海洋環境学部門(水圏環境化学講座)テニュアトラック助教1名 |
1 | 募集人員: | 助教(テニュアトラック) 1名 (常勤) |
2 | テニュアトラック期間: | 採用から2018年3月31日まで |
3 | 所属: | 大学院海洋科学技術研究科研究院 海洋科学系海洋環境学部門(水圏環境化学講座) |
4 | 担当する教育研究内容: |
海洋環境学部門は、学際的な教育研究を行っており、生物系、化学系、物理・解析系、工学系が緊密な関係を保ちながら教育研究を進めることを基本理念としています。本教員公募は、化学系の教育研究の強化を目的としたものです。当該教員は、水圏環境微生物とその酵素系を主な研究材料として、遺伝子工学・タンパク質工学などの手法を駆使し、酵素の発現や性状の解析を通じた微生物および産生酵素の改良についての教育研究、創出した微生物を用いたバイオエタノール生産やバイオレミディエーションへの応用に関する教育研究などを遂行します。 | |
担当を予定している授業科目は、エフォート率70%の研究時間を保障した上で、おおむね以下のとおりです。 (学部)環境微生物化学、化学、水圏環境化学実験、分析化学実験、フレッシュマンセミナーの一部を分担 (大学院博士前期課程)環境微生物学の一部を分担 (大学院博士後期課程)海洋生化学の一部を分担 |
5 | 待遇 |
給与、福利厚生等の条件は一般の教員と同等になります。 | |
6 | テニュア中間評価及びテニュア審査 |
テニュア中間評価を3年目以内、テニュア審査を5年目以内に実施します。 |
7 | 研究環境 |
採用者には独立した研究スペースと文部科学省「テニュアトラック普及・定着事業」による研究費として2013年度(1年目)に1,000万円、2014年度(2年目)に500万円の研究費が提供されます。また、別途、学内支援研究費として、2013年度(1年目)に320万円のスタートアップ研究費が提供され、2014年度以降はテニュアトラック教員以外の助教の倍額の学内研究費が提供される予定です。また、エフォート率70%の研究時間がテニュアトラック期間にわたり保障されます。 ※1年目及び2年目の研究費は、文部科学省の予算をもとに配分するものであり場合によっては変動する可能性があります。 | |
8 | 応募条件: |
(1) | 博士の学位を有すること |
(2) | 上記4の教育研究内容に係わる研究業績を有すること |
(3) | 上記4の授業科目を担当、分担できること |
(4) | 大学院博士前期課程での研究指導を担当できることが望ましい |
(5) | 学部の授業は日本語又は英語で、大学院の授業および研究指導は英語で行えること |
(6) | エフォート率70%の研究時間を確保した上で、学内業務にも積極的に取り組むことができること |
(7) | 応募締切時に博士号取得後10年以内の研究者であること |
(8) | 40歳未満であること(2013年4月1日現在) |
(9) | 旧科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進」に採択され、当該補助金により人件費又は研究費を補助されているテニュアトラック教員ではないこと。 |
9 | 採用予定日: | 2013年10月1日以降できるだけ早い時期 |
10 | 提出書類(各原本1部、(1)〜(6)はコピー6部をあわせて添付): |
(1) | 履歴書(A4版様式自由、写真貼付) |
学歴、職歴、賞罰、学位論文題目(学位取得機関・学位取得年月・学位記番号)、所属学会、その他特記すべきことを項目別に列記してください。 | |
(2) | 研究業績目録(A4版様式自由) |
著書、学術論文[査読付き]、参考論文に分け、それぞれ現在から順に過去に遡り列記してください。 *応募時に公刊されているものに限ります。学術論文については、審査が終了し受理証明書のあるものを含めることができます。 *学術論文で、応募者が第一著者(単著を含む)または責任著者になっている論文は名前に下線を引いて、判別できるようにしてください。 | |
(3) | 学術論文の別刷またはコピー(代表的な論文を5編) |
*最終選考に際して、学術論文すべての提出をお願いすることになります。 | |
(4) | 競争的研究資金の獲得状況(A4版様式自由) |
獲得した研究資金があれば、代表・分担の別、申請課題、助成機関、期間、金額を列記してください。 | |
(5) | 現在までの教育および研究内容の要約(A4版 2,000字程度) |
(6) | 着任後の教育および研究に対する抱負(A4版 2,000字程度) |
(7) | 提出書類受理通知のための返信用封筒(定形封筒に宛先を記入し、80円切手を貼付すること) |
(8) | 審査結果通知のための返信用封筒(定形封筒に宛先を記入し、80円切手を貼付すること) |
注意事項: |
1) | 選考に当たって、面接等をお願いすることがあります。その場合の交通費等は自己負担とします。 |
2) | 健康診断書の提出をお願いすることがあります。 |
3) | 応募の秘密は厳守し、応募書類は本選考の目的以外には使用しません。応募書類は原則として返却せず、選考終了後に当方で処分します。 |
11. | 募集期限: | 2013年8 月30日(金)(郵送のみ。午後5時必着) |
12. | 書類提出先: |
〒108-8477 東京都港区港南4−5−7 東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科 海洋科学系海洋環境学部門 教員(テニュアトラック助教:水圏環境化学)選考委員会委員長 浦野 直人 (「海洋環境学部門教員(水圏環境化学)応募書類」と朱書きし、書留郵便とすること) |
13. | 選考結果の通知: | 10月中旬頃までに、応募者本人に通知します。 |
14. | 当該講座教員: |
教 授:浦野直人、遠藤英明、神田穣太、永井宏史 | |
准教授:石田真巳、高橋美穂、任恵峰 | |
助 教:榎牧子、神尾道也、橋濱史典、(本公募) |
15. | 照会先: |
教員(教授:水圏環境化学)選考委員会委員長 浦野直人 TEL/FAX: 03-5463-0588、E-mail:urano@kaiyodai.ac.jp |
16. | 参考: |
海洋環境学部門の詳細は、東京海洋大学のホームページの海洋科学部の海洋環境学科(http://www.s.kaiyodai.ac.jp/kankyo/index.html)、および大学院の海洋環境保全学専攻(http://www.g.kaiyodai.ac.jp/main/zenki/3.html)と応用環境システム学専攻(http://www.g.kaiyodai.ac.jp/main/kouki/2.html)をご覧ください。 |
付記 | |
1) | この募集は「文部科学省平成24年度テニュアトラック普及・定着事業」に基づくものです。http://www.jst.go.jp/tenure/ |
2) | 東京海洋大学のテニュアトラック制度の概要については下記HPをご覧ください。 http://www.kaiyodai.ac.jp/research/tenure/tenuretrack/index.html |
3) | 2012年4月1日からの大学院重点化に伴い、海洋科学部海洋環境学科の教員は大学院組織の海洋科学系海洋環境学部門に所属することになりました。 |
4) | 東京海洋大学は、「男女共同参画宣言」を定め、女性研究者支援を含めた男女共同参画を推進しています。本公募においても女性研究者の応募を歓迎いたします |