動物・海洋生物資源学講座(水産生物環境学分野)准教授候補者の推薦について

 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます.
 さて,本選考委員会は下記のとおり動物・海洋生物資源学講座(水産生物環境学分野)准教授候補者を公募することになりました.つきましては,適任者をご推薦くださいますようお願い申し上げます.

1. 職・人数
  准教授・1名
2. 所属・専門分野
   今回採用する准教授は,大学院農学研究院資源生物科学部門 動物・海洋生物資源学講座に所属し,大学院生物資源環境科学府資源生物科学専攻担当教員および農学部生物資源環境学科目担当教員となります.
 動物・海洋生物資源学講座は,陸圏と水圏における動物性タンパク質の持続的安定供給ならびに動物資源生存環境の保全を目的として,動物生産の基盤である生命現象の生理学的解明,動物体に含まれる機能性物質の探索と健康科学への応用,環境と調和し生態系に配慮した動物生産システムの構築,多様な動物資源の生存環境保全と高度利用を支える植物基盤の整備等,動物資源の生産環境生命科学に関する諸問題を多様な視点から解明するための教育研究を推進しています.このうち水産生物環境学分野では,主に以下の教育研究等を展開しています.
  (1)赤潮藻類の細胞増殖とその衰退機構
  (2)水生生物,特に藻類における環境汚染物質の影響評価
3. 採用予定時期
  平成25年12月以降の可能な限り早い時期
4. 応募資格
  博士の学位を有するとともに,上記の両領域について優れた業績と該博な識見を有し,水産生物環境学の発展に寄与できる方.
5. 担当授業科目
(1) 大学院
   修士課程(資源生物科学専攻動物・海洋生物資源学教育コース)
水産生物環境学特論,水産生物環境学演習,水圏資源保全学,動物・海洋生物資源学プロジェクト演習,動物・海洋生物資源学輪講,動物・海洋生物資源学特別研究第一,同第二
 博士後期課程(資源生物科学専攻動物・海洋生物資源学教育コース)
動物・海洋生物資源学特別実験,動物・海洋生物資源学特別講究,動物・海洋生物資源学特別演習
(2) 学部(生物資源環境学科動物生産科学コース)
  動物生産科学概要,動物生産科学概論,赤潮環境学,環境科学実習,生物化学実験,科学英語 I,同 II,卒業研究
6. 提出書類
(1) 略歴書(本籍は都道府県のみ)
(2) 業績目録
  ① 原著論文: 著者名,題名,掲載雑誌名,巻,号,頁,発行年
  (i)査読付雑誌,(ii)査読なし雑誌,(iii)国際学会プロシーディングス,(iv)その他,で区分すること
  ② 総  説: 著者名,題名,掲載雑誌名,巻,号,頁,発行年
  ③ 著  書: 著者名,題名,発行所,発行年
  ④ そ の 他: 特記すべき事項(学会賞,国際学会招待講演等,特許,資格など)
(3) 主要論文の別刷り又はその写し(5編,選考後お返しします)
(4) これまでの研究の概要と今後の研究に関する抱負(1,000字程度)
(5) これまでの教育の実績と今後の教育に関する抱負(1,000字程度)
  ※教育実績のない場合,今後の教育に関する抱負
(6) 水産業への貢献の実績と今後の抱負(1,000字程度)
  ※実績のない場合,今後の水産業への貢献に関する抱負
(7) 外部資金導入実績(最近5年間,科研費を含む.名称,期間,金額,代表・分担の別を記す)
(8) 応募者の教育,研究等について問合わせのできる方2名の氏名および連絡先
7. 面接等
  審査の過程で面接を行う場合があります.その際の旅費・滞在費は応募者の自己負担と致します.
8. 提出締切
  平成25年8月30日(金)必着
9. 提出書類の送付先
  〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10-1
九州大学大学院農学研究院 資源生物科学部門
動物・海洋生物資源学講座 水産生物環境学分野
准教授候補者選考委員会 委員長 中尾 実樹
電話:092-642-2894
E-mail:mikimnakao@kyudai.jp
※書類は書留で送付のこと
10. その他
(1) 九州大学では,男女共同参画社会基本法(平成11年法律第78号)の精神に則り,教員の選考を行います.
(2) 本研究院,学府,学部等の教育研究概要等は,ホームページを参照してください.
  本研究院等組織一覧
http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/organization/orglist/
(3) 送付された資料は選考以外の目的には使用しません.
(4) 給与等についての問い合わせ先:
九州大学農学部庶務係 (電話:092-642-2802)