平成21年度 日本水産学会近畿支部前期例会シンポジウム

近畿支部支部長 左子芳彦

 本年度前期の近畿支部例会を下記のとおり開催します。多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日時:平成21年7月18日(土)13:00〜17:10
場所:明石市民会館中ホール
企画者:鷲尾圭司、真鍋武彦、反田 實、高瀬博文
後援:兵庫県、明石市、JF兵庫漁連
参加費:無料

題目:「ひょうごの魚と海−変わりゆく海と魚食普及−」

主旨:瀬戸内海にあって、有数の漁業地域を形成している明石海峡を中心に、大阪湾と播磨灘では多彩な漁業活動が展開されてきた。しかし、その海の環境は富栄養化から逆方向へと大きく変遷してきているという指摘もある。今回は、「ひょうごの魚と海−変わりゆく海と魚食普及−」と題してこの海の変容を見るとともに、その中で行われている漁業や水産物利用の実情を検討し、今後の瀬戸内海漁業への指針を探りたい。折から、兵庫県の水産会館が明石市に移転する運びとなり、産官学が一体となった取り組みの緒となることを願う。
プログラム:
 13:00〜13:10開会挨拶 左子芳彦(京大院農)
  開催地挨拶(明石市)
  主旨説明 真鍋武彦(財 国際エメックスセンター)
「変わりゆくひょうごの海と今後の課題」座長 真鍋武彦(財 国際エメックスセンター)
 13:10〜13:40変わりゆく大阪湾中嶋昌紀(大阪環農水総研)
 13:40〜14:10変わりゆく播磨灘原田和弘(兵庫農水技総セ)
 14:10〜14:40「きれいな海」から「豊かな海へ」
−健全な海の姿を探求する−
相馬明郎(みずほ情報総研)
 14:40〜14:55前半の質疑応答
 休憩(14:55〜15:10)
「浜の魚の魅力と魚食普及」座長 鷲尾圭司(水産大学校)
 15:10〜15:40明石の魚−扱いと流通−山嵜清張(JF兵庫漁連)
 15:40〜16:10明石前物の魅力とこだわり松谷佳邦(松庄商店)
 16:10〜16:40ひょうごのノリと魚高瀬博文(JF兵庫漁連兵庫のり研究所)
  地魚の魅力と魚食普及鷲尾圭司(水産大学校)
「総合討論」16:40〜17:10座長 反田 實(兵庫農水技総セ)
閉会の挨拶
懇談会18:00〜20:00サンピア明石
問合せ先:日本水産学会近畿支部事務局(担当:吉田)
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学大学院農学研究科 応用生物科学専攻 海洋分子微生物分野内
Tel/Fax 075-753-6226 Email yoshiten@kais.kyoto-u.ac.jp
(*メール送信の際にはアドレスの「@」を半角にしてください)