平成22年度日本水産学会中部支部大会の開催について

中部支部支部長 青海忠久

本年度の中部支部大会を下記の日程で開催いたします。
多数の御参加を下さいますようお願い申し上げます。

日 時:   平成22年11月26日(金) 10:00〜17:00
場 所:   静岡県水産技術研究所 大会議室
〒425-0033 静岡県焼津市小川 3690
電話番号:054-627-1815(代) FAX:054-627-3084

プログラム(予定)
10:00〜12:30   一般研究発表(口頭)
12:30〜13:30   ポスター発表説明(10:00〜18:00 ポスター掲示期間)
12:30〜13:30   昼休み
12:40〜13:20   支部評議員会
13:30〜14:00   総会
14:30〜17:00   ミニシンポジウム 「カツオ丸ごと早分かり」

ミニシンポジウム
 テーマ 「カツオ丸ごと早分かり」
 趣 旨
 我が国では古くから沿岸・近海に来遊するカツオを多様な形で利用しており、特にカツオ節は、ダシや削り節ばかりでなく様々な加工食品の天然調味料として用いられており、日本の食文化や日本人の食生活に欠かせない。一方で、世界的な水産物需要の増大によりカツオを主原料とする缶詰生産がタイを中心に急増している。このため、近年、カツオ漁業には主漁場である中西部大平洋の熱帯海域を中心に多様な国や地域が大規模に参入し、中西部太平洋全体のカツオ漁獲量は継続的に増大している。このような情勢下、我が国のカツオ漁業は燃油等の経費増大や需給や流通市場を巡る国際的競争の激化等、多くの問題にさらされている。また、中西部大平洋の全体的な資源評価結果と日本近海での漁模様とが必ずしも一致していない状況も指摘されている。本ミニシンポジウムでは、カツオの生物・資源・漁業から加工利用にわたり広く最新の話題を提供してカツオを丸ごと手早く理解できるよう現状を整理し、今後のカツオ資源の持続的利用について考える糸口とすることを目的としている。

プログラム
 1.シンポジウム趣旨説明 鈴木伸洋(東海大)
 2.カツオの生物生態 清藤秀理(水研セ遠洋水研)
 3.カツオの資源 魚ア浩司(水研セ遠洋水研)
 4.カツオの漁業 増田 傑(静岡水技研)
 5.カツオの加工利用 平塚聖一(静岡水技研)
 6.古代鰹節の再現 高橋俊之(焼津鰹節水産加工業協同組合)
 7.総合討論 (進行: 静岡水技研・東海大・水研セ遠洋水研)

一般研究発表
 ・  口頭発表かポスター発表を選択できますが、時間の都合でご希望に添えない場合があります。
 ・  口頭発表の時間は15分(質疑応答を含む)を予定していますが、申し込み演題数により変更される場合があります。
発表の時に使用できる機器は液晶プロジェクタと Windows 版 PowerPoint2007(Windows XP使用)です。
 ・  ポスター発表に使用できるパネルのサイズは1発表あたり900mm(横)×1500mm(縦)です。
パネルの上下左右に十分な余裕をもてるようにポスターを作製してください。
会場に画鋲等は用意します。
展示物は発表者自身が貼り付け、展示終了後すみやかに撤去してください。

申し込み方法
 支部会員の皆様には、封書にてご案内をお送りいたします。
 その他の方は、下記、日本水産学会中部支部事務局に御連絡下さい。

参加費
  無料

参加・講演申し込み期限
  平成22年10月29日(金)

講演要旨作成要領
氏名および所属機関を記載の上、研究の【目的】、【方法】、【結果】、【考察】、【結論】の順で小見出しをつけて分かりやすく、以下の要領で作成してください。

  1. 原稿
    原稿はワードプロセッサーで作成して下さい。
    原稿はそのままA4版で印刷(モノクロコピー)されます。用紙は原則、A4一枚以内とします。
    また、余白は上下30mm、左右25mmのマージンを設定して下さい。
    作成アプリケーションは MS-Word を推奨いたします。
  2. 研究題目
    研究内容を的確に表した題目を16ポイント(ゴシック体)で記入。
  3. 著者
    著者名は研究題目のあと1行あけて記入。
    著者が連名の場合は「・」で連ね、発表者の左側に○を付す。
    また、所属の略称をかっこ書きで記入。10ポイント (明朝体)。
  4. 本文
    本文は、著者のあとに1行あけて40字×25行で記入。10ポイント(明朝体)。
  5. 図表・写真
    図表・写真が必要な場合は、本文枠内に張り付ける。ただし、印刷(コピー)は白黒。
  6. 原稿の提出方法
    ワードプロセッサーで作成した原稿を電子メールの添付書類でお送り下さい。
    要旨送付先: turtlea@affrc.go.jp (阿部寧: 遠洋水産研究所・業務推進課長)
    Subject: 中部支部大会要旨 氏名 (例;中部支部大会要旨 中部支部子)
    ファイル名:発表者氏名(2題の場合は、1,2を末尾につける)(例;Chubu Shibuko1)
  7. 要旨提出の締め切り
    平成 22 年 10 月 29 日 (金)

問い合わせ先
日本水産学会中部支部事務局 (担当: 水田尚志)
福井県立大学 海洋生物資源学科 〒917-0003 福井県小浜市学園町 1-1
Tel: 0770-52-9612(直通) 、Fax: 0770-52-6003、email: mizuta@fpu.ac.jp
支部大会現地事務局 (担当: 阿部 寧)
遠洋水産研究所 業務推進課 〒424-8633 静岡県静岡市清水区折戸5-7-1
Tel: 054-336-6013(直通) 、Fax: 054-335-9642、email: turtlea@affrc.go.jp