメの形態と生理学的特性の比較
 佐藤陽一(理研食品,東大創域)・平野智也(理研仁科)・鈴木 健・伊藤 泰(理研食品)・
 阿部知子(理研仁科)・河野重行(東大創域)
 13:15  14  養殖ワカメの成長と色彩に対する栄養添加の影響
 遠藤光・堀越彩香・鈴木はるか・吾妻行雄(東北大院農)
 13:30  15  牡鹿半島沿岸におけるアラメ幼体の加入および生残とそれに関わる環境要因
 鈴木はるか(東北大院農)・青木智也(シャトー海洋調査)・青木優和・遠藤 光・
 堀越彩香・吾妻行雄(東北大院農)
 13:45  16  レイシガイの蝟集などについて
 松山大志郎(秋田水振セ)・大石哲也(秋田県立大)・保坂芽衣・中林信康・山田潤一・
 兒玉公成(秋田水振セ)・岡野桂樹(秋田県立大)
 14:00  17  ジアシルグリセリルエーテル(DAGE)の有効利用について
松前成輝・山口敏康・中野俊樹・佐藤 実(東北大院農)
座長:片山知史(東北大学院農)
 14:15  18  閉鎖型循環水槽での稚ナマコの成長と飼料開発
 大嶋真謙・吉田 渉(弘前大農学生命科学部)
 14:30  19  岩手県大船渡湾における漁場環境とマガキの成長
加賀克昌・内記公明・加賀新之助(岩手水技セ)・神山孝史・筧茂穂(水研セ東北水研)
 14:45  20  岩手県大船渡湾および釜石湾における硫酸還元細菌を用いた底質評価の試み
 内記公明(岩手水技セ)
 15:00  21  岩手県沿岸砂浜域における東日本大震災前後の魚類相の変化
 後藤友明・永井愛梨(岩手水技セ)
 15:15  22  東北マリンサイエンス拠点形成事業「海洋生態系の調査研究」における調査研究情報の公開・提供について
 山内 束・金子純二・伊勢戸徹・一柳麻里香・鈴木宏枝・嘉陽牧乃・齋藤秀亮・長谷英昭・
 菱木美和・華房康憲・園田 朗(海洋研究開発機構)
 15:30  終了


平成 26 年度日本水産学会中部支部大会

日 時  平成 26 年 11 月 8 日(土) 9:30〜17:30
場 所  石川県政記念 しいのき迎賓館
(〒920-0962 石川県金沢市広坂 2-1-1)

プログラム

I.一般研究発表(9:30〜15:00)
 (1) 口頭発表(2F ガーデンルーム:9:30〜12:00)
座長:飯田貴次(水研セ日水研)
O1.  9:30〜9:45  連続培養した藻類を給餌したアルテミアの飼育と耐久卵の採卵
 °手塚信弘(水研セ日水研)
O2.  9:45〜10:00  マナマコ浮遊幼生への初期餌料としての微細藻類 Rhodomonas sp. の餌料価値の検討
 °山本慧史(三重大生資)・岡内正典(水研セ増養殖研)・吉松隆夫(三重大院生資)
O3.  10:00〜10:15  トラフグ好塩基球は寄生虫免疫応答を活性化する
 °小髙智之・末武弘章・前田知己・宮台俊明(福井県大海洋生資)
O4.  10:15〜10:30  ほ乳類培養細胞を用いたマダイ生殖腺刺激ホルモンの作製とその利用
 °奥澤公一・風藤行紀・宇治督・山口寿哉・田中秀樹(水研セ増養殖研)・
 入路光雄(水研セ中央水研)・玄 浩一郎(水研セ西海水研)
座長:片野 修(水研セ増養殖研)
O5.  10:30〜10:45  二枚貝稚貝の漂砂による移動限界条件―ウバガイ,バカガイおよびサラガイについて―
 °加藤千明(福井県大)・瀬戸雅文(福井県大)
O6.  10:45〜11:00  中国の淡水湖・太湖に生息するシジミ類の形態および遺伝的類縁関係
 °山田充哉・唐 雅頌・古丸 明(三重大院生資)
O7.  11:00〜11:15  配列が異なる人工魚礁周辺の生物相の違い
 °小池志門(福井県大)・大竹臣哉(福井県大)
O8.  11:15〜11:30  ウニ摂餌効率を指標とした波消ブロックの水産協調効果
 °瀬戸雅文(福井県大)・加藤千明(福井県大)
座長:吉岡 基(三重大)
O9.  11:30〜11:45  石川県能登島に定住するミナミハンドウイルカの出現海域
 °森 恭一(帝京科学大)・横山朋子(帝京科学大)
O10.  11:45〜12:00  岡山県産ヌートリアの遺伝的特徴
 °河村功一・海江田理子(三重大院生資)・加藤真友美(岐阜県生活環境)・貸谷康宏・
 河東重光(ウエスコ)・小林秀司(岡山理大理)
 (2) ポスター発表(2F イベントホール:11:00〜15:00 質疑応答:12:30〜13:30)
P1.  河川上中流域に生息する底生魚の食性
 °小川拡(海洋大)・片野 修(水研セ増養殖研)・横田賢史・Strussmann Carlos Augusto(海洋大)
P2.  キングサーモン卵の膜の性状
 °矢野由佳・落合芳博(東海大海洋)・坪谷清三郎(ペガサス)
P3.  日本海沿岸における紫色のガザミの出現状況
 °養松郁子・八木祐太・上原伸二・内川和久(水研セ日水研)
P4.  廃棄物からの素材化:マリンセラミドの抽出
°齋藤洋昭(石川県立大)
P5.  人工衛星リモートセンシングを活用した富山湾東部における藻場分布域の推定
 °前田経雄・寺内元基((公財)環日本海環境協力セ)・小松輝久(東大大気海洋研)
P6.  マナマコ消化管における主要消化酵素遺伝子候補の発現解析
 °水谷祥子(三重大学院生資)・山野恵祐(水研セ増養殖研)・吉松隆夫(三重大院生資)
P7.  海産魚の仔魚飼育水へのビタミン B12 とナンノクロロプシス添加の有効性
 °仲野祥子・吉松隆夫(三重大院生資)
P8.  微細藻類培養水への塩化コバルト添加と光照射がビタミン B12 産生に与える影響
 °林 志厳・古川享尚・吉松隆夫(三重大院生資)
P9.  石川県沖におけるホッコクアカエビ抱卵個体の小型化
°白石宏巳・持平純一(石川水総セ)

II.中部支部幹事会(2F ガーデンルーム:12:00〜12:40)
III.支部総会,支部長賞・優秀発表賞表彰,支部長賞受賞者講演(2F ガーデンルーム:13:30〜14:15)
 支部長賞
  氏 名:四方崇文(石川水総セ)
  課題名:イカ釣り漁業の省エネルギー化に向けた漁灯利用技術の開発
 優秀発表賞
  口頭発表部門:小高智之(福井県大)
  ポスター発表部門:白石宏巳(石川水総セ)
IV.ミニシンポジウム:「七尾湾の環境と漁業」(2F ガーデンルーム:14:30〜17:30)
 1.  14:30〜14:35   開催挨拶  安田 信也(石川水総セ)
 2.  14:35〜14:45   趣旨説明  大慶 則之(石川水総セ)
 3.  14:45〜15:05   七尾湾の栄養塩環境と基礎生産  小林 志保(京大フィールド研)
 4.  15:05〜15:25   七尾湾の底質環境と底生動物相  原田 浩太朗(京大院農)
 5.  15:25〜15:45   アカガイ種苗の夏季のへい死と海底環境  仙北屋 圭(石川水総セ)
 6.  15:45〜16:05   トリガイ養殖の試み  濱上 欣也(石川水総セ)
 7.  16:05〜16:25   三河湾における環境修復の現状と課題―太平洋側の事例―  和久 光靖(愛知水試)
  16:25〜16:40   休憩
 8.  16:40〜17:30   総合討論  座長 大慶 則之(石川水総セ)

平成 26 年度日本水産学会九州支部例会

日 時  平成 26 年 11 月 8 日(土)13:00〜17:15
場 所  宮崎市市民プラザ 大会議室
内 容  シンポジウム「九州における攻めの水産業(戦略的養殖業)の現状と将来」
企画責任者  香川浩彦・田中竜介・田岡洋介(宮崎大農)・稲野俊直(宮崎水試)・虫明敬一(水研セ西海水研)
趣 旨
遠洋漁業や沖合漁業などの低迷による漁獲量の減少により,獲る漁業から作り育てる漁業の促進が提案されて久しい。しかし,日本の水産業に占める養殖業の割合が生産量で約 22%(111 万トン),生産額で約 30%(4100 億円)を占めるに到ったが,その生産量及び生産額ともに伸び悩んでいる。一方,世界的には健康志向等により消費が拡大しおり,将来のタンパク質源としての魚介類の重要性が認識されてきた。このような現状をふまえ,農林水産省は水産日本の復活を掲げて,消費・輸出の拡大を図るために収益性の高い持続可能な養殖業を展開することを目指して,攻めの水産業を推進している。

本シンポジウムでは,九州で行われている革新的養殖技術の開発や付加価値のある製品作り及び輸出戦略などについての現状や将来展望について検討し,発信する。

プログラム
はじめに・趣旨説明 香川浩彦(宮崎大農)
第一部:革新的養殖技術の開発 座長:虫明敬一(水研セ西海水研)
 1. シラスウナギ大量生産に向けた取り組み 今泉 均(水研セ増養殖研)
 2. クロマグロ種苗生産の技術開発:さらなる高度化を目指して 田中庸介(水研セ西海水研)
 3. チョウザメ種苗生産技術の最適化について
   °兒玉龍介・山田和也・稲野俊直・毛良明夫(宮崎水試)
第二部:付加価値のある製品作り 座長:稲野俊直(宮崎水試)
 1. 柑橘類投餌ブリ
   °田中竜介(宮崎大農)・松浦光宏・南 隆之・中西聖代(宮崎水試)
 2. 宮崎サクラマスの創出―冬季に温暖海水を利用して五ヶ瀬ヤマメを育む
   °内田勝久(宮崎大農)・秋本 治((株)やまめの里)・南 隆之・山田和也(宮崎水試)
 3. 宮崎チョウザメの魚肉とコラーゲン
   °中西聖代・田口智也・兒玉龍介・毛良明夫(宮崎水試)・谷口 基(宮崎県漁村振興課)・
   田牧幸一(宮崎県水産政策課)高橋希元・牧広樹・大迫一史(海洋大)・水田尚志(福井県大)
第三部:輸出戦略 座長:田岡洋介(宮崎大農)
 1.  海外市場における養殖魚販売の現状と課題〜鹿児島県の養殖ブリを中心として〜
 佐野雅昭(鹿大水)
 2.  ニッスイが取組む戦略的ブリ養殖業の現状と将来
 竹下 朗(日水大分海洋研究所)
第四部:総合討論 座長:松山倫也(九大院農)
閉会あいさつ 田中竜介(宮崎大農)


平成 26 年度日本水産学会近畿支部例会

日 時  平成 26 年 11 月 22 日(土)
場 所  京都大学農学部総合館 N283(京都府京都市左京区北白川追分町)

プログラム
(特別講演)「先達の知恵と経験を若手・中堅水産研究者と技術者へ」
  座長 荒井修亮
  12:30〜13:15  講演 1 富栄養内湾は珪藻が支配する  真鍋武彦(元兵庫水技セ)
  13:15〜14:00  講演 2 海洋生物の行動と水産  坂本 亘(京大名誉)
(研究発表)
 座長 山下 洋
 14:10〜14:25  淀川感潮域におけるアユ稚仔魚の出現状況
 ○大美博昭・日下部敏之(大阪環農水研)
 14:25〜14:40  大阪湾におけるメイタガレイの分布とその季節変化
 大美博昭・○辻村浩隆・稲垣祐太(大阪環農水研)
 座長 光永 靖
 14:40〜14:55  生息環境ごとのスズキ稚仔魚の成長の差異とその原因
 (M 区分)○曽我部共生・高林長将(京大院農)・冨士泰期(京都府水産課)・鈴木啓太
 ・笠井亮秀・山下 洋(京大フィールド研)
 14:55〜15:10  スズキ稚魚食性の海域間比較
 (M 区分)○高林長将・曽我部共生(京大院農)・鈴木啓太・笠井亮秀・
 山下 洋(京大フィールド研)・栗田 豊(水研セ東北水研)
 座長 澤山茂樹
 15:10〜15:25  養殖場水域における細菌の生産・被食速度の測定
 (M 区分)○西村翔太・畔柳裕樹(近大院農)・谷口亮人・江口 充(近大農)
 15:25〜15:40  サンゴ粘液によって活発に増殖する最近群の群集構造解析
 (M 区分)○畔柳裕樹・西村翔太(近大院農)西田雄人・滝野優斗・谷口亮人・江口 充(近大農)
 座長 佐藤健司
 15:40〜15:55  キハダ消化酵素遺伝子のクローニングと仔稚魚における発現
 (M 区分)○松浦大貴・家戸敬太郎・安孝珍・石橋泰典・澤田好史・宮下 盛(近大水研)
 15:55〜16:10  魚肉中の NAD+分解酵素とその利用
 (M 区分)○中村康平(近大院農)・伊藤智広・安藤正史・塚正泰之(近大農)
 座長 江口 充
 16:10〜16:25  ユニークな作用メカニズムによる海洋生物カロテノイドのマスト細胞活性化抑制作用
 (D 区分)○真鍋祐樹(京大院農)・平田 孝(京大院農,四条畷学院大学)・菅原達也(京大院農)
 16:25〜16:40  好熱古細菌クレンアーキオータ門のゲノム進化
 (D 区分)○大福高史・吉田天士・左子芳彦(京大院農)
 16:40〜16:55  好熱菌 Carboxydothermus pertinax の一酸化炭素代謝と共役する新規水素生成機構の探索
 (M 区分)○福山宥斗・大前公保・池田栄太郎・吉田天士・左子芳彦(京大院農)
 17:30〜17:15  「優秀発表賞」表彰
 17:30〜19:30  懇親会


平成 26 年度日本水産学会中国・四国支部例会

日 程  平成 26 年 11 月 29 日(土)・30 日(日)
場 所  高知大学農学部 5-1 教室(高知県南国市物部乙 200)

プログラム
11 月 20 日(土)
一般研究発表
 13:00〜13:05  開会のあいさつ
 13:05〜13:17  温度変化による in vitro でのコイヘルペスウイルス複製へ影響
 °古澤啓喜(高知大院農)・藤岡博哉(高知大院黒潮)・山崎憲一(高知大院農)・栗原菫(高知大院農)・
 山根 仁(高知大農)・大嶋俊一郎(高知大院黒潮)・今城雅之(高知大農)
 13:17〜13:29  植物油添加ホルマリン不活化ノカルジア菌体を接種したヒラメの腹腔内浸出細胞の殺菌活性
 °加藤 典・河原栄二郎(福山大生命工)
 13:29〜13:41  アジュバント添加 Photobacterium damselae subsp. piscicida ホルマリン不活化菌体に対するヒラメの免疫応答
 °山口晋作・河原栄二郎(福山大生命工)
 13:41〜13:53  養殖ヒラメ及び養殖マダイから分離された Edwardsiella piscicida のゲノム解析と数種海産魚に対する病原性について
 °志水将人(高知大農)・大黒司貴(高知大院農)・田村一樹(高知大院農)・山根仁(高知大農)・
 山本 剛(鹿児島県東町漁協)・井川拓也(高知大院黒潮)・大西浩平(高知大総研セ)・
 大嶋俊一郎(高知大院黒潮)・今城雅之(高知大農)
 13:53〜14:05  2014 年度に宇和海で発生したカレニア赤潮の減少要因について
 °久米 洋・金尾聡志(愛媛水研セ)
 14:05〜14:17  豊後水道における有害赤潮鞭毛藻 Karenia mikimotoi と溶存鉄の分布
 °大西菜月(県広大生命環境)・坂本節子(水研セ瀬水研)・丸尾雅啓(滋賀県大環境科学)・
 山口峰生(水研セ瀬水研)・紫加田知幸(水研セ瀬水研)・内藤佳奈子(県広大生命環境)
 14:17〜14:29  栄養塩濃度および水温・塩分が本邦産 Chaetoceros sp. MO 株の増殖に与える影響
 °生田裕介・山口晴生・足立真佐雄(高知大農)
 14:29〜14:41  礫浜汀線域の土砂環境把握のための基礎的実験的研究
 梶原直人(水研セ瀬戸内水研)
(休憩;高校生によるポスター発表 45 分間)
 15:26〜15:38  Consumer Heterogeneity and Gains from Trade in Renewable Resource Trading
 小川 健(広島修道大経)
 15:38〜15:50  クルマエビクラスタシアニンのパラログ遺伝子の多様性に関する研究
 °志水謙太・足立亨介・森岡克司(高知大農)
 15:50〜16:02  栄養成分(飼料成分)によるブリにおける食欲亢進ホルモン(ニューロペプタイド Y)遺伝子発現量の調節
 °細美野里子・益本俊郎・深田陽久(高知大農)
 16:02〜16:14  西日本におけるムギツクの遺伝的集団構造
 °窪 敦大・渡辺裕磨・関 伸吾(高知大農)
 16:14〜16:26  愛媛県大三島および大島におけるメバル複合種群の遺伝的集団構造
 °奥谷健太・阪本憲司・南 卓志(福山大生命工)
 16:26〜16:38  種苗生産場から逃げ出したワムシは周辺海域に定着するのか―ミトコンドリア DNA による株型解析―
 °澤山英太郎(まる阿水産)・ウィルマ モカ(愛媛大連合農)・野口大毅(日本総合科学)・高木基裕(愛媛大南水研セ)
 16:38〜16:50  ガンテイシヨウジ仔魚の飼育条件の検討
 °水上雅晴・松本卓也(福山大生命工)
 16:50〜17:02  日本海西部海域におけるソウハチの資源変動
 °今井千文・高垣直陽(水大校)
 17:02〜17:14  福山市松永湾におけるトビハゼ個体数の季節変動
 °横山勇一・阪本憲司・南 卓志(福山大生命工)

高校生によるポスター発表
 1.  徳島県立徳島科学技術高等学校
 徳島県海部郡美波町志和岐港内における藻場再生について〜野外ケージ実験による採食要因の検討〜
 長谷部百音(3 年生),若井 翼(3 年生),栗本巧海(2 年生)
 2.  高知県立春野高等学校
 土佐湾産巻貝の相対成長変異
 西本 葵(2 年生)岡崎秀斗(1 年生)井澤陽菜花(1 年生)
 3.  高知県立西高等学校
 神田川の COD 測定
 槇村準一(2 年生),大野峻歩(2 年生),白石淑貴(2 年生)

11 月 30 日(日)
シンポジウム「魚介類養殖の付加価値化」
9:00〜9:05  趣旨説明   関 伸吾(高知大農)
9:05〜9:30  1. 養殖魚の高付加価値化に必要なこと   深田陽久(高知大農)
9:30〜9:55  2. オリーブブリの作成方法とその価値   大山憲一(香川県赤潮研究所)
9:55〜10:20  3. ノリ養殖の色落ち防止技術   多田邦尚(香川大農)
10:20〜11:45  4. 遺伝学アプローチによる海産養殖魚種苗の高品質化   澤山英太郎((有)まる阿水産)
10:45〜11:10  5. 餌が養殖魚の風味・肉質に与える影響   宮崎泰幸(水大校)
11:10〜11:40  総合討論
11:40〜11:45  閉会の挨拶

会員の所属変更

 (平成 26 年 11 月・12 月の会員からの異動連絡を元に作成していますので,実際の異動月とは異なる場合があります。)
会 員 名 異 動 前 異 動 後
阿 部 周 司 海洋大 東京工科大学応用生物学部
天 野 洋 典 東大大気海洋研 水研セ東北水研
猿 渡   実 大分県北部振興局 大分水研
緒 方 悠 香 総合地球環境学研究所 新潟県水海研
西 洞 孝 広 岩手県県北広域振興局 岩手水技セ
嶋 田 幸 典 海洋大 水研セ増養殖研
申   東 煥 北大院水 (公財)函館地域産業振興財団
武 内 弘 彦 東大大気海洋研 総合地球環境学研究所
谷 口 善 仁 慶應義塾大学医学部 杏林大学医学部
真 島 彩 香 広大生物圏科 佐賀市役所
横 山 雅 仁 水研セ本部 水研セ中央水研


機関の名称変更

変 更 前 変 更 後
(株)マルハニチロホールディングス マルハニチロ(株)

機関の住所変更

機 関 名 旧 住 所 新 住 所
(株)キョーリン 兵庫県姫路市南町 9 兵庫県姫路市白銀町 9


訃   報

下記の会員がご逝去された旨,ご連絡をいただきました。
ここに謹んで哀悼の意を表し,ご通知申し上げます。

 
正会員 北海道支部 西浜雄二 氏
正会員 東北支部 福田 裕 氏
正会員 中国・四国支部 奥谷康一 氏

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