九州大学大学院農学研究院 資源生物科学部
動物・海洋生物科学講座 アクアフィールド科学分野

助教候補者選考委員会委員長
大嶋 雄治

九州大学大学院農学研究院 資源生物科学部門
動物・海洋生物科学講座 アクアフィールド科学分野
助教候補者の公募について

 本選考委員会は下記のとおり九州大学農学研究院資源生物科学部門動物・海洋生物科学講座 アクアフィールド科学分野 助教候補者を公募致します。

1.職・人数
助教・1名
2.任期
①5年、1回の任期更新が可能
②65歳に達する日の属する年度の末日を越えての雇用は不可とする。
3.所属・職務内容
  今回採用する助教は、大学院農学研究院資源生物科学部門動物・海洋生物科学講座に所属し、大学院生物資源環境科学府資源生物科学専攻動物・海洋生物資源学教育コース担当教員および農学部生物資源環境学科動物生産科学コース担当教員となります。
  動物・海洋生物科学講座は、家畜生体機構学分野、動物繁殖生理学分野、畜産化学分野、代謝・行動制御学分野、家畜生産生態学分野、海洋生物学分野、水産増殖学分野、水産生物環境学分野、アクアフィールド科学分野の9研究分野から構成されており、陸圏・水圏を包括した食料資源の持続的安定供給、革新的生産技術、保護管理および資源生物生存環境の保全を目指した、分子・細胞から生態系に至る幅広い分野における教育・研究を行っています。
  このうち、アクアフィールド科学分野は、水産資源生物の再生産機構の解明と増養殖技術の開発、および、その持続的利用を可能とする水圏環境の保全技術開発に関する教育研究を行っています。
  今回採用する助教としては、附属水産実験所の管理・運営を担当すると共に、
 (1) 水産無脊椎動物を中心とした水圏資源生物の再生産機構の解明に向けた学際的研究
 (2) 水産無脊椎動物を中心とした水圏資源生物の再生産機構に基づいた新たな増養殖技術の開発などの研究を推進しうる方を求めています。
  また、上記の研究活動に加えて、以下の様な国際貢献・社会貢献活動を積極的に進めることができる方を求めています。
 (1) 水産無脊椎動物を中心とした水圏資源生物の増養殖技術に関する専門的知識の提供
 (2) 留学生の積極的受け入れ,アジア諸国における大学および水圏研究機関との共同研究の推進
 (3) 学内外からの、教育・研究における附属水産実験所利用の推進
 (4) 水圏生物・水圏生態系を題材とした初等・中等教育への貢献、など。
3.採用予定時期
農学研究院教授会承認後、可能な限り早い時期
4.応募資格
博士の学位を有するとともに、上記の領域において優れた業績と該博な識見を有し、附属水産実験所の管理運営を分担すると共に、学部および大学院担当教員として学生の教育や研究指導に熱意をもって取り組む方
5.担当授業科目
 (1) 大学院(修士課程)
(資源生物科学専攻動物・海洋生物資源学教育コース)
動物海洋生物資源学輪講(分担),動物・海洋生物資源学プロジェクト演習(分担),アクアフィールド科学演習(分担)など
 (2) 学部
(動物生産科学コース水産科学分野)
基礎生物学実験(分担)、水産生物学実験第二(分担)、アクアフィールド科学実習(分担)、卒業研究など
(基幹教育)
フィールド科学研究入門アクアフィールドプログラム等
(国際コース)
Environmental and Ecological Science for Animal Production(分担)等
なお、英語による授業および研究指導も担当して頂きます。
6.提出書類
 (1) 略歴書
 (2) 学位取得証明書
 (3) 研究業績
 1. 原著論文:著者名、題名、掲載雑誌名、巻、号、頁、発行年
 (i)査読付雑誌、(ii)査読なし雑誌、(iii)査読付き国際学会プロシーディングス、(iv)その他、で区分すること
 注:原著論文には、応募者にアンダーライン、責任著者に*を附すこと
 2. 著書:著者名、題名、発行所、発行年
 3. 総説・解説等:著者名、題名、掲載雑誌名、巻、号、頁、発行年
 4. 特許:発明者名、発明の名称、特許番号、特許登録年月
 5. 学会での受賞:受賞者名、賞の名称、受賞内容、学会名、受賞年月
 6. 国際学会等招待講演:講演者名、講演題目、講演学会名、講演年月
 7. 競争的資金:最近10年間の科研費を含む全ての外部資金および所属機関内の競争的資金の名称、採択課題名、期間、金額、代表・分担の別を記すこと
 8. 教育実績:教育実績がある場合は、その内容を記すこと
 9. その他:特記すべき事項
 (4) 主要論文の別刷り又はその写し(5編以内)
 (5) これまでの研究の概要と今後の研究に対する抱負(1,000 字程度)
 (6) 今後の教育に対する抱負(1,000 字程度)
 (7) 推薦書
自薦の場合:自薦書および応募者の教育・研究等について問合わせのできる方2名の氏名および連絡先
他薦の場合:推薦書(1通)
 (1)〜(5) の資料は、印刷物とは別に、pdf化しCDまたはUSBメモリーに保存したものも提出してください。
7.面接等
審査の過程で面接を行う場合があります。その際の旅費・滞在費は応募者の自己負担と致します。
8.提出締切
平成30年10月31日(火)必着
9.問い合わせ及び提出書類の送付先
〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10−1
九州大学大学院農学研究院 資源生物科学部門 大嶋 雄治
(アクアフィールド科学分野助教候補者選考委員会委員長)
電話:092-642-2904
E-mail:yoshima@agr.kyushu-u.ac.jp
書類は書留またはそれに準ずる方法で提出のこと
10.その他
 (1) 九州大学では、男女共同参画社会基本法(平成11年法律第78号)の精神に則り、教員の選考を行います。また、「障害者基本法(昭和45年法律第84号)」、「障害者の雇用の促進等に関する法律(昭和35年法律第123号)」及び「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25年法律第65号)」の趣旨に則り、教員の選考を行います。
 (2) 本研究院、学府、学部等の教育研究概要等は、ホームページ(http://www.agr.kyushu-u.ac.jp)を参照してください。
 (3) 送付された資料は返却いたしませんが、選考以外の目的には使用しません。
 (4) 採用された場合、年俸制教員となる可能性があります。
 (5) 給与等についての問い合わせ先:九州大学農学部庶務係(電話:092-642-2802)