COP10サイドイベントにおける
日本水産学会の「提言」に関する報道について

日本水産学会会長 竹内俊郎

 新聞等の報道機関から、第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)において、日本水産学会が水産資源管理に関する「提言」を行ったと報道されました。本提言につきましては、本来、水産環境保全委員会がとりまとめた内容を理事会に対して報告し、理事会での審議を経て公表されるべきものであります。本提言は、COP10のサイドイベント時に配布された提言案の資料に基づいて報道されたもので、本学会の正式な提言として公表したものではありません。
 今後の環境保全・資源管理政策に関する提言は、広く会員内外の意見を聴取するとともに、関係機関とも協議を重ね、日本水産学会として責任ある取りまとめと公表を行っていく方針です。関係各位のご理解をいただきたく、ここに告知いたします。

(平成22年11月4日 理事会決定)