平成25年度日本水産学会北海道支部大会の開催について

北海道支部支部長 嵯峨直恆

 本年度の北海道支部大会を下記のとおり開催しますので,多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 程 平成25年12月20日(金)・21日(土)
場 所 北海道立道民活動センター「かでる2.7」 (札幌市中央区北2条西7丁目, TEL 011-204-5100)
・JR札幌駅:徒歩12分 ・地下鉄 さっぽろ駅(10番出口):徒歩7分 大通駅(2番出口):徒歩9分
プログラム
12月20日(金)  
13:30-18:00 一般研究発表 (820研修室,1060会議室)
19:00-20:30 交歓会(場所未定)
12月21日(土)
9:00-10:00 支部幹事会 (810B会議室)
10:00-10:45 支部総会 (大会議室)
10:45-11:45 若手の会企画講演会 (大会議室)
  「大型雄選択的利用が繁殖に与える影響:大型甲殻類資源を例に」 佐藤 琢 (水研セ西海水研亜熱帯)
13:00-18:30 公開シンポジウム「サケの資源変動」(大会議室)
[企画責任者]永沢 亨(水研セ北水研),上田 宏(北大),永田光博(道さけます内水試)
[趣旨]北海道のサケ(シロザケ)は重要な漁業対象種であり,多様な生態系サービスを提供している。その来遊数は,2004年に約6,000万尾を記録したが,その後は減少傾向を示し,2010年以降は3年連続で4,000万尾を下回り,地域間格差が拡大している。特に,太平洋沿岸での来遊数の減少が顕著であり,北海道のみならず東北地方の太平洋沿岸を含めた全体で減少傾向にある。そのため,広域的な連携研究による減少要因の究明と有効な対策が求められている。本シンポジウムでは,北太平洋におけるサケ属魚類の資源状況を俯瞰すると共に,サケ資源の変動状況を様々なスケールで多面的に把握し,資源変動の要因を探る。最後に,サケ資源の安定的維持を目指し,想定される資源変動要因に対応した研究開発,増殖技術および資源管理方策の方向性を論議する。
13:00〜13:05開会挨拶永沢 亨(水研セ北水研)
13:05〜13:10趣旨説明永田光博(道さけます内水試)
1) サケ資源の現状座長:上田 宏(北大)
13:10〜13:35 北太平洋におけるサケ資源の現状浦和茂彦(水研セ北水研)
13:35〜14:00北海道におけるサケ資源の現状宮腰靖之(道さけます内水試)
2)サケの資源変動要因座長:永田光博(道さけます内水試)
14:00〜14:25北太平洋における海洋環境とサケ資源の関係帰山雅秀(北大)
14:25〜14:50オホーツク海沿岸におけるサケ幼稚魚の生残条件春日井 潔(道さけます内水試)
14:50〜15:15太平洋沿岸におけるサケ幼稚魚の生残条件斎藤寿彦(水研セ北水研)
15:15〜15:40海況モデルで推定されたサケ幼稚魚の回遊経路東屋知範(水研セ北水研)
15:40〜16:00(休憩)
3)増殖技術と資源管理方策座長:永沢 亨(水研セ北水研)
16:00〜16:25民間ふ化事業の現状と課題上田 勉(道増協)
16:25〜16:50健康なサケ稚魚の飼育放流技術水野伸也(道さけます内水試)
16:50〜17:15サケの遺伝的資源管理佐藤俊平(水研セ北水研)
17:15〜17:40サケ資源の回復と安定対策幡宮輝雄(北海道庁)
4)総合討論:今後の研究開発,増殖技術および資源管理方策の方向性
17:40〜18:25座長:永沢 亨・上田 宏・永田光博
18:25〜18:30閉会の挨拶上田 宏(北大)

申し込み方法
1.郵便,FAXまたはE-mailにて, 1) 氏名,2) 所属,3) 連絡先(住所・電話番号),4) E-mailアドレス,5) 一般研究発表の有無,6) 演題名(発表有りの場合),7) シンポジウム出欠,8) 若手の会講演会出欠,9) 交歓会出欠を下記の申込先宛にお知らせ下さい。
2.申し込み・要旨締め切り日 平成25年11月15日(金)
3.参加費等 大会・交換会参加費は,当日会場で徴収します。
講演要旨集代 1,000円 ただし,公開シンポジウムの一般参加者は無料とします。
交換会    4,000円程度 (12月20日,場所未定)
4.申し込み先
〒062-0922札幌市豊平区中の島2条2丁目
独立行政法人 水産総合研究センター
北海道区水産研究所 さけます資源部
平成25年度日本水産学会北海道支部大会事務担当 浦和茂彦
TEL: (011) 822-2349 FAX: (011) 814-7797  E-mail: urawa@affrc.go.jp
支部会委員には封書にて案内を送付します。また,プログラム・発表方法・要旨作成等の詳細については,日本水産学会北海道支部のホームページ(http://jsfs-h.fish.hokudai.ac.jp)をご覧下さい。