平成15年度日本水産学会東北支部第1回幹事会 議事録(案)

期 日:平成15年6月20日(金)14:00〜17:00
場 所:東北大学農学部(宮城県仙台市)
出席者:稲田伊史(支部長 東北水研)西洞孝広(岩手水技セ)、小池一彦(北里大水)、中村 修(北里大水)、山田潤一(秋田水振セ)、角田 出(石巻専大)、中野俊樹(東北大農)、大越和加(東北大農)、茂木省三(山形水試)、藤田恒雄(福島水試)佐古 浩、鈴木敏之、神山孝史、高見秀輝、杉崎宏哉、瀧 憲司(事務局 東北水研)

議事 
1.稲田支部長からの挨拶があった。
2.自己紹介の後、佐古事務局長の進行のもとで議事が進められた。
3. 議題
(1)事務局総務担当から平成15年度の役員名簿の変更点についての説明と平成14年度事業報告(案)についての提案があり、承認された。
(2)事務局編集担当から平成14年度編集報告(案)についての提案があり、承認された。会報の内容について問題点が指摘され、それぞれに以下のように対応することになった。
 1)支部大会の講演要旨の書き方に統一性がないので、事務局でフォーム案を作成する。
 2)今後、支部例会特別講演の紹介の部分に本人の了解を得た上で顔写真も入れることになった。
 3)名簿の中で学生会員が抜け落ちていることがわかり、後日、訂正を送付することになった。
 4) 名簿には最新のものを入れるべきか、会報発行時のものを入れるべきか論議が行われた。会報に掲載する名簿は、発行時のものに従うこととした。ただし、新年度の名簿の必要性も指摘され、今年度の場合、幹事対応可能な機関の支部会員には幹事を通じて新年度の名簿を配布することにした。新年度の名簿の送付については今後の検討事項とした。
 5) 幹事にその所属会員へ会報をまとめて送付する場合、タックシールと配布リストを同封してもらいたいという要望があり、今後事務局で対応することにした。
(3)事務局会計担当から平成14年度会計報告(案)について提案があり、承認された。印刷製本費の増加が目立ったが、例会の講演要旨も掲載するなど計画時に予想されなかったページ数の増加である旨、説明があった。会報の会計報告の部分に訂正があることを報告し、差し替えを上記の名簿((2)-3)参照)と同様に会員へ送付することになった。また、合同大会用の会議費の工面が将来必要である旨の指摘があり、合同大会用経費の積み立てや本部への特別費要求などについて検討することになった。
(4)平成15年度事業計画(案)について事務局総務担当から提案がり、承認された。支部例会の特別講演の該当者を今後探すことになった。
(5)平成15年度編集計画(案)について事務局編集担当から提案があった。支部大会の講演要旨集についてミニシンポジウム用ページ数が多く、研究発表の部分が少ないという指摘があった。また、支部会報の支部大会関係については状況に応じてページ数を配分し、予算に応じてレイアウトを工夫することとした。
(6)平成15年度会計計画(案)について事務局会計担当から提案があった。支部大会開催機関幹事から支部大会開催時に交通の便をよくするため、シャトルバス等のチャーターを検討中であり、その費用を事業費の会議費からの拠出を検討してほしい旨要望が出された。必要予算の状況を見て事務局で対応することになった。
(7)その他(検討事項)
1)平成15年度日本水産学会東北支部大会について
 ミニシンポジウムについて、東北水研から水研・水試担当テーマとして「二枚貝・藻類の漁場環境・生産性の現状と課題」(仮題)、北里大学から若手大学研究者担当テーマとして「魚類体内の情報伝達物質」が提案され、了承された。前者については、今後、話題提供者を探すため関連研究者の情報の提供をお願いした。大会時に評議員・幹事合同会議を開催すること、大会運営に関する詳しいことは大会実行委員会に一任することで了承された。
 【関連事項】
 ●ミニシンポジウムの開催時間をある程度固定すべきという意見があり、11月14日13:30-16:00の時間帯で開催することにした。
 ●支部大会の講演要旨のフォームについての論議が行われた。1課題あたりのスペース(A4用紙1枚等)を決めて、図表のはめ込みも可能とすることで了承された。その他フォーム案作成は事務局一任ということになった。
 ●上記フォームに従い作成された要旨は、本人の了解を得たのち水産学会ホームページの東北支部のページにも公開されることになるが、その際の要旨からは図表を除いた形で掲載することで了承された。その際には、支部のページの中に図表を除いて掲載している旨の説明を入れるようにすることとした。
 ● 支部のページに講演要旨を掲載することについて、本人の了解を得る際には、関連知見で特許をとる予定者には注意を呼びかける旨、説明があった。また、著作権の問題について質問があり、事務局で注意事項を確認することになった。
2)次期北海道・東北合同支部大会について
 事務局から、今後、東北大学幹事に関係者内で合同支部大会開催のスケジュールを検討して頂きたい旨お願いし、了解された。
3)事務局の担当機関について
 事務局担当機関から県機関を除くことについて議論があった。県機関が事務局輪番から外れる代わりに、支部大会の開催幹事を県機関中心で務めることについて意見が出され、いくつかの県から事務局負担は困難であるが、大会開催が可能であること、また、ある県から開催時期は機械的に順番を決めておいた方がよいとの意見が出され、この案を今後の検討材料とすることになった。
4)H16年度支部大会の開催地、開催幹事について
 事務局から青森県から開催幹事を担当できないという事前の連絡を紹介した。この点から東北水研がH16年度の支部大会開催幹事ということで今後検討することになった。
5)その他(支部の活性化関連)
 ●支部長から県機関の幹事に県機関の会員の学会活動への評価の現状について質問があり、一部の県では評価制度が導入されて学会発表が促進されている状況にあるが、多くの県では試験場場長の考え方によって異なったり、活動を阻害する要因はないが研究に費やすことのできる時間がないなどの問題点が上げられた。最後に、支部長から県水試等の幹事は評議員が出ていない県もあるので、幹事は幹事会になるべく出席してほしい旨お願いがあった。
 ●シンポジウムでの発表を支部長から依頼講演という形にしたほうが、発表しやすいという提案が行われた。
 ●支部活性化のため支部で賞を作る案、会報での発表が業績対象となるようレフリー制を導入する等、工面することが要望として出され、具体的可能性について事務局で検討することとした。