長崎大学東京講演会

長崎大学海洋環境科学情報発信シリーズ
「海と地球と人と」

いま考える東シナ海の未来
〜その知られざる魅力と忍び寄る環境危機〜

主催: 長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科
共催: 日経ナショナルジオグラフィック社
日時: 2012年5月16日(水)12:40?16:30
会場: 日経ホール 東京都千代田区大手町1−3−7
アクセス: 地下鉄千代田線「大手町駅」より徒歩約2分
地下鉄丸ノ内線・半蔵門線・三田線「大手町駅」より徒歩約5分
地下鉄東西線「竹橋駅」より徒歩約2分
申込先: 事前登録制(無料)
http://www.nagasaki-u.ac.jp/entry/
問い合わせ先: 長崎大学広報戦略本部
e-mail: kouhou@nagasaki-u.ac.jp

講演の趣旨
 東シナ海は、日本にとって最も重要な海洋資源の供給場所の一つです。しかしその環境は大きく変動し、生物資源も急減しています。私たちがこの海域を、またその資源を持続的に利用するために、今こそ東シナ海の現状を見つめなおし、その将来を考えることが必要です。環境を保全し、生物多様性の維持を目指すためには、東シナ海の現状に対する沿岸国の共通の理解と改善に向けた取組みが必要不可欠であり、国境を超えた研究の推進と人材の育成が重要になります。それこそが、東シナ海の未来を、また海洋立国日本の未来を救う礎となるでしょう。
 本講演会では、東シナ海の「魅力」と変動しつつあるこの海域の「環境」や「資源」の現状を広く伝えるとともに、海洋環境をどのように回復・保全するか、海洋生物資源を持続的に利用するには何が必要かを討議します。

プログラム
開場
12:00
開会挨拶:12:40〜12:50 
片峰茂(長崎大学長)
長崎大学セミナー「海と地球と人と」のねらい:12:50〜13:00 
中田英昭(大学院水産・環境科学総合研究科長)
基調講演:13:00〜13:50
「海・生物・環境を考える」 養老孟司 氏(東京大学名誉教授)
講演1:13:50〜14:30
「東シナ海の海洋環境と持続可能な開発」寺島紘士 氏(海洋政策研究財団常務理事)
休憩 10分
講演2:14:40〜15:00
「東シナ海ではいま・・・研究現場からのメッセージ」征矢野清(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 環東シナ海環境資源研究センター長)
パネルディスカッション:15:00〜16:30
「東シナ海の魅力と重要性〜環境・資源を守り、東シナ海を永続的に利用するためには」
パネリスト
内田詮三氏(沖縄美ら海水族館名誉館長)
八木信行氏(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)
寺島紘士氏(海洋政策研究財団常務理事)
河本和明(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)
山口敦子(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科教授)
閉会の辞:
中田英昭(大学院水産・環境科学総合研究科長)