平成20年度日本水産学会東北支部大会の開催について

東北支部長 石田行正

本年度の東北支部大会を下記の通り開催いたしますので,多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 程平成20年11月7日(金)・8日(土)
場 所ホテル海山 コンベンションホール「翔雲」
〒997-1201 山形県鶴岡市湯野浜温泉
TEL (0235) 75-2221 FAX (0235) 75-2224
プログラム
(1)ミニシンポジウム「温暖化と東北地方の海」
 11月7日(金)13:00〜16:00
【企画責任者】石向修一(山形水試)・野呂恭成(青森水総研セ)・横内克巳(水研セ東北水研)
【趣旨】
 日本水産学会東北支部は平成17年度の北海道支部との合同大会に於いて,「温暖化傾向下の東北・北海道の海と漁業」と題するシンポジウムを開催した。そこでは東北地方太平洋岸と北海道日本海岸を中心に,広範にわたる分野から興味深い事例が紹介された。その後も,2007年のIPCC報告に見られるように,温暖化に関する問題はさらに重要度を増している。東北地方の海もまたその例外ではないが,対馬暖流が流れる日本海側,そして黒潮と親潮が混合する太平洋側とで,その様相は大きく異なる。日本海側では海水温の上昇が顕著であるのに対して,太平洋側では水温上昇よりも,逆に水温の低下が認められている。一方,両海域からは海藻や魚類の分布に関する特異な現象がしばしば報告されており,これらの現象と温暖化との関連についても精査が必要である。本シンポジウムでは,東北地方における温暖化の現象が日本海と太平洋側でどのように異なっているのか,また共通しているのか,身近な情報を取りまとめ,東北地方の海と生物,そして漁業の変化の実態を把握すると共に,将来予測への手がかりをつかみたい。
プログラム
(2)一般研究発表(プログラム)
(3)その他
 11月7日(金)16:30〜17:00 支部評議員・幹事合同会議
  18:30〜20:30 交歓会
 11月8日(土)13:30〜    エクスカーション(加茂水族館見学,希望者のみ)
申込方法
  1)氏名,2)所属,3)連絡先(住所および電話番号),4)e-mailアドレス,5)一般研究発表の有無,6)演題,7)水産学会HP・支部のページへの要旨掲載の可否,8)シンポジウム出欠,9)交歓会出欠,10)エクスカーション出欠,および11)宿泊(ホテル海山)の有無を下記の申込先(事務局)にお知らせ下さい(e-mail、FAX可)。一般研究発表者は,申込時に下記の様式に従って作成した要旨を添付して下さい。
一般研究発表における発表方法
  一般研究発表は口頭発表で,一題15分(発表12分,質疑3分)を予定しています。発表の際に使用できる機器は,液晶プロジェクタとWindows版Power Point 2003です。
要旨作成
  演題,氏名および所属機関を記載の上,【目的】【方法】【結果】の順で小見出しを付け,わかりやすく記述し,以下の要領で作成して下さい。事務局でレイアウトを編集して要旨集を作成します。ファイルは,Text形式,MS-Word形式または一太郎形式として下さい。
・総字数は700字程度とする。
・著者が連名の場合は「・」で連ね,講演者の左側に○を付ける。
・一般講演の要旨は文字のみとし,図表は使わない。
申込・要旨提出締切日平成20年10月17日(金)
参加費等参加費 無料,宿泊費 10,000円程度(交歓会費込み,交歓会費のみの場合 2,600円),エクスカーション参加費(加茂水族館入場料) 600円
申込先(事務局)〒985-0001 宮城県塩釜市新浜町3-27-5
(独)水産総合研究センター東北区水産研究所
日本水産学会東北支部事務局総務担当 高見秀輝・上原伸二
TEL (022) 365-9931 FAX (022) 367-1250
e-mail htakami@affrc.go.jp

以上