平成23年度日本水産学会北海道支部大会の開催について

北海道支部支部長 板橋 豊

本年度の北海道支部大会を下記のとおり開催しますので,多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日  程   平成23年11月25日(金)午後,26日(土)午前・午後
会  場   北海道大学大学院水産科学研究院(函館市港町3-1-1 TEL 0138-40-5505)
JR 函館駅からバス30分

プログラム

11月25日

午 後   シンポジウム  東日本大震災と北海道・東北の水産業─被害状況と復興方策─
    企画責任者  上田 宏(北大フィールド科セ)

1.  北海道の水産業の被害状況と復旧対策について 幡宮輝雄(道水産林務部)
2.  岩手県の水産業の現状、特にサケ漁業について 清水勇一(岩手水技セ)
3.  宮城県の水産業の現状(仮題) 高橋清孝(宮城水技セ)
4.  大震災後の復旧・復興に向けた水産海洋の課題 桜井泰憲(北大院水)
5.  北海道・東北の復興方策 宮下和士(北大フィールド科セ)
6.  東北の復興方策 大竹二雄(東大大気海洋研)
7.  総合討論

企画の趣旨
 本年3月の東日本大震災により、北海道から千葉県の水産業に甚大な被害が発生し、水産関係の総被害額は1兆2千億円に達すると報告されている。水産庁が水産復興マスタープランを作成し、水産を構成する各分野を広く見渡し、地元の意向を十分に踏まえ、全体として我が国水産の復興を推進しようとしている。
 北海道と東北各県の水産業は、これまで幅広い分野で密接に連携したり、ライバルとして競合してきたと考えられる。本シンポジウムでは、東日本大震災により北海道・東北における水産業の被害状況を把握するとともに、北海道・東北の水産業を復活・振興させるために考えられる方策を、それぞれの専門の立場から講演してもらうことを企画した。

夕 刻   会員交歓会(北海道大学大学院水産科学研究院)

11月26日

午 前   支部評議会
    一般研究発表
午 後   支部総会
    若手の会企画講演会 養殖魚でのTILLINGによる品種作製技術の開発
吉浦康寿(養殖研)
    一般研究発表

申し込み方法
1.   郵便,FAX または e-mail にて,氏名,所属,連絡先(住所・電話番号・FAX番号・e-mail アドレス),一般研究発表の有無(有の場合は演題名も),シンポジウム・若手の会講演会・交歓会・エクスカーション等の出欠を下記の申し込み先宛にお知らせ下さい。
2.   申し込み・要旨締め切り日 平成23年10月31日(月)
3.   参加費等 大会・交歓会参加費は,当日会場で徴収します。
  講演要旨集代  1,000円 ただし,シンポジウムへの一般参加者は無料とします。
  交歓会  3,000円(北海道大学大学院水産科学研究院 函館市港町3-1-1 TEL 0138-40-5505)
4.   申し込み先
  〒041-8611 北海道函館市港町3-1-1
  北海道大学大学院水産科学研究院
  平成23年度北海道支部大会事務局 井尻成保
  TEL(0138)40-5617 FAX(0138)40-5545 e-mail:ijiri@fish.hokudai.ac.jp

支部会員には封書にて案内を送付します。また,プログラム・発表方法・要旨作成等の詳細については,日本水産学会北海道支部のホームページ(http://jsfs-h.fish.hokudai.ac.jp/)をご覧下さい。

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