東京海洋大学海洋科学部食品生産科学科食品保全機能学講座教員(准教授)の公募

1.募集人員:准教授1名
2.所 属:海洋科学部食品生産科学科 食品保全機能学講座
3.担当する教育研究内容:
 食品の品質向上と安全確保の観点から、水産食品を中心に食品全般の微生物に関する教育研究を行う。とくに、発酵細菌など有用微生物の機能解明と利用、ならびに腐敗・食中毒細菌など有害微生物の制御の面から、微生物の生理生態、分子生物学的特性、制御技術などに関して教育研究を行う。
4.応募条件:
 1)博士の学位を有すること。
 2)担当教育研究分野に関する研究業績を有し、大学院での研究指導、講義(および実験)を担当できる能力を有すること。
5.年齢:おおむね35歳から45歳
6.採用予定:決定次第できるだけ早い時期
7.提出書類:
 1)履歴書(写真貼付、学歴、職歴、学位取得年月(取得大学名)と論文タイトル、所属学会、その他特記すべきこと。)
 2)業績目録(著書、学術論文(査読あり)、参考論文(査読なし)、登録済みの特許、その他に分けて、それぞれ年代の古い順に列記。)
 3)学術論文の別刷またはコピー(代表的なもの5編(各1部)。なお、最終選考に際して、学術論文のすべてを提出していただきます。)
 4)競争的研究資金の獲得状況(過去10年間に研究代表者及び分担者として獲得した研究資金について、申請課題、助成機関・期間・金額を列記。)
 5)現在までの教育および研究成果の要約(2,000字程度)
 6)着任後の教育および研究に対する抱負(2,000字程度)
  注)
  1) 選考にあたって面接等を行う場合があります。面接にかかる交通費等経費は自己負担とします。
  2) 健康診断書(国立またはそれに準じた機関によるもの)の提出をお願いすることがあります。
8.応募期限:2007年8月15日(水)必着
9.書類提出先:〒108-8477 東京都 港区港南4-5-7 東京海洋大学 海洋科学部 食品生産科学科 食品保全機能学講座 教員選考委員会委員長 木村 凡
「食品保全機能学講座教員応募書類」と朱書きし、書留郵便とすること)
なお、提出書類は返却せず選考終了後に当方で処分します。応募の秘密は厳守します。
10.当該講座教員
 食品保全機能学講座の構成員は、以下の通りです (平成19年4月1日現在)。
 教 授: 大島敏明、小川廣男、木村 凡、塩見一雄、長島裕二、和田 俊
 准教授: 石崎松一郎、潮 秀樹、白井隆明、松川真吾
 助 教: 後藤直宏、嶋倉邦嘉、高橋 肇、田代有里、吉江由美子
11. 担当教科等
 当該教育研究分野で、現在担当している科目は以下のとおりです。
[学 部]微生物学、食品微生物学、衛生微生物学、その他学科の共通科目(微生物学実験、食品微生物学実験、食品生産科学入門実験、フレッシュマンセミナー*1、食品生産学実習*2)など。
[大学院博士前期課程]食品微生物学、食品危害微生物制御学、食品保全機能学特別演習など。
[大学院博士後期課程]食品微生物学特論など。
   *1フレッシュマンセミナー: 1年生を対象に大泉ステーション(山梨県)において、魚の生命、魚の棲む環境、魚の利用について指導します。
   *2食品生産学実習:3年生を対象に吉田ステーション(静岡県)で、水産加工品を中心とした食品の製造について指導します。
12. 照会先
 木村 凡 Tel/Fax:03-5463-0603, e-mail:kimubo@kaiyodai.ac.jp
13.食品生産科学科等の詳細については、東京海洋大学の公式ホームページhttp://www.kaiyodai.ac.jpを参考にして下さい。