応用生態工学会 分科会「保全としての放流」開催について
応用生態工学会の埼玉大会(9/25〜9/28)では、同時開催として以下のオープンな集会等を企画しています。いずれも今後重要となる生物多様性保全にも関わるものです。
http://www.ecesj.com/J/events/annual/13th_meet/f_meeting.htm
大会とは別途に申し込み受付を行っておりますので、奮ってご参加くださいますよう、ご案内いたします。
●分科会「保全としての放流」 |
【日時・場所】 |
9月26日(土) 9:30〜12:00 埼玉会館3階 けやき |
【企画】 |
応用生態工学会パートナーシップ委員会(委員長:森誠一) |
【主旨】 |
近年、種の保全や環境教育を目的として魚などの放流が実施されていますが、効果が上がらないばかりか、場合によっては周辺の生態系に害を及ぼしている例すら見うけられます。 こうした現状のなか、例えば魚類に関しては、日本魚類学会が「放流ガイドライン2005」を策定しました。
本分科会には、会員以外で市民活動等に携わっておられる方にも参加いただき、魚類等の放流に際して「何が良くて何がいけないのか」を、研究者がいくつかの事例を交えながら解説し、放流における問題点を市民・行政・研究者間で共有したいと思っています。 |
【プログラム】 |
9:30-09:40 | 趣旨説明 | 森 誠一(岐阜経大) |
9:40-10:00 | 遺伝学・生態学的背景、事例とガイドライン説明 | 渡辺勝敏(京大) |
10:00-10:20 | 外来種の類型と生態的影響の整理 | 谷口義則(名城大) |
10:20-10:40 | ミヤコタナゴ繁殖補助の事例 | 酒井忠幸(栃木県水試) |
10:50-11:10 | 落合川での活動、外来種と希少種 | 菅谷輝美(新河岸川水系水環境連絡会) |
11:10-11:30 | ムサシトミヨの現状と再導入に向けて | 金澤 光(埼玉県) |
11:30-12:00 | 会場との質疑応答 | |
【参加申し込み】 |
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分科会のみの参加を希望される方は、参加無料です。 |
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下記までメールで事前にお申し込みください。 |
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席に限りがあり、お申し込みを受けられない場合もあります。ご了解ください。 |
申し込み先: |
分科会担当 高橋和也
takahashi-kazuya★oyonet.oyo.co.jp
(メール送信の際には「★」を「@」にしてください。) |
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