<理事会主催シンポジウム>

東日本大震災からの復興・復旧への日本水産学会の取組の経過と展望
‐ 何が出来たか、何が出来なかったか、これから何をするべきか ‐

   日時・場所9月17日(月)13:30 ‐ 17:30 ・第2会場(No.41)
   企画責任者和田時夫(水研センター)
プログラム(予定)
 開会挨拶:会長 渡部終五(北里大学)
13:30‐13:40
 趣旨説明:副会長 和田時夫(水研センター)
13:40‐13:50
 話題提供1:日本水産学会(政策委員会)の取組: 黒倉 壽(東京大学)
13:50‐14:20
 話題提供2:日本水産学会東北拠点の活動: 佐藤 実(東北大学)
14:20‐14:50
 話題提供3:他機関の活動と日本水産学会との連携‐1: 小谷祐一(水研センター)
14:50‐15:10
 話題提供4:他学会の活動と日本水産学会との連携‐2: 石丸 隆(東京海洋大学)
15:10‐15:30
 休 憩
 話題提供5:東日本大震災災害復興支援検討委員会の活動方向と日本水産学会の将来構想: 和田時夫(水研センター)
15:45‐16:15
 パネルディスカッション:
16:15‐17:15
 パネリスト:黒倉 壽(東京大学)、鷲尾圭司(水産大学校)、東海 正(東京海洋大学)、佐藤 実(東北大学)、大越和加(東北大学)
司会:和田時夫(水研センター)
まとめ(閉会):副会長 桜井泰憲(北海道大学)
17:15‐17:30
企画の趣旨
 昨年3月11日の東日本大震災の発生にあたり、日本水産学会は東北支部や政策委員会を中心に、発生の直後から被災地の水産業や水産・海洋関係の復興・復旧のため緊急的な調査活動や各種の支援活動を展開してきた。
 大震災の発生から1年半が経過した今、改めてこれまでの取組の経過を総括し、成果とともに問題点を整理することが必要である。その上で、今後の取組の方向を展望し、所要の体制を組んで取組むことが望ましいと考える。
 大震災からの復興・復旧への取組は、日本水産学会の当面の主要課題の一つであり、学会の公益活動を考える上での試金石でもある。また、創立80周年を迎える学会の将来構想とも密接に関連している。このため、日本水産学会は、この4月に会長をヘッドとする「東日本大震災災害復興支援検討委員会(特別委員会)」を設置し、そこでの検討を軸に、学会として組織的、計画的に対応を進めていくこととした。
 そこで、このシンポジウムを通じて、大震災関連の学会のこれまでの活動を振り返るとともに、この委員会を軸とした学会の大震災対応の今後について考えてみたい。さらに、公益法人化と学会創立80周年を契機とした学会の将来構想を考える一つの出発点としたい。