平成26年度日本水産学会東北支部大会の開催について

東北支部支部長 吾妻行雄

 本年度の東北支部大会を下記の通り開催いたしますので、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日  時 平成26年11月7日(金)午後〜8日(土)午後
会  場 秋田市・アキタスクエア(秋田市中通4-14-16, tel:018-884-3231)

プログラム
(1)ミニシンポジウム 「東北沿岸の磯根漁業の再生に向けた新たな取り組みと研究の現状」
(11月7日(金)13:00-17:00)
【コンビーナー】中林信康 (秋田水振セ) ・堀井豊充 (東北水研宮古) ・吾妻行雄 (東北大院農)
【趣旨】東日本大震災後、大学、水研、水試の各機関によって東北太平洋沿岸の磯根漁場の被害の実態とその回復過程がこれまでになく広域に モニタリングされてきた。藻場を構成するコンブ目とヒバマタ目の大型褐藻および有用種であるウニ、アワビなどについて、個体、個体群、群集のレベルでさまざまな知見が得られつつある。一方、東北日本海沿岸では磯根漁業による生産の向上を図るために新たな取り組みがなされている。
 本シンポジウムは、震災後3年を経過して、東北沿岸の磯根漁場における新たな取り組みと研究の現状について意見交換して、復興と将来に向けた漁業生産の維持・増大への可能性を探る。
【プログラム】
13:00開会
13:00-13:05    主催者挨拶    吾妻行雄(東北支部長)
13:05-13:10開催地挨拶中村彰男(秋田水振セ)
13:10-13:20趣旨説明中林信康(秋田水振セ)
13:20-13:50<基調報告>座長:片山知史(東北大院農)
1.  エゾアワビの資源管理と評価
堀井豊充(東北水研宮古)
13:50-16:20    <事例研究報告>
座長:尾定 誠(東北大院農)
2. イワガキ増産への新たな取り組み
中林信康(秋田水振セ)
3. 山形県沿岸域における藻場の現状と藻場保全の取り組みについて(仮題)
櫻井克聡(山形水試)
4. 津波による磯根資源の被害と回復過程
大村敏昭(岩手水技セ)
座長:堀井豊充(東北水研宮古)
5.  福島県における漁場生産力向上対策事業の概要について
榎本昌宏(福島水試)
6.  茨城県のアワビ漁業 〜震災の影響と資源管理のための取り組みについて〜
松井俊幸(茨城水試)
7.  磯焼け発生要因の包括的再検討〜海藻の被食防御に対する海況条件の影響
遠藤 光(東北大院農)
16:20-17:00    <総合討論> 座長:コンビーナー
17: 00 閉会
(2) 一般研究発表(口頭) 11月9日(土) 9:00-14:30(終了時間は演題数によって変更予定)
(3)その他
 支部 幹事・連絡調整員合同会議(同会場) 11月7日(金) 17:05-17:45
 交歓会(大会会場近傍を予定) 11月7日(金) 18:00-

申し込み方法
 1)氏名、2)所属、3)連絡先(住所および電話番号)、4)e-mailアドレス、5)一般研究発表の有無、6)演題、7)ミニシンポジウム出欠、8)交歓会出欠、を下記の申込先(事務局)にお知らせ下さい(e-mail、FAX可)。一般研究発表者は、申込時に下記の様式に従って作成した要旨をE-mailに添付して下さい。なお、支部所属の学生会員及び若手研究者(40歳未満)による発表は、東北支部長賞選考の対象となります。

一般研究発表における発表方法
 一般研究発表は口頭発表のみで、一題15分(発表12分、質疑3分)です。基本的にはパワーポイントもしくはpdfでの発表とし、ソフトのバージョンはパワーポイント2010で、PCのOSはWindows 7とします。この環境で動作するプレゼンテーションファイルを作成して下さい。プレゼンテーションファイルについてはUSBメモリーに記録して発表会場にご持参し、発表前までにPCにダウンロードしてください。ダウンロードしたファイルについては、発表終了後速やかに削除いたします。発表者は、事前に各自で必ずUSBメモリーのウイルスチェックを実施して下さい。

発表要旨
 演題、氏名および所属機関を記載の上、【目的】【方法】【結果】の順で小見出しを付け、わかりやすく記述し、以下の要領で作成して下さい。事務局でレイアウトを編集して要旨集を作成します。ファイルは、Text形式またはMS-Word形式として下さい。
・総字数は700字程度とする。
・著者が連名の場合は「・」で連ね、講演者の左側に○を付ける。
・一般講演の要旨は文字のみとし、図表は使わない。

申込・要旨提出締切日 平成26年10月17日(金)

参加費等 参加費 無料、交歓会費 5,000円程度(交歓会会場は大会会場近傍を予定)

申込先・問い合わせ先(事務局)
 〒981-8555 仙台市青葉区堤通雨宮町1-1 東北大学大学院農学研究科
 日本水産学会東北支部事務局総務担当 片山知史
 TEL (022) 717-8728  FAX (022)717-8731 E-mail: skata@m.tohoku.ac.jp