ISSN 0021-5392
NSUGAF 80(1) 1-176 (2014)
巻頭言 | |
地域イノベーションを担う人材の育成について | |
山内晧平 | 1 |
報文 | |
徳島産および韓国産ハモの体成分の比較 | |
岡﨑孝博,吉本亮子,上田幸男,浜野龍夫 | 2 |
イカ釣り操業船周囲におけるスルメイカの行動特性 | |
四方崇文,持平純一,三木智宏,渡部俊広 | 9 |
18S rRNA 遺伝子による広島湾潮間帯における海産自由生活性線虫類の遺伝的解析 | |
辻野 睦,三好達夫,内田基晴 | 16 |
サワラ仔魚における耳石透明帯と不透明帯の形成時間 | |
河野悌昌,高橋 誠,島 康洋 | 21 |
福島県産海産物の放射性セシウム濃度による汚染状況の類型化 | |
吉川貴志,八木信行,黒倉 壽 | 27 |
出荷戦略と漁労作業の特徴を反映したマコンブ養殖漁業経営体の分類 ―北海道福島地区における作業研究事例― | |
藤井陽介,山下成治 | 34 |
琵琶湖における届出制によるビワマス引縄釣遊漁の現状把握 | |
菅原和宏,井出充彦,酒井明久,鈴木隆夫,久米宏人,亀甲武志,西森克浩,関 慎介 | 45 |
瀬戸内海西部における市場でのハモの魚体測定方法(短報) | |
亘 真吾,村田 実,馬場俊典,樋下雄一,三代和樹,尾田成幸,石谷 誠 | 53 |
低水温期におけるクエ Epinephelus bruneus とマハタ E. septemfasciatus の成長量および摂餌量の変化(短報) | |
井上誠章,岩崎隆志,加治俊二 | 56 |
特集 | |
私なりの里海論・里海感・里海的取組―里海の概念の具象化に向けて―Part II | |
企画趣旨 | |
内田基晴 | 59 |
里海づくりに向けた行政の取組 | |
西田隆行 | 61 |
“里海の世界”と漁村のくらし | |
大浦佳代 | 63 |
里海は住民との精神的つながりで育まれる | |
工藤孝浩 | 66 |
里海のまち志摩市で進める沿岸遊休地の干潟再生 | |
国分秀樹 | 69 |
アマモとカキの里海“ひなせ千軒漁師町”(岡山県日生) | |
田中丈裕 | 72 |
水辺に遊ぶ会が目指す里海とは | |
足利由紀子 | 76 |
シンポジウム記録 | |
日本水産学会創立 80 周年記念理事会主催シンポジウム | |
日本水産学会のこれから―東日本大震災を越えて― | |
はじめに | |
和田時夫,佐藤秀一,黒倉 壽 | 81 |
I.水産学の将来と日米連携 | |
基調講演-1. 漁業および海洋の管理のための社会の能力開発における教育の役割 | |
Barbara A. Knuth | 83 |
基調講演-2. 全球的な環境変動のもとでの水産学 | |
古谷 研 | 84 |
1. アメリカ水産学会と日本水産学会の間での水産科学における太平洋を挟んだ協力と知見の共有 | |
T. Douglas Beard, Jr. | 86 |
2. 水産物の高度利用に向けての取組 | |
岡﨑惠美子 | 87 |
3. コメント―北太平洋,ベーリング海,チャクチ海における日米共同研究の概要 | |
桜井泰憲 | 89 |
4. コメント―水産海洋学研究における日米連携とその将来 | |
大関芳沖 | 90 |
II.東日本大震災災害復興支援と日本水産学会のこれから | |
1. 東日本大震災災害復興支援検討委員会から―活動経過と今後の方針 | |
東海 正 | 91 |
2. 海洋生態系及び水産業への東日本大震災の影響と復興支援の取組 | |
小谷祐一 | 93 |
3. 水産生物に関する放射能調査のこれまでの成果と今後の課題 | |
渡邊朝生 | 95 |
4. 水産業の復興状況と今後の課題 | |
八木信行 | 97 |
5. 日本水産学会の将来計画―復興支援を念頭に | |
和田時夫 | 99 |
真珠研究の最前線―真珠養殖技術の革新を目指して― | |
はじめに | |
淡路雅彦,古丸 明,舩原大輔,永井清仁 | 101 |
I.真珠形成の分子メカニズム | |
1. 真珠から始まる貝殻タンパク質研究 | |
宮本裕史 | 102 |
2. トランスクリプトーム解析による新規真珠形成関連遺伝子候補の探索 | |
木下滋晴 | 103 |
3. RNA 干渉法による新規真珠形成関連遺伝子の同定 | |
舩原大輔 | 104 |
4. アコヤガイのゲノム生物学 | |
竹内 猛 | 105 |
5. 真珠袋で発現する遺伝子と真珠品質 | |
古丸 明 | 106 |
II.真珠養殖技術の改良 | |
1. アコヤガイの育種 | |
正岡哲治 | 107 |
2. 黄色系アコヤガイ真珠の色素とその特性 | |
柿沼 誠 | 108 |
3. 真珠養殖の生産性向上に関する取組 | |
岩永俊介 | 109 |
4. 外套膜外面上皮細胞の移植による真珠形成 | |
淡路雅彦 | 110 |
III.真珠養殖の課題 | |
1. 赤変病の病原体究明の現状 | |
中易千早 | 111 |
2. 英虞湾における真珠養殖漁場環境の問題点 | |
国分秀樹 | 112 |
3. 高度化利用による持続可能なゼロ・エミッションへの取組 | |
前山 薫 | 113 |
4. 真珠研究の最前線と養殖真珠産業の展望 | |
永井清仁 | 114 |
ミニシンポジウム記録 | |
志摩半島周辺海域における二枚貝類養殖の現状 | |
はじめに | |
日向野純也,青木秀夫,古丸 明 | 115 |
I.伊勢湾口におけるマガキ天然採苗と遺伝的特性 | |
1. 伊勢湾口海域におけるマガキ種苗の確保とその特性 | |
松本才絵 | 116 |
2. 日本産マガキ Crassostrea gigas の遺伝的特性 | |
三宅琢也 | 117 |
II.アコヤガイ養殖技術開発の現状と問題点 | |
1. アコヤガイ挿核技術開発の現状と展望 | |
渥美貴史 | 118 |
2. アコヤガイ母貝,ピース貝の改良の現状と問題点 | |
青木秀夫 | 119 |
III.伊勢湾海域におけるアサリ資源の現状と垂下養殖技術開発 | |
1. 伊勢湾におけるアサリ漁業生産の現状と回復に向けた課題 | |
水野知巳 | 120 |
2. アサリ垂下養殖の取組 | |
日向野純也 | 121 |
懇話会ニュース | |
水産増殖懇話会 | |
122 | |
支部のページ | |
平成 25 年度中部支部活動報告 | |
淀 太我,吉川 尚 | 126 |
日本水産学会近畿支部前期例会「海洋生物のつながりから瀬戸内海の今を考える」 | |
反田 實 | 128 |
水産研究のフロントから | |
水産総合研究センター東北区水産研究所八戸庁舎 | |
山田陽巳 | 131 |
日本魚病学会の紹介 | |
片桐孝之 | 132 |
マリンバイオテクノロジー学会の紹介 | |
今田千秋 | 133 |
新刊書紹介 | |
134 | |
話題 | |
水産総合研究センターまぐろ飼育研究施設の稼働 | |
虫明敬一,松本 淳 | 138 |
平成 25 年度日本水産学会秋季大会を開催して | |
吉松隆夫 | 141 |
企業だより | |
『飼は食を司る』 | |
中部飼料株式会社 | 144 |
日本水産学会誌 第 80 巻 第 1 号掲載報文要旨 | |
146 | |
Fisheries Science Vol. 79, No. 6 掲載報文要旨 | |
148 | |
理事会だより | |
151 | |
会告・会報 | |
153 |