とれた魚が港で揚げられて、港の外へ運ばれるまでを見てみよう。 魚は鮮度が命。 あっという間に出荷されていくんだ。
2艘並んで入ってきた。 今日の漁はどうだったかな?
漁協の荷さばき所の前に、船を停める。
とれたての魚が運ばれてきた。
大量にとれた小さな鰯などは、 船から直接トラックへ。
「5.5キロ。大きいのがとれたねえ!」
ついさっきまで 千葉の沖で泳いでいた魚たち。 今日は大物が多い。
これはスズキ。
まず、魚を種類ごとに仕分けする。
大量にとれる白魚や セグロイワシ、 カタクチイワシなどは トン単位。
種類ごとに仕分けする。
とれた魚は、漁協がまとめて市場へ売る。 その後で、とれた量に応じて漁協からお金を受け取る。 だから重さをしっかりはかっておくんだ。
イワシを運ぶトラックが、まず荷台になにも積まない からっぽの状態でトラックごと重さをはかり、 その後魚を積んでからもう一度はかる。その差が、魚の重さというわけ。 漁協の建物の近くには、道路の下に計測器をうめこんだ ところがあって、トラックはそこに乗って重さをはかるんだ。
ひらめなどの高級魚は、いい値段がつくように生きたまま運ぶ。 活魚専用のトラックがくるまで、この水槽の中で大切に保護しておく。
見事な大びらめ!
「いっぱいとれて良かったねえ」
ケースに氷をつめて、 トラックまでフォークリフトで運ぶ。
あいた水槽に氷を入れる。 港には氷をいれておく冷凍庫があって、 そこからトラックで船まで運ぶ。
次々とトラックがやってくる。
掃除をして、今日の仕事はおしまい。