会   告

 平成 25・26 年度学会賞選考委員会委員選挙開票結果報告

 平成 24 年度日本水産学会水産増殖懇話会第 2 回講演会の開催について

 水産環境保全委員会企画シンポジウム
「水産環境における放射性物質の汚染とその影響」の開催について

 沿岸環境関連学会連絡協議会第 28 回ジョイントシンポジウムの開催について

 第 50 回アイソトープ・放射線研究発表会の開催について

 第 15 回マリンバイオテクノロジー学会大会の開催について

 公益財団法人農学会・日本農学アカデミー
共同主催シンポジウムの開催について

 第 29 回マリントキシン研究会の開催について

 2013 年度日本魚類学会年会の開催について

 第 49 回水産物エキス研究会の開催について

会   報


平成 25・26 年度学会賞選考委員会委員選挙開票結果報告

選挙管理委員会委員長 小島隆人

 標記について,開票結果を下記のとおり行いましたので,公告します。

1. 開票日時   平成 24 年 11 月 30 日(金)13:00〜15:05
2. 開票場所   東京海洋大学 1 号館 309 教室
3. 選挙管理委員   小島隆人,吉崎悟朗
4. 立 会 人   佐藤秀一,東海 正,舞田正志,高井則之
5. 投票者数   92 名(有権者数 164 名)
6. 開票結果
  A)水圏生産科学A   今井一郎,江口 充,山本民次,荒井修亮   (次点)大嶋雄治
  B)水圏生産科学B   良永知義,東海 正,佐藤秀一,黒倉 壽   (次点)太田博巳
  C)水圏生命科学   金子豊二,潮 秀樹,左子芳彦,岡﨑惠美子   (次点)平田 孝
  D)複数分野   松山倫也,嵯峨直恆,鷲尾圭司   (次点)深見公雄

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平成 24 年度日本水産学会水産増殖懇話会第 2 回講演会の開催について

水産増殖懇話会委員長 良永知義

主  催   日本水産学会水産増殖懇話会委員会
共  催   東京大学海洋アライアンス(日本財団助成事業)
日  時   平成 25 年 2 月 9 日(土) 13:00〜18:00
場  所   東京大学農学部 弥生講堂 一条ホール(地下鉄南北線「東大前」駅より徒歩 1 分,千代田線「根津」駅より徒歩 8 分。
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/
テ ー マ   「貝類の防疫を考える―東日本大震災からの復興にむけて」
入場無料,300名限定先着順,当日参加も可能ですが,できるだけ事前登録をお願いします

企画趣旨

 主として養殖用種苗の国際的流通に伴い,多くの水産動物の感染症が国間ならびに大陸間で移動し,養殖業に様々な被害を及ぼしてきた。最近では野生生物への被害も目立つようになっている。水産動物,特に貝類では,養殖場の周りに野生集団が生息しており,一旦侵入した病原体は野生集団のなかでも蔓延するため,封じ込めや蔓延防止が非常に困難である。また,薬剤による治療やワクチンによる予防も困難である。そのような中,近年,国内に侵入するとマガキやホタテガイ産業に大きな被害を与えることが危惧される感染症の存在が明らかになっている。これらの感染症の海外からの侵入防止のための,ならびに,万が一侵入した際の国内での蔓延防止のための体制の整備が急務となっている。

 さらに,マガキ,ホタテガイは,東日本大震災で甚大な被害をうけた東北太平洋沿岸の主要養殖対象種となっている。海外からの貝類疾病の侵入は震災被害から立ち上がりつつ東北沿岸の水産業に新たに壊滅的打撃を与える可能性をも含んでいる。震災からの復興という観点からも,貝類の疾病の侵入・蔓延の防止は重要課題である

 本講演会では,これまでに国内に侵入した貝類等の疾病ならびに侵入が危惧されている海外病に関する知見,ならびに現在の防疫のための取り組みとその課題を整理し,今後の貝類防疫の在り方を考えたい。

プログラム
 開会の挨拶   13:00〜13:05
 1. 貝類感染症の歴史と特徴 良永知義(東大院農) 13:05〜13:35
 2. ホヤの被嚢軟化症 熊谷 明(宮城県水研セ・内水面水試) 13:35〜14:05
 3. アワビ類のキセノハリオチス症 大迫典久(水総研セ・増養殖研) 14:05〜14:35
休憩 14:35〜14:50
 4. マガキのカキヘルペスウイルス 1 型変異株による感染症 湯浅 啓(水総研セ・増養殖研) 14:50〜15:20
 5. ホタテガイのパーキンサス症 伊藤直樹(東北大院農) 15:20〜15:50
 6. 貝類疾病の防疫のための取り組みとその課題 木島利通(農林水産省消費安全局水産安全室) 15:50〜16:20
 7. カキ養殖業者の感染症に関する認識と情報流通 高岸奈々絵(東大院農) 16:20〜16:50
休憩 16:50〜17:05
 総合討論   17:05〜18:00

問い合わせ先   〒113-8657 東京都文京区弥生 1-1-1
東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 魚病学研究室 良永知義
TEL(03) 5841-5284  e-mail: atyoshi@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
事前登録   代表者名,所属,参加人数を明記して,以下にご連絡ください。
FAX(03) 5841-5283
e-mail 5001785346@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

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水産環境保全委員会企画シンポジウム
「水産環境における放射性物質の汚染とその影響」の開催について

水産環境保全委員会委員長 河野 博

日  時   平成 25 年 3 月 30 日(土)9:30〜17:00
場  所   東京海洋大学
企画責任者   大嶋雄治(九大院農)

企画の主旨
 東日本大震災の大津波により,東京電力福島第一原子力発電所事故が起こり放射性物質による汚染が起こった。その汚染は陸だけでなく内水面,海にまで及び,漁業に大きな打撃を与えている。本シンポジウムでは放射能に関する基礎的知識を確認し,過去の汚染事故をふまえ,現状を概観するとともに,未来を見通し,再生のための論点を明らかにするために企画した。

プログラム
9:30〜 9:35 開会のあいさつ 水産環境保全委員会副委員長
9:35〜 9:45 趣旨説明 企画責任者 大嶋雄治
1. 放射能に関する基本的知見 座長 清野通康(海生研)
9:45〜10:15 1.1「放射性物質の基礎」 百島則幸(九大院理)
10:15〜10:45 1.2「環境の放射性汚染による健康影響」 小林泰彦(原子力機構)
2. 福島原発事故による汚染 座長 山田 久(水研セフェロー)
10:45〜11:15 2.1「東日本太平洋沿岸域・沖合域における海水・海底土中の放射性核種濃度の時系列変化」
日下部正志(海生研)
11:15〜11:45 2.2「北太平洋全域への福島事故起源セシウム 137 の拡散:事故後 15 ヶ月の間にどのように輸送されたか?」
青山道夫(気象研)
11:45〜12:15 2.3「水産生物の放射性物質濃度への東京電力福島第一原発事故の影響」 渡邊朝生(水研セ中央水研)
12:15〜13:30   昼休み(午前の部 質問カード回収)
13:30〜14:00 2.4「生物モニタリング手法の確立と長期継続の必要性」 石丸 隆(海洋大)
14:00〜14:30 2.5「フナムシを使った渚域放射能汚染のモニタリング」 大嶋雄治(九大院農)
3. 漁業と福島原発事故汚染のリスク 座長 川合眞一郎(甲子園大)
14:30〜15:00 3.1「福島県における水産物放射能汚染の現状と対応」 五十嵐 敏(福島水試)
15:00〜15:30 3.2「福島第一原発事故による放射線の健康リスク」 松田裕之(横浜国大)
15:30〜16:00 3.3「電子商取引システムと連携した水産物放射線リスク評価」 竹下潤一(産総研)
16:00〜16:10 休息(午後の部 質問カード回収)
4. 総合討論 座長 大嶋雄治(九大院農)
16:10〜16:50 講演者全員
16:50〜17:00 閉会のあいさつ 水産環境保全委員会委員長

問い合わせ先
 〒108-8477 東京都港区港南 4-5-7
 東京海洋大学海洋科学部海洋環境学科 鈴木直樹
 TEL・FAX (03) 5463-0565 e-mail naoki@kaiyodai.ac.jp

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沿岸環境関連学会連絡協議会第 28 回ジョイントシンポジウムの開催について

水産環境保全委員会委員長 河野 博

 標記シンポジウムを下記のとおり開催いたしますのでお知らせします。

主  催   沿岸環境関連学会連絡協議会
日  時   平成 25 年 2 月 2 日(土) 9:30〜17:30
場  所   東京海洋大学(品川キャンバス白鷹館)
テ ー マ   「沿岸環境モニタリング,実施・継続には今,何が必要か
―学会と公設試:水産試験場との相互関係を考える―」
参 加 費   1,000円(資料代)

申し込み・問い合わせ先
 〒085-0024 北海道釧路市浜町 2 番 6 号
 北海道立総合研究機構釧路水産試験場調査研究部
 日本水産学会水産環境保全委員会 堀井貴司
 TEL(0154)23-6222 FAX(0154)23-6225
 e-mail horii-takasi@hro.or.jp
 参加申込みは,1 月 11 日までに Email か Fax でお願い致します。
 当日参加も可能ですが,事前準備のため人数把握にご協力をお願い致します。

プログラムなど,詳細は主催団体の HP(http://www.s.fpu.ac.jp/wikicoas/)をご覧ください。

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第 50 回アイソトープ・放射線研究発表会の開催について

 標記発表会が日本水産学会共催のもと下記のとおり開催されますのでお知らせします。

主 催   (公社)日本アイソトープ協会
日 程   平成 25 年 7 月 3 日(水)〜5 日(金)
場 所   東京大学弥生講堂
(東京都文京区弥生 1-1-1)

内 容
 アイソトープと放射線の理工学,ライフサイエンス,薬学,医学への利用技術を中心とした研究およびその基礎となる研究の発表と討論

発表者の資格
 発表者の一人が本発表会の主催,共催又は協賛学・協会の会員であること

申し込み締め切り   平成 25 年 2 月 28 日 (木)
 参加費  2,000 円(学生は無料) 要旨集 3,000 円(税込)

問い合わせ先
 〒113-8941 東京都文京区本駒込 2-28-45
 アイソトープ・放射線研究発表会事務局
 日本アイソトープ協会
 学術振興部学術・出版課 須貝
 TEL(03) 5395-8081 FAX(03) 5395-8053
 e-mail gakujutsu@jrias.or.jp
プログラムや申し込み方法など,詳細は主催協会 HP (http://www.jrias.or.jp/)をご覧ください。

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第 15 回マリンバイオテクノロジー学会大会の開催について

 標記大会が日本水産学会協賛のもと下記のとおり開催されますのでお知らせします。

主 催   マリンバイオテクノロジー学会
日 程   平成 25 年 6 月 1 日(土)・2 日(日)
場 所   沖縄県市町村自治会館
大会の内容   一般講演(口頭発表,ポスター発表),シンポジウム(一般)
発表申し込み締め切り   平成 25 年 3 月 8 日(金) 必着
講演要旨締め切り   平成 25 年 3 月 22 日 (金)必着
事前参加登録締め切り   平成 25 年 4 月 30 日 (火) 必着
事前登録参加費   主催学会会員 5,000 円(学生会員 2,000 円)
非会員 9,000 円(学生 4,000 円)
当日参加費   主催学会会員 7,000 円(学生会員 3,000円)
非会員 10,000 円(学生 5,000 円)
協賛団体の会員は,主催学会会員と同等の参加費で参加できます。
問い合わせ先
 〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原 1
 琉球大学理学部海洋自然科学科生物系内
 第 15 回マリンバイオテクノロジー学会大会実行委員会
 TEL(098) 895-8564 FAX(098) 895-8576
 e-mail mbio2013.okinawa@gmail.com
 (できるだけメールでご連絡ください)
プログラムや参加方法など,詳細は主催学会 HP(http://marinebiotechnology.jp/)をご覧ください。

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公益財団法人農学会・日本農学アカデミー
共同主催シンポジウムの開催について

 標記シンポジウムが日本水産学会後援のもと下記のとおり開催されますのでお知らせします。

主 催   (公財) 農学会,日本農学アカデミー
日 時   平成 25 年 2 月 24 日 (日) 13:00〜17:10
場 所   東京大学農学部弥生講堂
問い合わせ先
 〒113-8657 東京都文京区弥生 1-1-1
 東京大学農学部弥生講堂内
 (公財)農学会
 TEL(03) 5842-2210 FAX(03) 5842-2237
 e-mail zaidan@nougakkai.or.jp
プログラムなど,詳細は主催団体 HP(http://www.nougaku.jp/)をご覧ください。

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第 29 回マリントキシン研究会の開催について

 標記研究会が下記のとおり開催されますのでお知らせします。

主 催   マリントキシン研究会
日 時   平成 25 年 3 月 26 日 (火) 15:00〜17:00
場 所   東京海洋大学品川 キャンパス
(会場については大会プログラムまたはマリントキシン研究会ホームページ
http://www2.shikoku-u.ac.jp/people/xanthid/toxin/index.html をご参照ください)

プログラム

 1. 話題提供
  (1)   四国沿岸での赤潮と有毒プランクトン
西尾幸郎(四国大学短期大学部)
  (2)   東京都ふぐの取扱い規制条例の改正について
佐藤 恵(東京都食品監視課)
  (3)   魚毒性プランクトン Chattonella の水産生物へのインパクト:in vivo 試験からのアプローチ
松山幸彦(水産総合研究センター西海区水産研究研)
 2. 2012 年度会計報告および承認
 3. 2013 年度役員の選出
 4. その他
 研究会終了後,懇親会を開催します。奮ってご参加ください。
申し込み方法   参加希望者氏名,所属,住所等を明記し,e-mail,Fax または郵便でお申し込みください。
準備の都合上,懇親会に参加希望の場合は必ずその旨を並記ください。
研究会参加費   無料(ただし,マリントキシン研究会年会費として正会員 2000 円,学生会員 500 円)。
懇親会会費   1500 円(当日徴収)。
学生会員は無料ですが,準備の都合上,参加希望の場合はご連絡ください。
申し込み締め切り   平成 25 年 3 月 21 日 (木)
申し込み・問い合わせ先
 〒108-8477 東京都港区港南 4-5-7
 東京海洋大学 食品生産科学科
 マリントキシン研究会幹事 長島裕二
 TEL(03) 5463-0604  FAX(03) 5463-0604
 e-mail yujicd@kaiyodai.ac.jp

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2013 年度日本魚類学会年会の開催について

 標記年会が下記のとおり開催されますのでお知らせします。

日 程   平成 25 年 10 月 3 日(木)〜10 月 6 日(日)
3 日 編集委員会・評議員会
4〜6 日 研究発表会・シンポジウム
場 所   宮崎観光ホテル(〒880-0865 宮崎県宮崎市松山 1 丁目 1-1)
問い合わせ先
 〒501-1193 岐阜市柳戸 1-1
 岐阜大学 地域科学部
 日本魚類学会庶務幹事 向井貴彦
 TEL(058) 293-3027 FAX(058) 293-3008
 e-mail tmukai@gifu-u.ac.jp
参加方法やプログラム詳細は,2013 年 4 月頃に主催学会 HP(http://www.fish-isj.jp/index.html)に掲載される予定です。

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第 49 回水産物エキス研究会の開催について

 標記研究会が下記のとおり開催されますのでお知らせします。

主 催   水産物エキス研究会
日 時   平成 25 年 3 月 26 日(火) 16:00〜17:30
場 所   日本水産学会平成 25 年度春季大会会場内
(東京海洋大学品川キャンパス)
詳細については後日,日本水産学会 HP または日本水産学会春季大会 HP にてご案内いたします。

演 題  「エキス成分可視化による鮮度・品質判定法」
佐藤 実(東北大院農)
会 費   会場整理費として 1,000 円を当日徴収致します。
(懇親会参加者は会場整理費と懇親会費で 4,000円です。)
問い合わせ先
 〒236-8648 神奈川県横浜市金沢区福浦 2-12-4
 独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所
 水産物応用開発研究センター 村田裕子
 TEL・FAX(045) 788-7657
 e-mail betty@affrc.go.jp

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