「ベルソーブックス」企画案の募集について

日本水産学会ベルソーブックス委員会委員長 竹内俊郎

 日本水産学会ベルソーブックス委員会では,高校生や大学生,一般読者を対象とした「ベルソーブックス」にふさわしい企画案を募集しています。
 このシリーズは、高校生や大学生、一般の方々に、水産に関するさまざまな知識や情報をわかりやすく、提供することをめざしています。詳しい企画の趣旨は本誌第66巻第5号の会告記事,http://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/COM/jsfs13.html#01をご覧下さい。
 ベルソーブックスは,単著で,判型は四六判(B6判),刷り上がり160ページから180ページ(1ページあたり700字),定価1,680円(税込み),写真や挿し絵,図表を多く入れ,手軽にどこでも読める親しみやすい本にしたいと考えています。取り上げるテーマの範囲は,漁業生産,資源管理,水産生物,水産増養殖,水産環境,水産工学,水産利用・加工,調理・料理,水産経済・流通,水産文化・歴史など,水産に関する様々な領域を考えています。
 これまでに採用された書名には次のようなものがあります。
既刊31冊については,http://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/COM/jsfs13.html#02をご覧下さい。
続刊 著者決定済み(仮題を含む):「磯の王者イセエビをつくる」,「磯の香りの不思議」,「一網打尽にアラズ!-漁業の混獲と投棄の削除技術-」,「宇宙から海を探る-衛星海洋学入門-」,「海のトワイライトゾーン-海洋の中深層生態系を探る」,「エルニーニョと日本の空」,「沿岸域の管理と利用のデザイン」,「海洋深層水の食品への利用」,「海洋の微生物ループ」,「カツオ回遊の謎にせまる」,「カレイとヒラメの変態と着底」,「魚食の文化と科学-おいしく食べる伝承の知恵」,「漁船の見方-漁船を見れば漁業が分かる」,「クロダイの生物学とチヌの釣魚学」,「サバの未来を読む」,「昭和基地−海の博物誌」,「真珠貝を改良する」,「水族館-みる、知る、つくる-」,「ズワイガニの繁殖戦略」,「世界の海をめぐる漂流ゴミ」,「ゼロエミッションと水産業」,「稚魚のゆりかご・藻場の魚類生産学」,「どんな魚が美味いか」,「守ろう日本の淡水魚」,「マリントキシンの科学」

 本委員会のメンバーは下記の方々ですので,お問い合わせ下さい。
小川廣男(海洋大)、金子豊二(東大院農)、竹内俊郎(海洋大)、多屋勝雄(元海洋大)、東海 正(海洋大)、畑江敬子(和洋女子大)、福代康夫(東大アジアセ)、古澤昌彦(元海洋大)、松田裕之(横浜国大)、森本 孝(元水大校)、山本民次(広大院生物圏科)

応募要領

 応募者は下記の要領にしたがって応募して下さい。6月開催予定の委員会でこの期間に応募された企画案から選出し、仮採択とします。仮採択後、出版社と打ち合わせを経て原稿を執筆していただきます。なお,今回募集する企画は,平成21年11月刊行予定のとし,その原稿の提出締め切りは平成21年5月末となります。この原稿の提出が締め切りに間に合わない場合には,企画案の仮採択を取り消す場合もあります。原稿執筆終了後、委員会の査読、出版社の原稿検討および著者の原稿修正を経て本採択となります。
(1) 応募期間平成20年5月31日まで(今回の応募の締め切り)
(2) 企 画 案書名(仮題でも可),趣旨(200〜300字程度),目次(内容がわかる程度の項目でも可),想定している読者,執筆予定者氏名と連絡先
(3) 応 募 者氏名および住所や電話番号など連絡先
(4) 宛  先 日本水産学会事務局 ベルソーブックス委員会
〒108-8477東京都港区港南4-5-7 東京海洋大学内
TEL (03)-3471-2165  FAX (03)-3471-2054