平成16年度日本水産学会東北支部大会の開催について

東北支部支部長  佐藤 実

 本年度の東北支部大会を下記のとおり開催しますので,多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日  程平成16年11月5日(金)・6日(土)
場  所八戸シーガルビューホテル(旧名称 はちのへハイツ)
〒031-0841青森県八戸市大字鮫町字小舟渡平9-19
(JR八戸線鮫駅より車で約5分、JR八戸駅より車で約40分)
Tel:0178-33-3636、Fax:0178-33-9134、URL http://www.hsv-hotel.com/

プログラム
(1)ミニシンポジウム「水産物有効利用への取り組みと今後の展望」
 11月5日(金)13:30〜17:00
 【趣旨】東北地方では水産利用加工業が古くより盛んで、各地域に特色ある加工品が製造され、重要な産業的地位を築いてきた。近年、これら伝統的水産加工食品製造を支える漁獲物のなかにはその資源量の変動などにより安定的な原料供給が制限され、さらに、食に対する消費者のニーズが多様化したことなどにより水産利用加工業をめぐる環境もめまぐるしく変化してきた。このような状況の中で、今後は限られた資源を余すことなく有効に利用する取り組みや未利用資源の新たな利用法の開発などは極めて重要といえる。ここでは、東北沿岸域における有用魚介類資源の変動の現状を理解し、これら資源の新たな利用・加工法の開発についての研究成果を紹介するとともに、新たな食材を開発する技術の取り組みを通じ水産物有効利用に向けた今後の展望を討議する。
 コンビ―ナー:関口勝司(岩手水技セ)・星合愿一(宮城水加研)・柳谷 智(青森食研セ)
 【講演予定者・仮題】
 「東北海域の漁業資源の現状」 東北水研八戸支所所長 北川大二
 「アキサケの有効利用について」 岩手水技セ主任専門研究員 上田智広
 「ヨシキリザメの魚肉の加工技術開発」 宮城水加研研究員 藤原 健
 「伝統的ハタハタ加工品の特徴と新しいハタハタ加工品開発の可能性」
 秋田総食研主任研究員 塚本研一
 「通電によるサケ塩干品の食感改良研究」
 青森ふるさと食研セ総括主任研究員 松原 久
 「酵素利用による加工魚肉の物性改変」 東北大院農技術補佐員 山内晶子
(2)一般研究発表(演題数によって変更の可能性あり)
 11月6日(土)
9:30〜12:30
(3)その他
 11月5日(金)
17:10〜17:40 支部評議員・幹事合同会議
17:45〜18:05 支部総会
18:15〜20:15 交歓会
申し込み方法
 郵便またはFAXにて、氏名・所属・連絡先・e-mailアドレス、一般研究発表の有無、演題、使用機器、ミニシンポジウム出欠、総会出欠、交歓会出欠および宿泊の有無を下記の申し込み先(事務局)にお知らせ下さい。
発表方法
 講演時間は発表・12分、討論・3分の計15分です。発表の際に使用できる機器はパワーポイント(Windows版PowerPoint 2000)による液晶プロジェクターとOHPです。会場の都合上、なるべくパワーポイントを使用して下さい。パソコンは会場で準備しますので、プレゼンテーションファイルを記録したCD-Rを受付で提出するようお願いいたします。パソコンを持ち込み会場のプロジェクターに接続することはできません。CD-Rの提出については、ファイルを読み込む作業がありますので、CD-Rとスリーブ(ケース)に演者名を明記の上、5日のシンポジウム終了時までに受付に提出されるようお願いいたします。なお、ファイルを読み込めない可能性もありますので、必ず複数のパソコンで読み込めることを確認すると共に念のためOHPフィルムも持参して下さい。

要旨提出
一般研究発表の講演希望者は所定の様式に従い作成した要旨をハードコピーと共に電子化ファイル(Windows MS-WORD2000以前、一太郎Ver.12以前、図表がない場合はPDFファイルでも可)をフロッピーに記録して申し込み先(事務局)に郵送して下さい。講演要旨はハードコピーまたは打ち出し原稿をコピー製本しますので、支部指定の様式に必ず従って下さい。様式を入手できない方は事務局にE-mail等で請求して下さい。なお、原則として提出された原稿、フロッピーは申込者に返却いたしませんのでご了承ください。
今回の支部大会講演要旨は発表者の同意がある場合に日本水産学会ホームページ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsfs)の東北支部のページに掲載されます。申し込みの段階で、支部のページ掲載の可否をご記入ください。なお、掲載されるのは文字だけで、要旨中の図表は支部のページで表示されません。その旨ご了承ください。関連研究で特許を取る予定がある課題については充分な注意をお願いいたします。

申し込み締切日平成16年10月 1日(金)
要旨提出締切日平成16年10月15日(金)
参 加 費 等(当日、受付にてお支払い下さい)
 参加費支部会員、依頼講演者:無料
非支部会員:一般1,000円、学生無料(講演要旨集代含む)
 交歓会費2,000円(但し宿泊者。非宿泊者は5,000円)
申し込み先(事務局)〒981-8555 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1-1
東北大学大学院農学研究科水産資源化学研究室
東北支部事務局総務担当 山口敏康・中野俊樹
Tel:022-717-8737(山口)、8738(中野)、Fax:022-717-8739
E-mail: ymg@bios.tohoku.ac.jp (山口)
E-mail: nakanot@bios.tohoku.ac.jp (中野)
宿泊案内
 宿泊をご希望の方は10月1日までに申し込み先(事務局)にお知らせ下さい。事務局で一括してホテルを予約いたします。ホテルは八戸シーガルビューホテル(1部屋4名、1泊2食付きで6,500円、税・サービス料込み)を予定しております。JR八戸線鮫駅からホテルまでの送迎の用意があります(送迎バス:11月5日(金)12:50鮫駅発。JR八戸線12:44鮫駅着の普通電車に合せて運行する予定)。また、シーガルビューホテル宿泊者でこれ以外の時間に到着される方は、事前にホテルに連絡すれば鮫駅まで迎えてくれます。なお、ご自分で宿泊先を予約された方には送迎は用意しておりませんのでご了承下さい。申し込み後、予約の取り消しについては前日で宿泊料の50%、当日以降は100%の取り消し料がかかりますのでご注意ください。
その他
 昼食は大会会場ホテル内のレストランで取ることが可能です。
大会会場案内
 会場ホテルのURLから閲覧下さい。