会   告

 日本水産学会誌の記事(水産研究のフロントから,話題など)
企画案募集について

 平成 24 年度日本水産学会近畿支部前期例会の開催について

 第 60 回漁業懇話会講演会「元気な水産業のために―6 次産業化の可能性」の開催について

 平成 24 年度日本水産学会水産増殖懇話会第 1 回講演会の開催について

 平成 24 年度 JABEE 農学系分野審査講習会の開催について

 第 53 回高圧討論会の開催について

 平成 24 年度水産油脂資源講演会

 第 11 回杉田玄白賞受賞候補者の推薦について

 第 2 回「海のフロンティアを拓く岡村健二賞」の推薦について

 第 21 回木原記念財団学術賞の候補者推薦について

 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科研究院
海洋科学系海洋生物資源部門教員の公募について

会   報


日本水産学会誌の記事(水産研究のフロントから,話題など)
企画案募集について

企画広報委員会委員長 渡邊良朗

 本誌では,会員の皆様に最新の研究や情報を伝えるために下記に示した様々な記事を掲載しております。つきましては,下記のとおり本誌に掲載する記事の企画案を募集いたします。

 企画案の表題や内容,執筆候補者などを,本学会事務局までご提出ください。応募いただいた企画案は,企画広報委員会で掲載の採否を検討いたします。採択された案については,あらためて本学会事務局より執筆依頼状を送付してお知らせいたします。

 提出期限  随時
企画案提出先   〒108-8477 東京都港区港南 4-5-7 東京海洋大学内
公益社団法人日本水産学会事務局
TEL(03)3471-2165 FAX(03)3471-2054
e-mail fishsci@d1.dion.ne.jp(@d の次は数字の 1 です)
主な企画記事の種類とその内容
「特集」
水産学に関連する話題のうち,特に重要だと考えられる課題につき複数の著者により集中的に掲載しています。これまでに「まぐろ延縄漁業における混獲回避」,「論文作成から出版まで」,「水産・海洋系高等学校の地域貢献活動への取り組み」,「国境水域における水産資源と水産業」等を掲載してきました。
「水産研究のフロントから」
各研究機関の紹介,水産学に関連する学会や研究集会への参加記,研究者による留学先の体験談等を掲載しています。若手研究者からの投稿大歓迎です。
「新刊書紹介」
和書・洋書を問わず,水産および周辺分野に関する新刊書をその分野のスペシャリストに紹介してもらいます。水産学,生物学,海洋学から人文社会,さらには雑学まで幅広く良書を取り上げます。なお,新刊書紹介の執筆者には,紹介していただく書籍を寄贈いたします。
「話題」
1)  最近のトピックスや,水産学上の重要な課題などを掲載しています。会員の皆様からの提案も受けながら幅広く取り上げていきたいと思います。「学会大会の運営裏話」など,多岐の分野に渡るホットな話題をお届けします。
2)  「水産談義古今東西」コラム形式で水産にまつわる話題や調査・研究のエピソードなどをお届けします。
3)  「水産科学の分野で活躍する女性たち」水産学が内包する分野は多岐に渡り,女性が活躍できる場は広くあります。世代や立場を問わずに多くの女性に登場していただき,職場の現状,これまでの道のり,次世代へのアドバイスやエール等,生の声をお届けします。投稿大歓迎です。
4)  「企業だより」企業から商品・技術の開発,実用化への苦労話等の話題提供をしていただいております。産業界から日本水産学会への提言等をしていただきたいと考えております。

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平成 24 年度日本水産学会近畿支部前期例会の開催について

近畿支部支部長 江口 充

本年度前期の近畿支部例会を下記のとおり開催します。多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日  時  平成 24 年 7 月 28 日(土) 14:00〜16:00(開場 13:30)
平成 24 年 7 月 29 日(日) 10:30〜15:00(開場 10:00)
場  所  近畿大学農学部
題  目  「チリメンモンスターから海を考える〜海洋生物の多様性を実感しよう!〜」
企 画 者  江口 充,日下部敬之,柳下直己,永田恵里奈
概  要  チリメンモンスターとは,ちりめんじゃこの中に混ざっている小さな生き物のことです。きしわだ自然資料館が開催して人気を博しているチリメンモンスターの観察会を水産学会近畿支部でも開催いたします。チリメンモンスターを探しながら,海洋生物の多様性を実感してみませんか。対象は,高校生を中心とした一般の方々です。PCR による解析等も行う予定です。皆様お誘いあわせの上,ぜひご参加ください。当日は受付を済まされた方から随時,実習を開始して頂きます。
参 加 費  無料
問い合わせ先  〒631-8505 奈良県奈良市中町 3327-204
近畿大学農学部水産学科水族環境学研究室内 日本水産学会近畿支部事務局(担当:永田恵里奈)
TEL・FAX(0742)43-6106 e-mail jsfskinkishibu@nara.kindai.ac.jp

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第 60 回漁業懇話会講演会「元気な水産業のために―6 次産業化の可能性」の開催について

漁業懇話会委員長 石川智士

 漁業懇話会では,標記懇話会を平成 24 年度日本水産学会秋季大会期間中の下記日程にて開催いたします。
 参加費無料ですので,会員内外に関わらずご参加ください。

日  時  平成 24 年 9 月 14 日(金) 13:00〜17:30
場  所  (独)水産大学校(下関魚市場)
コンビーナー  石川智士(地球研)・宮田 勉(水研セ中央水研)・山下秀幸(JAMARC)・
濱野 明(水大校)・有元貴文(海洋大)
開催の趣旨
日本の水産業をめぐる状況は,資源状態や漁場環境の悪化や燃油の高騰,漁業者の高齢化など様々な問題が指摘されている。しかし,食料供給や地域の就労機会創出および沿岸社会の発展においては,水産業を抜きに考えることはできない。そこで漁業懇話会としては,1 次産業で生産された水産物の価値をさらに高めるために 2 次・3 次産業を取り込み,新たなビジネスモデルや成功例を創出している事例や試みについて,発表者及び参加者で議論するとともに情報を共有し,水産業の新たな展開に繋げることを目的とした講演会を企画する。

プログラム
 13:00 開会
 13:00-13:10  趣旨説明(石川智士 地球研)
第 1 部 ケーススタディーから学ぶ新しい水産業(司会 宮田 勉 水研セ中央水研)
 13:10-13:40 地魚認証制度を活用した水産振興(有路昌彦 近大)
 13:40-14:10 山口県における 6 次産業化を活用した取り組み(椙本久繁 椙八商店)
 14:10-14:40 低利用資源を活用した 6 次産業化(鈴木裕己 (株)プロ・スパー)
 14:40-15:00 質疑応答
 15:00-15:10 休憩
第 2 部 研究・行政分野からの情報提供(司会 石川智士 地球研)
 15:10-15:40 漁業協業化による沿岸漁業の新展開(馬場 治 海洋大)
 15:40-16:10 漁船漁業の新たなビジネスモデル構築に向けて(山下秀幸 JAMARC)
 16:10-16:40 魚離れは本当に悪いことなのか?(上田勝彦 水産庁)
 16:40-17:00 休憩
総合討論(司会 濱野 明)
 17:00-17:30 (宮田・有路・鈴木・馬場・山下・上田・有元)
 17:30 閉会
問い合わせ先  〒424-8610 静岡市清水区折戸 3-20-1 東海大学海洋学部水産学科
 漁業懇話会委員会 幹事 吉川 尚 TEL(054)334-0411
事前申し込みは不要です。

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平成 24 年度日本水産学会水産増殖懇話会第 1 回講演会の開催について

水産増殖懇話会委員長 良永知義

日  時   平成 24 年 9 月 14 日(金) 13:00〜17:00
場  所   水産大学校 共同研究棟 4 階 多目的会議室(JR 山陰本線 吉見駅から徒歩 15 分。下関市永田本町 2-7-1
http://www.fish-u.ac.jp))
テ ー マ   「最近のクラゲ研究とその水産増養殖への展開について」
企 画 者   須田有輔(水産大学校 水産学研究科)
参 加 費  無料
*日本水産学会員以外の方も無料で参加いただけますので,周知・勧誘をお願いいたします。
開催の趣旨
ミズクラゲやエチゼンクラゲの大量出現による漁業被害はマスコミ報道等で一般にもよく知られ,クラゲは有害生物というイメージが定着している。しかし,今回は有害生物という側面に限らず,生態,水圏生態系における機能や食品等への利用等の多角的な最新のクラゲ研究の紹介と,研究成果の水産増養殖への展開についての意見交換を通して,水産増養殖におけるクラゲの新しいイメージの構築を期待する。
プログラム
開会の挨拶   13:00〜13:05
座長 三宅裕志(北里大学)
 1. 水産増養殖とクラゲ研究 上野俊士郎(水産大学校) 13:05〜13:30
 2. クラゲの平衡石を用いた日齢推定 河村真理子(京大フィールド研) 13:30〜13:55
 3. 大型クラゲ類の共生生物とその種間関係 近藤裕介・大塚 攻(広島大学) 13:55〜14:20
 4. クラゲと魚類の戦略的互恵関係 益田玲爾(京大フィールド研) 14:20〜14:45
休憩   14:45〜15:10
座長 上野俊士郎(水産大学校)
 5. 鉢クラゲ類の生態学的研究の新展開 三宅裕志(北里大学) 15:10〜15:35
 6. クラゲの機能性食品としての利用 原田和樹(水産大学校) 15:35〜16:00
 7. クラゲの毒に関する研究の現状 永井宏史(東京海洋大学) 16:00〜16:25
座長 上野俊士郎
 総合討論   16:25〜16:55
閉会の挨拶   16:55〜17:00
問い合わせ先   〒759-6595 下関市永田本町 2-7-1
水産大学校 水産学研究科 須田有輔
TEL(083) 286-5111(内線 455),e-mail suda@fish-u.ac.jp

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平成 24 年度 JABEE 農学系分野審査講習会の開催について

 標記講習会が日本水産学会協賛のもと下記のとおり開催されますのでお知らせします。
 本講習会は JABEE 公認で,講習会の参加修了者は JABEE 審査員候補者として登録され,本審査のオブザーバー参加を経て審査員の資格が得られます。

主 催  (公社)農業農村工学会,(公財)農学会,(一般社)森林・自然環境技術者教育会,
(公社)日本生物工学会
日 時  平成 24 年 7 月 28 日(土)
場 所  東京大学弥生講堂(東京都文京区弥生 1-1-1)
プログラム
JABEE の最近の動き 渡部終五(北里大)
JABEE 認定制度の考え方と基本方針を説明 戸田浩人(東農工大)
JABEE 認定基準を解説 岩岡正博(東農工大)
社会的背景,技術士制度との関係の説明 磯部孝雄(技術士会)
認定・審査の手順と方法,審査手引きを説明 平松 研(岐阜大)
自己点検書の作成について説明 佐藤秀一(海洋大)
審査チームの構成と関連規則,実地審査の実際,プログラム点検書と審査報告書の作成についての説明
荒井克俊(北大)
生物工学関連分野の特徴などの説明 武内 章(キユーピー(株))
JABEE 大学院認定プログラムと外国の事情について説明 近森秀高(岡山大)
参加費  5,000 円(当日,現金で支払い)
 申し込み締め切り日 平成 24 年 7 月 20 日(金)
申し込み方法
申込書および審査員登録票に必要事項を記入し,担当学会にメールで申し込み。
申し込み・問い合わせ先 日本水産学会事務局(農学一般水産系担当学会)
e-mail fishsci@d1.dion.ne.jp(@d の次は数字の 1 です)
 詳細,申し込み書類は(公財)農学会 HP(http://www.nougaku.jp/)をご覧ください。

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第 53 回高圧討論会の開催について

 標記討論会が日本水産学会協賛のもと下記のとおり開催されますのでお知らせします。

主 催  日本高圧力学会
日 程  平成 24 年 11 月 7 日(水)〜9 日(金)
場 所  大阪大学会館
(〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町 1-3)
事前参加登録締め切り日  平成24 年 10 月 2 日(火)
締め切り後は当日申込みにてご参加ください。
参加費  主催・共催・協賛学協会会員 4,000 円,
非会員 6,000 円
主催・共催・協賛学協会学生会員 2,000 円,非会員学生 3,000 円
(当日申込みの場合は各 1,000 円増しになります。)

申し込み・問い合わせ先 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田 1-11-4
大阪駅前第 4 ビル 9 階 923-674 号
(株)ポラリス・セクレタリーズ・オフィス内
第 53 回高圧討論会事務局
TEL(070) 5545-3188(多田)/(070) 5658-7626(笹部)
FAX(020) 4622-1920/(06) 6345-7931
e-mail touronkai@highpressure.jp

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平成 24 年度水産油脂資源講演会

 標記講演会が下記のとおり開催されますのでお知らせします。

主 催  (一財)日本水産油脂協会
日 時  平成 24 年 8 月 22 日(水) 13:30〜16:30
場 所  アイビーホール青学会館 地下 2 階 サフラン
(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 4-4-25)
参加費  無料(但し,参加を希望される方は事前に以下に連絡願います。)
プログラム
 三陸沿岸における水産加工業の現況と復興 濱田武士(海洋大)
 マイワシ資源と気象変動―ハワイ沖の風との関係― 齋藤宏明(水研セ東北水研)
 原発事故に伴う放射性物質の海洋生物汚染 石丸 隆(海洋大)
問い合わせ先
 一般財団法人日本水産油脂協会
 担当者 小泉・南部
 TEL(03) 3469-6891 FAX(03) 3469-6815
 e-mail y-koizumi@suisan.or.jp
 詳細は,主催協会 HP(http://www.suisan.or.jp/)をご覧ください。

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第 11 回杉田玄白賞受賞候補者の推薦について

 小浜市では,郷土の偉人杉田玄白先生の「医食同源」の理念に沿って,食と医療・健康増進に関する進歩的な研究や取組を行っている方,食育に関する進歩的な取り組みや地域活動を行っている方を全国から募集し,その中から功績顕著な人や団体を「杉田玄白賞」として表彰し,その成果をまちづくりに活かしていきたいと考えております。

 詳しい応募要領は小浜市 HP(http://www1.city.obama.fukui.jp/)をご覧ください。

対象テーマ
 1.  食と医療に関する進歩的な取組・研究を行い,実績をあげている方
 2.  食と健康増進に関する進歩的な取組・研究を行い,実績をあげている方
 3.  食育と地域活動に関する進歩的な取組を行い,実績をあげている方
 なお,日本水産学会からの推薦を希望される方は,平成 24 年 7 月 20 日(金)までに,推薦に必要な書類一式を日本水産学会事務局へご提出ください。

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第 2 回「海のフロンティアを拓く岡村健二賞」の推薦について

 テクノオーシャン・ネットワークでは,海洋立国日本の発展に多大なる貢献をされた故岡村健二氏を記念して,海のフロンティアを拓く岡村健二賞を創設しました。日本水産学会にその推薦依頼がまいりました。要領,推薦用紙など詳細は,テクノオーシャン・ネットワークの HP(http://www.techno-ocean.com/public_html/index_j.html)をご覧ください。

対 象
  1.   日本の海洋開発について,先行的・共通的技術開発の必要性,重要性を認識し,機器開発や深海開発に取り組み,顕著な成果をあげた若手研究者。
  2.   過去 2 年間に「Techno-Ocean」を含め,海洋関連の内外の学会等において一編以上の査読付論文の発表を行った者で,論文発表時の年齢が 35 歳以下の者。
  3.   論文発表時期は,2010 年 4 月 1 日〜2012 年 3 月 31 日まで。
 受賞者には,賞状と副賞(30 万円)が贈呈されます。
 なお,日本水産学会から推薦を希望される方は,平成 24 年 8 月 10 日(金)までに,日本水産学会事務局へ推薦書をご提出ください。

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第 21 回木原記念財団学術賞の候補者推薦について

 (財)木原記念横浜生命科学振興財団では,生命科学の分野で優れた独創的研究を行っている者,とりわけ今後の生命科学の発展を支えるであろう若手の研究者を励まし,顕彰することを目的に,木原記念財団学術賞を贈呈しております。このたび,日本水産学会にその推薦依頼がまいりました。推薦書類など詳細は,財団ホームページ(http://www.kihara.or.jp)をご覧ください。なお,今回より「木原記念財団特別賞」の区分はなくなりました。

推薦の対象
最近において生命科学の分野で優れた独創的研究を行っている国内の研究者で,50 歳以下(平成 24 年 9 月 30 日現在)の方。
ただし,推薦の研究課題で他の著名な賞を受けていないこと。
なお,日本水産学会からの推薦を希望される場合は,平成 24 年 9 月 3 日(月)までに,日本水産学会事務局へ推薦に必要な書類一式をご提出ください。

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東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科研究院
海洋科学系海洋生物資源部門教員の公募について

 標記の公募案内を下記のとおりお知らせします。

募集人員  助教 1 名(常勤)
所 属  海洋科学系海洋生物資源学部門(生物資源学講座)
教育研究内容
水生生物の資源特性値や現存量などについて,漁業生物学や数理統計学の手法などによって明らかにし,水産資源の保全や持続的利用方法の解明を目指す。系群や成長・生残などの生物資源解析学の基礎的研究およびその水産資源の持続的利用への応用も含めて幅広く教育と研究を行う。
応募条件
 (1)   博士の学位を有すること
 (2)   上記の教育研究内容に係わる研究業績を有すること
 (3)   大学院での教育研究を担当できること
 (4)   生物資源の解析に必要な基礎科目の講義を担当できること
 応募締切り 平成 24 年 8 月 31 日 (金)必着
書類送付・問い合わせ先 〒108-8477 東京都港区港南 4-5-7
東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科研究院海洋科学系海洋生物資源学部門
海洋生物資源学部門教員選考委員会委員長 田中栄次
TEL・FAX(03) 5463-0567
e-mail hermit@kaiyodai.ac.jp
応募書類や応募方法など,詳細は東京海洋大学 HP(http://www.kaiyodai.ac.jp)をご覧ください。

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