東京海洋大学海洋科学部海洋環境学科水圏環境化学講座教員公募

1.募集人員: 教授 1名
2.所  属: 海洋科学部海洋環境学科水圏環境化学講座
3.担当する教育研究分野:
  海洋環境学科では、海洋における諸現象を測定・解析・理解する総合的な海洋学を基礎として、これを海洋環境の保全・修復および持続的な資源の有効利用へと発展させるための教育研究を行っている。
 当該教育研究分野では、水圏環境に生息する微生物や酵素等の生体触媒機能を有効利用し、環境汚染化学物質、有害微生物等をモニタリングする新手法の開発をはじめ、水圏環境の維持・改善に関する幅広い教育研究を通じて、環境保全にかかわる諸課題を解明する。
4.担当授業科目等
[学部]
 海洋バイオテクノロジー、その他の専門科目(分析化学実験、水圏環境化学実験、海洋環境学実習*など)、共通科目(海の科学、情報リテラシー、化学、フレッシュマンセミナー*など)を分担する。
 注:*海洋環境学実習は船上観測など、フレッシュマンセミナーは、水泳や漕艇など、を通じて海に関する総合科学を学ぶ実習です。

[大学院]
(大学院博士前期課程)生物機能利用学、水圏環境化学特別演習
(大学院博士後期課程)生体機能利用学特論

5.応募条件:
 (1)博士の学位を有すること。
 (2)担当教育研究分野に関する研究業績を有すること。
 (3)学部での講義、実験および実習を担当できること。
 (4)大学院での講義、実験、教育研究指導を担当できること。
6.採用予定:決定後できるだけ早い時期
7.提出書類:
 (1)履歴書:写真貼付、学歴、職歴、学位論文のタイトルと取得機関および取得年月、所属学会、学界・社会における活動等を記載。
 (2)業績目録:(1)著書 (2)学術論文(レフリー付き) (3)参考論文(総説など)(4)その他 に分けて、各々を年代順に遡って列記。学術論文については研究テーマ毎にまとめること。
 (3)学術論文の別刷りまたはコピー:代表的な論文を5編。なお最終選考に際して、学術論文のすべてを提出していただきます。
 (4)研究資金の獲得状況:過去10年間に研究代表者として獲得した資金(科学研究費補助金、共同研究費、その他)に関して、申請課題、助成機関、期間、金額を列記。
 (5)「これまでの教育研究内容」および「今後の教育研究に関する抱負」(書式自由、各2000字程度)。
 注:
 1)選考に当たって、面接等をお願いすることがありますので、連絡先を明記してください(交通費等は自己負担)。
 2)健康診断書の提出をお願いすることがあります。
 3)原則として応募書類は返却せず、責任を持って当方で処分します。
8.応募期限:平成22年10月15日(金)必着
9.書類提出先:
 〒108-8477 東京都港区港南4-5-7 東京海洋大学海洋科学部
水圏環境化学講座教員選考委員会  浦野直人
(「水圏環境化学講座教員応募書類」と朱書きし、書留郵便とすること)
なお、応募の秘密は厳守します。
10.当該講座の教員:
  教授:浦野直人、神田穣太、永井宏史
  准教授:石田真巳、遠藤英明、佐藤博雄、高橋美穂、任恵峰
  助教:榎牧子、神尾道也、橋濱史典
11.照会先:浦野直人 TEL:03-5463-0588  E-mail: urano@kaiyodai.ac.jp
12.海洋環境学科等の詳細については、東京海洋大学のホームページ
http://www.kaiyodai.ac.jp をご覧ください。