このたび、東京海洋大学では、海洋生物資源学部門 (応用藻類学)准教授を以下のように公募することになりました。
公募の詳細は、次のウェブページをご覧下さい。
https://www.kaiyodai.ac.jp/company/recruitment/teacher/adopted/201709261015.html
1 募集人員
 准教授 1名(常勤)
2 所  属
 学術研究院 海洋生物資源学部門
3 担当する教育研究内容
  海洋生物資源学部門では,水圏生物の生理・生態について理解を深め,それら生物が水圏で生活できる特殊な仕組みの解明やその特徴を活用した生物資源の増殖・管理と修復保全,環境計測や有益環境の創出等,生物生産に係わる総合的な高度利用に関する学理と技術について教育研究を行っています。その中にあって,当該教員は藻類の増養殖における効率的な生産技術などに関連する応用藻類学の領域を担当し,有用藻類の生理・生態学や遺伝学などに基づいた新たな増養殖技術の開発などについて,海洋生命科学部海洋生物資源学科,大学院海洋科学技術研究科の海洋生命資源科学専攻および応用生命科学専攻において幅広く教育研究を行います。
 担当を予定している授業科目は次の通りです。
 【学部】
 海洋植物学,藻類生態学,応用藻類学,海洋生物学実習,応用藻類学実習,フレッシュマンセミナー,卒業論文など
 【大学院博士前期課程】
 応用藻類特性学,応用藻類機能学,水圏生物科学特別演習,水圏生物科学特別研究など
 【大学院博士後期課程】
 応用藻類学特論,応用生物科学特別研究,応用生物科学合同セミナー,応用生命科学インターンシップなど
4 応募条件
  (1) 博士の学位を有すること。
(2) 上記3の教育研究内容に関わる研究業績を有すること。
(3) 上記3の授業科目を担当,分担できること。
(4) 大学院博士後期課程での研究指導を担当できることが望ましい。
(5) 学部授業と大学院の授業および研究指導は日本語だけでなく英語でも行えること。
(6) 教育研究とともに,その他の学内業務にも積極的に取組むことができること。
5 応募期限
 平成29年11月24日(金)必着
6 採用予定
 平成30年4月1日
7 提出書類
 各原本1部,(1)から(6)はコピー6部をあわせて添付
  (1) 履歴書(A4判,様式自由,写真貼付)
学歴,職歴,賞罰,学位論文(題目・授与機関・取得年月・学位記番号),学会・社会における活動,その他特記すべきことを項目別に列記して下さい。
  (2) 研究業績目録(A4判,様式自由)
著書,学術論文(査読付き),参考論文に分け,それぞれ過去のものから順に列記して下さい。
※応募時に公刊されているものに限ります。学術論文については,審査が終了し受理証明書のあるものを含めることができます。
※学術論文で応募者が第一著者(単著を含む)または責任著者になっている論文は名前に二重下線を引いて判別できるようにして下さい。
  (3) 学術論文の別刷りまたはコピー(代表的な論文を5編)
※最終選考に際して,学術論文すべての提出をお願いすることになります。
  (4) 競争的研究資金の獲得状況(A4判,様式自由)
獲得した研究資金があれば,代表・分担の別,申請課題,助成機関,期間,金額を列記して下さい。
  (5) 現在までの教育および研究内容の要約(A4判,2000字程度)
  (6) 着任後の教育および研究に対する抱負(A4判,2000字程度)
  (7) 応募者について照会可能な方の氏名・連絡先(2名)
  (8) 提出書類受理通知のための返信用封筒
※定形封筒に宛先を記入し,82円分の切手を貼付すること
  (9) 審査結果通知のための返信用封筒
※定形封筒に宛先を記入し,82円分の切手を貼付すること
注意事項
  (1) 選考に当たって,面接等をお願いすることがあります.その場合の交通費等は自己負担とします。
  (2) 健康診断書の提出をお願いすることがあります。
  (3) 応募の秘密は厳守し,応募書類は本選考の目的以外には使用しません。
また,提出書類は原則として返却せず,選考終了後に当方で責任を持って処分します。
8 書類提出先
 〒108-8477  東京都港区港南4−5−7
東京海洋大学 学術研究院 海洋生物資源学部門
教員(応用藻類学)選考委員会委員長 佐野元彦
※封筒に「海洋生物資源学部門教員(応用藻類学) 応募書類在中」と朱書きし,簡易書留郵便等,追跡可能な方法で送付すること。
9 選考結果の通知
平成30年2月末日までに採否を通知する予定です。
10 照会先
海洋生物資源学部門教員(応用藻類学)選考委員会委員長 佐野元彦
E-mail: msano00@kaiyodai.ac.jp
11 参考:
 海洋生物資源学科の詳細については,東京海洋大学のウェブサイト
http://www.s.kaiyodai.ac.jp/seibutsuHP/index.htmlを,
また,大学院海洋科学技術研究科の詳細については,
https://www.g.kaiyodai.ac.jp/main/zenki/index.html(博士前期課程海洋生命資源科学専攻)と
https://www.g.kaiyodai.ac.jp/main/kouki/index.html(博士後期課程応用生命科学専攻)をご覧ください。
12 その他
東京海洋大学では,全ての専任教員が所属する組織として,平成28年2月1日に新たに「学術研究院」を設置しました。教員は学術研究院に所属し,学部,大学院,学内共同利用施設および特定事業組織における教育,研究および運営等の職務を担当します。
東京海洋大学は,「男女共同参画行動宣言」を定め,女性研究者支援を含めた男女共同参画を推進しています。本公募においても女性からの積極的な応募を期待します。
本学の専任教員の定年は満63歳(当該年齢に達した年度の末日で退職)です。本人の希望により,引き続き最長2年間の再雇用制度の適用が可能です。