社団法人 日本水産学会平成 18 年度第 6 回理事会議事録
社団法人 日本水産学会
平成 18 年度第 6 回理事会議事録
| 1. | 日 時 | 平成 18 年 12 月 9 日(土) 14 時 00 分〜16 時 30 分 | |
| 2. | 場 所 | 東京都港区港南 4 丁目 5 番 7 号 東京海洋大学品川キャンパス 2 号館会議室 | |
| 3. | 出席理事 |
會田勝美，青木 宙，有元貴文，阿部宏喜，加納 哲， 児玉正昭，佐藤 実，東海 正，原 彰彦，堀 貫治， 本城凡夫，三浦汀介，村田 寿，矢持 進，渡部終五 |
以上 15 人 |
| 出席理事候補者 | 岡本純一郎，松里寿彦 | 以上 2 人 | |
| 欠席理事 | 塚本勝巳，伏谷伸宏 | 以上 2 人 | |
| 欠席理事候補者 | 石原英司 | 以上 1 人 | |
| 出席監事 | 和田 俊，渡邊精一 | ||
| 出席幹事 | 廣野育生，荒川久幸，小島隆人，遠藤英明，根本雅生 |
| 4. 報告事項 |
| ［庶務関係］ |
| (１) | 永年会員認定の辞退 岩井 保 |
| (２) | 除名者（会費未納）の退会者へ変更（滞納金納付による） 近藤重則（正会員 近畿支部，平成 17 年度除名） 栩野元秀（正会員 中国・四国支部，平成 16 年度除名） |
| (３) | 学会事務職員の公募 |
| (４) | 科学研究費補助金「研究成果公開促進費」の適正な執行などに関する説明会。 |
| （主催 日本学術振興会，平成 18 年 11 月 6 日，会長代理出席 東海理事） |
| ［会計関係］ |
| (１) 学術著作権協会からの平成 16 年度複写使用料分配金。 |
| (２) ブラックウエル社から平成 17 年「Fisheries Science」誌 ロイヤリティー入金。 |
| ［編集関係］ |
| (１) Fisheries Science 誌（2007 年から 3 年間）のブラックウエル社との契約書調印。 |
| (２) 「日本海」の英語表記は「Sea of Japan」（外務省見解） を今後，統一して使用。 |
| ［国際交流関係］ |
| (１) | 日本水産学会・アメリカ水産学会合同シンポジウム（平成 19 年 9 月 2 日〜6 日，於 San Francisco）講演者公募の応募件数 5 件。 |
| (２) | 平成 19 年度春季大会へアメリカ水産学会会長の参加。 |
| (３) | FAO と日本水産学会との MOU 締結についての提案と経過報告。 |
| ［水産環境保全関係］ |
| 平成 19 年度秋季大会でのシンポジウム企画。 |
| ［その他］ |
| 各担当理事から報告。 |
| 5. 議事録署名人の選出 東海 正，原 彰彦 |
| 6. 平成 18 年度第 5 回理事会議事録の承認。 |
| 7. 議事の経過および結果 |
| ［総会承認事項］ |
| (１) | 定款の一部改正について，文部科学省からの回答について説明が会長からあり，検討をしばらく中断することとした。 |
| (２) | 熊井英水正会員の名誉会員への推薦について審議し，評議員会および総会に提案することとした。 |
| (３) | ベルソーブックス委員会規則制定による細則の一部改正の承認。別紙 1 |
| ［理事会承認事項］ |
| (１) | ベルソーブックス委員会規則（案）制定の承認。別紙 2 |
| (２) | 同上委員会規則制定による各種規則，規程の一部改正の承認。別紙 3 |
| (３) | 「職員給与規則」別表「退職手当」の一部改正の承認。別紙 4 |
| (４) | 「大会規程」の一部改正を下記のとおり承認。 |
大会規定一部改正
| 現 行 | 改 正 | ||
| 2. | 春季大会は関東支部で担当する。秋季大会はその他の支部で担当し，担当支部はあらかじめ理事会で決める。
本規定は，昭和 45 年 11 月 28 日より実施する。 | 2. | 春季大会および秋季大会の担当支部はあらかじめ理事会で決める。 本規定は，昭和 45 年 11 月 28 日より実施する。 （昭和 47 年 8 月 5 日一部改正）（中略） （平成 18 年 9 月 30 日規定から規程へ変更名称） （平成 18 年 12 月 9 日一部改正理事会承認) |
| (５) | 「会員名簿」の発行について審議し，名簿作成の方向で今後学会の情報公開ポリシーを検討することとした。 |
| (６) | 平成 19 年度日本農学会評議員として塚本勝巳および東海 正，運営委員として塩出大輔を推薦することを承認した。 |
| (７) | 共催，協賛の承認（定款第 5 条三号 関連学会等との連絡および協力） |
| 1) 第 44 回アイソトープ・放射線研究発表会 | |
| 主催 日本アイソトープ協会 | |
| 協賛 応用物理学会，他 59 学協会 | |
| 日程 平成 19 年 7 月予定 | |
| 場所 日本青年館（東京都新宿区） | |
| 希望 共催 | |
| 運営委員 岡田 茂 | |
| 負担金なし | |
| 2) ｢International Symposium on Underwater Technology 2007 and International Workshop on Scientific Use of Submarine Cables and Related Technology 2007」国際シンポジウム | |
| 主催 東京大学生産技術研究所，他 3 団体 | |
| 協賛 日本船舶海洋工学会，他 7 団体 | |
| 日程 平成 19 年 4 月 17 日(火)〜20 日(金） | |
| 場所 東京大学生産技術研究所リサーチキャンパス会議棟（東京都目黒区） | |
| 希望 協賛 | |
| 負担金なし | |
| 3) 第 10 回マリンバイオテクノロジー学会大会 | |
| 主催 マリンバイオテクノロジー学会 | |
| 協賛 日本農芸化学会，他 13 学協会 | |
| 日程 平成 19 年 5 月 26 日(土)・27 日(日） | |
| 場所 山形大学小白川キャンパス教養教育棟（山形県山形市） | |
| 希望 協賛 | |
| 負担金なし | |
| (８) | 機関別認証評価に係る専門委員候補者の推薦について，各支部から候補者がいる場合には選出(独)大学評価・学位授与機構に学会から推薦することとした。 |
| (９) | 正会員 9 名，学生会員 11 名の入会を承認。 |
| (10) | 児玉理事から「水産・海洋大学進学フェア」について，学会が主催となり大会中等で開催する案の説明があった。担当として，原理事，児玉理事，東海理事および廣野幹事が任命され，今後対応を検討することとした。 |
| 8. その他 | |
| (１) | 松里理事候補者から MSC（海洋管理協議会）の資料提供があり経緯説明があった。 |
| (２) | 中国水産学会秘書長からの書状が紹介され，廣野総務幹事が対応することとした。 |
| (３) | 松里理事候補者から「技術者の技術論文を発表する場」を設けることについて提案があり，今後企画広報委員会で検討することとした。 |
| (４) | 青木理事から理事会主催シンポジウム Part II「日本水産学会の役割と社会貢献」（平成 19 年 3 月 27 日開催）について概要の説明があった。 |
| (５) | 平成 19 年度日本水産学会春季大会について，阿部大会委員長から進行状況の説明があった。 |
| (６) | 第 5 回世界水産学会議について，渡部実行委員会委員長から進行状況の説明があった。 |
別紙 1
細則一部改正(案)
| 現 行 | 改 正(案) |
| 第 16 条 理事の数は当分の間 20 名（会長 1 名，副会長 2 名を含む）とし，下記の会務を担当する理事をおく。総務担当，広報担当，財務担当，編集担当，学会賞担当，シンポジウム担当，出版担当，国際交流担当，水産学教育担当，社会連携担当，支部，地域連携担当 （中略）
第 24 条 この法人に次の幹事をおく。
第 25 条 この法人に次の委員会をおく。 （中略） 第 31 条 出版委員会は出版委員若干名をもつて構成し，水産学シリーズの編集を行なうほか，その他の学術図書の企画刊行に関する業務を担当する。 第 32 条〜第 37 条 第 38 条 この法人は，学会誌および水産学シリーズのほか，理事会が適当と認めた図書を刊行することができる。 第 39 条〜第 42 条 第 43 条 水産学シリーズは，シンポジウムの記録を掲載するほか，理事会および出版委員会が適当と認めた事項を集載し，出版社を通じて毎年数回これを発行する。 第 44 条 水産学シリーズは，出版社から会員ならびに一般に有料で頒布する。ただし，会員には一定の購読特典を設ける。 第 45 条〜第 52 条 第 53 条 本細則は昭和 45 年 4 月 3 日から実施する。 （昭和 46 年 5 月 15 日一部改正。（中略）平成 18 年 3 月 31 日一部改正。）
| 第 16 条 理事の数は当分の間 20 名（会長 1 名，副会長 2 名を含む）とし，下記の会務を担当する理事をおく。総務担当，広報担当，財務担当，編集担当，学会賞担当，シンポジウム担当，出版担当，ベルソーブックス担当，国際交流担当，水産学教育担当，社会連携担当，支部担当，地域連携担当 （中略）
第 24 条 この法人に次の幹事をおく。
第 25 条 この法人に次の委員会をおく。 （中略）
第 31 条 出版委員会は出版委員若干名をもつて構成し，水産学シリーズの編集を行なうほか，その他の学術図書の企画刊行に関する業務を担当する。 第 33 条〜第 38 条 第 39 条 この法人は，学会誌，水産学シリーズおよびベルソーブックスのほか，理事会が適当と認めた図書を刊行することができる。 第 40 条〜第 43 条 第 44 条 水産学シリーズは，シンポジウムの記録を掲載するほか，理事会および出版委員会が適当と認めた事項を集載し，出版社を通じて毎年数回これを発行する。 第 45 条 ベルソーブックスは，高校生，大学生および一般読者を対象とした水産に関する知識や情報等，ベルソーブックス委員会が適当と認めた事項を掲載し，出版社を通じて毎年数回これを発行する。 第 46 条 水産学シリーズおよびベルソーブックスは，出版社から会員ならびに一般に有料で頒布する。ただし，会員には一定の購読特典を設ける。 第 47 条〜第 54 条 第 55 条 本細則は昭和 45 年 4 月 3 日から実施する。 （昭和 46 年 5 月 15 日一部改正。（中略）平成 18 年 3 月 31 日一部改正。平成 19 年 3 月 29 日一部改正。）
|
別紙 2
ベルソーブックス委員会規則(案)
| 1. | 本委員会は，日本水産学会細則第 24 条，第 25 条，第 32 条，第 39 条，第 45 条および第 46 条により運営する。 |
| 2. | 本委員会は，ベルソーブックスの企画，編集を行うほか，水産・海洋をはじめとする水圏における知識や情報を認知・普及させることを目的とした一般向けの図書の企画，刊行に関する業務を担当する。 |
| 3. | 本委員会に，委員長 1 名，副委員長 1 名および幹事 1 名をおく。 |
| 4. | 委員長および副委員長の任期は 2 年とし，引き続き再任することはできない。 |
| 5. | 委員の任期は 2 年とし，原則として引き続き 10 年を越えることはできない。 |
| 6. | 委員長は，委員会を招集し，その議長となる。委員長に支障あるときは，副委員長がこれに代わる。 |
| 7. | 委員会は年 2 回開催する。ただし，必要に応じ随時開催することができる。 |
| 8. | 委員長は，委員会での審議の結果をベルソーブックス担当理事に報告する。 |
| 付則 本規則は，平成 19 年 3 月 29 日より実施する。 | |
別紙 3
ベルソーブックス委員会規則制定による各種規則，規程の一部改正(案)
| 規則，規程 | 項 | 現 行 | 改 正 | 追 加 | |
| 3 | 編集委員会規則 | 1 | 第 37 条 | 第 38 条 | |
| 5 | シンポジウム企画委員会規則 | 1 | 第 30 条 | 第 38 条 | |
| 6 | 出版委員会規則 | 1 | 第 38 条，第 43 条，第 44 条 | 第 39 条，第 44 条，第 45 条 | |
| 8 | 水産環境保全委員会規則 | 1 | 第 32 条 | 第 33 条 | |
| 9 | 漁業懇話会委員会規則 | 1 | 第 33 条 | 第 34 条 | |
| 10 | 水産利用懇話会委員会規則 | 1 | 第 33 条 | 第 34 条 | |
| 11 | 水産増殖懇話会委員会規則 | 1 | 第 33 条 | 第 34 条 | |
| 12 | 国際交流委員会規則 | 1 | 第 34 条 | 第 35 条 | 第 24 条 |
| 13 | 選挙管理委員会規則 | 1 | 第 34 条 | 第 36 条 | |
| 14 | 水産学教育推進委員会規則 | 1 | 第 35 条 | 第 37 条 | |
| 19 | 学会賞授賞規程 | 1 | 第 46 条，第 47 条 | 第 49 条，第 50 条 | |
| 20 | 論文賞授賞規程 | 1 | 第 47 条，第 48 条 | 第 51 条，第 52 条 | |
| 24 | 学会誌配布規程 | 1 | 第 38 条，第 39 条 | 第 41 条，第 42 条，第 43 条 |
別紙 4
職員給与規則
別表退職手当の一部改正
| 勤 続 年 数 | 支 給 額 | |
| 現 行 | 改 正 | |
|
6 カ月未満 6 カ月以上〜1 年未満 2 年以下 3 〃 4 〃 5 〃 6 〃 7 〃 8 〃 9 〃 10 〃 11 〃 12 〃 13 〃 14 〃 15 〃 16 〃 17 〃 18 〃 19 〃 20 〃 21 〃 22 〃 23 〃 24 〃 25 〃 26 〃 27 〃 28 〃 29 〃 30 〃 31 〃 32 〃 33 〃 34 〃 35 〃 36 〃 37 〃 38 〃 39 〃 40 〃 41 〃 42 〃 43 〃 44 〃 45 〃 |
0 最終本給の0.6 月分 〃1.2 〃 〃1.8 〃 〃2.4 〃 〃3.0 〃 〃4.0 〃 〃5.0 〃 〃6.0 〃 〃7.0 〃 〃8.0 〃 〃9.0 〃 〃10.0 〃 〃11.0 〃 〃12.0 〃 〃13.0 〃 〃14.0 〃 〃15.0 〃 〃16.0 〃 〃17.0 〃 〃18.0 〃 〃19.0 〃 〃20.0 〃 〃21.0 〃 〃22.0 〃 〃23.0 〃 〃24.0 〃 〃25.0 〃 〃26.0 〃 〃27.0 〃 〃28.0 〃 以下勤続年数を 1 年増す毎に 支給額は最終本給の 1 月分を加える。 |
0 最終本給の0.6 月分 〃1.2 〃 〃1.8 〃 〃2.4 〃 〃3.0 〃 〃4.0 〃 〃5.0 〃 〃6.0 〃 〃7.0 〃 〃8.0 〃 〃9.0 〃 〃10.0 〃 〃11.0 〃 〃12.0 〃 〃13.0 〃 〃14.0 〃 〃15.0 〃 〃16.0 〃 〃17.0 〃 〃19.8 〃 〃20.9 〃 〃22.0 〃 〃23.1 〃 〃24.2 〃 〃25.3 〃 〃26.4 〃 〃27.5 〃 〃28.6 〃 〃29.7 〃 〃30.8 〃 〃31.9 〃 〃33.0 〃 〃34.1 〃 〃35.2 〃 〃36.3 〃 〃37.4 〃 〃38.5 〃 〃39.6 〃 〃40.7 〃 〃41.8 〃 〃42.9 〃 〃44.0 〃 〃45.1 〃 〃46.2 〃 〃47.3 〃 |
平成 18 年 12 月 9 日一部改正 理事会承認
| 正 会 員 (9 名) | 北海道 卜部浩一 東北 阿部拓三，三島康裕 関東 千葉 智 中部 望月万美子 近畿 近藤茂則 中国・四国 栩野元秀 九州 下田 徹，山田英俊 |
| 学生会員 (11 名) | 北海道 奥田大貴，籠島美由紀 東北 壱岐卓生，石井友美 中部 横山真教 近畿 Anitta Yong Seok Kian，金 良洙，Biswajit Kumar Biswas 中国・四国 伊藤祐介，平山健史，山野井英介 |
会員の所属変更
（平成 19 年 1 月・2 月の会員からの異動連絡を元に作成していますので，実際の異動月とは異なる場合があります。）| 会 員 名 | 異 動 前 | 異 動 後 |
| 大久保 誠 | 産業医大 | 水研セ中央水研 |
| 大河内 裕 之 | 水研セ宮古 | 水研セ本部 |
| 金 巻 精 一 | 芙蓉海洋開発(株) | (社)マリノフォーラム 21 |
| 宅 島 め ぐ み | (財)長崎県産業振興財団 | 長大海セ |
| 辻 本 良 | 富山県庁 | 富山水試 |
| 芳 我 幸 雄 | (株)東京久栄広島営業所 | (株)東京久栄環境営業部 |
| 開 内 洋 | 島根内水試 | 島根水技セ |
| 森 岡 伸 介 | インテムコンサルティング | 国際農研セ |
| 若 林 信 一 | 富山県庁 | (財)環日本海環境協力センター |
機関名の変更
| 変 更 前 | 変 更 後 |
| 上野製薬(株)食品技術研究所 | 上野製薬(株)R & D センター |
| (株)クレハ包装材料研究所 | (株)クレハ加工商品研究所 |
| (株)日立空調システム | 日立プライアンス(株) |
| 富士製粉(株) | 日東富士製粉(株) |
住 所 変 更
| 機 関 名 | 旧 住 所 | 新 住 所 |
| 上野製薬(株)R & D センター | 茨城県つくば市観音台 1-25-4 | 兵庫県三田市テクノパーク 4-1 |
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下記の会員がご逝去された旨，ご連絡をいただきました。 ここに慎んで哀悼の意を表し，ご通知申し上げます。 名誉会員 門田 元 氏 正 会 員 中部支部 宮内 徹夫 氏 |