平成15年度日本水産学会東北支部大会の開催について

東北支部支部長  稲田伊史

 本年度の東北支部大会を下記のとおり開催しますので,多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 程 平成15年11月14日(金)〜15日(土)
場 所 北里大学水産学部
〒022-0101 岩手県大船渡市三陸町越喜来字烏頭 160−4
プログラム
(1) ミニシンポジウム
A「二枚貝の漁場環境・生産性の現状と課題」 11月14日(金)13:00〜16:10
  【趣旨】 東北地方における二枚貝の安定した養殖生産や天然資源の適正な利用のためには、生産現場における生態系を含めた環境と生産性を正しく把握することが重要である。ここでは、東北沿岸域における二枚貝の漁場環境と生産性の現状やその情報に基づく二枚貝の環境収容力や資源量推定の事例を整理し、今後の持続的な漁場の利用のための課題について論議する。
コンビナー:神山孝史(水産総合研究センター東北区水産研究所)・関口勝司(岩手県水産技術センター)
B「魚類の体内情報伝達物質」 11月14日(金)13:00〜15:50
  【趣旨】 魚類増養殖の効率と質の向上には、生理機能のより深い理解が必要であり、神経系、内分泌系、免疫系による情報伝達機能の解明はとりわけ重要な意味を持つ。近年、これらの分野で新たな知見が急速に蓄積されつつあり、情報伝達物質が従来の概念を超えた多様な働きをもつことが明らかになってきた。本シンポジウムでは、主に産業上重要な魚種を対象として、神経系、内分泌系、および免疫系による情報伝達物質の最新の知見を総覧し、展望を探る。
コンビナー:高橋明義・奥村誠一(北里大学水産学部)
(2) 一般研究発表 (講演課題数によって変更の可能性あり)
  11月14日(金)16:15〜17:00
  11月15日(土)9:30〜12:30
(3) その他(一般講演の課題数によって変更の可能性あり)
  11月14日(金) 17:05〜17:45 支部評議員・幹事合同会議
17:50〜18:40 支部総会
18:45〜20:45 交歓会
申し込み方法 郵便、FAXにて、氏名・所属・連絡先・e-mailアドレス、一般研究発表の有無、演題、使用機器、ミニシンポジウム出欠、総会出欠、交歓会出欠を下記の申し込み先(事務局)にお知らせ下さい。発表の際に使用できる機器はパワーポイント(Windows版PowerPoint 2000)によるプロジェクターとOHPです。会場の都合上、なるべくパワーポイントを使用することをお勧めします。パソコンは会場で準備しますので、プレゼンテーションファイルを記録したCD-Rを受付で提出するようお願いいたします。なお、ファイルを読み込めない可能性もあるので、必ず複数のパソコンで読み込めることを確認すると共に、念のためOHPフィルムも持参して下さい。
要 旨 提 出 ・一般研究発表の講演希望者は所定の様式に従い作成した要旨をハードコピーと共に電子化ファイル(Windows MS-WORD2000以下、 一太郎Ver.12以前、図表がない場合はPDFファイルでも可)をフロッピーに記録して申し込み先(事務局)に郵送して下さい。講演要旨はハードコピーまたは打ち出し原稿をコピー製本しますので、支部で指定する様式に必ず従ってください。様式を入手できない方は事務局にE-mail等で請求してください。なお、原則として提出された原稿、フロッピーは申込者に返送いたしませんので、ご了承ください。

・今回の支部大会講演要旨は発表者の同意がある場合に日本水産学会ホームページ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsfs)の東北支部のページに掲載されます。申し込みの段階で、支部のページ掲載の可否をご記入ください。なお、掲載されるのは文字だけで、要旨中の図表は支部のページで表示されません。その旨ご了承ください。関連研究で特許を取る予定がある課題については充分な注意をお願いいたします。

○申し込み期限 平成15年10月10日(金)
○要旨締め切り日 平成15年10月24日(金)
○参加費等  
参加費 支部会員、依頼講演者:無料
非支部会員:一般1,000円、学生無料(講演要旨集代含む)
交歓会 3,000円程度(11月14日18:45〜)
申し込み先(事務局)  
〒985-0001 宮城県塩釜市新浜町3-27-5 水産総合研究センター東北区水産研究所
東北支部事務局総務担当 鈴木敏之・神山孝史
TEL(022)365-9933 FAX(022)367-1250
e-mail:tsuzuki@affrc.go.jp