東北支部支部長 佐藤 実
北海道支部支部長 原 彰彦
記
日 程 | 平成17年11月4日(金)・5日(土) |
場 所 | 東北大学大学院農学研究科 〒981-8555宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1−1 TEL 022-717-8737, 8738, FAX 022-717-8739 |
プログラム |
企画責任者 | 谷口 和也 東北大学大学院農学研究科 五十嵐輝夫 宮城県水産研究開発センター 宇藤 均 北海道中央水産試験場 中野 広 (独)水産総合研究センター東北区水産研究所 南 卓志 東北大学大学院農学研究科 |
企画の趣旨 | 東北・北海道海区の海況条件は、これまで統計学的にほぼ10年周期で寒冷期と温暖期が交代すると考えられていた。最近では、1980年代が1981年と1984年に顕著な異常冷水現象を経験するなど史上稀に見る寒冷な期間であった。しかし、その後半、1988年から2005年現在に至るまで温暖な期間が長期に持続している。このような東北・北海道海区における温暖な期間の長期化は、海洋生物や漁業に大きな影響をもたらしていると思われる。近年の温暖化傾向が、所謂「地球温暖化」の一環として捉えるべきか否かの議論は措くとしても、水圏生物と漁業にどのような影響を及ぼしているのか、各海域の事例を交換し、東北・北海道海区における漁業の今後進むべき道筋を議論する必要があろう。 企画責任者らはこのように語らい、平成17年度日本水産学会東北・北海道合同支部大会においてこの問題を取り上げることにした。自由闊達、生産的に議論する機会となることを願っている。 |
場 所: | 東北大学大学院農学研究科・講義棟 |
日 時: | 2005年11月4日(金)午前10時15分から午後4時55分まで |
次 第 | |
10:15−10:20 | 開会の挨拶 |
谷口 和也(東北大院農) | |
10:20−11:35 | 座長 中野 広(東北水研) |
10:20−10:45 | 親潮・混合域における温暖化傾向と低次生態系の応答シナリオ |
伊藤 進一(東北水研) | |
10:45−11:10 | 親潮および混合域における20世紀後半以降の動物プランクトン群集の長期変動 |
杉崎 宏哉(東北水研) | |
11:10−11:35 | 東北〜北海道海域における表層性魚類相の経年変化と近年のゴマサバの来遊動向 |
川端 淳(東北水研) | |
11:35−12:50 | 座長 南 卓志(東北大学院農) |
11:35−12:00 | 沿岸性魚類資源の変動にかかわる短〜長期的な水温の影響−仙台湾のイカナゴを例にして− |
永島 宏(宮城水研開セ) | |
12:00−12:25 | 北海道日本海のスケトウダラ資源の変動 |
三宅 博哉(北海道中央水試) | |
12:25−12:50 | 太平洋北部および日本海北部海域における底魚資源の十数年スケール変動 |
二平 章(茨城内水試) | |
(昼 食) | |
13:30−14:45 | 座長 五十嵐輝夫(宮城水研開セ) |
13:30−13:55 | エゾアワビ稚貝の生き残りと冬季水温との関係 |
武蔵 達也(岩手水技セ) | |
13:55−14:20 | 北海道日本海沿岸における水温変動とウニ類稚仔の発生状況 |
干川 裕(北海道中央水試) | |
14:20−14:45 | 北海道日本海沿岸における磯焼けの歴史と現状 |
津田 藤典(北海道中央水試) | |
14:45−15:35 | 座長 谷口 和也(東北大院農) |
14:45−15:10 | 牡鹿半島周辺海域の海藻相 |
成田美智子(東北大院農) | |
15:10−15:35 | 東北地方における希少淡水魚類 |
杉山 秀樹(秋田水振セ) | |
(休 憩) | |
15:50−16:50 | 総合討論 |
座長 谷口 和也 (東北大院農) | |
五十嵐輝夫 (宮城水研開セ) 宇藤 均(北海道中央水試) 中野 広 (東北水研) 南 卓志 (東北大院農) | |
16:50−16:55 | 閉会の挨拶 |
五十嵐輝夫(宮城水研開セ) |
(2) | 一般研究発表 |
11月5日(土) | 9:00〜17:00 |
(3) | その他 |
11月4日(金) | 17:05〜17:30 | 支部評議員・幹事合同会議 |
17:35〜17:50 | 支部総会 | |
18:00〜 | 交歓会 |
申し込み方法 | |
郵便またはFAXにて、氏名、所属、連絡先、e-mailアドレス、一般研究発表の有無、演題、使用機器、水産学会HP・支部のページへの要旨掲載の可否、シンポジウム出欠、総会出欠および交歓会出欠を下記申し込み先(事務局)にお知らせください。 |
一般研究発表における発表方法 | |
一般研究発表は口頭発表で、一題15分(発表12分、質疑3分)を予定しています。発表の際に使用できる機器はパワーポイント(Windows版 PowerPoint)による液晶プロジェクターまたはOHPです。パソコンは会場で準備いたしますので、ウイルスチェック済みのプレゼンテーションファイルを記録したCD-Rを受付で提出するようお願いいたします。パソコンを持ち込み会場のプロジェクターに接続することはできません。CD-Rの提出については,ファイルを読み込む作業がありますので、CD-Rとスリーブ(ケース)に演者名を明記の上、4日シンポジウム終了時までに受付に提出されるようお願いいたします。なお、ファイルを読み込めない可能性もありますので、必ず複数のパソコンで読み込めることを確認してください。 |
要旨作成 | |
A4版サイズ(縦)1枚に1段組み横書きで、演題、氏名、所属機関およびキーワード(4個以内で、単語の間は「・」で区切る)を記載の上、目的、材料および方法、結果、考察の順で小見出しを付け分かりやすく記述し、以下の要領で作成してください。 ・ 上下30mm、左右25mmのマージンを設定し、左上隅には縦横10×20mmの空白部分(講演番号の印刷スペース)を設ける。 ・ 文字設定は、演題が16ポイント、それ以外が10.5ポイント、文字数47、行数46および明朝体を目安とする。 ・ 著者が連名の場合は「・」で連ね、講演者の左側に○を付ける。題名およびキーワードの下はそれぞれ1行ずつ空ける。 ・ 一般講演の要旨は図表を含めて1枚にまとめ、図表は本文枠内に直接記載、または貼り付ける。 |
要旨提出 | |
一般研究発表の講演希望者は所定の様式に従い作成した要旨をハードコピーと共にウイルスチェック済みの電子化ファイル(Windows MS-WORD、一太郎、図表が無い場合はPDFファイルでも可)をフロッピーディスクまたはCD-Rに記録し申し込み先(事務局)に郵送してください。講演要旨はハードコピーまたは電子化ファイルに基づき作成しますので、上記の指定の様式に従ってください。なお、原則として提出された原稿、記録媒体は申込者に返却いたしませんのでご了承ください。 講演要旨は発表者の同意がある場合、日本水産学会HP (http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsfs) にある所属支部(東北支部または北海道支部)のページに掲載いたします(但し、北海道支部会員分の掲載については、本年度の北海道支部総会に諮られる予定です)。申し込みの段階で「支部のページへの要旨掲載の可否」を忘れずにご記入ください。また、掲載されるのは文字だけで、要旨中の図表は支部のページで表示されませんのでご了承ください。なお、関連研究で特許取得予定がある場合は充分なご注意をお願いいたします。 |
申し込み締め切り | 平成17年 9月30日(金) |
要旨提出締め切り | 平成17年10月12日(水) |
参加費等 |
参 加 費 | 支部会員:一般1,000円、学生会員500円 非支部会員:2,000円(以上、講演要旨集代を含む) |
交歓会費 | 4,000円 |
宿泊関係 | 仙台市内には多くの宿泊施設がありますので、お手数ですが各自で手配下さい。 |
申し込み先(事務局) | 〒981-8555宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1−1 東北大学大学院農学研究科水産資源化学研究室 東北支部事務局総務担当 山口敏康・中野俊樹 TEL 022-717-8737(山口)、8738(中野) FAX 022-717-8739 E-mail: ymg@bios.tohoku.ac.jp (山口), nakanot@bios.tohoku.ac.jp(中野) |