平成29年度日本水産学会北海道支部大会の開催について

北海道支部支部長 安井 肇
支部大会委員長  帰山雅秀

 日本水産学会北海道支部大会を下記のとおり開催します。大会では一般研究発表に加え、シンポジウムおよび若手の会講演会を開催しますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 程  平成29年12月9日(土)午後、10日(日)午前・午後
場 所  北海道大学国際連携機構(12月9日:札幌市北区北15条西8丁目)
北海道大学大学院地球環境科学研究院(12月10日:札幌市北区北10条西5丁目)
プログラム
 12月9日(土): 北海道大学国際連携機構
13:00―17:00 一般研究発表(第1会場:大講義室111号室、第2会場:大会議室)
17:15―17:30 最優秀講演賞・最優秀学生講演賞授賞式(第1会場:大講義室111号室)
18:00―20:00 交歓会(エンレイソウ エルム 札幌市北区北11条西8丁目)
 12月10日(日): 北海道大学大学院地球環境科学研究院
09:00― 9:45 支部幹事会(小講義室D102)
10:00―10:45 支部総会(大講義室D201)
11:00―12:00 若手の会講演会(大講義室D201)
13:00―16:45 公開シンポジウム(大講義室D201)

若手の会講演会「トラフグ育種への代理親魚技術の利用と展開」
   吉川廣幸(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産大学校生物生産学科 助教)
公開シンポジウム「みなと(漁港)で、いさり(漁業)を考える」
企画責任者:櫻井 泉(東海大生物)・大橋正臣(寒地土研)・山口幹人(稚内水試)
開催趣旨:漁港を核とした漁業地域は、水産物供給に加えて漁業者による海難救助や国境監視、環境モニタリングといった多面的機能を通じて国民の生命・財産を守る重要な役割を果たしている。しかし、道内の漁業地域では、高齢化・過疎化の進行に伴う漁港利用者の減少が顕在化しており、一部地域では漁港機能の統合も進められている状況にある。そこで、本シンポジウムでは、漁港利用の現状と課題を整理しつつ、遊休化した漁港を蓄養や養殖の場として有効活用しようとする取組について話題提供をいただきながら、漁業地域の活性化に向けた漁港の在り方について考えていきたい。
1. 北海道の漁港漁村を取り巻く現状と取組 田中郁也(北海道開発局)
2. 北海道の漁港利用の現状と新たな取り組み 山本和人(北海道庁)
3. 取組事例  
  1)日本海南部海域における二枚貝垂下養殖の取り組み 清水洋平(道中央水試)
  2)漁港を活用したマナマコ中間育成試験 山田俊郎(西村組)
  3)クロソイ養殖の中止事例から推察される北海道での魚類養殖振興に向けた課題 佐藤敦一(道さけます内水試)
  4)北海道の漁港・港湾における泊地の有効利用について 伊藤敏朗(寒地土研)
4. 総合討論(進行:櫻井 泉・山口幹人)  

申込方法
1. 郵便、FaxまたはE-mailにて、氏名・所属・連絡先(住所・電話番号・Fax番号・E-mail アドレス)、一般研究発表の有無(有の場合は演題名も)、シンポジウム・若手の会講演会・会員交歓会等の出欠を下記の申込先宛にお知らせ下さい。また、最優秀講演賞および最優秀学生講演賞選考希望の有無を併せてお知らせ下さい。
2. 発表申込・要旨締切日 平成29年11月10日(金)
(講演要旨の作成要領は、日本水産学会ホームページ内「支部のページ」にある北海道支部(http://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/SHIBU/HO-DOU/index.html)のページを参照してください。)
3. 参加のみの場合の申込締切日 平成29年11月30日(木)
4. 申込先
 〒005-8601 札幌市南区南沢5条1丁目1-1
 東海大学生物学部 平成29年度日本水産学会北海道支部大会事務局 櫻井 泉
 Tel:011-571-5111 Fax:011-571-7879 E-mail: sakurai@tokai.ac.jp
5. 参加費等 大会・会員交歓会参加費は当日会場にて徴収します。
 大会1,000円(講演要旨集代を含みます。ただし、学生参加者およびシンポジウムへの一般参加者は無料とします。)
 交歓会 5,000円程度を予定しています(学生参加者は2,500円)。
6. 問い合わせ先
 平成29年度日本水産学会北海道支部大会事務局
  東海大学生物学部(〒005-8601札幌市南区南沢5条1丁目1-1)
   櫻井 泉・北 夕紀
    Tel: 011-571-5111 Fax: 011-571-7879 E-mail: sakurai@tokai.ac.jp
支部会員には封書にて案内を送付します。また、プログラム・発表方法・要旨作成等の詳細については、日本水産学会ホームページ内「支部のページ」の北海道支部のページに随時掲載しますのでご覧下さい。